アイスラー(ハンス) Eisler, Hanns
生没年 | 1898-1962 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ア」 | NML作曲家番号 | 26661 |
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1929年
The Wild Sound of the 20s - 1920年代の奔放なサウンド
アイスラー/キュンネッケ [ルート・フォルペルト(アルト)/クリストファー・ドリンズ(バリトン)/クレメンス・ニコル(語り)/ミュンヘン音楽演劇大学マドリガル合唱団/トマシュ・トマシェフスキ(独奏ヴァイオリン:ジャズ・バンド)/エルンスト・タイス(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]KÜNNEKE, E.: Tänzerische Suite / EISLER, H.: Tempo der Zeit (1929 - The Wild Sound of the 20s) (Munich Radio Orchestra, E. Theis)
発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:900350
CD価格:2,325円(税込)
2023年はドイツの公共放送100周年。
これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。このアルバムには1929年に書かれた2作品を収録。 キュンネッケの「ジャズ・バンドと大管弦楽のための舞踏組曲」はラジオ番組“ベルリン・ラジオ・アワー”の委嘱作品。5つの楽章は当時流行していたモダン・ダンスの形式で書かれており、初演はキュンネッケの指揮のもと、オーケストラとジャズ・バンドが共演。すぐに熱狂的な人気を獲得し、何度も再演されました。 アイスラーの『時代のテンポ』はドナウ・エッシンゲン音楽祭の委嘱作。テクノロジーを妄信する人々に対する批判的な内容を、当世風のジングシュピールに仕立てた作品。 -
アイスラー(1898-1962):作品集
クプレとバラード
オーケストラ組曲 第2番-第4番
劇音楽『最後の夜』 [HK グルーバー(指揮)/マリノ・フォルメンティ(ピアノ)/アドルフ・ヘニング(ピアノ)/クラングフォルム・ウィーン(アンサンブル) 他]発売日:2022年01月14日 NMLアルバム番号:C5434
CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)
2022年に没後60年を迎える作曲家ハンス・アイスラー。アルノルト・シェーンベルクの高弟でありながら、政治上の対立を理由に決別。以降劇作家ベルトルト・ブレヒトと協力し、劇音楽と映画音楽で独自の路線を追求しました。 この2枚組には、アイスラーの創作活動のほとんどをカバーするオーケストラ曲と劇音楽、歌曲を収録。中でもカール・クラウスの劇「人類最後の日々」のための音楽『最後の夜』は、戯曲の風刺的な内容を音楽に反映することに成功しており、アイスラーの思想と音楽性が最大限に発揮された傑作といえます。 アイスラー作品の権威者として知られるHKグルーバーの指揮でどうぞ。
収録作曲家:
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アイスラー(1898-1962):
ドイツ交響曲 Op.50 [ウルズラ・タルクラー(ソプラノ)/ハンナ・ファールブッシュ=ヴァルト(メゾ・ソプラノ)/ミヒャエル・エベッケ(バリトン)/ヤロスラフ・シュタインツ(バス)/ギュンター・トイリング(指揮)/ウィーン・ジュネス合唱団/ウィーン放送交響楽団]EISLER, H.: Deutsche Sinfonie (Targler, Fahlbusch-Wald, Ebbecke, Vienna Youth Choir, Vienna Radio Symphony, Theuring)
発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:C5428
CD価格:2,475円(税込)
ライプツィヒ生まれのユダヤ人作曲家ハンス・アイスラー。労働運動、共産主義運動に強い関心を持ち、劇作家ベルトルト・ブレヒトと共作で演劇や映画音楽を数多く残しました。 この「ドイツ交響曲」は1935年から1937年にかけて作曲された、4人の独唱者、2人の朗読者を必要とする全11楽章の大作。内容はファシズムへの批判であり、ナチへの怒りや、抑圧された者たちの悲しみが生々しく歌い上げられています。 この演奏は、ウィーン・ジュネス合唱団の指揮者として、バーンスタインの「カディッシュ」やインバルのショスタコーヴィチ録音に参加してきたギュンター・トイリングが、1989年にウィーン交響楽団を指揮した演奏です。
