ヴィラ=ロボス(エイトル)
Villa-Lobos, Heitor
生没年 | 1887-1959 | 国 | ブラジル |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 22382 |
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
チェロ協奏曲 第1番・第2番
チェロと管弦楽のための幻想曲 [アントニオ・メネセス(チェロ)/イサーク・カラブチェフスキー(指揮)/サンパウロ交響楽団]VILLA-LOBOS, H.: Cello Concertos Nos. 1 and 2 / Fantasia for Cello and Orchestra (A. Meneses, São Paulo Symphony, Karabtchevsky)
発売日:2023年09月22日
NMLアルバム番号:8.574531
CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)
ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲のブラジル音楽をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。 今作はブラジルを代表する作曲家ヴィラ=ロボスのチェロと管弦楽のための作品集。収録曲は、サイレント映画のサウンドトラックを思わせる第1番、セルゲイ・クーセヴィツキーに捧げられた3つの楽章からなる「幻想曲」、最晩年の大作第2番の3作品。幼い頃に父からチェロを学び、生涯を通じてこの楽器に強い愛着を抱いていたというだけあり、どれも素晴らしい仕上がりを誇ります。 ヴィラ=ロボス交響曲全集の名演が印象に残るカラブチェフスキーとサンパウロ交響楽団の名コンビが世界的チェリストのアントニオ・メネセスをソロに迎えた、「チーム・ブラジル」による待望の録音の登場です。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者、日本ヴィラ=ロボス協会会長)による日本語解説が付属します。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
組曲「アマゾンの森」
グラス(1937-):
メタモルフォシス I (「アマゾンの流れ」より) [シモーネ・メネセス、カミラ・プロヴェンツァーレ、フィルハーモニア・チューリッヒ]VILLA-LOBOS, H.: Floresta do Amazonas / GLASS, P.: Metamorphosis I (Provenzale, Philharmonia Zürich, Menezes)
発売日:2023年09月22日
NMLアルバム番号:ALPHA990
CD価格:2,475円(税込)
シモーネ・メネセスが深い共感を持って描き上げる、
ヴィラ=ロボス最後の大作「アマゾンの森」ブラジル出身でパーヴォ・ヤルヴィの助手を務め、現在はフランスを拠点に活躍するシモーネ・メネセス。2019年には初来日を成功させ、2022年にリリースされたドキュメント映像『メタノイア』(Accentus Music)は世界各地でたいへん高い評価を得ています。 近現代とブラジルの作品を得意とする彼女が深い愛情を寄せているのが、晩年のヴィラ=ロボスが映画『緑の館』のために書いた曲を演奏会用に再構成した「アマゾンの森」。今回はAcademia Brasileira de Músicaの新校訂版から、メネセスが管弦楽とソプラノ独唱のための11曲(約45分)を抜粋、組曲版として収録しています。全曲版に聴かれる合唱の参加こそないものの、熱帯雨林の厳しい自然と熱量を大オーケストラで表現する音楽を雄大に歌い上げています。ソプラノ独唱にはメネセスと同じイタリア系ブラジル人のカミラ・プロヴェンツァーレ(プロヴェンサリ)が参加、深みのある歌声を聴かせます。 併せて収録されたのは、フィリップ・グラスがブラジルの創作パーカッション・グループ、ウアクチのために書き下ろし、後に管弦楽版も作成した「アマゾンの流れ」から終曲「メタモルフォシス I」。ループするように繰り返されるリズムが心地よい作品です。 またこのプロジェクトは報道やドキュメント写真で名高いセバスチャン・サルガドとのコラボレーションとなっており、「アマゾンの森」の各曲に対応する美しい写真をサルガドが提供、メネセスのコンサート会場で展示されるほか、このアルバムのブックレットにも掲載されています。 -
ピアノ三重曲集
ヴィラ=ロボス/トゥリーナ/ポンセ [レベロン・ピアノ三重奏団]Latin America and Hispanic Piano Trios - VILLA-LOBOS, H. / TURINA, J. / PONCE, M.M. (Reverón Piano Trio)
発売日:2023年03月17日
NMLアルバム番号:IBS-202022
CD価格:2,250円(税込)
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-★『レコード芸術』特選盤(2023年2月号)★-
チェロ・アルバム
ヒナステラ&ピアソラ
橋本專史(チェロ) [橋本專史(チェロ)/高木梢(ピアノ)/内門卓也(ピアノ)]Cello Recital: Hashimoto, Atsushi - GINASTERA, A. / PIAZZOLLA, A. / VILLA-LOBOS, H.
発売日:2023年01月20日
NMLアルバム番号:LPDCD111
CD国内盤価格:3,080円(税込、送料無料)
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-★『レコード芸術』特選盤(2022年12月号)★-
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
弦楽四重奏曲全集[6枚組 BOX] [ダニュビウス・クァルテット]発売日:2022年09月23日
CD 6枚組国内仕様 日本語解説付き価格:8,800円(税込、送料無料)
好評の「交響曲全集」と「ピアノ作品全集」に続いて、ついに「弦楽四重奏曲全集」が発売! ヴィラ=ロボスは生涯に17曲もの弦楽四重奏曲を残しており、腕利きのチェリストであった彼にとって弦楽四重奏を作曲することは、深い喜びを伴うものであったようだ。 ショーロスやブラジル風バッハ、あるいは交響曲と異なり、編成が固定されたこのジャンルにおいても、彼はグリッサンド、フラジオレットに左手ピッツィカートなど技巧の限りを尽くして「新しいサウンド」を作り出そうとする。たとえば第3番、通称「ポップコーン」の第2楽章を耳にして驚かないものがいるだろうか! 本全集は、音楽愛好家のみならず弦楽奏者にとっても必聴のディスクとなるだろう。 ――日本ヴィラ=ロボス協会会長/指揮者:木許裕介
古典的な様式に則った作品から、大胆にブラジル民謡やタンゴを取り入れたもの、果ては無調に至るまで、自らの内からほとばしる音楽にふさわしい器を求め続けたヴィラ=ロボス。その創造の軌跡が集約された弦楽四重奏曲全17曲がここにBOX化!収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2022年10月号)★-
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ピアノ作品全集[8枚組 BOX] [ソニア・ルビンスキー(ピアノ)]発売日:2022年07月15日
CD 8枚組国内仕様 日本語解説付き価格:8,800円(税込、送料無料)
あらゆるジャンルに膨大な作品を残したブラジルの巨匠・ヴィラ=ロボス。そのピアノ作品の全てをお楽しみいただけるBOXの登場です。 第1集と第2集は、ドビュッシーの影響が感じられる組曲「赤ちゃんの一族」と豊かな民族色に彩られた「シランダス」、初心者でも演奏しやすい「シランディーニャ」を中心に、機知に富んだ小品が並べられています。 第3集の「ブラジルの詩」や第4集の「単純な詩」、そしてブラジル風バッハ第4番の堂々たる風格や、「ロマンティックなワルツ」のサロン風でセンチメンタルな味わいは、この作曲家「らしさ」を強く感じます。 第5集と第8集に収録された「実用の手引き」は、採集されたブラジルの民謡を元にヴィラ=ロボスが教育的な見地を含めて編んだピアノ曲集で、高い演奏効果をめざした華やかな作品です。 第6集と第7集は、西洋古典音楽の枠に収まらないヴィラ=ロボスの創造性と想像力が端的に伝わる内容。都市の景観や自然からインスピレーションを受けた曲や前衛的な技巧を要する曲もあり、バレエ音楽「アマゾナス」には驚くほどの実験的要素が感じられます。 演奏するソニア・ルビンスキーはブラジルのピアニスト。ポーランド人の母とリトアニア人の父のもとに生まれ、5歳で初リサイタル、12歳でオーケストラと初共演。カンピーナス音楽院で学んだ後イスラエルに留学し、そこで出会ったルービンシュタインに音楽性を賞賛され、北米やヨーロッパで活躍しています。このヴィラ=ロボス:ピアノ曲全集の録音は2009年のラテン・グラミー賞を受けるなど国際的に高く評価されています。 ※国内仕様盤にはピアニストで日本ヴィラ=ロボス協会副会長の清水安紀氏の日本語解説が付属します。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ヴァイオリン・ソナタ全集 [エマヌエーレ・バルディーニ (ヴァイオリン)/パブロ・ロッシ (ピアノ)]発売日:2021年07月16日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:1,980円(税込)
大人気、NAXOS発ヴィラ=ロボス・シリーズ、今作は秘曲ヴァイオリン・ソナタ全集!
