ルトスワフスキ(ヴィトルト)
Lutoslawski, Witold
生没年 | 1913-1994 | 国 | ポーランド |
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辞書順 | 「ル」 | NML作曲家番号 | 22614 |
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トゥビン(1905-1982):
バレエ組曲『クラット(悪鬼)』
弦楽のための音楽
バツェヴィチ(1909-1969):
弦楽のための協奏曲
ルトスワフスキ(1913-1994):
葬送音楽 [パーヴォ・ヤルヴィ、エストニア祝祭管弦楽団]TUBIN, E.: Kratt (Estonian Festival Orchestra, P. Järvi)
発売日:2023年07月07日
NMLアルバム番号:ALPHA1006
CD価格:2,475円(税込)
パーヴォ・ヤルヴィが描くトゥビンと、バルトークへのオマージュパーヴォ・ヤルヴィとエストニア祝祭管弦楽団によるALPHAレーベル第4弾。彼らの祖国エストニアが誇る大作曲家トゥビンの出世作である『クラット』からの組曲と弦楽のための音楽、そしてバルト三国のお隣ポーランドの2曲を収録しています。 トゥビンの出世作でありエストニアの音楽史上初めてのバレエ音楽とされる『クラット』は、ブタペストで出会ったコダーイから民謡を研究するよう勧めらた後に構想され、ストラヴィンスキーやバルトークの手法も参考に書き上げられた、エストニアに伝わるクラット(悪鬼=ゴブリン)の神話を元にした作品。1943年ナチス・ドイツ占領下のエストニアで初演され、1961年には組曲が編まれました。多彩な管弦楽法が用いられた、たいへん聴き映えのする作品です。また新古典主義的な「弦楽のための音楽」では、トゥビンの様々な手法のエッセンスを味わうことが出来ます。 バツェヴィチの「弦楽のための協奏曲」はバルトークの「管弦楽のための協奏曲」をヒントに、バロックの合奏協奏曲の様式とポーランドの民族舞踊の要素を昇華させた作品。 ルトスワフスキの「葬送音楽」は、バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」に影響され、その思い出に捧げられた代表作の一つで、独自の解釈による十二音技法を展開させています。 ヤルヴィとエストニア祝祭管はそれぞれの作品への深い共感とエッジの効いた演奏で、その魅力を十二分に伝える快演を聴かせます。
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ルトスワフスキ(1913-1994):
作品全集 第8集
20のポーランドのクリスマス・キャロル - ソプラノ、女性コーラスとオーケストラのために [アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ)/NFM合唱団/NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団/アントニ・ヴィト(指揮)]LUTOSŁAWSKI, W.: Opera Omnia, Vol. 8 - Carols (Kurzak, National Forum of Music Choir, NFM Wrocław Philharmonic, Wit)
発売日:2022年01月28日
NMLアルバム番号:CDAccordACD289
CD価格:3,375円(税込、送料無料)
近代ポーランドを代表する作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキの作品全集。第8集はクリスマス・キャロル集です。 ここに収録された20曲のキャロルには、定番である 「東方の三博士」「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」などの有名曲はありませんが、ポーランドで愛されてきた子守歌と牧歌が集められています。どれも親しみやすいメロディを持ち、子守歌は家庭的な雰囲気とスラヴの抒情が感じられます。 中でも注目はトラック11の子守歌「Lulajże、Jezuniu ねむれ、幼きイエスよ」。これはショパンがスケルツォ第1番の中間部に使用した旋律です。これらの親しみやすく伝統的なキャロルに、ルトスワフスキはモダンなハーモニーをつけており、ハープと 弦、合唱が織り成す夢幻的な世界が生まれています。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
交響曲 第2番&第3番 [ハンヌ・リントゥ(指揮) フィンランド放送交響楽団]LUTOSŁAWSKI, W.: Symphonies Nos. 2 and 3 (Finnish Radio Symphony, Lintu)
発売日:2020年02月21日
NMLアルバム番号:ODE1332-5
2)
SACD-Hybrid価格:2,250円(税込)
