バッハ(ヨハン・クリフトフ) Bach, Johann Christoph
生没年 | 1642-1703 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 24934 |
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Boulder Bach Festival
ボルダー・バッハ音楽祭 [ザカリー・キャレッティン (ヴァイオリン)/キム・ユウン(ヴァイオリン)/クレア・マッカハン (メゾ・ソプラノ)/ミナ・ガイッチ(チェンバロ)/クリストファー・ホルマン(チェンバロ・オルガン) 他]BACH, J.C.: Ach, dass ich Wassers genug hätte / BACH, J.S.: Concerto for 2 Violins, BWV 1043 (Boulder Bach Festival) (Carrettín, Yu-eun Kim, McCahan)
発売日:2023年05月12日
NMLアルバム番号:DSL-92265
CD+Blu-ray-Audio 2枚組価格:2,400円(税込)
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J.S.バッハ(1685-1750):
モテット集 [ヴァランタン・トゥルネ、ラ・シャペル・アルモニーク]発売日:2022年06月24日
CD
通常価格:2,475円→ 特価!:1,790円(税込)みずみずしく伸びやかな解釈、充実した器楽編成付でバッハの多声音楽世界へ2019年にバッハの『マニフィカト』初演版の録音(CVS009/NYCX-10097)で鮮烈なCDデビューを飾った、フランスの新世代指揮者ヴァランタン・トゥルネ率いるラ・シャペル・アルモニーク。Château de Versailles Spectaclesレーベルではその後ラモーの《優雅なインドの国々》(CVS031)や《レ・パラダン(遍歴騎士たち)》(CVS054)といったオペラのみずみずしい録音も聴かせてくれた彼らですが、今回のモテット録音もバッハ作品への深い愛が見事な結実を見せた注目すべき内容となっています。 二重合唱で各パート2~3人となる小規模編成の声楽陣に、ヴァイオリン2・ヴィオラ2・チェロとコントラバス各1にオーボエ2・ターユ(中音域オーボエ)1・ファゴット1とオルガンからなる器楽が参加。ヴァイオリンのダヴィド・プランティエやオーボエのブノワ・ローラン、オルガンのフランソワ・ゲリエらヴェテラン勢が加わった充実の器楽陣が、合唱の単なる補助以上の効果をもたらし、色彩感溢れる多声部の絡み合いでア・カペラとは違う豊かな作品像を描き上げます。 大バッハに大きな影響をもたらした親族ヨハン・クリストフ・バッハのモテットではバロック期の一部の習慣に従い、器楽にカンマートーン(A=390Hz)、合唱にコーアトーン(A=465Hz)とピッチを別々に設定、約短三度の音程差を音符の読みかえ(器楽陣が in E♭ 読み)することで補正し、当時の音響感覚に迫るという興味深い試みも。 また大バッハ自身が筆写した17世紀の作曲家クニュプファーも収録し、ドイツの伝統とバッハの繋がりを浮き彫りにするプログラム構成も秀逸です。
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J.S.バッハ(1685-1750):
カンタータ集 第33集 [ルドルフ・ルッツ(指揮)]BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 33 - BWV 69a, 102 /Fürchte dich nicht, BWV 228 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)
発売日:2021年01月15日
NMLアルバム番号:BSSG-B896
CD価格:3,525円(税込、送料無料)
ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ集。第33集には2つのカンタータと、モテット1曲が収録されています。 三位一体後第10日曜日用のカンタータ第102番「主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう」は1726年初演。自らの罪を悔い改め、神への再献身を強く求める内容。強い信仰の念を促すかのような痛切な旋律が印象的です。冒頭の合唱は後にミサ曲ト短調に転用されました。 1723年初演の第69番a「わが魂よ、主をほめたたえよ」は1748年のライプツィヒ市参事会員交代式用に改編される前の“原曲”となるカンタータ。録音が少なく、この演奏は貴重です。添えられたモテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」は葬送のための作品。思いの他華やかな曲調は「死は恐れるものではない」というキリスト教の思想に基づいています。 アルバムにはバッハのいとこにあたるヨハン・クリストフ・バッハのモテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」と、シュメルツァーの代表作「フェルディナント3世の死に寄せる哀歌」がボーナス・トラックとして収録されています。