日本ヴィラ=ロボス協会推薦盤ヴィラ=ロボスが残したヴァイオリン・ソナタはわずかに3曲。しかしこの3曲には、彼のパリ遊学以前の作風の変遷がきわめて鮮やかな形で刻まれている。第1番「絶望」と第2番は、ソナタ・ファンタジアと題された自由な構成のなかで独特のメランコリーを漂わせる傑作。フォーレやドビュッシーなどフランス音楽の影を色濃く宿しながらも、随所にブラジル的な要素が盛り込まれている。 白眉は第3番。ヴィラ=ロボスのその後の作品を予感させるような音楽言語が炸裂! その過激さゆえか第3番はコンサートで取り上げられることは稀であるが、このCDを機に実演の機会が増えることを強く願う。それにしても、なんとアヴァンギャルドなヴァイオリン・ソナタ! 日本ヴィラ=ロボス協会会長/指揮者 木許 裕介
ヴィラ=ロボスの3曲のヴァイオリン・ソナタは、20代から30代にかけて書かれた作品です。当時のヴィラ=ロボスは、民謡採集のために出かけたブラジル奥地から戻り、クラシック音楽の技法にブラジル音楽の要素を採り入れた語法を確立して、新進作曲家として認められ始めた頃。 とはいえ、ソナタ第1番作曲時は、まだ作曲よりもチェロの演奏で生計を立てていたこともあり、メランコリックな雰囲気と抒情性を特徴とするこの曲にも弦楽器奏者としてのスキルが生かされています。 その後ピアノ奏法についてもじっくり学んだ彼は、2年後にソナタ第2番を作曲。自由な形式の中で2つの楽器が見事な対話を聴かせるこの作品は、1915年11月に開催した自身の新作のコンサートの中で演奏されました。 そして1920年に発表された第3番のソナタは、ドビュッシーの影響も感じられますが、後の一連のショーロスにも連なる更なる洗練された語法を持っています。 ヴァイオリンを演奏するバルディーニはイタリア出身のヴァイオリニスト。2005年からブラジルに居住し、サンパウロ交響楽団のコンサートマスターを務めるほか、指揮者としても活躍しています。収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
エレキギター編曲による作品集 [ギュンター・ヘルビッヒ(エレキギター/編曲)/アルダ・レセンデ(歌)]VILLA-LOBOS, H.: Tristorosa (arr. G. Herbig for electric guitar) / 5 Preludes / Suite popular brasileira (Herbig)
発売日:2021年06月25日
NMLアルバム番号:Gramola98018
CD価格:2,100円(税込)
エレキギターでヴィラ=ロボスを弾くブラジル独自の音楽に、ヨーロッパ伝統のクラシックの技法を融合させた一連の作品で知られるヴィラ=ロボス。ニュージーランドを拠点に活躍するドイツ系ブラジル人ギタリスト、ギュンター・ヘルビッヒは、ヴィラ=ロボスのギター曲をエレキギターで演奏するという画期的な挑戦を試みました。クラシックギターとは異なる開放的で広がりのあるサウンドは、ヴィラ=ロボスが目指したであろう「新しい音」を具現化し、聴き手にも新たな喜びを与えています。 最後に置かれた「ブラジル風バッハ第5番」では、サンバ歌手のアルダ・レゼンデを起用。通常よりも1オクターヴ低い音で歌う彼女の歌は強い印象を残します。
収録作曲家:
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-★『レコード芸術』特選盤(2021年4月号)★-
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲全集[6枚組BOX、日本語解説付き] [イサーク・カラブチェフスキー(指揮)サンパウロ交響楽団]発売日:2020年12月18日
CD 6枚組国内仕様 日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)
日本ヴィラ=ロボス協会推薦!「フォルクローレとは、私のことだ。」そう豪語したヴィラ=ロボス。大らかで型破りなこの作曲家にとって、交響曲という形式は最適のものではなかったかもしれない。しかし、だからこその面白さがある。炸裂するインスピレーションが形式と衝突し、ときに形式を超克しながら、彼ならではの世界が立ち上げられていく。すべての交響曲(第5番は楽譜消失のため実質11曲)を聞くことで見えてくるものがある。彼にとって交響曲とはいったい何だったのだろうか?彼は何に苦闘し、何を実現しようとしたのだろうか? ヴィラ=ロボスという作曲家を考えるうえで必聴の交響曲全集、ついに発売! [指揮者・日本ヴィラ=ロボス協会会長
木許裕介]
エイトル・ヴィラ=ロボスは「20世紀ブラジルの芸術音楽における最も重要な創造的貢献をした人物」と評されています。彼はクラシックの技法にブラジルの民族音楽を採り入れた作風で数多くの作品を残しましたが、その中で11曲の交響曲はとりわけ異彩を放っています。 交響曲第1番からは、彼が当時関心を寄せていたフランス音楽からの影響が感じられますが、第2番以降の交響曲には、ブラジル音楽特有の熱気と抒情が溢れています。第3番から第5番までの交響曲は、第一次世界大戦終結を記念し、ブラジル政府から委嘱された作品ですが、残念なことに「平和」と題された第5番は楽譜が消失してしまいました。当時の社会不安も反映された激しい作風が魅力です。 以降はエキゾチックな雰囲気を湛えた第6番、打楽器の響きを駆使した第7番など民族音楽の要素に満ちた作品が続き、サンパウロ市創立400周年の記念行事のために書かれた第10番は、大規模な声楽パートを伴う実質的なオラトリオとして成立しています。第11番に続く第12番は、70歳を迎えた作曲家による回顧的な雰囲気を湛えた豊かな旋律を持つ交響曲。この全集は、ヴィラ=ロボスの本格的な交響曲作家としての全貌を明らかにするのみならず、20世紀の非ヨーロッパ諸国において交響曲に代表されるクラシック音楽文化がどのように受容されていったか、その一端を物語る貴重なドキュメントでもあります。 広島県出身でブラジルで学び、サンパウロ交響楽団合唱団等の指揮者を務め、日本とブラジルの音楽交流に功績のあった宗像直美さん(2020年3月没)が合唱指揮で参加しているのも貴重な記録です。 *国内仕様盤の解説書には、指揮者で日本ヴィラ=ロボス協会の会長を務める木許裕介氏による充実した解説を掲載。第10番とマンドゥ・サララは歌詞日本語訳付き。収録作曲家:
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Schmuckstücke - 小さな宝石
ヴィラ=ロボス、ロドリーゴ、J.S.バッハ [アイリーン・バウム(ギター)]発売日:2020年06月19日
CD価格:1,650円(税込)
タイトルの「Schmuckstücke=小さな宝石」とは、多声ポリフォニー、スペイン新古典主義、ブラジル民謡との多彩な組合せを表しています。 1940年に書かれたヴィラ=ロボスの「5つの前奏曲」は各々ユニークな副題を持ち、優れたチェロ奏者だった作曲家ならではの充実した低音域が印象的な曲集。ブラジル民謡への愛着と、バッハへの傾倒が伺われ、とりわけ第3番ではバッハを模倣する旋律が聴こえてきます。 ロドリーゴの「祈りと踊り」はファリャの《恋は魔術師》からインスピレーションを受けた表現力豊かな作品。最後に置かれたバッハの「ヴァイオリン・ソナタ」は、ギターでフーガを奏でることの困難さへの挑戦とも言える見事な編曲が施されています。 ベルリン出身のギタリスト、アイリーン・バウムはベルリン芸術大学で5年間に渡りライナー・フェルドマンに師事。若者のためのコンクール「Jugend musiziert」のギター・デュオ部門で1位を獲得、一躍注目を浴びた新鋭です。卓越した技巧と表情豊かな音楽性で聴き手を魅了します。
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ヴィラ=ロボス(1887-1959)&
ブローウェル(1939-):
ギターのための練習曲集 [ホアキン・クレルチ(ギター)]VILLA-LOBOS, H.: 12 Etudes / BROUWER, L.: Estudios sencillos / Nuevos estudios sencillos (Clerch)
発売日:2020年02月07日
NMLアルバム番号:IBS-52014
CD価格:2,250円(税込)
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
〔ピアノ作品集〕
カボークロの伝説/組曲「小さい動物たち」
ショーロ 第5番 「ブラジルの魂」
ブラジル風バッハ 第4番/苦悩のワルツ他 [ジェイソン・ソロニアス(ピアノ)]VILLA-LOBOS, H.: Piano Music (Solounias)
発売日:2020年01月31日
NMLアルバム番号:SH218
CD価格:2,175円(税込)
アメリカ、メリーランド州出身のピアニスト、ソロニアスによるヴィラ=ロボス。時に深淵で時に野蛮なまでに力強いこれらの作品を、深い共感で描き切っています。
収録作曲家:
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ブラジルの音楽シリーズ
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
〔協奏曲と室内楽曲集〕
ギターと小オーケストラのための協奏曲
ハーモニカ協奏曲
神秘的六重奏曲/五重奏曲 [ジァンカルロ・ゲレーロ(指揮)/サンパウロ交響楽団/マヌエル・バルエコ(ギター) 他]VILLA-LOBOS, H.: Guitar Concerto / Harmonica Concerto / Sexteto místico (Barrueco, Staneck, São Paulo Symphony, Guerrero)
発売日:2019年11月29日
NMLアルバム番号:8.574018
CD価格:1,600円(税込)
18世紀以降のブラジル作曲家の作品を世界に広めるため、ブラジル外務省が立ち上げたプロジェクト「ブラジル・イン・コンセルト(ブラジルの音楽シリーズ)」。今作ではブラジルを代表する作曲家、ヴィラ=ロボスのさまざまな協奏曲と室内楽曲をご紹介いたします。 「ギターと小オーケストラのための協奏曲」は彼の最後のギター作品で、名手セゴビアのために作曲されました。1920年代にも「12の練習曲」をセゴビアに献呈したヴィラ=ロボス、この作品にも名手の希望が反映されており、抒情的な雰囲気の中に巧みな技術が凝らされた精妙な作品に仕上がっています。このアルバムでは巨匠、マヌエル・バルエコがソロを担当しています。 ハーモニカ協奏曲は1940年代から活躍した名ハーモニカ奏者ジョン・セバスチャンの委嘱作。倍音、オクターヴ、二重音など様々な技巧が余すことなく用いられており、複雑なリズムに乗ってハーモニカの美しい旋律が歌われていきます。 六重奏曲、五重奏曲は、当時フランスで流行していた弦、木管楽器のアンサンブルから影響を受けたと思われる牧歌的で美しい作品。六重奏曲にはチェレスタが用いられており、タイトル通りの神秘的な雰囲気をかもし出しています。
収録作曲家:
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デュ・プレ/ロストロポーヴィチ
チェロ協奏曲集 [1962]SCHUMANN, R.: Cello Concerto / DVOŘÁK, A.: Cello Concerto (Du Pré, Rostropovich, BBC Symphony, Philharmonia Orchestra, J. Martinon, Giulini) (1962)
発売日:2018年04月27日
NMLアルバム番号:ICAC5149
CD価格:1,950円(税込)
42歳の若さでこの世を去った天才、ジャクリーヌ・デュプレ。1961年の衝撃的な「ロンドン、ウィグモア・ホールでの正式デビュー」の翌年に行われたこのコンサートの演目は、彼女にとって初となるシューマンの協奏曲でした。この演奏会のために、パリのポール・トルトゥリエを訪れ、彼の素晴らしいカデンツァを学ぶほどの意気込みでした。聴衆は彼女のエルガーを愛しましたが、実際はロマンティックな曲想を持つシューマンの協奏曲の方が、彼女の感性に合っていたようで、1966年にこの曲をロストロポーヴィチから学んだ時、「私(ロストロポーヴィチ)がこれまで聴いた中で最も完璧なシューマンだ」と賞賛されたのだそうです。 そのロストロポーヴィチによる1962年のドヴォルザークは、カルロ・マリア・ジュリーニとの共演で、こちらも今回が初出音源です。1977年のスタジオ録音よりもTotal Timeが約3分早く、熱のこもった演奏です。もちろんジュリーニによる細部まで目の行き届いたオーケストラパートも聴きどころです。ボーナスとして収録されているのは「ブラジル風バッハ 第5番」のアリア。ロストロポーヴィチとロンドン交響楽団の7人のチェロ奏者たち、そして彼の妻ヴィシネフスカヤの独唱による演奏は大好評となりました。こちらも初出音源となります。
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
〈交響曲全集 第6集〉
交響曲 第1番「知られざるもの」
交響曲 第2番「昇天」 [サン・パウロ響/カラブチェフスキー]VILLA-LOBOS, H.: Symphonies Nos. 1 and 2 (São Paulo Symphony, Karabtchevsky)
発売日:2017年11月29日
NMLアルバム番号:8.573829
CD価格:1,600円(税込)