収録作曲家:
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アイスラー(1898-1962):
ライプツィヒ交響曲
フィルム・スコアからの葬送曲
映画音楽「夜と霧」 [ユルゲン・ブルーンス(指揮)/MDR交響楽団/ベルリン室内交響楽団]EISLER, H.: Leipzig Symphony / Funeral Pieces / Nuit et brouillard (Leipzig MDR Symphony, Berlin Chamber Symphony, Bruns)
発売日:2019年09月20日 NMLアルバム番号:C5368
CD価格:2,475円(税込)
若い頃は新ウィーン楽派に属し、シェーンベルクの高弟として作曲活動に勤しんだハンス・アイスラー。しかし、さまざまな理由で決別し、以降劇作家のベルトルト・ブレヒトとともに演劇や映画関係の音楽を発表、政治的思想を絡めた作品で注目を浴びるようになります。その後、ナチスの台頭に伴い、アメリカに亡命。ハリウッドの映画音楽作曲家として人気を博しましたが、またもや政治的理由で国外追放となり、晩年には東ドイツで自作の映画音楽の編集に力を注ぎました。 この「ライプツィヒ交響曲」は未完で終わった作品。アイスラーを信奉していた作曲家メデクが、既存のアイスラーの映画音楽の中から様々な素材を選び作品を完成させています。また「葬送曲」は、2015年にJ.ブルーンスとT.ファースハウアーが補筆編集を行い完成させた音楽。アルバム最後の「夜と霧」はアイスラー自身がフランスの映画監督、アレン・レネのために作曲した作品です。
収録作曲家:
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アイスラー(1898-1962)/
バルバラ(1930-1997):
歌曲集 [レア・クラウディア・コスト/ダニエル・フューターダニエル・プフィスター/霧生貴之/グルゲン・カコイアン/ニーナ・ウッリ/ヨーヨ・クンツ]EISLER, H. / SERF, M.: Lieder (Kost, Pfister, Kiryu Takayuki, Kakoyan, Ulli, Kunz, Fueter)
発売日:2018年10月31日 NMLアルバム番号:SM289
CD 2枚組価格:2,080円(税込)
ユダヤ系の音楽家ハンス・アイスラーは第二次世界大戦時、ドイツを逃れハリウッドで活躍、終戦後はドイツに戻り独自の音楽を作りました。一時期は新ウィーン楽派の先鋒として活動していましたが、ベルトルト・ブレヒトと共同作業を行うようになってからは、このアルバムに収録された「ハリウッド・ソング」のようなジャズ風の作品を好み、親しみやすく風刺の効いた作品を数多く手がけています。 このアルバムにはアイスラーの全ての歌曲が網羅されています。もう一人の作曲家であるセールは「バルバラ」の名前でお馴染みの伝説のシャンソン歌手。2018年には映画「セーヌの黒いバラ」の公開も予定されており、彼女の歌が話題になりそうです。洒落たアレンジによる数々の作品を聴くことができます。
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アイスラー(1898-1962):
映画音楽集 [ベルリン放送響/カリツケ]EISLER, H.: Film Music - Hangmen also Die / 400 Millionen / The Grapes of Wrath (Berlin Radio Symphony, Kalitzke)
発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:C5289
CD価格:2,250円(税込)
ドイツ、ライプツィヒ生まれの作曲家アイスラーの映画音楽集。ドイツ時代にはブレヒトと協働し、数多くの政治的な歌曲で知られたアイスラー。しかしユダヤの血をひいていたため、戦時中はナチスに迫害され、1938年に米国へ亡命することとなります。ここで、他のユダヤ系の作曲家たちと同じく「映画音楽」の作曲、企画に従事、1943年のフリッツ・ラングが監督した「死刑執行人もまた死す」はアカデミー賞にノミネートされるほどの人気を獲得しました。 このアルバムには、その音楽だけでなく「怒りの葡萄」のための音楽(実際に使われたのはアルフレッド・ニューマンの曲)や、小交響曲など珍しい作品を聴くことができます。一時期はシェーンベルクに師事し、無調や十二音の作品も手掛けていたアイスラーの作曲家としての本質が垣間見える曲集です。
