ロンビ(ハンス・クリスチャン) Lumbye, Hans Christian
生没年 | 1810-1874 | 国 | デンマーク |
---|---|---|---|
辞書順 | 「ロ」 | NML作曲家番号 | 22613 |
-
The Sound of Lumbye and His Idols
ロンビ(1810-1870)とその時代の響き [ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮)/コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)]LUMBYE, H.C.: Champagne! - The Sound of Lumbye and His Idols (Concerto Copenhagen, Mortensen)
発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:8.224750
CD価格:3,675円(税込、送料無料)
北欧管弦楽の定番名曲の一つ「シャンパン・ギャロップ」の作曲家ロンビと彼が模範とした人たちの作品をピリオド楽器で演奏した興味深い一枚。指揮はあのモルテンセン! ウィーンでヨーゼフ・ランナーやヨハン・シュトラウス1世の音楽に触れ感銘を受けたハンス・クリスチャン・ロンビは、1843年に母国デンマークに大遊園地「チボリ公園」がオープンすると楽長兼専属作曲家に就任し、自らヴァイオリンを演奏しながら楽団を指揮するスタイルと軽やかで美しい音楽が大人気を博して、「北国のヨハン・シュトラウス」と呼ばれました。 このディスクは、ロンビならではの楽しいダンス系の音楽と彼がモデルとした作曲家たちの作品を古楽器で収録。バロック音楽の分野で名高いチェンバロ奏者・指揮者のラース・ウルリク・モルテンセンと彼のアンサンブル、コンチェルト・コペンハーゲンが楽譜や文献を通じて当時の楽器や奏法等を研究し、「1840年代のサウンド」の再現を目指しました。オーケストラは弦3/2/2/2/2と13の管楽器、そして多彩な打楽器、曲によってはギターも加えた当時の編成を踏襲しています。躍動感のある音楽が透明感のある音色で楽しめます。 北欧では、中世からバロックにかけての歴史的な資料も多く、それらを踏まえた演奏実践が浸透していますが、ロマン派以後の作品における古楽的アプローチの実践は珍しく、しかも指揮がモルテンセンとあって、注目の一枚です。
収録作曲家:
-
デンマーク国王 フレゼリク9世(1899-1972)指揮による管弦楽作品集 [フレゼリク9世(指揮)、デンマーク王立管弦楽団、デンマーク国立交響楽団]
FREDERIK IX (KING OF DENMARK): Frederik IX Conducts the Royal Danish Orchestra and Danish National Symphony (1942-1969)
発売日:2020年07月31日 NMLアルバム番号:8.204001
CD 4枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
デンマーク国王自ら管弦楽を振る、貴重な記録を集大成!大の音楽愛好家であったデンマーク国王フレゼリク9世。その音楽との関わり方は、世界の歴史を紐解いても極めて珍しいもので、王座に就いている間にオーケストラの指揮をし、録音までするという君主は他に類をみません。独学で音楽を学び、大規模なオーケストラの難曲を振るのが好きで、ワーグナーのオペラからの楽曲にも果敢に挑戦し、その目覚ましい音楽活動で一種独特のオーラを放っていました。 2020年、現デンマーク女王のマルグレーテ2世が80歳を迎えるのを記念して、女王の父親であるフレゼリク9世の歴史的録音の数々が、新たに限定盤ボックスセットとして登場します。デンマーク王家は代々芸術に深い造詣があり、マルグレーテ女王自身も絵を描き続けています。 今回収録されているのは、かつてリリースされたものの現在は入手不能となっていた2組のアルバムに、新しく発見された音源を加えてリマスターを施したもの。1942年から1969年までの録音で、デンマークが誇る作曲家たちの作品の他、ベートーヴェンやワーグナー、ウェーバーの曲などが収録されており、君主と2つのオーケストラとの深い絆をも記録しています。
-
「線路のリズム」
~ 鉄道をめぐるクラシック [イルジー・スターレク(指揮)、南西ドイツ放送カイザースラウテルン管弦楽団]Orchestral Music - LUMBYE, H.C. / COPLAND, A. / HONEGGER, A. (Railroad Rhythms) (South West German Radio Kaiserslautern Orchestra, Stárek)
発売日:2019年02月22日 NMLアルバム番号:SWR19401CD
CD-R価格:2,400円(税込)
長らく入手不能になっていたSWRレーベルの人気タイトル。鉄道をめぐる管弦楽作品を一堂に集め、世界中のクラシック・ファン、鉄道ファンを狂喜させたアルバムが待望の再登場です。 ヴィラ・ロボス「カイピラの小さな汽車」、オネゲル「パシフィック231」、J.シュトラウス「観光列車」、ドヴォルザーク「ユーモレスク」などの有名曲はもちろん、コープランドやレブエルタスの残したマイナー作品を聴くことが出来るのがなんとも嬉しいところ。収録作品の多くで用いられる、鉄道ならではのリズムに乗りに乗った楽しい演奏で、最後まで飽きさせることありません。