ヴィラ=ロボス以前のブラジルで「交響曲」と名の付く作品を書いた人は数えるほどしかいませんでした。彼の少し前の世代のオズワルドの交響曲第1番が初演されたのは1917年頃とされていますが、この曲がヴィラ=ロボスに影響を与えたのかは、わかっていません。それよりも当時のヴィラ=ロボスの関心はフランス音楽にあり、この2曲の交響曲もフォーレやダンディの作品との共通性を探ることができます。 交響曲第1番は時にブラジル風の情熱を示しており、かたや、交響曲第2番は1917年に構想されたものの、1944年の初演時までに再考を繰り返したためか、熟達した技法が感じられます。ヴィラ=ロボスの交響曲のタイトルは、どれも想像を働かせることはできますが、作品を直接表現するものではなく、この第2番も当時の作曲家の心理状態を描いたものと推測されます。数々の引用が、独特のハーモニーで包み込まれた面白い作品で、後の「ブラジル風バッハ」も予見させます。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲 第8番・第9番・第11番 [サンパウロ響/カラブチェフスキー]VILLA-LOBOS, H.: Symphonies Nos. 8, 9 and 11 (São Paulo Symphony, Karabtchevsky)
発売日:2017年06月23日
NMLアルバム番号:8.573777
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CD価格:1,600円(税込)
生涯に12曲の交響曲を書いたヴィラ=ロボス。自由な作風を求めた彼と「新古典派」の様式は必ずしも親和性の高いものではなく、1910年代に書かれた交響曲第1番や第2番は、まだまだ後期ロマン派の影響が強く、実験的要素の高いものでしたが、1940年代から50年代に書かれた第6番以降の交響曲では、ブラジルの民族音楽をふんだんに取り入れた独自の作風を確立させることに成功、世界大戦中の不穏な空気も取り込んだ激しい作品を次々と書き上げました。 ちょうどその頃の北アメリカの主要な都市のオーケストラは、行政的な援助を受け、芸術的な発展を見せていた時期で、ラテンアメリカ最大の作曲家として広範に認められていたヴィラ=ロボスの作品も盛んに演奏され、これらの交響曲は、コンサートで高い人気を博していました。しかし、聴衆の好みは「ブラジル風バッハ」などに移り、彼の交響曲は次第に演奏頻度が減少。21世紀になってようやく「交響曲作曲家」としてのヴィラ=ロボスが再評価され始めています。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギターの写本 傑作集と失われた作品全集Villa-Lobos: Complete Guitar Manuscripts
発売日:2016年11月23日
CD 3枚組価格:2,500円(税込)
1887年、リオデジャネイロで国立図書館員の父親の元に生まれたヴィラ=ロボス(1887-1959)。ブラジルの民俗音楽と現代音楽が見事に融合した「ブラジル風バッハ」や、民俗音楽に由来したショーロスなどが広く愛されていますが、実は、生涯で1000曲近くに及ぶ膨大な作品を残しており、現在知られているヴィラ=ロボスは、ほんの一部でしかないことはあまり意識されていないと言ってもよいでしょう。彼は作曲を独学で学びながらブラジルの民謡を積極的に採取し、数々の名作を作り上げていきました。この3巻からなるシリーズは、そんな「知られざる作品」を発掘、収録することでヴィラ=ロボスの新たな魅力を探って行くことができます。 第1集には、セゴビアのために作曲した「ギター協奏曲」を始め、断片的な作品や、良く知られる「ブラジル風バッハ第5番」のアリアをギター伴奏にしたものなど興味深い作品が並んでいます。 第2集には一般にはほとんど知られることのないいくつかの作品を収録。彼の最も初期に書かれた「Dime perche-理由を私に話して」は短いながらも充実した構成を持ち、めまぐるしくテンポが変わる面白い曲です。2014年に出版されたばかりの「ワルツ協奏曲 第2番」は未完成ではありますが、ビッソーリが補筆完成させており、タイトル通りショパンの面影を感じさせる名曲です。チェレスタやハープまでを用いたユニークな音色が特色の「六重奏曲」には確かに熱帯地方の空気が漂っています。民俗舞曲に基づく「ショーロ」の数々は有名な作品。これを聴かずにはヴィラ=ロボスは語れません。最後の「愛の歌」は、映画のサウンドトラック。と言っても、彼の曲が使われたのは映画の最後のカットのみですが、映画を見た人には強い印象を残したであろう美しい曲です。 第3集に収録されているのは「12の練習曲」と「実用の手引き」が中心となります。ヴィラ=ロボスが「12の練習曲」を書くきっかけとなったのは、あの伝説の名ギタリスト、アンドレス・セゴビアと出会ったことでした。セゴビアはヴィラ=ロボスに「練習曲」の作曲を依頼し、1928年に完成したのですが、なぜかヴィラ=ロボスは1953年、大幅な改訂(カット、追加、変更、運指法など)を加えてしまいました。ギタリスト、ビッソーリはこの失われた要素を研究し復元して演奏しています。また子ども向けの教材として書かれた「実用の手引き」はピアノで演奏されることが多いのですが、ここでは民族楽器とギターのアンサンブルでひたすら楽しく演奏されています。 そして、壮大な交響的エピソード「少年の凧」がこのアルバムの最後、及びシリーズの最後を華々しく飾ります。少年の揚げる色鮮やかな凧が空気中を旋回しながら、風に乗って舞う姿が見事に捉えられた映画音楽のようなスリリングな作品です。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギターの写本 傑作集と失われた作品集 第3集 [ビッソーリ]VILLA-LOBOS, H.: Guitar Manuscripts (The) - Masterpieces and Lost Works, Vol. 3 (Bissoli)
発売日:2015年08月26日
NMLアルバム番号:8.573117
CD価格:1,600円(税込)
NAXOSの人気シリーズ「ヴィラ=ロボスの傑作集と失われた作品集」の第3集となります。このアルバムに収録されているのは「12の練習曲」と「実用の手引き」が中心となります。ヴィラ=ロボスが「12の練習曲」を書くきっかけとなったのは、あの伝説の名ギタリスト、アンドレス・セゴビアと出会ったことでした。セゴビアはヴィラ=ロボスに「練習曲」の作曲を依頼し、1928年に完成したのですが、なぜかヴィラ=ロボスは1953年、大幅な改訂(カット、追加、変更、運指法など)を加えてしまいました。ギタリスト、ビッソーリはこの失われた要素を研究し復元して演奏しています。 また子ども向けの教材として書かれた「実用の手引き」はピアノで演奏されることが多いものですが、ここでは民族楽器とギターのアンサンブルでひたすら楽しく演奏されています。そして、壮大な交響的エピソード「少年の凧」がこのアルバムの最後、及びシリーズの最後を恭しく飾ります。少年の揚げる色鮮やかな凧が空気中を旋回しながら、風に乗って舞う姿が見事に捉えられた映画音楽のようなスリリングな作品です。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲 第12番
バレエ音楽「ウイラプルー」/マンドゥ=サララ [サンパウロ響/カラブチェフスキー]VILLA-LOBOS, H.: Symphony No. 12 / Uirapuru / Mandu-çarará (Sao Paulo Symphony, Karabtchevsky)
発売日:2015年05月27日
NMLアルバム番号:8.573451
CD価格:1,600円(税込)
ヴィラ=ロボス(1887-1959)の最後の交響曲である第12番は、彼の70歳の誕生日に完成させたもの。その翌年にワシントン・ナショナル交響楽団によって初演され、大好評を博しました。シュトックハウゼンやカーゲルらが電子音楽やミュージック・コンクレートなどを模索していた時代に、このようなメロディックで壮大な作品は、若干時代遅れの感もありましたが、ロシアなどでは伝統に回帰する試みも起こったりと、この作品が却って当時の作曲家たちの創作意欲を刺激したであろうことも間違いありません。湧き上がるように快活な第1楽章、ワーグナーのトリスタンを思わせる静かで神秘的な第2楽章、短くとも印象的な第3楽章、熱情的で大胆な終楽章と、確かに交響曲の伝統に則りながらも、革新的な味わいを持つ見事な作品です。 「魔法の島」という意味を持つ野趣溢れるバレエ音楽「ウイラプルー」、エキサイティングなカンタータ「マンドゥ=サララ」(かなり内容は強烈!)と、この1枚でヴィラ=ロボスの魅力をじっくり味わうことができるでしょう。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲 第10番「アメリンディア」 [ネイバ/ジャバン/サンパウロ交響合唱団&交響楽団/カラブチェフスキー]VILLA-LOBOS, H.: Symphony No. 10, "Ameríndia"(Neiva, Javan, São Paulo Symphony Orchestra and Chorus, Karabtchevsky)
発売日:2014年12月24日
NMLアルバム番号:8.573243
CD価格:1,600円(税込)
最近、人気沸騰中の作曲家ヴィラ=ロボス(1887-1959)は、ブラジル音楽文化の発展のために大変な力を尽くしました。この交響曲第10番「アメリンディア」はサンパウロ創立400周年の記念行事のために1954年に作曲された、壮大なカンタータです。曲はしばしば暴力的なリズムと野性的な響き、そして時には繊細さを持つ、ブラジルのセンチメンタリズムを想起させるもので、色彩的で派手な様相を備えています。 ヴィラ=ロボスの交響曲は、第9番までは基本的にオーソドックスなもので、珍しい楽器を使ったり、型破りなことなどはせず、彼の作品の中では「おとなしいもの」として捉えられており、演奏される機会もあまりありません。しかしこの第10番は例外的な仕事であり、この作風の多様性と折衷主義はとてもユニークなものとして聴き手の目に映ることでしょう。この楽譜のスコアには2つの副題が付けられており…「アメリンディア」と「Sume, Father of Fathers(神話の登場人物)」…ベートーヴェンの第9のようではなく、マーラーの第8番、もしくはヤナーチェクのグラゴルミサのようなものと説明されています。様々な事象が内包された素晴らしいこの作品。ぜひ味わってみてください。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギターの写本
傑作集と失われた作品集 第1集 [ビッソーリ/セラフィーニ]VILLA-LOBOS, H.: Guitar Manuscripts (The) - Masterpieces and Lost Works, Vol. 1 (Bissoli)
■器楽曲(ギター)
発売日:2014年08月27日
NMLアルバム番号:8.573115
CD価格:1,600円(税込)
1887年、リオデジャネイロで国立図書館員の父親の元に生まれたヴィラ=ロボス(1887-1959)。ブラジルの民俗音楽と現代音楽が見事に融合した「ブラジル風バッハ」や、こちらも民俗音楽に由来したショーロスなどが広く愛されていますが、実は彼、生涯で1000曲近くに及ぶ膨大な作品を残しており、現在知られている「彼の顔」というのは、ほんの一部でしかないことはあまり意識されていないと言ってもよいでしょう。彼は作曲を独学で学びながらブラジルの民謡を積極的に採取し、数々の名作を作り上げていきました。 この3巻からなるシリーズは、そんな「知られざる作品」を発掘、収録することでヴィラ=ロボスの新たな魅力を探って行くことができるでしょう。この第1集には、セゴビアのために作曲した「ギター協奏曲」を始め、断片的な作品や、良く知られる「ブラジル風バッハ第5番」のアリアをギター伴奏にしたものなど興味深い作品が並んでいます。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギターの写本 傑作集と失われた作品集 第2集 [ビッソーリ]VILLA-LOBOS, H.: Guitar Manuscripts (The) - Masterpieces and Lost Works, Vol. 2 (Bissoli)
■器楽曲(ギター)
発売日:2014年07月23日
NMLアルバム番号:8.573116
13)
CD価格:1,600円(税込)
1887年、リオデジャネイロで国立図書館員の父親の元に生まれたヴィラ=ロボス。熱狂的な音楽好きだった父と彼の叔母の影響で、最初はピアノ、チェロ、クラリネットを学び、一度は医療系の技術を学ぶも、結局は音楽の道を選択、作曲を独学で勉強する傍ら、ブラジルの民謡の採集を行うなど活発な活動を行います。一時期はパリにも留学、そこでも先鋭的な音楽を吸収し、後の創作への糧としました。 このアルバムには一般にはほとんど知られることのないいくつかの作品が収録されています。彼の最も初期に書かれた「Dime perche-理由を私に話して」は短いながらも充実した構成を持ち、めまぐるしくテンポが変わる面白い曲です。2014年に出版されたばかりの「ワルツ協奏曲 第2番」は未完成ではありますが、ビッソーリが補筆完成させており、タイトル通りショパンの面影を感じさせる名曲です。チェレスタやハープまでを用いたユニークな音色が特色の「六重奏曲」には確かに熱帯地方の空気が漂っています。民俗舞曲に基づく「ショーロ」の数々は有名な作品。これを聴かずにはヴィラ=ロボスは語れません。最後の「愛の歌」は、映画のサウンドトラック。と言っても、彼の曲が使われたのは映画の最後のカットのみ。しかし印象的な曲で、人々の心に強い印象を残したであろうことは間違いありません。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲 第3番&第4番 [サンパウロ響/カラブチェフスキー]VILLA-LOBOS, H.: Symphonies Nos. 3, "War" and 4, "Victory" (Sao Paulo Symphony, Karabtchevsky)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2013年04月24日