ハンヌ・リントゥによる「ルトスワフスキ:交響曲全集」の第2集。今回のアルバムに収録されているのは、新古典主義の作風から少しずつ脱却を図った時期に書かれた「交響曲第2番」と、完全に自身の作風を確立した1980年代の「交響曲第3番」の2曲。交響曲第2番は、コラージュ的な手法を採り入れることで多彩な音の動きが追求されており、冒頭のファンファーレ風の旋律は混沌の波に取り込まれ、第2楽章の後半で激しい動きへと変化します。 交響曲第3番はシカゴ響の委嘱曲。1972年から取り掛かったものの出来栄えに満足せず、結局11年かけて完成したというルトスワフスキの苦労がしのばれる作品です。交響曲第2番で萌芽した「管理された偶然性」(指揮者の手を離れ、アドリブをする箇所があることで、管理している部分が際立つ)が発揮されたユニークな作品です。 複雑な曲を得意とするリントゥの手腕が冴える目覚ましい演奏を素晴らしい録音で。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
交響曲 第1番・第4番
Jeux vénitiens - ヴェネツィアのゲーム [ハンヌ・リントゥ(指揮)/フィンランド放送交響楽団]LUTOSŁAWSKI, W.: Symphonies Nos. 1 and 4 / Jeux vénitiens (Finnish Radio Symphony, Lintu)
発売日:2019年01月25日
NMLアルバム番号:ODE1320-5
SACD-Hybrid価格:2,250円(税込)
ルトスワフスキは20世紀ポーランドを代表する作曲家の一人。伝統的なスタイルを守りながら、起伏に富んだエネルギッシュな音楽を生涯に渡って書き続けたことで知られています。ハンヌ・リントゥとフィンランド放送交響楽団は、ルトスワフスキの初期、中期、後期からそれぞれ代表的な作品を選んで演奏。 初期の重要な作品「交響曲第1番」では新古典派主義の作風が用いられており、ソ連政府より「形式主義的」と糾弾されたこともあります。彼の作風の転換期に書かれた1961年の「ヴェネツィアのゲーム」は奏者たちの自由性を重んじながらも、全体は精密に管理されているという「管理された偶然性」という手法によって書かれた作品。交響曲第4番はめまぐるしく変化する旋律と、洗練された美しい響きを持つ晩年の代表作。 リントゥは的確な演奏で作風の違いを際立たせつつ、ルトスワフスキの魅力を描き出しています。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ・
アット・ザ・ギルドホール 第1集 [ルイーズ・ホプキンズ(チェロ)/ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)/ヴォイチェフ・ミフニェフスキ(指揮)-10/ギルドホール交響楽団]LUTOSŁAWSKI, W.: Cello Concerto / Symphony No. 2 / Novelette (Lutosławski at the Guildhall, Vol. 1) (Hopkins, Witold Lutosławski, Micheniewski)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:SOMMCD219
CD-R価格:2,160円(税込)
20世紀を代表する作曲家ルトスワフスキが1989年にギルドホールでコンサートを開いた際の録音。第1曲目のタイトル「GSMD」とはGuildhall School of Music and Dramaの略で、まさにこのホールのために作曲された作品です。トラック3-10は、ホールのために貢献したルトスワフスキを讃えて開催されたコンサート。どちらも迫力ある演奏です。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
ピアノ作品全集 [ジョルジオ・コウクル/ヴァージニア・ロゼッティ(ピアノ)]LUTOSŁAWSKI, W.: Piano Music (Complete) (Koukl, Rossetti)
発売日:2018年09月28日
NMLアルバム番号:GP768
CD価格:1,950円(税込)
大規模な管弦楽曲などが人気のルトスワフスキですが、今回は貴重な曲や版を含むピアノ作品の全集が登場。パウル・ザッハー財団の協力により、財団所蔵の貴重な譜面が一部で使用されています(トラック1-3、28、31)。特にピアノ・ソナタに関しては、自筆譜を元にコウクルが新たに監修した版による世界初録音。初期作品らしい瑞々しさと、ラヴェルのような優雅さ、シマノフスキを思わせる感情のほとばしりが、この版によって一層際立っています。さらに「ロクサーヌの口づけ」、技巧的な「インヴェンション」、「冬のワルツ」の世界初録音を収録。初めての完全な全集といえる内容です。 チェコのピアニストでありチェンバロ奏者、作曲家でもあるジョルジオ・コウクルは、フィルクスニーとの交流を通じてマルティヌーのスペシャリストとして知られ、チェレプニン、ルリエ、タンスマンなどの作品でも高い評価を得ています。ルトスワフスキも得意としており、経験豊富な作品研究に裏打ちされた深い見識と感受性あふれるタッチで、隣国ポーランドを代表する作曲家の作品世界を見事に描きあげています。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