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BACH FAMILIY ・ FAMILY AFFAIRS
バッハ・ファミリー 一族の影響
バッハ一族のモテット集 [アンサンブル・ポリハルモニーク(声楽アンサンブル)/テアトロ・デル・モンド(古楽アンサンブル)/アンドレアス・キュッパース(指揮)]発売日:2022年12月09日
CD価格:1,800円(税込)
1735年にヨハン・ゼバスティアン・バッハが作成した『音楽家バッハ一族の起源』をはじめ、多くの文献にバッハ音楽一家の結束の固さが記載されています。一族のメンバーたちは音楽にかかわる職業に就いていた者が多く、一年に一度は定期的に集まる機会を設け、コラールや即興歌を歌い、職業上の話題を交換していたとされています。各地で活躍した彼らのおかげで「バッハ一族」という名前は、そのまま音楽家の代名詞として用いられ、そのイメージは18世紀末までも残るほどでした。 アンサンブル・ポリハーモニークとテアトロ・デル・モンド、そして音楽監督のアンドレアス・キュッパースは今作でバッハ一族が相互に与えた影響を追求し、キュッパースが彼らの出発点とみなした「17世紀初頭のバッハ一族作品集」から6曲をセレクト、ここに18世紀後半までのバッハたちの作品を加えることで、4世代にわたる作品の比較とその時代に及ぼした影響を知ることができます。選ばれた曲はどれも4~6声の声楽パートと通奏低音を持つ編成であり、先人の作品がC.P.E.バッハら18世紀生まれの後人の作品にもたらした影響も感じることができるでしょう。
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『ラメント』
バロック期ドイツ語圏の器楽と声楽のための哀歌をあつめて [ダミアン・ギヨン (カウンターテナー)、カフェ・ツィマーマン (古楽器使用) パブロ・バレッティ、マウロ・ロペス・フェレイラ (ヴァイオリン) パトリシア・ガニョン、デアドル・ダウリング (ヴィオラ) ペトル・スカルカ (チェロ) ダヴィデ・ナーヴァ (コントラバス) 野入志津子 (テオルボ) セリーヌ・フリッシュ (オルガン)]Vocal and Chamber Music (Baroque) - BACH, J.S. / BIBER, H.I.F. von / FROBERGER, J.J. / SCHMELZER, J.H. (Lamento) (Guillon, Café Zimmermann)
発売日:2020年09月11日
NMLアルバム番号:ALPHA626
CD価格:2,475円(税込)
ダミアン・ギヨンとカフェ・ツィマーマンの共演による哀歌集古くは13世紀からあり、ルネサンスを経てバロックに入る頃、声楽曲としてのみならず、器楽曲としてもその形式を確立した「ラメント(哀歌・悲歌)」。ここにはオーストリアを中心に活躍したシュメルツァーとビーバー、存命中に大きな名声を得ていたヨハン・クリストフ・バッハ、その弟で大バッハの先妻マリア・バルバラの父でもあるヨハン・ミヒャエル・バッハ、フレスコバルディに学んだ鍵盤音楽の重要作曲家フローベルガー、ドレスデンにおけるシュッツの高弟で後年ハンブルクに移り多くの教会音楽を残したベルンハルトらによる、ラメントの性格を持った作品を収録しています。 カフェ・ツィマーマンはこのアルバム制作にあたり、長年共演を重ねてきたダミアン・ギヨンを招き、しっとりとした表現に留まらず、時に波打つような動きを生き生きと歌い上げ、美しくもメリハリのある一枚に仕上げています。バレッティとフリッシュという、グループの中心人物二人それぞれのソロも収められた多彩なプログラムです。
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バッハ一族の教会カンタータ
~17世紀の教会コンチェルトから、大バッハの青年時代まで~ [リオネル・ムニエ、ヴォクス・ルミニス]Vocal Ensemble Concert: Vox Luminis - BACH, H. / BACH, J.C. / BACH, J.M. / BACH, J.S. (Bach Kantaten)
発売日:2019年06月28日
NMLアルバム番号:RIC401
CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)
バッハ一族の3巨匠から、大バッハ最初期の傑作へ全員ソリスト級の少数精鋭で聴くからこそ、バロックの声楽曲はその本来の魅力が生きてくるもの。ヨーロッパ古楽界の最前線をゆく精鋭集団ヴォクス・ルミニス最新盤は、大バッハの青年時代にいたる、バッハ一族の名匠たちの作品を通じての教会カンタータ史をひもとく充実企画です。 シュッツやシャイトらを経て、バッハ一族のモテット集(RIC347)も制作した経験を活かし、演奏編成は妥協なく17世紀流儀を徹底。各パート最大2人、大半はソリスト編成でわかりやすく音の綾を伝えてゆくスタイルが活きるのは、演奏者が一人残らず手練の名手だから。大バッハも若い頃憧れたヨハン・クリストフ・バッハをはじめ、3人の先達の作品にはトランペットやティンパニまで動員される大作も含まれ、曲ごとに異なる編成が17世紀音楽の面白さを伝えてやみません。その末に聴くバッハ最初期の教会カンタータ第4番では、合唱中心のカンタータ解釈とは全く違った「17世紀生まれの青年バッハ」の姿を垣間見せてくれる仕上がりに驚かされることでしょう。 国内仕様では歌詞全訳とともに詳細解説の日本語訳が添付されます。