NMLアルバム番号:8.573151
CD価格:1,600円(税込)
ヴィラ=ロボス(1887-1959)の「戦争」と「勝利」の交響曲は、第一次世界大戦の休戦を記念するためのブラジル政府から委嘱された作品です。当時32歳の彼は、すでに「国際的なモダニズム感を持つブラジルの芸術家グループの中心人物」として位置づけられており、この依頼を受けた彼は、決して勝ち誇った態度をとることのないように細心の注意を払った上で、この2つの曲を書き下ろしたのです。第3番「戦争」では、ブラジルの国家と「ラ・マルセイエーズ」の断片が聴こえてきたり、リゴレットの苦悩のモティーフが引用されたりと、かなりコラージュ的な手法で書かれています。第4番はさらに情熱的になり、最終楽章では狂乱の真っただ中に放り込まれるかのような陶酔感に満ちています。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
交響曲 第6番「ブラジルの山の稜線」
交響曲 第7番 [サンパウロ響/カラブチェフスキー]VILLA-LOBOS, H.: Symphonies Nos. 6 and 7 (Sao Paulo Symphony, Karabtchevsky)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2012年10月24日
NMLアルバム番号:8.573043
CD価格:1,600円(税込)
「ブラジル風バッハ」で知られる作曲家ヴィラ=ロボス(1887-1959)は、生涯に12曲の交響曲を残しました。このアルバムはNAXOSにおける彼の交響曲全集の第1作目となるものです。1944年に書かれた第6番はエキゾチック、かつ雄大な音楽で幕を開けます。平明さを湛えながらも一筋縄ではいかない手の込んだ音は、まさに入り組んだ山並みを思い起こさせます。第2楽章の美しさも特筆すべき点でしょう。賑やかな第3楽章を経て、これまたダイナミックな終楽章へと傾れ込む見事な展開は、まさに手に汗を握るがごとしです。その翌年に書かれた第7番は、近代的な響きに彩られた野心的な作品で、ハープや打楽器を駆使した大管弦楽の咆哮は、胸を躍らせること間違いなし。20世紀音楽をじっくり語りたいなら、必ず通らなくてはいけない道と言えそうです。
収録作曲家:
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ヨハネス・トニオ・クロイシュ
アート・オブ・ザ・ギター
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
エチュード/パラグアイ、スペイン、キューバの作曲家によるギター作品集他 [クロイシュ/マルクス・シュトックハウゼン]■器楽曲(ギター)
発売日:2011年02月01日
4CD価格:3,080円(税込、送料無料)
Johannes Tonio Kreusch (ヨハネス トニオ クロイッシュ)はドイツのクラシックギタリスト。ジュリアード音楽院ではシャロン・イズビンのマスタークラスも受講し、1996年カーネギーホールにデビュー。中南米の楽曲を主にレパートリーとしている。その音楽性はクラシックに限定されたものではなく、アドリブに於けるジャズへの方向性も見受けられます。ギター・ソロ活動20周年記念として、この限定BOXの発売となりました。価値ある4枚組です。
収録作曲家:
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■交響曲/管弦楽曲
発売日:2009年11月25日
7CD価格:8,558円(税込、送料無料)
全てのヴィラ=ロボス・ファンが狂喜乱舞する迫力のBOXセットの登場です。「ブラジル風バッハ」のエキゾチックな魅力に取りつかれたら次はこれ。マーラー張りの大管弦楽で鳴らすラテンアメリカの魂の音楽。20世紀の最も創造的な音楽がここにあります。指揮者は最近素晴らし過ぎるワーグナーのリング・ツィクスルで、聴衆をうならせたカール・セント=クレア。ここまで徹底的にスコアを解明してくれると、何とも清々しいではありませんか。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ピアノ曲集 第8集 [ルビンスキー]VILLA-LOBOS, H.: Piano Music, Vol. 8 (Rubinsky) - Guia pratico, Books 10, 11 / Suites infantil Nos. 1, 2 / Guia pratico, Vol. 1 (excerpts)
■器楽曲(ピアノ) ■キッズ
発売日:2009年02月25日
NMLアルバム番号:8.570504
CD価格:1,600円(税込)
ヴィラ=ロボスのピアノ作品全集もいよいよ大詰め。あと2巻を残すのみとなりました。中心となる収録曲は「実用の手引き」です。すでに第5集(8.570008)でその一部が紹介され大好評を得た、彼のいわば「心の故郷」の曲集とでも言いましょうか。子どもたちが歌うような単純な楽想の中に計り知れないほどの深さを秘めた、独創性と愛に満ちた小品が「これでもか」とばかりに詰まっています。まさにヴィラ=ロボスの最高傑作です。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ピアノ作品集 第6集 [ルビンスキー]VILLA-LOBOS, H.: Piano Music, Vol. 6 (Rubinsky) - Rudepoema / As tres Marias / Saudades das selvas brasileiras
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2008年01月16日
NMLアルバム番号:8.557735
CD価格:1,600円(税込)
煌く星を音で聴く「オリオンの3つの星」から、アマゾンの密林を彷彿させる「野生の詩」まで大好評、ヴィラ=ロボス(1887-1959)のピアノ作品集、今回の第6集は、彼の作品のなかでも最も多様な内容を持つものです。子どもたちの音楽、ブラジルの伝統的な要素を盛り込んだ曲、極めてアバンギャルドな技術を要する曲や、音楽以外からインスピレーションを受けた曲など、まさに天に広がる星のような様相を呈しています。ヴィラ=ロボスの多彩な音楽性を再確認してください。第1集より録音を重ねている名手ルビンスキの演奏です。
収録作曲家:
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギター独奏曲全集 [クラフト]VILLA-LOBOS: Music for Solo Guitar (Complete)
■器楽曲(ギター)
発売日:2001年01月01日
NMLアルバム番号:8.553987
CD価格:1,600円(税込)
これを聴かずしてブラジル音楽を語ることなかれ!ブラジルの大作曲家ヴィラ=ロボスは、ほとんどすべての楽器を演奏できたといわれています。中でも彼にとって最も身近な楽器であったはずのギターの作品を全て集めても、CD1枚に収まってしまうのは不思議な気もしますが、もちろん出来映えの方は充実を極めています。特に舞曲系の楽曲では顕著ですが、横溢するブラジル情緒のエキゾチックな味わいは格別といえましょう。また「練習曲」ではギターの技巧的可能性が追求されていますが、因習から逃れつつも「その楽器ならではの表現」を高度に具現したという点で、ピアノにおけるショパンやリスト、ヴァイオリンにおけるパガニーニ等に匹敵する業績といっても過言ではないでしょう。
収録作曲家:
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ロドリーゴ:アランフェスの協奏曲
ヴィラ=ロボス:ギターと小管弦楽のための協奏曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ:
ギター協奏曲 第1番 ニ長調 Op.99 [クラフト/ウォード]RODRIGO / VILLA-LOBOS / CASTELNUOVO-TEDESCO: Guitar Concertos
■協奏曲 ■器楽曲(ギター)
発売日:2000年04月01日
NMLアルバム番号:8.550729
7)
CD価格:1,600円(税込)
“テクニック、音楽性に優れた素晴らしいギタリスト” - 英「グラモフォン」誌今世紀のギター協奏曲の傑作3曲をカップリング。1985年にセゴビア国際コンクールで優勝し、90年の大阪万博で来日したカナダの実力派、クラフトによる美しいギターの音色をお楽しみ下さい。
収録作曲家:
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鈴木一郎(ギター)
インティメイト INTIMATE [鈴木一郎(ギター)]Guitar Recital: Suzuki, Ichiro - SOR, F. / VILLA-LOBOS, H. / FALLA, M. de / YAMASHITA, Yosuke (Intimate)
発売日:2023年06月23日
NMLアルバム番号:IBS-42023
CD価格:2,250円(税込)
武満徹やブローウェルらのギター作品を初演した世界的ギタリスト鈴木一郎の75歳記念アルバムがスペインIbsから登場。彼自身とギター音楽の歴史が凝縮されたような一枚です。 1948年に神戸に生まれた鈴木はギターを小原安正に学んだ後、1970年に渡欧してアンドレス・セコビアに師事。ピアソラやポンセらのアドバイスも受けました。パリとバルセロナを拠点に音楽活動を行い、バルセロナ国際ギター・フェスティバルのディレクターを20年間務め、1989年にはスペイン国王ホアン・カルロス1世からイザベル・ラ・カトリカ勲章を授与されました。2007年に帰国した後もヨーロッパをはじめ南北アメリカ、カリブ海諸国、東欧諸国、アジア諸国、南アフリカ、オーストラリア等に招かれて演奏しています。 鈴木は同時代の作曲家への作品委嘱を積極的に行い、武満徹の「夢の縁へ」、平吉毅州の「レクイエム」、レオ・ブローウェルのギター協奏曲などを初演。日本人作曲家の作品を広く海外へ紹介する一方、ジャズ奏者のラリー・コリエルや山下洋輔とのコラボレーションを行うなど、ギター音楽の地平を開拓し続けて来ました。 このアルバムには彼の国際的なキャリアを凝縮するような作品が収められ、スペイン・ルネサンスの作曲家ナルバエスから山下洋輔の作品に至る音楽の旅は、ウクライナのバンドーラ奏者ゲラシメンコが鈴木のために書いた「桜の花のワルツ」で結ばれ、深い余韻を残します。 ブックレットにはホセ・マヌエル・バエナ・エレーラによる解説の日本語訳が掲載されています。
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The Power of the Keyboard
鍵盤の力 [ネイサン・ベン=イェフダ(ピアノ)/アストラル・ミックステープ(アンサンブル)]POWER OF THE KEYBOARD (THE) (Ben-Yehuda, Astral Mixtape)
発売日:2023年04月07日
NMLアルバム番号:YAR54481
CD価格:2,550円(税込)
南カリフォルニアに生まれ、ロンドンの王立音楽院で学び、その後ジュリアード音楽院に進んだ若手ピアニスト、ネイサン・ベン=イェフダのアルバム。2021年に開催されたエリザベート王妃国際音楽コンクールでは入賞を逃したものの、彼が演奏したナッセンの「変奏曲」が当レーベルの主宰者に感銘を与え、このアルバムに結実。ネイサンはハイドンから、ナッセンまで冴えたテクニックを披露しています。 このアルバムではクラシック音楽のステージに留まらないネイサンの活動を紹介するため、彼が参加しているバンド、アストラル・ミックステープとしても2曲を収録しています。ルネサンス音楽からロマン派、ロックやポストロック、さらには自然音に至るあらゆる音と音楽を素材とし、ピアノ四重奏の進化形とも呼べるバンドです。 録音に際しては、かつてフランク・シナトラが所有していたマイクAKG C24と、Yarlungのエグゼクティブ・プロデューサー兼デザイナーのエリオット・ミルウッドが制作した真空管マイク・アンプを用いています。
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小澤恵(ヴィオラ)
ヴィオラ・メディテーション [小澤恵(ヴィオラ)/山本弥香(ピアノ)]Viola Recital: Ozawa, Megumi - BRIDGE, F. / DEBUSSY, C. / ELGAR, E. / FAURÉ, G. (Viola Meditation)
発売日:2023年02月10日
NMLアルバム番号:LPDCD021
CD国内盤価格:3,080円(税込、送料無料)
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『Sangs』
あらゆる先入観と境界を超える歌曲の旅 [サラ・ローラン、エロディ・ヴィニョン]発売日:2022年10月14日
CD価格:2,475円(税込)
フランスを中心に活躍し、エリック・ル・サージュのブラームス・アルバム(LBM023)にも参加しているコントラルトの逸材サラ・ローランと、ブリュッセルを中心に活躍するピアニスト、エロディ・ヴィニョンによる、時代も地域も様々な歌曲を集めたアルバム。 一見バラバラな選曲ではありますが、ミヨー、ファリャ、ドヴォルザークなどの歌曲集はそれぞれ全曲を収めていることもあり、統一感のある印象が保たれつつ、アルバム全体で大きな物語をも感じさせる作り。随所に挿入されるピアノの小品も、前奏、間奏、そして後奏といった具合に場面展開的な効果を上げています。 タイトルの「Sangs」はフランス語で血や血統、血筋などを意味しており、彼女たちのルーツを旅するストーリーがテーマとなっているようです。
