シャイデマン(ハインリヒ) Scheidemann, Heinrich
生没年 | 1595-1663 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 21160 |
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ハスラー(1564-1612):
Regina Angelorum - 天使の女王 [アンサンブル・ヴォックス・アルカンジェリ 他]HASSLER, H.L.: Regina Angelorum (Ensemble Vox Archangeli, Schuen)
発売日:2022年01月21日 NMLアルバム番号:Gramola99256
CD価格:2,325円(税込)
ニュルンベルク出身、後期ルネサンスの作曲家ハンス・レオ・ハスラー。若い頃にイタリア留学を果たし、ヴェネツィア楽派のコンツェルタート様式をドイツに持ち帰った功績で知られます。優れたオルガニストとしてアウクスブルクの富豪フッガー家のオクタヴィアン2世に仕え、多くの作品を作曲。ドイツの厳格な対位法を駆使しながらイタリア風の優美な旋律を持つ彼の作品は、初期の頃から出版され流布し高い人気を誇りました。 このアルバムに収録されているのはオルガン独奏を含む「第8旋法のマニフィカト」など、ほとんどが20代の時に出版された曲であり、なかでも二重合唱で奏される「8声のミサ」はハスラーの代表作の一つ。 演奏はオルガニスト、指揮者マヌエル・シュエンが監督を務める各パート一人の編成のアンサンブル・ヴォックス・アルカンジェリとする少数精鋭の歌手たち。彼らの歌声が教会のふくよかな響きを伴い、作品に命を吹き込みながら強い印象を残します。
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シャイデマン(1595-1663)
シャイト(1587-1654):
「運命の天使の歌」
~ チェンバロ作品集 [ヤン・ムーラン]Harpsichord Recital: Moulin, Yoann - SCHEIDEMANN, H. / SCHEIDT, S. (Cantilena Anglica Fortunae)
発売日:2018年12月07日 NMLアルバム番号:RIC394
CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)
19世紀以降「ドイツ三大S」と呼ばれてきたのは、バッハ以前の3人の作曲家、シャイト、シャイン、そしてシュッツ。しかし同じくS(ch)で始まる綴りの名を持ちながら、シャイデマンという偉大なオルガン芸術家にいまひとつ光が当たらないのは、単なる歴史の偶然としか思えません。16世紀の英国ヴァージナル作曲家たちに連なる、ルネサンス期の鍵盤音楽の伝統をふまえながら、17世紀のドイツ北方におけるオルガン芸術の基礎を築いたこの作曲家の技芸がいかに偉大だったか、本盤はそれを端的に示しています。 オルガン音楽こそがハンブルクの大家シャイデマンの真骨頂だったとすれば、17世紀当時のドイツ人作曲家たちにはオルガン曲とチェンバロ曲を厳密に区別して考える発想はあまりなく、私たちはシャイデマンの鍵盤音楽世界がどれほど精巧かつ雄弁だったかを、オルガンよりもむしろチェンバロの演奏で深く知ることになるでしょう。比較例にもなるシャイトの鍵盤曲もやはりチェンバロ演奏で、欧州古楽界の新世代を担うヤン・ムーランの奏でる17世紀初頭モデルの銘器の響きが、Ricercarの自然派録音とあいまって作品の魅力を(そして、シャイトをはじめとする同時代のドイツ三大Sにも負けぬほどの書法の確かさを)しめやかな演奏で静かに伝えてくれる逸品です。存在感が立っていながら、伝記的記述も少ない作曲家のひとりであるシャイデマンですので、解説も貴重(国内仕様盤では詳細訳付)。
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シャイデマン(1595-1663)
シャイト(1587-1654):
「運命の天使の歌」
~ チェンバロ作品集 [ヤン・ムーラン]Harpsichord Recital: Moulin, Yoann - SCHEIDEMANN, H. / SCHEIDT, S. (Cantilena Anglica Fortunae)
発売日:2018年12月07日 NMLアルバム番号:RIC394
CD価格:2,475円(税込)
