モシュコフスキ(モーリッツ) Moszkowski, Moritz
生没年 | 1854-1925 | 国 | ポーランド |
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辞書順 | 「モ」 | NML作曲家番号 | 24649 |
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モシュコフスキ(1854-1925):
弦楽オーケストラのための前奏曲とフーガ Op.85
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.30
5つのスペイン風舞曲 Op.12 [マルチン・ダニレフスキ(ヴァイオリン)/パヴェル・マスランカ(ヴァイオリン)/ウェスト・サイド・シンフォニエッタ]発売日:2020年09月25日
CD 価格:2,550円(税込)
NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団とシュチェチン・フィルハーモニー交響楽団。西ポーランドの2つのオーケストラの奏者たちによるアンサンブル「ウェスト・サイド・シンフォニエッタ」が演奏するモシュコフスキの作品集。アンサンブルは特定の指揮者を持たず、代わりにコンサートマスターのマルチン・ダニレフスキとパヴェル・マスランカが指揮を務めています。 アンサンブルのレパートリーは幅広く、とりわけハイドンやモーツァルトなどウィーン古典派の作品や、シュトラウス・ファミリー、レハールと言った「サロン音楽」を得意としていますが、今回はポーランドを代表する作曲家モシュコフスキの作品を共感込めて演奏。なかでもダニレフスキがソロを務めるヴァイオリン協奏曲の優雅な調べが聞きどころです。
収録作曲家:
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モシュコフスキ(1854-1925):
〈管弦楽作品集 第2集〉
管弦楽のための第2組曲 Op.47
管弦楽のための第3組曲 Op.79 [イアン・ホブソン(指揮)/シンフォニア・ヴァルソヴィア]MOSZKOWSKI, M.: Orchestral Music, Vol. 2 (Haufa, Elster, Skowronski, Sinfonia Varsovia, I. Hobson)
発売日:2020年09月18日
NMLアルバム番号:TOCC0557
CD 価格:1,950円(税込)
ユダヤ系ポーランド人のモーリッツ・モシュコフスキは、生前ピアニストとして高い名声を誇ったためか、現在ではピアノ曲の作曲家として知られています。しかし、彼が遺したのはそれだけではありません。ヴァイオリン曲や管弦楽曲、オペラなどの大規模な作品が数多く目録に載っていますが、残念ながら1世紀以上、ほとんど演奏されることはありませんでした。 モシュコフスキの管弦楽作品を現代によみがえらせる当シリーズ第1集では大規模な交響詩「ジャンヌ・ダルク」をご紹介しましたが、この第2集では2つの「管弦楽のための組曲」をお楽しみいただけます。「サロン風」とも言われるモシュコフスキの作風が活かされた、上品で華麗な曲調による小品が次々と現れる楽しい組曲を、シンフォニア・ヴァルソヴィアの巧みな演奏で。
収録作曲家:
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モシュコフスキ(1854-1925):
〈管弦楽作品集 第1集〉
交響詩「ヨハンナ・ダルク」Op.19 [ヤクブ・ハウファ(ヴァイオリン)/イアン・ホブソン(指揮)/シンフォニア・ヴァルソヴィア]MOSZKOWSKI, M.: Orchestral Music, Vol. 1 - Johanna d'Arc (Haufa, Sinfonia Varsovia, I. Hobson)
発売日:2019年11月22日
NMLアルバム番号:TOCC0523
CD 価格:1,950円(税込)
ユダヤ系ポーランド人ピアニスト、モーリッツ・モシュコフスキ。優れたピアニストでもあったため、現在ではもっぱら「ピアノのための15の練習曲」、もしくは華麗な技巧を駆使した「ピアノ協奏曲 ホ長調」ばかりが知られています。しかし彼はピアノ曲のみを残したわけではなく、ヴァイオリン曲や管弦楽曲、オペラ《ボアブディル》など大規模な作品も書き、とりわけオペラの中のバレエ作品は当時大人気を誇りました。 このアルバムには彼が20代前半に作曲した交響詩「ヨハンナ(ジャンヌ)・ダルク」(世界初録音)を収録。フリードリヒ・シラーの戯曲を元に、気高く美しい少女の死と変容を描いた作品です。 モシュコフスキ自身は、ワーグナーとヨアヒム・ラフからの影響を認めていますが、華麗なオーケストレーションからは、60年後のハリウッド映画音楽を予見させるほどの独自性も感じられます。