〈作品全集 第7集〉
子供たちの歌 [ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック少年合唱団/コセンジャク]LUTOSŁAWSKI, W.: Opera Omnia, Vol. 7 - Children's Songs (Polish National Forum of Music Boys' Choir, Kosendiak)
発売日:2018年06月27日
NMLアルバム番号:CDAccordACD242
CD価格:3,200円(税込、送料無料)
ポーランド屈指のホール「ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック」とCD ACCORDの共同制作による「ルトスワフスキの全作品」をリリースするプロジェクトが長年に渡り進行しています。この第7集は子供たちのための作品を収録。ポーランド・ラジオの放送用に書かれたものが多く、ルトスワフスキも普段の実験的な作風を用いることなく、こどもたちのために、わかりやすく親しみやすい曲を書いています。NFM少年合唱団を始めとするポーランドを代表する奏者たちによる演奏です。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
作品全集 第5集
交響曲 第3番/「ラクリモーサ」
交響的変奏曲/「シロンスクの3章」/小組曲 [ズベル/ヴロツワフ・フィル/カスプシク]LUTOSŁAWSKI, W.: Opera Omnia, Vol. 5 -Symphony No. 3 / Symphonic Variations / Silesian Triptych / Little Suite (Zubel, Wrocław Philharmonic, Kaspszyk)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2014年04月23日
NMLアルバム番号:CDAccordACD197
CD価格:1,824円(税込)
2013年のルトスワフスキ生誕100年を記念して制作された作品全集の第5集。声楽を含む作品と、交響曲第3番を始めとした多彩な作品が収録されています。交響曲第3番は独自の作風が完全に確立された80年代の作品ですが、70年代にスケッチは用意されており、ずっと熟成された後に形となったものです。最初期の作品「ラクリモサ」は短いながらも穏やかで美しい曲。同じ頃の「交響的変奏曲」もまだ調性感を残した印象的な音楽であり、シェーンベルクやストラヴィンスキーの影響も感じられる興味深い作品です。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
作品全集 第6集
ピアノ協奏曲/チェロ協奏曲
ギルドホール音楽演劇学校のための前奏曲他 [ダロク/オールソン/ヴロツワフ・フィル/カスプシク]LUTOSŁAWSKI, W.: Opera Omnia, Vol. 6 - Piano Concerto / Cello Concerto / Paganini Variations (Daroch, Ohlsson, Wrocław Philharmonic, Kaspszyk)
■協奏曲
発売日:2014年04月23日
NMLアルバム番号:CDAccordACD198
CD価格:1,824円(税込)
2013年のルトスワフスキ(1913-1994)生誕100年を記念して制作された作品全集の第6集。彼の作品の中でも、最も人気のある「パガニーニ変奏曲」を始めとした協奏的作品と、様々な委嘱作が収録されています。晩年の「ピアノ協奏曲」は、あのクリスティアン・ツィマーマンに献呈されたもので、ピアノの名技と色彩的なオーケストラの響きに満ち溢れた名作です。ここでは大家ギャリック・オールソンが貫録の演奏を披露しています。迫力たっぷりのチェロ協奏曲も充実した作品で、冒頭の執拗に刻むチェロのリズムから緊迫感たっぷり。
収録作曲家:
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ルトスワフスキー(1913-1994):
交響曲・協奏曲・合唱・声楽作品集[10枚組BOX]LUTOSLAWSKI, W.: Symphonies / Concertos / Choral and Vocal Works (10-CD Box Set)
■協奏曲
発売日:2013年09月25日
10CD価格:5,336円(税込、送料無料)
第2次大戦後のポーランドを代表する作曲家、ピアニストの一人であるヴィトルト・ルトワフスキ(1913-1994)。バルトークの影響による民族主義的作風から出発し、12音技法の採用を経て、前衛技巧へと進みつつも、仄かに香る調性的な響きが味わい深く、また日本人作曲家、松平頼則を絶賛したことでも知られています。このBOXは彼の主要な交響曲、管弦楽、協奏曲、合唱と声楽作品を網羅したもので、彼の音楽の魅力をじっくり味わうことができるものです。CD10には、彼自身の最後のコンサートを収録。価値あるBOXです。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ、シマノフスキ、