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CORAZÓN
ラテン・アメリカの音楽集 [ジョン=ヘンリー・クロフォード(チェロ)/ビクトル・サンティアゴ・アスンシオン(ピアノ) 他]Cello Music (Latin American) - BROUWER, L. / VILLA-LOBOS, H. / GUASTAVINO, C. / PONCE, M.M. / GISMONTI, E. / PIAZZOLLA, A. (Corazón) (J.-H. Crawford)
発売日:2022年06月24日
NMLアルバム番号:ORC100198
CD価格:1,950円(税込)
アメリカ出身のチェリスト、ジョン=ヘンリー・クロフォード。前作「DIALOGO」(ORC100166)ではブラームス、リゲティ、ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタを披露しましたが、今作では趣向をがらりと変えたラテン・アメリカの音楽集で魅力的な演奏を聴かせます。 2019年の夏、第9回カルロス・プリエト国際チェロ・コンクールに出場するためにメキシコへ赴いたクロフォード。コンクールでは首尾よく第1位を獲得し、公演のため何度もメキシコを行き来した彼は、すっかりラテン・アメリカの音楽、文化、歴史に魅せられてしまいました。 この「CORAZÓN=心」と題されたアルバムでクロフォードはマヌエル・ポンセの「エストレリータ」をはじめ、ジスモンチの「水とワイン」、ピアソラの「ル・グラン・タンゴ」「オブリビオン」などよく耳にする曲をはじめ、メキシコのみならずブラジルやアルゼンチンの作品を紹介。この音楽は聴き手の心の琴線に触れ、ロマンスと情熱を呼び起こします。
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発売日:2022年01月19日
SACD-Hybrid国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)
4弦+6弦=10弦が奏でる、パッションとカンタービレの音の万華鏡10年以上共演を重ねてきた礒絵里子(ヴァイオリン)と河野智美(ギター)がユニットを組み、この度デュオ・パッシオーネとしてデビューしました。 弓で奏でるヴァイオリン(4弦)と、指で爪弾くギター(6弦)の合計10弦で紡ぐ千変万化の音のタペストリーは、まさにデュオ・パッシオーネの真骨頂。 ブエノスアイレス組曲や、7つのスペイン民謡、ルーマニア民俗舞曲、デュオ・パッシオーネのために編曲されたエル・ビート、2021年に生誕100年を迎えたピアソラ作品まで、スペイン・南米音楽を中心に魅惑の全23トラックを収録。
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ラテン・アメリカのダンス集
サクソフォンとピアノのための作品集
デリヴェラ、フランセ、ミヨー、ピアソラ、ヴィラ=ロボス、ホイットニー [シャーンドル・リゴー(アルト・サクソフォン&ソプラノ・サクソフォン)/クリスティナ・レープ=グリル(ピアノ)]D'RIVERA, P. / FRANÇAIX, J. / MILHAUD, D. / PIAZZOLLA, A. / VILLA-LOBOS, H.: Works for Saxophone and Piano (Latin American Dances) (Rigó, Leeb-Grill)
発売日:2021年08月13日
NMLアルバム番号:8.579078
CD価格:1,600円(税込)
ブダペスト出身のサックス奏者シャンドール・リゴーとオーストリア出身のピアニスト、クリスティナ・レープ=グリルが奏でるデュオ・アルバム。コンセプトはジャン・フランセの小品「musique pour faire plaisir=愉しみの音楽」から採られており、ミヨーの「スカラムーシュ」からピアソラの「タンゴ=エチュード」まで楽しく心躍る小品が選ばれています。どの曲も洗練されたラテンのリズムに支えられていながら、作曲家によって個性はさまざま。多彩な作品を楽しむことができます。 キューバ出身、ラテン・ジャズとクラシックでグラミー賞を受賞した作曲家、パキート・デリヴェラの4作は世界初録音。「Invitación al Danzón 舞踏への勧誘」は、原曲こそクラリネット・トリオのために書かれた作品ですが、この録音のためにリゴーによるインプロヴィゼーションの場が設けられているなどの新たに編曲が施されています。 他にはキューバのギタリスト、アントニオ・ラウロとピアニスト、エルネスト・レクオーナへのオマージュとして書かれた「ベネズエラのワルツ」や「コントラダンス」、速いテンポとさまざまなリズムが交錯する「カイエンの花」など、ジャズ風な趣きを持つ曲を楽しめます。
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ヴィラ=ロボス(1887-1959):
合唱編曲集
バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン 他 [ヴァレンティナ・ペレッジ(指揮)/サンパウロ交響合唱団]VILLA-LOBOS, H.: Choral Transcriptions (São Paulo Symphony Choir, Peleggi)
発売日:2021年01月29日
NMLアルバム番号:8.574286
CD国内仕様 日本語解説/歌詞訳付き価格:1,980円(税込)
クラシックの名曲をアレンジして歌った録音は過去に多くありますが、
これはヴィラ=ロボスによる合唱編曲という点に注目!ブラジルの民族音楽に根差したオーケストラ作品やギター曲で知られるヴィラ=ロボス。彼は生涯に1000曲ほどの作品を書きましたが、その中には数多くの合唱作品があります。 このアルバムでは、その中でもとりわけ珍しい“ヴィラ=ロボスによるバッハからロマン派作品の合唱編曲版”を収録。これらは主としてリオデジャネイロで活動していた「Choir of the Orfeão dos Professores=教師の合唱団」のために書かれたもので、ほとんどが1933年から1935年の間に初演されています。 原曲の多くは鍵盤曲ですが、ヴィラ=ロボスはこれらを見事にアレンジ。ベートーヴェンやシューベルト、シューマン、ショパンなどのよく知られた旋律が声による交響楽として生まれ変わっています。すべてア・カペラ(無伴奏)、2曲以外は歌詞を持たないヴォカリーズなので純粋に音楽として楽しめるのも魅力。また、ここには彼が敬愛したバッハの『平均律クラヴィーア曲集』からの合唱アレンジが全て含まれています。 *国内仕様盤には日本ヴィラ=ロボス協会副会長
清水安紀氏の解説・歌詞日本語訳が付属します。 -
IMPRESSÔES - 印象
近代ピアノ作品集
ヒナステラ、ヴィラ=ロボス、モレイロ、カステリャーノス、フェルナンデス [ハビエル・ラメイクス(ピアノ)]Piano Recital: Rameix, Javier - CASTELLANOS, E. / GINASTERA, A. / FERNÁNDEZ, H. / VILLA-LOBOS, H. (Impressôes)
発売日:2020年12月11日
NMLアルバム番号:IBS-142020
CD価格:2,250円(税込)
アルゼンチンの伝承音楽を研究し、旋律とリズムの特長をうまく融合させたヒナステラ、ブラジルの民族モダニズムを採り入れたヴィラ=ロボス、この2人の作品を中心に、ベネズエラの郷愁を感じさせるカステリャーノスの「マニャータ・カラケーニャ」とジョン・ウィリアムスのギター演奏で知られるフェルナンデスの「解き放たれた悪魔」、そしてベネズエラの祝祭で演奏される国民舞踊「ホローボ」を併せることで、20世紀の南米で生まれた色彩豊かなピアノ曲をたっぷり味わっていただけます。 演奏しているラメイクスは、ベネズエラ出身のピアニスト。5歳でピアノを始め、17歳でユトレヒトに留学。数々のオーケストラと共演し研鑽を積み、現在はアムステルダムを拠点にコンサート・ピアニストとして活躍しています。
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EGREGORE+
コルネットと室内オーケストラのための編曲集
アルベニス、シャルリエ、オッシャー、ヴィラ=ロボス、ヴィヴァルディ [ファビオ・ブルム(コルネット)/パーチョ・フローレス(指揮)/コンソナンツ室内アンサンブル]Trumpets and Chamber Orchestra Music - ALBÉNIZ, I. / CHARLIER, T. / OSCHER, E. (Egregore+) (Brum, Kammerensemble Konsonanz, Flores)
発売日:2020年07月10日
NMLアルバム番号:8.574204
CD価格:1,600円(税込)
アルバムタイトルの「EGREGORE」とは同一の思念、目的を持つ集合体の意味。複数の人々が様々なエネルギーを共有することを意味しており、“トランペット・ファミリー”に含まれるコルネットやフリューゲルホルンの多彩なサウンドを紹介するための革新的なプロジェクトの名前としてふさわしいもの。添えられた「+」には、新しい方法にトライすることが表明されています。 ここではプロジェクトのために特別に開発されたモダン楽器を使用、楽器の特性に合わせヴィヴァルディからヴィラ=ロボスに至る各々の作品にアレンジを施すことで、コルネットが持つ独特の色彩感を味わっていただけます。 このアルバムでデューを飾るファビオ・ブルムはリオ・デ・ジャネイロ出身のトランペット奏者。現在はスペインの楽器会社「STOMVI」の専属アーティストとして、楽器の魅力を世界中に広めています。
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華麗なギター - ギター名曲集 [様々な演奏家]
GORGEOUS GUITAR - Best Loved Classical Guitar Music
発売日:2020年06月26日
NMLアルバム番号:8.578176
CD価格:1,000円(税込)
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Reminiscences of Brazil - ブラジルの想い出
ブラジル近代のピアノ曲集 [ジャスティン・バジェロウ(ピアノ)]Piano Music - MIGNONE, F. / VILLA-LOBOS, H. / MILHAUD, D. / GONDIM, P. / GUARNIERI, C. (Reminiscences of Brazil) (Badgerow)
発売日:2020年06月12日
NMLアルバム番号:DDA25201
CD価格:2,250円(税込)
アメリカのピアニスト、バジェロウのDivine Artデビュー盤は、彼の得意とするブラジル音楽を収録したアルバム。どの曲もエキゾティックなダンスのリズム、官能的なテクスチュアと溢れる色彩感が特徴的です。 アルバムにはブラジルのみならず20世紀を代表する作曲家のヴィラ=ロボスから、ヴィラ=ロボス以後の重要な作曲家ミニョーネ、ブラジル国民楽派の確立に貢献したグアルニエーリから、あまり知られていないゴンジンといった作曲家のピアノ曲が並びます。また、ブラジル出身ではないですが、ミヨーの「ブラジルへの郷愁」も収録されています。 演奏のバジェロウは、コロラドやテキサスで学んだ後、熱心なラテン=アメリカ音楽の推進者として、ソリスト及び伴奏者、室内楽奏者としてアメリカ、ブラジルと南アフリカで演奏する他、ペンシルベニアの音楽大学で教えるなど幅広く活動しています。
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P'ra Voce プラ・ボーチェ - あなたへ
20世紀ブラジルとアルゼンチンの歌 [ラケル・ロヘンディオ(ソプラノ)/チキー・マーティン(ピアノ)]Vocal Recital (Soprano): Lojendio, Raquel - GINASTERA, A. / GUASTAVINO, C. / OVALLE, J. / VILLA-LOBOS, H. (P'ra Você)
発売日:2020年06月19日
NMLアルバム番号:IBS-22020
CD価格:2,250円(税込)
「歌う国」アルゼンチンとブラジルへと誘うアルバムです。作曲家グァスタビーノは「私は音楽を愛しているので作曲します。メロディと歌うことが大好きで、私が曲を出す度に、興味を持ってくれる聴衆がいることを発見し、喜びを覚えました。私は未来の世代に発見され、理解されることのみを目的とした音楽を作曲することを拒否します。」と語り、ともすると難解になりがちな現代音楽とは逆に、フォルクローレなども採り入れた広く受け入れやすい作曲を行いました。 ヒナステラの5曲には、彼自身が分類するところの「客観的愛国心」時代の特徴がよく表れており、アルゼンチンの民族的な要素や調性などが用いられています。 カナリア諸島出身の美声を聴かせるソプラノは、ベルリン・フィルやボストン響などとの共演の他、日本でも公演を行ったことのあるラケル・ロヘンディオです。
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期待の新進演奏家シリーズ/ギター
ペドロ・アギアル
リサイタル
(ブラジルのギター音楽集) [ペドロ・アギアル (ギター)]Guitar Recital: Aguiar, Pedro - PEREIRA, M. / GNATTALI, R. / REIS, D. / GAROTO / GUINGA / GARCÍA AGUILERA, J. de D. / VILLA-LOBOS, H. / ASSAD, S.