収録作曲家:
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モシュコフスキ(1854-1925):
ヴァイオリンとピアノのための作品集 [ラシドヴァ/グリムウッド]MOSZKOWSKI, M.: Violin and Piano Works (Rashidova, Grimwood)
発売日:2016年01月27日
NMLアルバム番号:8.573410
CD 価格:1,200円(税込)
1925年、名ピアニストで作曲家モシュコフスキ(1854-1925)が亡くなった時、批評家フランチェスコ・バーガーは「ショパン、ルービンシテイン、リストの死以来の音楽界の損失だ」と月刊「音楽録音」に記事を寄せました。そんなモシュコフスキの音楽ですが、現代ではそれほど重要視されていないのはとても残念なことであるといえるでしょう。 現ポーランドのヴロツワフ(当時はプロイセン王国領)に生まれたモシュコフスキは幼い頃からピアノの才能を示し、20歳になる前にピアニストとして大成功を収めます。しかし、同時にヴァイオリンの勉強にも力を入れ、一時はヴァイオリニストになることも考えたといいます。このアルバムには主に1876年から1890年の間に書かれた作品が収録されており、これらは熱心なアマチュアでも演奏できるように比較的平易な技巧で書かれているのですが、演奏効果は抜群で、どれも華やかな雰囲気をかもし出しています。 ヴァイオリニスト、ラシドヴァはゴドフスキーのヴァイオリン作品集(8.573058)でも素晴らしい演奏を披露していた美貌と技術を兼ね備えた若手です。
収録作曲家:
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モシュコフスキ(1854-1925):
ピアノ協奏曲 ホ長調/組曲「異国より」 [パヴリク/ポーランド国立放送響/ヴィト]MOSZKOWSKI: Piano Concerto in E Major / From Foreign Lands
■協奏曲
発売日:1998年08月01日
NMLアルバム番号:8.553989
47)
CD 価格:1,200円(税込)
忘れられたロマンティック・ピアノ協奏曲の金字塔優れたピアニスト=作曲家であったモシュコフスキが、自らの得物を用いた渾身の力作であるピアノ協奏曲は、ひたすら華麗で甘美にして、文字どおりソロが縦横無尽に駆け巡る、超ポジティヴ・ネアカな作品です。深刻で苦闘と憂いに満ちた音楽こそ芸術であるという風潮の中で一部の小品以外は忘れ去られ、せいぜい実用練習曲作家と軽んじられてきた彼ですが、今、再評価の気運は高まっています。爽快なピアノ技巧も魅力の一つですが、翳りの無い喜悦感をもたらす音楽の質の高さもまた(深刻系音楽に負けず劣らず)圧巻です。明日の元気を生み出すような音楽をお楽しみ下さい。
収録作曲家:
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ラフマニノフ(1873-1943):
〈ピアノ・ソロ録音集 第6集〉
ビクター・トーキングマシン録音集(1922-1924) [セルゲイ・ラフマニノフ (ピアノ)/レオポルド・ストコフスキー (指揮)/フィラデルフィア管弦楽団]RACHMANINOV, Sergey: Piano Solo Recordings, Vol. 6 - Victor Recordings (1922-1924)
発売日:2020年04月10日
NMLアルバム番号:8.111413
CD 価格:1,200円(税込)
珍しいテイクを含むラフマニノフの ピアノ・ソロ録音集。この第6集では、トーマス・エジソンとの契約終了後、ビクター・トークングマシンへ移籍してからの録音が収録されています。ビクターは、このスター・ピアニストの録音に熱心に取り組み、数多くの演奏を記録しており、ここでは、彼の自作だけではなく、ショパンやモシュコフスキーなどのアンコール・ピースや、シロティが編曲したサン=サーンスの「白鳥」のテスト・プレス、そして1924年当時、最高の技術を用いて録音されたストコフスキーとの「ピアノ協奏曲第2番」の第1楽章のこれまでに公開されなかったテイクを聴くことができます。