A.チャイコフスキー(1946-):
管弦楽作品集 [バイエルン放送響/ヤンソンス]LUTOSLAWSKI, W.: Concerto for Orchestra / SZYMANOWSKI, K.: Symphony No. 3 / TCHAIKOVSKY, A.: Symphony No. 4 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年06月08日
NMLアルバム番号:900107
3)
CD価格:2,085円(税込)
バイエルン放送交響楽団の最新リリースは、ヤンソンスが深く思いを寄せているという3つの作品です。どの作品も色彩感に溢れ、エキゾチックであるとともに、平和への思いも込められています。ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」はポーランドの民謡をベースとしながら、作曲家が全く新しいアプローチによって、アバンギャルドな佇まいを持たせた興味深い曲。バルトークからの影響も感じられるオケ好きにはたまらない逸品です。シマノフスキの「交響曲第3番」は合唱、テノール独唱、ヴァイオリン独奏を伴う大掛かりな曲。13世紀のペルシャの神秘的な詩が用いられ、独特の和声と、炸裂する音響が入り乱れた20世紀初期の名作の一つです。アレクサンダー・チャイコフスキーは、あの有名な「チャイコフスキーたち」とは関連ありません。1946年にモスクワで生まれ、1972年までモスクワのコンセルヴァトワリーでナウモフにピアノ、フレンニコフに作曲を学びました。作風は新古典主義であり、主にピアノ曲を書いていましたが、最近はこのような管弦楽作品も多く手掛けています。この交響曲第4番は合唱とヴィオラ・ソロを伴う作品。名ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットの依頼により、ヴィオラ・パートにより重要性を付加したというもので、コラールのパッセージに深い思いが込められている「平和への祈りの音楽」です。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ(1913-1994):
ラスト・コンサート [ニュー・ミュージック・コンサーツ/ルトスワフスキ]LUTOSLAWSKI, W.: Partita / Interlude / Chain I and II / Chantefleurs et Chantefables (Lutoslawski's Last Concert) (New Music Concerts, Lutoslawski)
■声楽曲
発売日:2010年12月15日
NMLアルバム番号:8.572450
1)
CD
通常価格:1,600円→ 特価!:390円(税込)偉大なるポーランドの作曲家、ルトスワフスキ(1913-1994)は自作を表現するにあたって、最高の演奏家でもありました。作曲する際も、当時流行の前衛主義などの周囲のやり方に惑わされることなく、常に彼独自の思想に基づいており、常に新しい形式を開発し、またそれを推し進めたことで知られています。彼が追求した形式の一つに「チェーン」というものがありますが、これは、偶然性や、不確定な繰り返しなど様々な要素を含み、真意を表現するのは並大抵のことではありません。ここで聴ける「チェーンI」と「チェーンII」は、まさにこの形式の最良の姿と言えるでしょう。パルティータは比較的演奏される機会の多い作品ですが、やはりここは作曲家の意図が120%伝わる演奏で聴いてみたいものです。仄暗く神秘的な音色に終始する「花の歌と花のお話」も興味深い連作歌曲集です。ルトスワフスキはこのコンサートの3か月と2週間後にこの世を去りましたが、ここには全く感傷めいたものはありません。常に前進する芸術家の意思が強く感じられます。
収録作曲家:
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ルトスワフスキ、シマノフスキ、ヤナーチェク:
ヴァイオリン作品集 [ダスカラキス/ヤンポルスキ]LUTOSLAWSKI, W.: Violin Music (Complete) / SZYMANOWSKI, K.: Myths / JANACEK, L: Violin Sonata (Daskalakis, Yampolsky)
■器楽曲(ヴァイオリン)
発売日:2009年04月22日
NMLアルバム番号:8.570987
2)
CD価格:1,600円(税込)
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ルトスワフスキ(1913-1994):
20のポーランド語クリスマスキャロル
ラクリモサ/5つの歌 [パシェチニク/ポーランド放送合唱団&交響楽団/ヴィト]LUTOSLAWSKI: 20 Polish Christmas Carols / Lacrimosa / 5 Songs
発売日:2005年12月01日
NMLアルバム番号:8.555994
CD価格:1,600円(税込)