収録作曲家:
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サロメ・カンマー
ヴァイル&アイスラーを歌う [カンマー]Vocal Recital: Kammer, Salome - WEILL, K. / EISLER, H. / SPRING, R. (I'm a Stranger Here Myself)
■声楽曲
発売日:2013年04月24日 NMLアルバム番号:C5154
CD価格:2,438円(税込)
活動の初期は新古典派風の作品を書いていたワイルですが、1928年に戯曲家ベルトルト・ブレヒトとの共同作業から生まれた「三文オペラ」をきっかけに、劇場音楽や声楽作品に力を注ぎ、この分野での新たな道を開いたことで知られています。どれもが親しみやすく、適度な毒を持ち、大衆から絶大な支持を得た彼らのスタイルは劇音楽だけでなく歌曲にも浸透し、実験的でありながら洗練された趣味のよさを備え、時にはブロードウェイ風に、時にはジャズ風に強い印象を残すものとなっています。 ここで達者な歌を聴かせるサロメ・カンマーは1959年ドイツ生まれの女優、歌手、チェリストで、フォルクスヴァンク音楽大学では、マリア・クリーゲルとともにヤーノシュ・シュタルケルからチェロを学んだこともありました。キャシー・バーベリアンと並ぶ「ドイツの現代歌曲」歌手としても高い評価を受けており、もちろん古典から現代まで何でも歌いこなす多才な歌手として知られます。
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ユナイテッド
世界の木管五重奏曲 [パシフィック・クインテット]United - BERNSTEIN, L. / EISLER, H. / LEE, Soeui / SANTOS, J. / SAY, F. / YAMAMOTO, Kyousei (Pacific Quintet)
発売日:2024年05月10日 NMLアルバム番号:FUG827
CD価格:2,775円(税込)
PMFから生まれた木管五重奏団パシフィック・クインテット、
デビュー・アルバム!2017年のパシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)のアカデミーを修了した5人により、ベルリンで結成されたパシフィック・クインテット。ケルンWDR響首席ホルン奏者を務めるヘリ・ユー、ベルリン・フィル・カラヤン・アカデミーに所属し反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラでも活躍する古谷拳一など若き名手揃いの彼らは、2019年にコペンハーゲンで開かれたカール・ニールセン国際室内楽コンクールで2位の実力を持ち、来日公演も既に成功させています。 構造の違う5種類の楽器による木管五重奏は音色をまとめるだけでも大変ですが、音楽性を揃えるという意味でも、彼らはたくさんの練習を重ねてきたと言います。初めてのCDに彼らが選んだプログラムは、メンバー所縁の国々の特色ある作品で構成された、それぞれの思いが詰まったもの。そしてラストには、彼らが出会ったPMFの創設者バーンスタインの名曲も収録しています。 高い技術と瑞々しい表現、そしてアンサンブルが一体となったグルーヴ感が実に心地よいアルバムです。 -
禁断の果実 [ベンヤミン・アップル、ジェームズ・ベイリュー]
Vocal Recital (Baritone): Appl, Benjamin - CASUCCI, L. / DEBUSSY, C. / EISLER, H. / FAURÉ, G. / GRIEG, E. / GURNEY, I. (Forbidden Fruit)
発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:ALPHA912
CD価格:2,475円(税込)