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ホルヘ・ボレット(1914-1990)
ピアノ・リサイタル 1988年5月14日
シュヴェツィンゲン音楽祭
(メンデルスゾーン/ベートーヴェン/リスト/ゴドフスキー/モシュコフスキ) [ホルヘ・ボレット]Piano Recital: Bolet, Jorge - MENDELSSOHN, Felix / BEETHOVEN, L. van / LISZT, F. (Schwetzinger Festspiele Edition, 1988)
発売日:2019年04月19日
NMLアルバム番号:SWR19413CD
CD 価格:1,920円(税込)
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フーガの技法 [コヴァチッチ]
Orchestral Music - BACH, J.S. / MOZART, W.A. / BRITTEN, B. / VILLA-LOBOS, H. / HONEGGER, A. / ZEISL, E. / MOSZKOWSKI, M. (The Art of Fugue) (Kovacic)
■室内楽
発売日:2012年11月21日
NMLアルバム番号:CDAccordACD168
CD 価格:1,824円(税込)
パーセルからブリテンまで、2世紀に渡る「フーガの歴史」を辿る興味深い1枚です。タイトルでもある、J.S.バッハの「フーガの技法」は、まさにこの形式における最高傑作の一つであり、およそ考えられる限りの全ての対位(Contrapunctus)法を駆使した緊密な構築性を持った作品です。しかしその後もこの形式に魅せられた作曲家は多く、数多くのフーガが生まれ続けています。聴けば聴くほどに驚くばかり。作曲家たちの「音によるパズル」をどうぞお楽しみください。
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グレート・ピアニスト・シリーズ
ヨーゼフ・ホフマン
アコースティック録音集 [ホフマン - 録音:1916年-1923年]HOFMANN, Josef: Historical Recordings (1916-1923)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2008年10月08日
NMLアルバム番号:8.111326
CD 価格:1,200円(税込)
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ザ・マッコーマック・エディション 第6集
1915-1916年 アコースティック録音集 [マッコーマック - 録音:1914年-1915年]MCCORMACK, John: McCormack Edition, Vol. 6: The Acoustic Recordings (1915-1916)
■声楽曲 ■オペラ
発売日:2008年06月11日
NMLアルバム番号:8.111316
CD 価格:1,200円(税込)
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イグナーツ・フリードマン
英コロムビアによる録音集 [フリードマン - 録音:1933年-1936年]FRIEDMAN, Ignaz: Complete Recordings, Vol. 5: English Columbia Recordings (1933-1936)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2006年06月01日
NMLアルバム番号:8.111114
CD 価格:1,200円(税込)
マズルカにおいてその神懸かり的なリズム感の冴えを表す一方、フリードマンは旋律線を息長く歌わせることに秀でたピアニストでした。レシェテツキーの弟子の中でおそらくもっとも技巧的な力量を持っていた彼は、曲の細部に至るまで完全に掌握し、また自発的あるいは直感的ともいえる勘で曲全体の構成をつかみ、旋律線を描くことに反映していたと見ることが出来ます。このCDに収録されている変ホ長調の夜想曲は、録音史上もっとも「歌う」ピアノとして評価されている彼の金字塔です。いかなるピアニスト~ホロヴィッツを含めて~もこの高みに達することは不可能でした。