20世紀現代音楽の巨匠の意外な一面現代音楽の巨匠・ルトスワフスキというイメージは強いので、盤をかけるなり、そのあまりに素朴で協和的な響きに、製造不良品ではないか!とすら思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん元々、題名どおりポーランドのキャロルが素材になっているので、この素朴さは当然なのですが、よく耳を澄まして楽曲を聴き進めていくうちに、やはりそこはルトスワフスキ、和声やオーケストレーションなど、細かい仕掛けによるアレンジの妙が随所にちりばめられていることに気付かされる、ユニークな作品となっています。一方「5つの歌」は、期待通り?激しくクラスターや不協和音が飛び交う、前衛的な作品です。
収録作曲家:
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発売日:2022年08月26日
CD 4枚組価格:4,800円(税込、送料無料)
2022年、エリザベート王妃国際音楽コンクールの記録世界3大コンクールの1つとされ、ファイナリストは本選前の1週間隔離生活を送るなど、過酷な内容で知られる「エリザベート王妃国際音楽コンクール」。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽と年によって内容が変わりますが、2022年はチェロ部門が開催されました。 この優勝者チェ・ハヨンを始め、ファイナリスト全12人の演奏を収めた4枚組が登場。若きコンテスタントたちの熱演が生々しく記録されています。
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ランデヴー・ウィズ・
マルタ・アルゲリッチ 第2集
アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ 2019 ハンブルク・ライヴ [マルタ・アルゲリッチ ほか]Rendez-vous with Martha Argerich Vol.2
発売日:2021年10月22日
CD 6枚組価格:7,275円(税込、送料無料)
アルゲリッチ&フレンズ2019年ライヴ、アルゲリッチの「子供の情景」収録!世界中の音楽ファンを沸かせた2018年ライヴ(AVA10572)の続編として、翌2019年に同じハンブルクで行われたライヴが6枚組というボリュームで登場。アルゲリッチ本人の演奏トラックが多いことも魅力で、中には貴重なソロ録音「子供の情景」も含むのが嬉しいところ。 さらにシルヴァン・カンブルランとの共演によるプロコフィエフ、シャルル・デュトワとの共演でチャイコフスキーを収録しており、デュトワはストラヴィンスキーの「結婚」の指揮も担当。 ルノー・カピュソン、ミッシャ・マイスキー、カティア・ブニアティシヴィリ、テディ・パパヴラミ、スティーヴン・コヴァセヴィチ、酒井茜など、今回も素晴らしいゲストたちの共演を楽しむことができるほか、2019年の来日公演でも大きな評判となったエフゲニ・ボジャノフのスカルラッティも収録しています。
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WORKS FOR CLARINET
クラリネット作品集
ドビュッシー、ニールセン、ルトスワフスキ、コープランド [ブラージュ・シュパロヴェツ(クラリネット)/オーデンセ交響楽団/アンナ・スクリレヴァ(指揮)/ヴィンチェンツォ・ミレターリ(指揮)]Clarinet and Orchestra Works - DEBUSSY, C. / NIELSEN, C. / LUTOSŁAWSKI, W. / COPLAND, A. (Sparovec, Odense Symphony, Skryleva, Milletarí)
発売日:2021年07月23日
NMLアルバム番号:ORC100168
CD価格:1,950円(税込)
2019年に開催された「カール・ニールセン国際音楽コンクール」の受賞記念アルバム。こちらはクラリネット・コンクールの優勝者ブラージュ・シュパロヴェツのリサイタル・アルバム。2015年からケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席奏者に加えて、ベルリン芸術大学の准教授を務めているシュパロヴェツ。このコンクールに優勝したことで更なる知名度を獲得しました。 審査員を務めたマイケル・コリンズが「1位が当然と思える。最初から抜きんでていたし、聴衆と音楽の喜びを分かち合うことが出来る。テクニックとあたたかなサウンドは、彼の個性となるだろう。」とコメントしています。 このアルバムではオーデンセ交響楽団と4つの作品を演奏。ドビュッシーがパリ音楽院の卒業試験作品として書いた第1狂詩曲、ニールセンのクラリネット協奏曲、民謡風のテイストを持つルトスワフスキの「舞踏前奏曲」、どれも息を呑むような見事な演奏です。 そしてコープランドの協奏曲は、ベニー・グッドマンが提案したカデンツァと終結部のパッセージを簡略化した短縮版ではなく、演奏至難な初稿版にて演奏されています。
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MUSICA LIBERA