ベンヤミン・アップルが問いかける、禁断の果実とは?フィッシャー=ディースカウ最後の弟子と言われるドイツのバリトン、ベンヤミン・アップルのALPHAレーベル第2弾。エデンの園でアダムとエバ(イヴ)が食べた禁断の果実をモチーフとした、民謡からロマン派、近代、現代、そしてミュージカルのナンバーまでを収め、その解釈の多様性を巡りながら、現代の禁断の果実とはなにか、蛇は今もどこかに潜んでいないかと、問いかける内容となっています。 長くパートナーを務めるジェームズ・ベイリューとの息もぴったり。曲間にはアップルが語る『創世記』からの語句が短く添えられ、彼の美声と幅広い表現力を様々な角度から堪能することの出来るアルバムです。
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-★『レコード芸術』特選盤(2023年6月号)★-
聖女マリア/母マリア/娼婦マリア [アンナ・プロハスカ、パトリツィア・コパチンスカヤ、カメラータ・ベルン]
発売日:2023年04月21日
CD国内仕様 解説・歌詞日本語訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)
プロハスカとコパチンスカヤ、
挑戦を恐れない2つの個性が描く、2人のマリアの物語2022年に発売されたイザベル・ファウストとの共演盤『カフカ断章』(HMF)が高い評価を受けたアンナ・プロハスカ。ALPHAレーベルからも個性的なアルバムをリリースしてきている彼女が、今回は長年の盟友、奇才パトリツィア・コパチンスカヤと手を組み、新約聖書に登場する聖母マリアとマグダラのマリアという2人の物語に挑みます。 コパチンスカヤにとっては2019年リリースの『つかの間と、永遠と』の流れを汲む企画と言え、そこでマルタンの『キリスト受難の6つの印象(複連祭壇画)』を中心に据えたのと同様、今回も同じマルタンの『マリア三部作(三連祭壇画)』を核とした選曲により、聖なるマリア、母としてのマリア、そして卑しい身分の象徴としてのマリアとその救済という側面に切り込み、西洋世界に於ける女性のイメージの二面性を描き出すとともに、その意味を問うという内容となっています。 2人が絶大な信頼を置く作曲家、ヴァイオリニストであるミチ(美智)・ウィアンコが多くの曲で編曲を務めており、カメラータ・ベルンの高いアンサンブル能力と、その音色が持つ煌びやかさを内に秘めたほの暗さを魅力的に引き出しました。さらにはプロハスカとコパチンスカヤによる、作品の振幅の激しさをものともしない表現力と強烈な個性が、時に寄り添い時に激しくぶつかり合いながら、このアルバムの得も言われぬ魅力を作り出しています。 -
LOVE AND LET DIE
愛ゆえに死を望む - 人間の罪深き心を歌う [カタリーナ・ルックガーバー(ソプラノ)/ヤン・フィリップ・シュルツェ(ピアノ)]Vocal Recital: Ruckgaber, Katharina - EISLER, H. / LISZT, F. / MOZART, W.A. / SCHUBERT, F. / WEILL, K. / WOLF, H. / ZEMLINSKY, A. (Love and Let Die)
発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:SM405
CD価格:1,950円(税込)
聖書に描かれた失楽園を初めとして、人間の歴史には「罪」がつきまとってきました。誰かを愛するあまり恋敵の破滅を願ったり、自分の思い通りにならない恋の相手を呪ったり...このような強烈で背徳的な感情は、古今の文学や芸術作品のテーマにもなり、今も映画や小説やテレビ・ドラマに顔を出します。 このアルバムには、そうしたテーマで選曲されたモーツァルトからベリオに至る歌曲が並び、聴き手はカタリーナ・ルックガーバーの歌を通じて目まぐるしく変化する強烈な感情を経験することとなります。 映画『007 死ぬのは奴らだ』の原題“Live And Let Die”をもじったタイトルが意味深です。
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-★『レコード芸術』特選盤(2020年7月号)★-
『PARADISE LOST ~ 失楽園』
様々な地域と時代における、楽園と追放の歌 [アンナ・プロハスカ (ソプラノ)、ジュリアス・ドレイク (ピアノ)]Vocal Recital (Soprano): Prohaska, Anna - SCHUBERT, F. / RACHMANINOV, S. / WOLF, H. (Paradise Lost)
発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:ALPHA581
CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)