発売日:2020年04月10日
NMLアルバム番号:8.574069
CD価格:1,600円(税込)
2018年にスペインで開催された「アルハンブラ国際ギターコンクール」の優勝者ペドロ・アギアルのリサイタル・アルバム。このコンクールは、世界的にも最高難易度を誇ることで知られ、2012年にはパク・キュヒが優勝し、世界的な活躍への足掛かりをつかんでいます。 ペドロ・アギアルは1990ブラジル生まれ。地元の大学で音楽を学んだ後、アメリカ、パリ、ミュンヘンで研鑽を積んでいます。アルハンブラ国際ギターコンクールではブラジル人初の優勝者となり、優勝記念となるこのアルバムでは故郷の「ブラジル音楽」を積極的に紹介。多種多様な舞曲や民謡、時にはジャズを素材とした作品を、見事な技巧を駆使し、表情豊かに演奏しています。
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Concertino da Camera
サクソフォンのための室内協奏曲集
(ヴィラ=ロボス、イベール、カプレ、グラズノフ) [ペドロ・パブロ・カマラ・トルドス(サクソフォン)/イ・ムジチ・ディ・バシレア(アンサンブル)]Saxophone Recital: Toldos, Pedro Pablo Cámara - VILLA-LOBOS, H. / IBERT, J. / CAPLET, A. / GLAZUNOV, A. (Concertino da Camera)
発売日:2020年02月07日
NMLアルバム番号:IBS-62016
2)
CD価格:2,250円(税込)
19世紀前半に考案された楽器サクソフォン。このアルバムでは20世紀前半に作曲された4つの作品を取り上げ、当時における楽器の先進性を探ります。 どれも楽器のためのオリジナル作品であり、名手マルセル・ミュールに献呈されたヴィラ=ロボスの「ファンタジア」では、ミュールが導入したばかりのヴィヴラート奏法が取り入れられているなど、作曲家たちはサクソフォンの可能性を追求しながら、新しい音楽を創り上げていったことがわかります。 グラズノフとイベールの作品はどちらもドイツ生まれのサクソフォン奏者シーグルト・ラッシャーのために作曲されたもの。また、ドビュッシーの親友として知られる作曲家カプレの「伝説」はアマチュア奏者エリス・ホールの委嘱作。神秘的な曲調を持つ魅力的な作品です。どの曲もサクソフォンの音色を存分に活かした美しい響きが楽しめます。
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LA FOLLIA NUOVA
新しいフォリア
(フランク、デクリュック、ヴィラ=ロボス、オルブライト) [アントニオ・ガルシア・ホルヘ(サクソフォン)/アレクシス・グルネル(ピアノ)]Saxophone Recital: Jorge, Antonio García - FRANCK, C. / DECRUCK, F. / VILLA-LOBOS, H. / ALBRIGHT, W. (La follia nuova)
発売日:2020年01月24日
NMLアルバム番号:IBS-32017
CD価格:2,250円(税込)
「新しいフォリア」と題されたサクソフォンのための興味深い1枚。タイトルは、変奏曲の一種である「フォリア」になぞらえて、サクソフォンのレパートリーを探求、拡大していくという意味合いを持っています。 まず演奏されているのは、フランクのヴァイオリン・ソナタのサクソフォン編曲版。鮮やかな技巧を駆使したガルシア・ホルヘの演奏が聴きどころです。他には、あまり耳にする機会のないデクリュックのソナタや、もともと弦楽合奏伴奏で書かれたヴィラ=ロボスのファンタジア、オルブライトのアイデア満載のソナタなど、多彩なサクソフォンのための作品が並べられています。 ヨーロッパで広く活躍するガルシア・ホルヘとアレクシス・グルネルの息のあった演奏で楽しめます。
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本を愛する人のための音楽 [さまざまな演奏家]
MUSIC FOR BOOK LOVERS - Classical Music for Reading
発売日:2019年12月27日
NMLアルバム番号:8.578359
CD価格:1,000円(税込)
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Afluências
ブラジルの室内楽作品集
(ヴィラ=ロボス/トレス/ピトンベイラ/コエーリョ) [パウラ・ブジェス(ヴァイオリン)/ペドロ・ウフ(チェロ)]Violin and Cello Music (Brazilian) - VILLA-LOBOS, H. / TORRES, D. / PITOMBEIRA, L. / COELHO, A. (Afluências) (Huff, Bujes)
発売日:2019年11月29日
NMLアルバム番号:DRAMA003
CD価格:1,950円(税込)
ヴァイオリンのパウラ・ブジェスとチェロのペドロ・ウフは、通常の「クラシック音楽」のステレオ・タイプのイメージを覆すアーティストです。2人ともブラジルのリオグランデ・ド・スルで生まれ、ブラジルで学業を終えたあと、アメリカで、それぞれの楽器で修士と博士課程を修了しました。そして母国レシフェのUFPE大学の教授として、町の文化的な生活に溶け込みながら、生き生きとした雰囲気と活力を取り入れ、素晴らしい音楽を奏でています。 このCDでは、創造性やサプライズ、エネルギー溢れる音楽が彼らの解釈から溢れ出し、聴く人を巻き込んでいきます。ブラジルを代表するヴィラ=ロボスを始め、ほとんど知られていない作曲家たちの作品を紹介することは彼らにとってもまたとない喜びでしょう。
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Gypsy Ballad
アルメニア、マケドニア、スペイン、バルカン半島、ペルシャのギター作品集 [エレフテリア・コトツィア(ギター)]Guitar Recital: Kotzia, Eleftheria - MORENO TORROBA, F. / RODRIGO, J. / BOGDANOVIĆ, D. / CORDERO, E. (Gypsy Ballad)
発売日:2019年09月20日
NMLアルバム番号:SOMMCD0130
CD価格:2,160円(税込)
ギリシャ出身の女性ギタリスト、エレフテリア・コトツィア。ジュリアン・ブリーム、アレクサンドル・ラゴヤ、ティモシー・ウォーカーらに学び、第6回ミラノ国際ギター・コンクールで最優秀賞を受賞、他にも数々の栄誉ある賞を獲得、ヨーロッパからアメリカのコンサート・ホールでリサイタルを開催しています。彼女は多くの現代作曲家に「ギリシャのテイストを感じさせる」作品を依頼する他、エストニアの音楽にも深い共感を示しています。 このアルバムでは“東欧のジプシーたち”にインスパイアされた作品を演奏、「ラ・クンパルシータ」「エル・チョクロ」などのよく知られた曲から、強烈なリズムに支配されたブラジル、ベネズエラの作品など、魅惑的な旋律に彩られた数々の情熱的な小品を楽しめます。
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発売日:2019年07月26日
CD価格:2,475円(税込)
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期待の新進演奏家シリーズ
ラファエル・フイヤートル(ギター) リサイタル [ラファエル・フイヤートル(ギター)]Guitar Recital: Feuillâtre, Raphaël - RAMÍREZ, A. / RAMEAU, J.-P. / GRANADOS, E. / LLOBET SOLÉS, M. / BARRIOS MANGORÉ, A. / VILLA-LOBOS, H.