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「我らの父よ」
ドイツ北部・中部・南部 バロックの教会音楽と器楽曲 [クレマンティス/ブンジェン]Vocal Music (German, Sacred Cantatas) - ECCARD, J. / FRANCK, J.W. / POHLE, D. / SCHEIN, J.H. / TUNDER, F. (Vater unser) (Clematis, Bündgen)
発売日:2018年08月29日
NMLアルバム番号:RIC389
CD価格:2,475円(税込)
「天にまします我らの父よ…」で始まる、キリスト教で最も有名な祈祷文の一つと言える「主の祈り」。これに基づいたゲオルク・ベームのコラール前奏曲を軸に、ドイツ・バロックの宗教的な器楽作品と、アルト(カウンターテナー)独唱によるルター派のカンタータを集めたアルバムです。これらの作品は器楽全盛だった当時のイタリア音楽に強い影響を受けており、声楽の伴奏においても、器楽が大きな役割を担っています。また収められた純器楽作品は全て宗教的題材に基づいており、その多くは、当時のコラールの旋律をもとにしたものです。 演奏は、「シャコンヌ」を始めとしたヴィターリ父子の作品をめぐる刺激的なアルバム(RIC326)をリリースしている、ヴァイオリンのステファニー・ド・ファイーとアンサンブル「クレマティス」。ここでも宗教的な敬虔さを大切にしながら、それぞれの作品が持つ抑揚や旋律の美しさを聴き応えたっぷりに歌い上げています。
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IN DULCI JUBILO - もろびと声あげ [シアター・オブ・ヴォイシズ/ヒリアー]
Choral Music (In dulci jubilo - Music for the Christmas Season by Buxtehude and Friends) (Theatre of Voices, Hillier)
発売日:2017年11月29日
NMLアルバム番号:6.220661
SACD-Hybrid価格:2,325円(税込)
DACAPOレーベルにおける初の「クリスマス・アルバム」は、グラミー賞受賞者、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォイセスが演奏するブクステフーデとその友人たちの作品集。お告げから降誕までの情景に合わせて選曲、演奏するというコンセプトに基づき、伝統的なクリスマス音楽に加え、オルガンの独奏曲や声楽アンサンブルなどバラエティに富んだ作品が組み合わされています。小編成の声楽アンサンブルと器楽アンサンブルによる精緻で美しい演奏は、17世紀の慎ましいクリスマス音楽をこの上なくひきたてています。
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新倉瞳
祈り チェロとハープ珠玉の名曲集 [新倉瞳(チェロ)、朝永侑子(ハープ)]Cello and Harp Recital: Niikura, Hitomi / Tomonaga, Yuko: BERTHOMIEU, M. / GRIEG, E. / PÄRT, A. / PIAZZOLLA, A. / SAINT-SAËNS, C. (Prayer)
発売日:2017年06月01日
NMLアルバム番号:MECO-1037
SACD-Hybrid価格:3,300円(税込、送料無料)
デビュー10周年記念アルバム 全曲ニューレコーディング新倉瞳のデビュー10周年記念アルバムは、本人が心から愛する珠玉の名曲全18曲を厳選、新たにDSDフォーマットでレコーディングしました。そこにあるのは常にカンタービレでありエスプレッシーヴォ、そして心の吐露であり告白です。深い信頼を置く盟友、朝永侑子のハープと織りなすデュオの響きは、ピアノ伴奏とはまた違った趣であり、豪華絢爛たる別格の音世界が堪能できます。 新倉瞳の原点回帰ともいえるこの小品集は、薫り立つフィネスに満ちた極上の1枚です。
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バッハ一族の作品集(モテット集) [テルツ少年合唱団/シュミット=ガーデン]
BACH FAMILY: Motets (Tolzer Boys Choir, Schmidt-Gaden)
■合唱曲
発売日:2011年08月24日
NMLアルバム番号:C5060
CD価格:2,250円(税込)
約150年間に渡る、バッハ一族の活躍の一端を垣間見る1枚です。トラック1は大バッハの父の叔父、トラック2-4は大バッハの父の叔父(1とは違う)ハインリヒ・バッハの子、5-6は大バッハの父の従弟で、最初の妻マリア・バルバラの父、トラック7のヨハン・クリストフ・アルトニコルは、もともとはバッハの弟子で、バッハとアンナの娘エリザベート・ユリアーナ・フリデリーカと結婚し、義母アンナ・マグダレーナとともに平均律クラヴィア曲集第2巻を編集した人。トラック8は大バッハの五男。一族とは言え、やはり各々の作風はとても個性的です。資料的価値の高いこの演奏、テルツ少年合唱団の清冽な歌声でお楽しみください。