プロハスカが描く、楽園と追放の物語特に近・現代音楽の解釈と歌唱で高い評価を得ながら、持ち前の高い感性で古楽の世界にまで鋭く切り込むアンナ・プロハスカが描く『失楽園』。楽園でのアダムとイヴ、その堕落と追放の物語、あるいはそれに触発された歌曲を収録しています。ロマン派から近代、そして20世紀に至る各時代から独自の選曲を行っており、歌詞も仏・独・英・露と4ヵ国語に及ぶもの。圧倒的な充実度で、プロハスカの企画力、歌唱力、言語力と、現在の彼女が持てる実力が余すところなく発揮された、聴き応え十分のアルバムです。
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〈20世紀のフォックストロット集 第1集〉
オーストリアとチェコ [ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)]Piano Music - KRENEK, E. / BENATZKY, R. / MITTLER, F. / GROSZ, W. / EISLER, H. (20th Century Foxtrots, Vol. 1: Austria & Czechia) (G. Wallisch)
発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:GP813
CD価格:1,950円(税込)
2つの世界大戦の狭間である1920年代から1930年代のいわゆる「不安の時代」、若い人たちはダンスで人生を楽しむ方法を見つけました。この頃、大流行していたのがジャズやタンゴのリズムであり、中でも全面的にジャズを用いたクシェネクの歌劇《ジョニーは演奏する》は人々にもてはやされたものの、退廃音楽の先駆的作品として、ナチス党信奉者からは排除されるなど、問題視されたことでも知られています。 今回のシリーズには、この時期に人々を魅了したジャズや、フォックストロット(ラグタイムに合わせて踊るダンス)、シミー(ジャズにあわせて肩を揺らすダンス)などを収録。第1作目は、前述の《ジョニーは演奏する》から採られたメロディを元にしたダンス曲や、アイスラー、マルティヌーなど、オーストリアとチェコの作曲家たちの作品を収録。名手ヴァリッシュの演奏による世界初録音も多数含まれる貴重な作品集です。
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ウテ・レンパー
パリの昼間、ベルリンの夜 [ウテ・レンパー/シュテファン・マルツェフ/フォーグラー弦楽四重奏団 ]LEMPER, Ute: Paris Days, Berlin Nights
■声楽曲
発売日:2012年12月19日 NMLアルバム番号:Steinway30009
CD価格:1,824円(税込)
お元気でしたか? ウテ・レンパー様。ドイツ、ミュンスター出身の歌姫ウテ・レンパー。マレーネ・ディートリヒの再来であり、現代最高のブレヒト歌手として一世を風靡。ワイマール共和国から第三帝国にかけてのベルリン=当時最大の快楽都市の甘い毒を歌わせたら彼女の右に出る者はいないでしょう。今作での彼女は、タバコの煙とワイングラスの煌めきを映し出すキャバレー・ソングだけでなく、小粋なパリの歌からピアソラのタンゴまでを恐ろしいまでに官能的に歌います。共演を務めるフォーグラーSQがまた絶品の音を聴かせています。これはぜひ直接聞いていただかないことには始まりません!!!
収録作曲家:
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フーガの技法 [コヴァチッチ]
Orchestral Music - BACH, J.S. / MOZART, W.A. / BRITTEN, B. / VILLA-LOBOS, H. / HONEGGER, A. / ZEISL, E. / MOSZKOWSKI, M. (The Art of Fugue) (Kovacic)
■室内楽
発売日:2012年11月21日 NMLアルバム番号:CDAccordACD168
CD価格:2,325円(税込)
パーセルからブリテンまで、2世紀に渡る「フーガの歴史」を辿る興味深い1枚です。タイトルでもある、J.S.バッハの「フーガの技法」は、まさにこの形式における最高傑作の一つであり、およそ考えられる限りの全ての対位(Contrapunctus)法を駆使した緊密な構築性を持った作品です。しかしその後もこの形式に魅せられた作曲家は多く、数多くのフーガが生まれ続けています。聴けば聴くほどに驚くばかり。作曲家たちの「音によるパズル」をどうぞお楽しみください。