発売日:2019年06月28日
NMLアルバム番号:8.574127
CD価格:1,600円(税込)
アメリカで毎年開催される「GFA国際ギターコンクール」。2018年の優勝者ラファエル・フイヤートルは、この受賞記念アルバムでギターのオリジナル作品と編曲作品をとりまぜて演奏しています。 フォルクローレの名作「アルフォンシーナと海」では、歌を用いることなくラミレスの音楽を詩情豊かに歌い上げ、グラナドスの「ワルツ」では古典的なフォームで書かれた作品をフイヤートル自身がギター用に編曲、躍動的に演奏しています。他にもラモーやスクリャービン、ラフマニノフのピアノ曲をギターで演奏することで、新たな可能性を探っています。ヴィラ=ロボスやバリオスのオリジナル作品でもフイヤートルは目の覚めるような演奏を披露。彼の演奏技術と音楽性を楽しめる格好の1枚になっています。
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「線路のリズム」
~ 鉄道をめぐるクラシック [イルジー・スターレク(指揮)、南西ドイツ放送カイザースラウテルン管弦楽団]Orchestral Music - LUMBYE, H.C. / COPLAND, A. / HONEGGER, A. (Railroad Rhythms) (South West German Radio Kaiserslautern Orchestra, Stárek)
発売日:2019年02月22日
NMLアルバム番号:SWR19401CD
CD-R価格:2,320円(税込)
長らく入手不能になっていたSWRレーベルの人気タイトル。鉄道をめぐる管弦楽作品を一堂に集め、世界中のクラシック・ファン、鉄道ファンを狂喜させたアルバムが待望の再登場です。 ヴィラ・ロボス「カイピラの小さな汽車」、オネゲル「パシフィック231」、J.シュトラウス「観光列車」、ドヴォルザーク「ユーモレスク」などの有名曲はもちろん、コープランドやレブエルタスの残したマイナー作品を聴くことが出来るのがなんとも嬉しいところ。収録作品の多くで用いられる、鉄道ならではのリズムに乗りに乗った楽しい演奏で、最後まで飽きさせることありません。
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ブラジルの印象
ヴァイオリンとピアノのための音楽 [フランチェスカ・アンデレッジ(ヴァイオリン)/エリカ・リベイロ(ピアノ)]Violin and Piano Recital: Anderegg, Francesca / Ribeiro, Erika - AGUIAR, E. / FREIRE, L. / GNATTALI, R. / GUARNIERI, C. (Images of Brazil)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:8.573923
CD価格:1,600円(税込)
「ブラジルの印象」と題されたこのアルバムには、伝統的なスタイルによる曲やネオ・ロマン主義、モダニズム、そしてジャズ、ボサノヴァやショーロ、フレボ、サンバなどの民族主義による様々な作品が収録されています。これは2015年にヴァイオリニスト、アンデレッジが2週間、ブラジルでツアーを行い、地元のミュージシャンと交流を持ちインスパイアされたことから生まれたもので、ピアニスト、エリカ・リベイロもこのツアーに参加、以降、アンデレッジとリベイロは良いコラボレーション関係を結ぶこととなりました。 ヴィラ=ロボス以外は、ほとんど日本で名前を知られていない作曲家たちですが、どの曲も活気に満ちた楽しさを備えています。
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Latin America Alive[6枚組BOX] [エドゥアルド・マータ指揮/ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団]
発売日:2018年03月23日
CD 6枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
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SOUTH AMERICA
チェロによる南アメリカの音楽集 [ペタノヴァ/トリヴィソンノ/アルベルト&アントニオ・リジー/ディックスタイン]Cello Music - VILLA-LOBOS, H. / PIAZZOLLA, A. / KODÁLY, Z. / CASALS, P. (South America) (Petanova, Trivisonno, Alberto and Antonio Lysy, M. Dickstein)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:YAR80167
CD価格:2,720円(税込)
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ブラジリアン・ランドスケープ [ペトリ/マズール/マレイ]
Arrangements for Recorder, Guitar and Percussion (Brazilian Landscapes) (Petri, M. Mazur, D. Murray)
発売日:2017年11月29日
NMLアルバム番号:6.220618
SACD-Hybrid価格:2,175円(税込)
「ブラジル」をテーマにしたアルバム。ジスモンチやジョビンなどおなじみの名前から、ヴィラ=ロボスの情熱的な曲、ナザレーの抒情的な曲などもりだくさんの選曲です。今回はミカラ・ペトリのリコーダーを中心に、若手ギタリスト、ダニエル・マレイと、マイルス・デイヴィスとも共演経験のある天才的ジャズ・パーカッション奏者、マリリン・マズールがアンサンブルを結成し、洗練された響きを聞かせています。作曲家としても知られるマレイ自身の作品も収録。情熱からsaudade=哀愁まで、多彩なブラジル音楽を奏でています。
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新垣隆&礒絵里子
ロンド 珠玉のヴァイオリン名曲集 [礒絵里子(ヴァイオリン)、新垣隆(ピアノ、作曲)]Violin and Piano Recital: Iso, Eriko / Niigaki, Takashi - DINICU, G. / ELGAR, E. / KREISLER, F. / MASSENET, J. / NIIGAKI, Takashi (Rondo)
発売日:2017年06月01日
NMLアルバム番号:MECO-1027
SACD-Hybrid価格:3,300円(税込、送料無料)
陰の天才から、真の天才へ!
鬼才 新垣隆(ピアノ、作曲)が盟友 礒絵里子(ヴァイオリン)と紡ぐ16の音の花束本場ベルギーで学んだ礒絵里子のヨーロッパ本流のヴァイオリンと、陰の天才から真の天才へと大きな変貌を遂げた新垣隆のピアノによる珠玉のヴァイオリン名曲集です。 このアルバムでは、新垣隆の作曲による「ロンド」「哀しい鳥」という2曲の魅力溢れる新曲を収録、多彩な音のパレットを持つ彼の非凡な才能が開示されています。新垣隆自身の名前が冠されるクラシック・アルバムとしては初となるこの「ロンド」は、新曲以外に、数多ある世界中のヴァイオリン名曲の中からまさに宝石のような全16曲を収録、薫り立つような音の花束は、聴く人の琴線に深く触れることでしょう。 学生時代から長きに渡り深い友情と信頼を醸成してきた礒と新垣による至高のデュオ・サウンド、その芸術が今、ここに結晶し、そして飛翔します。 -
新倉瞳
祈り チェロとハープ珠玉の名曲集 [新倉瞳(チェロ)、朝永侑子(ハープ)]Cello and Harp Recital: Niikura, Hitomi / Tomonaga, Yuko: BERTHOMIEU, M. / GRIEG, E. / PÄRT, A. / PIAZZOLLA, A. / SAINT-SAËNS, C. (Prayer)
発売日:2017年06月01日
NMLアルバム番号:MECO-1037
SACD-Hybrid価格:3,300円(税込、送料無料)
デビュー10周年記念アルバム 全曲ニューレコーディング新倉瞳のデビュー10周年記念アルバムは、本人が心から愛する珠玉の名曲全18曲を厳選、新たにDSDフォーマットでレコーディングしました。そこにあるのは常にカンタービレでありエスプレッシーヴォ、そして心の吐露であり告白です。深い信頼を置く盟友、朝永侑子のハープと織りなすデュオの響きは、ピアノ伴奏とはまた違った趣であり、豪華絢爛たる別格の音世界が堪能できます。 新倉瞳の原点回帰ともいえるこの小品集は、薫り立つフィネスに満ちた極上の1枚です。
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Melody's Mostly Musical Day ‐
朝から夜までメロディいっぱい! [リン]Melody’s Mostly Musical Day
発売日:2016年11月23日
NMLアルバム番号:Steinway30043
CD価格:1,950円(税込)
Steinway and Sonsレーベル初の「子供向け」のコンピレーション・アルバムの登場。演奏はレーベルを代表する名手ジェニー・リンによるもので、もちろんお子様からその親、祖父母の世代まで、全ての人々にお楽しみいただける内容です。朝起きてから夜眠るまで、一日ずっとステキなメロディに包まれていたい・・・そんな人にもオススメします。珍しい曲もありますが、全て解説(英語)が付けられています。
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〈期待の新進演奏家シリーズ〉
アルメン・ドネイアン
ギター・リサイタル [期待の新進演奏家シリーズ]Guitar Recital: Doneyan, Armen - DUBEZ, J. / LEGNANI, L. / TANSMAN, A. / TÁRREGA, F. / TURINA, J. / BROUWER, L. / VILLA-LOBOS, H.
発売日:2016年10月28日
NMLアルバム番号:8.573591
CD価格:1,600円(税込)
1989年生まれのフランスのギタリスト、アルメン・ドネイアンは6歳からギターを始め、最初はアレクサンドル・ジェラール、ダニエル・ラヴィアールに師事、パリ地方音楽院に入学してからはラモン・デ・エレッラの下で学び、2008年に1等賞を獲得しました。その後も数々の名教師に学び、ソロ、室内楽の研績を積み、また数多くの国際コンクールでも良い成績を収めています。2012年にはイギリスの「アイヴァー・メイランツ国際コンクール」で第1位、2014年にはイタリアの「ステファノ・ストラータ・コンクール」で第2位と聴衆賞を獲得、そして2015年にはギター・コンクールの最高峰「GFA(GITAR FOUNDATION OF AMERICA)国際ギター・コンクール」で銀メダルを受賞、今後の活躍が嘱望されています。 そんなドネイアンの多彩な才能が感じられるこのアルバム、選ばれた作品はハンガリー、ポーランド、イタリア、スペイン、キューバ、ブラジルと多岐に渡ります。ハンガリー民謡、フラメンコ、タンゴ・・・様々な雰囲気を纏った作品は、どれも高い技術と音楽性を要するものばかり。
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Havana Moon [トランスアトランティック・アンサンブル]
Clarinet and Piano Recital: TransAtlantic Ensemble - D'RIVERA, P. / VILLA-LOBOS, H. / ÁGUILA, M. de / JOFRE, J.P. (Havana Moon)
発売日:2016年10月21日
NMLアルバム番号:Steinway30052
CD価格:2,080円(税込)
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世界の民謡集 [バーベリアン]
Vocal Recital: Berberian, Cathy - BARTÓK, B. / LEBEDEFF, A. / OBRADORS, F. / HAYDN, J. / BEETHOVEN, L. van / RAVEL, M. (Folk Songs of the World)
発売日:2016年06月29日
NMLアルバム番号:SWR19010CD
CD価格:2,240円(税込)
驚異のヴォーカルテクニックに支えられた多彩な表現力、そして恵まれた語学力の全てを駆使し、前衛音楽から民謡までと幅広い曲を歌いこなしたアルメニア系アメリカ人歌手、キャシー・バーベリアン。1950年代、作曲家ルチアーノ・ベリオと結婚していた頃には、ベリオをはじめ、ケージやヘンツェ、ストラヴィンスキーによる多くの曲が彼女のために書かれたことでも知られています。 このアルバムは、そんな彼女が得意とした民謡集ですが、各々の曲は原語で歌われ(なんと17カ国)例えば、スイスの歌ではヨーデルの技法が用いられていたり、コープランドでは「猫の声」をはじめ、動物の声を模倣していたりと変幻自在。まさに前代未聞の「声の芸術」です。
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南からの印象
アマデウス・ギター・デュオ [アマデウス・ギター・デュオ]Guitar Duo Recital: Amadeus Guitar Duo - CASTELNUOVO-TEDESCO, M. / CARULLI, F. / MONTES, A. / GARCIA, G. (Images from the South)