19世紀以降「ドイツ三大S」と呼ばれてきたのは、バッハ以前の3人の作曲家、シャイト、シャイン、そしてシュッツ。しかし同じくS(ch)で始まる綴りの名を持ちながら、シャイデマンという偉大なオルガン芸術家にいまひとつ光が当たらないのは、単なる歴史の偶然としか思えません。16世紀の英国ヴァージナル作曲家たちに連なる、ルネサンス期の鍵盤音楽の伝統をふまえながら、17世紀のドイツ北方におけるオルガン芸術の基礎を築いたこの作曲家の技芸がいかに偉大だったか、本盤はそれを端的に示しています。 オルガン音楽こそがハンブルクの大家シャイデマンの真骨頂だったとすれば、17世紀当時のドイツ人作曲家たちにはオルガン曲とチェンバロ曲を厳密に区別して考える発想はあまりなく、私たちはシャイデマンの鍵盤音楽世界がどれほど精巧かつ雄弁だったかを、オルガンよりもむしろチェンバロの演奏で深く知ることになるでしょう。比較例にもなるシャイトの鍵盤曲もやはりチェンバロ演奏で、欧州古楽界の新世代を担うヤン・ムーランの奏でる17世紀初頭モデルの銘器の響きが、Ricercarの自然派録音とあいまって作品の魅力を(そして、シャイトをはじめとする同時代のドイツ三大Sにも負けぬほどの書法の確かさを)しめやかな演奏で静かに伝えてくれる逸品です。存在感が立っていながら、伝記的記述も少ない作曲家のひとりであるシャイデマンですので、解説も貴重。
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シャイデマン(1595-1663頃):
オルガン作品集 [フランメ]SCHEIDEMANN, H.: Organ Works (Complete) (Flamme)
発売日:2017年01月25日 NMLアルバム番号:777562-2
SACD-Hybrid価格:2,720円(税込)
cpoレーベルの“北ドイツのバロック・オルガン作品集”の掉尾を飾る第15集は、ブクステフーデやJ.S.バッハの先駆者としても知られるハインリヒ・シャイデマンの作品集です。10代の終わりに、オランダに行き北ドイツ・オルガン楽派の礎を作ったスウェーリンクに師事、その才能を認められたのか、帰国する際にはスウェーリンクからモテットを献呈されたというエピソードがあります。とは言え、その生涯の詳細はあまり分かっていませんが、30年以上もハンブルクのカタリーナ教会のオルガニストを務め、彼の死後は弟子であったヨハン・アダム・ラインケンがその地位を引き継いだことが記録されています。 このアルバムにはシャイデマンの前奏曲(フーガは曲の中に組み込まれることが多い)と、コラール幻想曲の一部が収録されています。当時のバロック・オルガンが持つ機能を全て駆使した華やかな作品を、教会の響きを存分に取り入れた高音質でお届けいたします。
収録作曲家:
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シャイデマン(1595-1663)&
ブルーンス(1665-1697):
オルガン作品集 [ブリンドルフ]Organ Recital: Bryndorf, Bine Katrine - SCHEIDEMANN, H. / BRUHNS, N.
発売日:2016年04月27日 NMLアルバム番号:6.220636
SACD-Hybrid価格:2,325円(税込)
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シャイデマン(1595-1663):
オルガン作品集 第7集 [ブラウン]SCHEIDEMANN, H.: Organ Works, Vol. 7 (Brown)
■器楽曲(オルガン)
発売日:2013年11月20日 NMLアルバム番号:8.573119
CD価格:1,600円(税込)
シャイデマン(1595頃-1663)のオルガン作品集第7集です。北ドイツのオルガン音楽の発展に寄与し、多くの後継者を生み出した偉大な作曲家であり、また長らくハンブルクの聖カタリーナ教会のオルガニストを務めたことで知られています。ここのオルガンは北ドイツでも最も美しい楽器の一つで、1630年にオルガン作者ゴットフリート・フリッチェの手によって拡張され、56のストップと4段の鍵盤を持つ大規模な楽器となり、それに伴い、シャイデマンも楽器の特性を探究すべく、より精緻で規模の大きな作品を書くようになるのです。彼の現存する作品のほとんどはルター派の典礼のために特別に書かれたもので、聖歌隊がいない場合は、モテットの部分も奏することになりますが、彼はそれらを洗練された書法で作曲し、置き換えることに成功したのでした。
収録作曲家:
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ドイツの受難曲
17世紀の四旬節と復活祭の時期の音楽集 [マリト・ブルクルーロフス(指揮)/マルガレータ・コンソート(古楽声楽アンサンブル)]Sacred Music (17th Century) (A German Passion - 17th Century Music for the Time of Lent and Easter) (Margaretha Consort, Broekroelofs)