近現代ポーランドのヴァイオリンとピアノのための作品集 [マルチン・ダニレフスキ(ヴァイオリン)/グジェゴシュ・ビエガス(ピアノ)]発売日:2021年04月09日
CD価格:2,700円(税込)
20世紀後半から21世紀にかけて書かれたポーランドの近現代作曲家によるヴァイオリンとピアノのための作品集。コンクールの課題曲として書かれたルトスワフスキの「Subito」やメイエルの「カプリッチョ・インテロット」のように、若い奏者の技術とアンサンブル能力に挑戦するかのような難易度の高い曲や、1953年のペンデレツキの「ソナタ」と1979年に作曲されたプストロコニスカ=ナヴラティルの前衛的な作品、そして古典的な作風へと回帰を求めたペンデレツキの「ラ・フォリア」やメイエルの「6つの前奏曲」など、およそ60年間にわたって書かれた様々な作品から、ポーランド近代音楽の変遷を辿ることができます。 ヴァイオリンを演奏するマルチン・ダニレフスキはNFMブロヴワフ・フィルのコンサートマスターで、ソリストとしても活躍する名手です。
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Impulse
ピアノ・デュオのための作品集
(ルトスワフスキ、モーツァルト、リゲティ、ラヴェル、ガーシュウィン) [ビクトル・デル・バレ(ピアノ)/ルイス・デル・バレ(ピアノ)]Piano Duo Recital: Valle, Luis del /Valle, Victor del - LUTOSŁAWSKI , W. / MOZART, W.A. / LIGETI, G. / RAVEL, M. / GERSHWIN, G. (Impulse)
発売日:2020年03月06日
NMLアルバム番号:IBS-72015
CD価格:2,250円(税込)
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ヴェルビエ音楽祭
25周年記念コンサート [カプソン、レーピン、ヴェンゲーロフ、ズッカーマン、コセ、今井信子、マイスキー、キーシン、プレトニョフ、シフ ほか]発売日:2019年07月26日
Blu-ray国内仕様 日本語解説付価格:4,400円(税込、送料無料)
驚愕の豪華アーティスト集結! すべての音楽ファンのためのガラ・コンサートスイスのスキーリゾート地ヴェルビエで夏に開催されている音楽祭が、2018年で25周年を迎えました。毎年有名アーティストが集うことでも話題となるヴェルビエ音楽祭ですが、とりわけこの記念コンサートに集まった顔ぶれの豪華さと言ったらありません。ズッカーマンがリードする冒頭の「ブランデンブルク協奏曲第3番」から、演奏者たちの自主的な表現が相乗効果となり、実に生き生きとした音楽を作り上げています。 ピアニストもまた豪華で、これだけの名手の腕が16本も集まった「ウィリアム・テル」はまさに圧巻! また音楽を志す世界中の若者から選ばれた精鋭たちによる管弦楽も素晴らしく、ベルリン・フィルのチェリストでザ・フィルハーモニクスでも活躍するコンツが構成した、歌劇《こうもり》フィナーレの「シャンパンの歌」を挟んでフレストのクラリネット・ソロや、クヴァストホフの歌う「ビギン・ザ・ビギン」などが挿入されるメドレーを、指揮者無しで立派に聴かせています。 メインは多くの名手たちもオーケストラに加わった特別編成で、ゲルギエフの振る《こうもり》序曲の溌溂とした演奏。そしてアンコールとして再び「ウイリアム・テル」のファンファーレが鳴り響きますが、ここではピアニストたちを初めオーケストラに加わらなかったアーティストのほどんどがステージに一緒に上がり…そこで何が起こるかは観てのお楽しみ。ユジャ・ワンの、楽しくて楽しくて仕方がないといった表情がとても印象的です。 超一流アーティストたちがお互いを称え合いながら音楽を高め、そこだけにしかない貴重な時間を紡いでゆく、この上ない瞬間を記録した素晴らしい映像作品です。
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FRAGMENTS
フルートとハープのための作品集 [アンナ・ローサ・マリ/エイラ・リン・ジョーンズ]Flute and Harp Recital: Mari, Anna Rosa / Jones, Eira Lynn - ANDRÈS, B. / DEBUSSY, C. / HOVHANESS, A. / IBERT, J. (Fragments - The Juniper Project)
発売日:2018年11月28日
NMLアルバム番号:DDA25179
CD価格:2,400円(税込)
フルートとハープ。夢のような響きが生まれる2つの楽器の組み合わせによる近代から現代の作品集。アルバムタイトルの「FRAGMENTS」はルトスワフスキの作品名であるとともに、アルバムに収録されている全体の曲の雰囲気を表すもので、どの曲も形にはまらない流動的な雰囲気を持ち、断片的な旋律がふんわりと耳に残ります。 フルートを吹くアンナ・ローサ・マリはギリシャ出身の奏者。ギリシャ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者であり、BBCフィルハーモニックやハレ管とも共演経験があります。エイラ・リン・ジョーンズは英国を代表するハープ奏者。コンサートから録音まで幅広く活動しています。