発売日:2016年02月24日
NMLアルバム番号:8.573442
1)
CD価格:1,600円(税込)
このアルバム、タイトルの「Images from the South - 南からの印象」の南とは一体どこの辺りなのでしょうか。「南」と言っても南ヨーロッパ?それとも南アメリカ?南極ではないだろうな…と思いながら聴いてみると、そこにはなんとも色鮮やかで蒸し暑い世界が広がっていました。イタリア、フィレンツェで生まれカリフォルニアに移住したカステルヌオーヴォ・テデスコの古典的な面持ちを持つソナティナとフーガ、イタリアからパリに移ったカルッリの麗しいセレナード、アマデウス・ギター・デュオのために書かれたベネズエラの作曲家モンテスのスラマ、香港で生まれイギリスで活躍する東洋系ギタリスト、ジェラルド・ガルシアの詩人ロルカへの賛美、おなじみヴィラ=ロボスのピアノのための曲を2台ギターに編曲した前奏曲、ロドリーゴの「マドリガル協奏曲」からの3つの楽章、ボリビア生まれのセナモンによる映画「カサブランカ」にインスパイアされたノスタルジックな曲、そして誰もが知っている「アルハンブラの思い出」の2台ギター版。 この多彩な作品を演奏するのは、こちらもおなじみアマデウス・ギター・デュオ。結成25周年を迎え、一層そのアンサンブルも緊密になっています。
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Through Time [ロペス]
FRANÇAIX, J.: Divertissement for Bassoon and Strings / MOZART, W.A.: Bassoon Concerto, K. 191 (Through Time) (Lopes)
■室内楽
発売日:2014年08月27日
NMLアルバム番号:SM211
1)
CD価格:1,824円(税込)
ファゴットで辿る音楽の旅。様々な時代の美しい曲を名手ルイ・ロペスが高らかに演奏します。ポルトガルで生まれたルイ・ロペスは18歳からファゴットを学び始めたという、比較的遅いスタートを切った人ですが、すぐさま才能を発揮し、権威あるエストリル国際コンクールで優勝したのを皮切りに、世界中のオーケストラと共演、またたくさんのミュージシャンとも共演するなど、注目を浴びています。 このアルバムはイギリス室内管弦楽団との共演で、2つの世界初録音ヴァージョンを含むなど、この楽器の好きな人にとってはたまらない選曲となっています。彼のレパートリーはとても広く、ヴィヴァルディなどのバロック作品から現代曲まで、またアルゼンチン・タンゴなどは自身がアレンジを施すなど、アレンジャーとしても素晴らしい能力を有しています。冒頭のヴィラ=ロボスの「シランダ舞曲」はもともとファゴットのための作品で、ヴィラ=ロボスらしい大胆な和声と、濃厚な伴奏が魅力的な作品。これを聞いただけでこの人のすごさがわかるというものです。小粋なフランセでの遊び心、モーツァルト、ヴィヴァルディでの端正な雰囲気、そして甘い甘いエルガー。これは確かに素晴らしいです。
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ことばが消えるとき [アンダーソン・アンド・ロー]
Piano Duo Recital: Anderson and Roe - JACKSON, M. / MOZART, W.A. / BIZET, G. / SCHUBERT, F. / RACHMANINOV, S. / SCHUMANN, R. (When Words Fade)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2012年12月19日
NMLアルバム番号:Steinway30006
CD価格:1,824円(税込)
4本の手から繰り出される目も眩むようなピアノの音色。圧倒的なリズム感。マイケル・ジャクソンから特殊奏法のヴィヴァルディ、至るところで音がはじけるパパゲーノのアリア…。曲が進むにつれ驚きばかりが増していくスゴイ1枚です。アレンジが素晴らしいことは言うまでもないのだけど、テクも物凄い。「パラノイド・アンドロイド」ではなぜか真面目に弾いていて、まるでプロコフィエフかリゲティを思わせる曲になっていたり。とにかく面白いです。
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フーガの技法 [コヴァチッチ]
Orchestral Music - BACH, J.S. / MOZART, W.A. / BRITTEN, B. / VILLA-LOBOS, H. / HONEGGER, A. / ZEISL, E. / MOSZKOWSKI, M. (The Art of Fugue) (Kovacic)
■室内楽
発売日:2012年11月21日
NMLアルバム番号:CDAccordACD168
CD価格:1,824円(税込)
パーセルからブリテンまで、2世紀に渡る「フーガの歴史」を辿る興味深い1枚です。タイトルでもある、J.S.バッハの「フーガの技法」は、まさにこの形式における最高傑作の一つであり、およそ考えられる限りの全ての対位(Contrapunctus)法を駆使した緊密な構築性を持った作品です。しかしその後もこの形式に魅せられた作曲家は多く、数多くのフーガが生まれ続けています。聴けば聴くほどに驚くばかり。作曲家たちの「音によるパズル」をどうぞお楽しみください。
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期待の新進演奏家シリーズ
ヨハネス・メラー ギター・リサイタル [メラー]Guitar Recital: Moller, Johannes - BARRIOS MANGORE, A. / CRAEYVAGNER, K.A. / REGONDI, G. / VILLA-LOBOS, H. / GOUGEON, D. / BROUWER, L.
■器楽曲(ギター)
発売日:2011年07月13日
NMLアルバム番号:8.572715
CD価格:1,600円(税込)
漲るカリスマ性、溢れるロマンティシズム。
新たなる“ギターの貴公子”ここに登場!1981年、スウェーデン生まれのギタリスト&作曲家ヨハネス・メラーのNAXOSデビュー・アルバムです。彼は13歳で初の公開コンサートを行い、その後はヨーロッパ、アジア、南北アメリカで500回以上のコンサートを開いています。2010年だけでも各国で50回もコンサートを開催(その中にはカーネギー・ホールも含まれる)した他、GFAコンサート・アーティスト・コンペティションで第1位を獲得するなど、その才能を確実に開花させています。 このアルバムではバリオスやヴィラ=ロボスなどのギターのスタンダード曲や、現代曲、そして最後に自作の「遠き炎への詩」を演奏。その真価を世に問います。どの曲も素晴らしいのですが、とりわけロマンティックな曲の表現が見事です。柔らかい音色、繊細な感情表現が、冒頭のバリオスから溢れるように伝わってくることでしょう。 -
期待の新進演奏家シリーズ
ラファエル・アギーレ=ミニャーロ
ギター・リサイタル [アギーレ]Guitar Recital: Aguirre, Rafael - SOR, F. / IBERT, F. / POULENC, F. / OHANA, M. / RAUTAVAARA, E. / VILLA-LOBOS, H. / CLERCH, J. / TARREGA, F.
■器楽曲(ギター)
発売日:2008年10月08日
NMLアルバム番号:8.572064
16)
CD価格:1,600円(税込)
ある時は軽やかに歌い、ある時は切り裂くように弦をかき鳴らす、スペイン生まれの若き天才ギタリスト2007年国際タルレガ・ギター・コンクールの優勝者アギーレ=ミニャーロは、1984年マラガに生まれ7歳からギターを始めました。マスタークラスでは、ブローウェルやバルエコ、D・ラッセルなどに指導を受け、各地のコンクールで次々と勝利を重ね、その才能に磨きをかけています。このアルバムではソルの幻想曲(「うつろな心」による変奏)や、ラウタヴァーラのモダンな作品などを思いのままに演奏、変幻万化の表情を見せてくれます。
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アンドレス・セゴビア
1950年代アメリカ録音集 第6集 [セゴビア - 録音:1950年代]SEGOVIA, Andres: 1950s American Recordings, Vol. 6 (Segovia, Vol. 8)
■器楽曲(ギター)
発売日:2008年09月10日
NMLアルバム番号:8.111314
1)
CD価格:1,600円(税込)
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ディスカヴァー・チェンバー・ミュージック
DISCOVER CHAMBER MUSIC
■室内楽
発売日:2008年09月10日
NMLアルバム番号:8.558206-07
2CD
通常価格:1,300円→ 特価!:790円(税込) -
ビゼー/セレブリエール編:
カルメン・シンフォニー他 [セレブリエール/アメリカ海兵隊バンド]BIZET / SEREBRIER: Carmen Symphony and other works
■吹奏楽
発売日:2008年06月11日
NMLアルバム番号:8.570727
2)
CD価格:1,600円(税込)
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グレート・ギタリスト・シリーズ
アンドレス・セゴビア
1946年ニューヨークおよび1949年ロンドン録音集 [セゴビア - 録音:1949年]SEGOVIA, Andres: 1946 New York and the 1949 London Recordings (The) (Segovia, Vol. 2)
■器楽曲(ギター)
発売日:2006年07月01日
NMLアルバム番号:8.111088
CD価格:1,600円(税込)
大バッハをギターの世界に取り入れたセゴビアの功績ギターを独奏楽器としての高い位置に引き上げた功績のほか、セゴビアの偉業として印されるものに、大バッハの編曲が挙げられます。35年に「シャコンヌ」を初演したときは、批判の対象にもさらされましたが、彼の編曲の巧みさ~ギターの慣用的な書法を適用しながら、オリジナルの持つ曲想を壊すことなく移行した編曲技術~に加え、彼の演奏が深い音楽性に裏打ちされていたことから、次第に高く評価されるようになり、ギターの重要なレパートリーとして確立されました。このCDに収録されているのは彼が残した2種類の録音のうち、より集中力に勝るとされているSP時代のものです。
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ブラジルのギター音楽集 [デヴァイン]
Guitar Music from Brazil
■器楽曲(ギター)
発売日:2004年06月01日
NMLアルバム番号:8.557295
8)
CD価格:1,600円(税込)
名曲「イパネマの娘」も聴ける!ブラジル音楽の多士済々ブラジル音楽を代表する楽器ギターのアルバムは、真面目に凄い。ボサノバの創始者ジョビンの代表作「イパネマの娘」も聴けます(ギター一台でやっても実に良い)。アルバムの冒頭に相応しいペレイラ作品の清々しさ、日本でもお馴染みアサド兄弟セルジオのモダンさ、世界を魅了した夭折の天才ハベーロの非凡な感性、ブラジルと言えばこの人は欠かせないヴィラ=ロボスの題名通りの感傷、ミランダの技巧性など、この多士済々ぶりには脱帽! 英国生まれで成人する前からブラジルに移ったデヴァインの解説と名演をお届けします。
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カヴァティーナ
ザ・グレイティスト・ギター・コレクションCavatina - Highlights from the Guitar Collection
■器楽曲(ギター)
発売日:1998年04月01日
CD価格:1,000円(税込)
一家に一枚、ギターはこれさえあれば大丈夫誰しも「アルハンブラの思い出」を聴いて心を震わせ、ギターっていいなあと感じた経験をお持ちの筈。そんなギターの名曲を集めたCDが欲しいと思っていた貴方に、ナクソスが決定盤を贈ります。ソルをはじめとしてギター音楽史上燦然と輝く名手達から、映画で有名になった1、また18のようにマイナーでも涙を流すしかない作品までソロの名曲を網羅した上、「アランフェス協奏曲」からも有名な第2楽章を収録しました。興味を持たれた方は、ナクソスだけが驀進する膨大なギターコレクション(当盤のもとネタ)にお進みください。
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ラテンアメリカ・クラッシックス 第1集 [メキシコ祝祭管/バティス]
Latin American Classics
■交響曲/管弦楽曲
発売日:1994年08月01日
NMLアルバム番号:8.550838
7)
CD-R価格:1,600円(税込)
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ブラジリアン・ポートレート [ガルシア]
BRAZILIAN PORTRAIT: VILLA-LOBOS AND THE GUIITAR MUSIC OF BRAZIL
■器楽曲(ギター)
発売日:1989年06月01日
NMLアルバム番号:8.550226
14)
CD価格:1,600円(税込)