発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.551484
CD価格:1,600円(税込)
12世紀頃、神聖ローマ帝国の中で皇帝に直接忠誠を誓う帝国自由都市が連合し、14世紀中頃までの最盛期には100以上の都市が加盟していた「ハンザ同盟」。北海・バルト海沿岸と内陸の北ドイツから西はフランドル、東は現在のポーランド・バルト諸国・ロシアにおよぶ地域の商業都市が結成したこの同盟は16世紀に衰退しましたが、ハンザが築いた巨大な富は各地の壮大な大聖堂に反映されました。 この聖堂の空間の豊かな音響を満たすために書かれた創意工夫に溢れた復活祭を中心とする教会音楽を集めた1枚。即興演奏や、様々な作曲家が「キリストは死の絆につかせたまえり」などの元の譜面を翻案し、テキストを強化した作品など多彩な曲が収録されています。 演奏は、2009年設立のオランダを拠点に活動する「マルガレータ・コンソート」。精鋭の奏者たちによる演奏です。
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豪奢なる様式
マティアス・ヴェックマンと
17世紀ドイツ北方のチェンバロ芸術 [ヨアン・ムーラン]Harpsichord Recital: Moulin, Yoann - WECKMANN, M. / TUNDER, F. / FROBERGER, J.J. / RITTER, C. (Stylus Luxurians)
発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:RIC433
CD価格:2,475円(税込)
ポスト=フレスコバルディ世代の、南国に憧れた北方人たちによる精緻かつ大胆な鍵盤様式Ricercarレーベルではシャイデマンとシャイトに光を当てたソロ・アルバム(RIC394/国内仕様盤NYCX-10026)で誠実にして新鮮なドイツ音楽解釈を聴かせたフランスの古楽鍵盤奏者、ヨアン・ムーラン。17世紀ドイツ音楽への深い愛着と確かな適性をさらに印象づける今回のアルバムでは、北ドイツでおもにオルガン音楽の世界で名を残した大作曲家たちに光をあて、彼らが「足鍵盤なしの鍵盤音楽」、つまりオルガンのみならずチェンバロでも演奏可能な音楽にどのような貢献を果たしたか、細やかな解釈でじっくり聴かせてくれます。 タイトルになっている「豪奢な様式 Stylus Luxurians」は、モンテヴェルディら同時代のイタリア人作曲家たちが声楽で追求したセコンダ・プラッティカ(第二様式)にも比しうる17世紀ドイツ音楽特有の概念で、荘重様式(Stylus gravis)と呼ばれたルネサンス以来の厳格ポリフォニーとは一線を画した、不協和音や装飾音型をふんだんに盛り込んだバロック器楽様式のこと。 ここではオルガン芸術の一大拠点ハンブルクで活躍したマティアス・ヴェックマンの作品を中心に、その友人で欧州各地を旅して様々な作曲手法を身に着けたフローベルガー、ブクステフーデの前任者としてリューベック聖母教会で活躍したトゥンダー、ヴェックマンの師の一人でやはりハンブルクの重鎮だったシャイデマン、そしてヴェックマンより後のハンブルクを活躍拠点にしたリッターと、周辺の重要人物たちの作品も収録。 ルネサンス様式が徐々にドラマティックな語法に彩られ、やがてバッハのチェンバロのためのトッカータのような音楽が導き出されるまでの過程が、名工フィリップ・ユモーの克明な再現製作による17世紀フレミッシュ・モデルのチェンバロの美音で一音、また一音……と丁寧に紡がれてゆく美しさは息をのむほどです。
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『いざやもろびと、神に感謝せよ』
イタリア・バロックのスタイルによる
ルター派のソロ・カンタータ
(ローゼンミュラー、ブクステフーデ、プレーガー、ハンマーシュミット、シャイデマン、モンテヴェルディ、ベルンハルト) [ジュリー・ロゼ (ソプラノ)、クレマチス (古楽器使用)]HAMMERSCHMIDT, A.: Nun danket alle Gott / PFLEGER, A.: Ad te clamat cor meum / SCHEIDEMANN, H.: Christ lag in Todesbanden (Roset, Clematis)
発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:RIC415
CD価格:2,475円(税込)
ルター派の音楽とイタリア・バロック・スタイルの出会い自らコラールを作曲したマルティン・ルターの方針もあり、音楽を広く取り入れたルター派。ドイツで生まれた彼らの信仰が、当時最先端であるイタリアの音楽と出会ったのは必然といえ、なかでも大きな発展を遂げていた器楽作品の影響を受けた宗教カンタータが数多く生まれました。 アルバムのタイトルにも採用されているハンマーシュミットのカンタータは、チャッコーナのリズムに乗って歌い始められるという特徴的なもの。ブクステフーデなどの大作曲家から知られざる作品までを収録しています。ロゼの透明度の高い歌声と、クレマチスによる積極的な表現がかみ合った、たいへん美しいアルバムです。
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ドイツのクリスマス
17世紀のアドヴェントとクリスマスの音楽集 [マリト・ブレークレートフ/マルガレータ・コンソート]Instrumental Ensemble Music (Baroque) (A German Christmas) (Margaretha Consort, Broekroelofs)
発売日:2018年12月07日 NMLアルバム番号:8.551398
CD価格:1,600円(税込)
16世紀、オルガンは礼拝の開始時と終了時に演奏されるか、礼拝中に合唱隊の伴奏を務める程度の役割を担うのみでした。しかしマルティン・ルターは、礼拝に来た人々が共に歌えるような賛美歌を作曲、やがて17世紀になると人々の生活にオルガンは不可欠なものとなりました。この「ドイツのクリスマス」のアルバムでは、17世紀初頭に活躍したミヒャエル・プレトリウスの作品を中心に「オルガンを伴うクリスマスのための賛美歌と教会音楽」を収録、この当時の荘厳かつ心浮き立つクリスマスの雰囲気を味わうことができます。 録音場所となったオランダの「Helenakerk Aalten=オールド・ヘレナ教会」は音響の素晴らしさで知られる広々とした大聖堂様式の建物。小型マイク2本のみを設置して行われた録音により、まるで教会内部で聴いているような臨場感に満ちた音がたのしめます。
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IN DULCI JUBILO - もろびと声あげ [シアター・オブ・ヴォイシズ/ヒリアー]
Choral Music (In dulci jubilo - Music for the Christmas Season by Buxtehude and Friends) (Theatre of Voices, Hillier)
発売日:2017年11月29日 NMLアルバム番号:6.220661
SACD-Hybrid価格:2,325円(税込)
DACAPOレーベルにおける初の「クリスマス・アルバム」は、グラミー賞受賞者、ポール・ヒリアー率いるシアター・オブ・ヴォイセスが演奏するブクステフーデとその友人たちの作品集。お告げから降誕までの情景に合わせて選曲、演奏するというコンセプトに基づき、伝統的なクリスマス音楽に加え、オルガンの独奏曲や声楽アンサンブルなどバラエティに富んだ作品が組み合わされています。小編成の声楽アンサンブルと器楽アンサンブルによる精緻で美しい演奏は、17世紀の慎ましいクリスマス音楽をこの上なくひきたてています。
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発売日:2016年04月27日
CD 6枚組価格:4,800円(税込、送料無料)
「北ドイツ・オルガン楽派」とは、17世紀から18世紀前半にかけて北ドイツ周辺で活躍したオルガン奏者、作曲家の総称です。この時期、ルターのコラールをはじめとした教会音楽の盛り上がりと、当時のハンザ同盟がもたらした経済的効果のおかげで、ドイツの諸都市のプロテスタント教会は競うように大規模なオルガンを設置。数多くの才能ある音楽家たちをこの地に呼び寄せることで、更なる繁栄をみることになります。またこの時期を代表するオルガン製作者の一人、アルプ・シュニットガーの銘器がハンブルクに建立されたことも、この繁栄に拍車をかけることとなったのでした。 このアルバムに収録された作曲家たちは、皆、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621)の流れを汲む人たちで、各々、オルガン音楽に新しい形式を取り入れ発展されることで、やがてブクステフーデやJ.S.バッハへと繋がる重要な作品を残しています。これらの作品は、OEHMSレーベルを代表する名オルガニスト、ヨーゼフ・ケレメンが10年近くの年月をかけて録音してきましたが、今回BOXにまとめることで、この偉大な作品群を一挙にお楽しみいただけます。
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芸術と音楽
フェルメール ― その時代の音楽Art & Music: Vermeer - Music of His Time
発売日:2005年03月01日 NMLアルバム番号:8.558159
CD価格:1,600円(税込)