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王立デンマーク音楽アカデミーの150年
(1867-2017)[12枚組BOX] [1867-2017]ROYAL DANISH ACADEMY OF MUSIC (THE) (150 Years) (1867-2017)
発売日:2018年02月23日
NMLアルバム番号:8.201202
CD 12枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
デンマーク音楽アカデミーは、デンマークのコペンハーゲンにある音楽大学。1867年に作曲家ニルス・ゲーゼによって設立された、デンマーク国内最古で最大の音楽教育機関で、現在の学生数は400人です。創設以来150年に渡り、デンマークの音楽界において中心的な役割を担い、数多くの音楽家たちがこの学校から巣立っています。 この12枚組のBOXには、20世紀前半の「歴史的録音」から、このBOXのために録音された最新の音までが含まれており、作曲家だけでなく、種々の演奏家たちの足跡もたどることができます。128ページのブックレット(英語、デンマーク語)には、アルバムの解説と、現在の学長ベルテル・クラルプの包括的なエッセイが収録されています。
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発売日:2018年02月23日
LP価格:4,640円(税込、送料無料)
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バッハ&フレンズ [レヴァーツ]
BACH, J.S.: Cello Suites Nos. 1 and 3 (Bach and Friends) (Revaz)
発売日:2017年06月30日
NMLアルバム番号:SM257
CD価格:1,950円(税込)
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QUARTET CHOREOGRAPHY [クロイツェル四重奏団]
String Quartets - STRAVINSKY, I. / LUTOSLAWSKI, W. / LIGETI, G. / FINNISSY, M. (Quartet Choreography Soundtrack) (Kreutzer Quartet)
発売日:2017年03月24日
NMLアルバム番号:MSVCD92105
CD価格:1,760円(税込)
2012年にリリースされたDVD(MSVDX 101)と同じ収録内容を持つこのアルバム。最初はデジタル・ダウンロードのみの発売でしたが、CDとしての発売を待ち望んでいた人が多く、今回の発売となりました。近現代を代表する3人の作曲家の弦楽四重奏曲に、イギリスの現代作曲家フィニッシーの作品を加えたこの1枚は、現代英国作品のリリースに力を入れているMetierレーベルを象徴するにふさわしいアルバムです。 スケアヴェズを筆頭に名手4人で構成されるクロイツェル弦楽四重奏団は、現代作品を得意とするアンサンブル。Metierレーベルの他、NAXOS、Toccataレーベルにおいて多彩な曲を録音しています。
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マイ・ファースト・クリスマス・アルバム
My First Christmas Album
発売日:2016年11月23日
NMLアルバム番号:8.578340
1)
CD価格:1,000円(税込)
NAXOSの人気シリーズ「マイ・ファースト~」は、初めてクラシック音楽に触れるお子様だけでなく、大人の方でも様々な発見ができる楽しいコンピレーションです。この「クリスマス・アルバム」は、良く知られたクリスマス・ソングの他、、伝承曲(時には現代的なアレンジが施されています)や、北欧でひっそり歌われている曲など、バラエティ豊かな選曲が魅力。「音楽なしのクリスマス」なんて想像できない!そんな方にもおすすめします。
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Polska ~ ポーランドの歌
Choral Music - SZYMANOWSKI, K. / PENDERECKI, K. / G?RECKI, H. / LUTOS?AWSKI, W. (Polska) (South West German Radio Vocal Ensemble, M. Creed)
発売日:2016年10月28日
NMLアルバム番号:SWR19017CD
CD価格:2,240円(税込)
マーカス・クリードによる音楽で巡る旅の最新巻は激動の歴史を辿ったポーランドの合唱作品集。ポーランドは10世紀に国家として認知され領土を拡大するも、18世紀になって4度に渡り国土を隣国によって分割され、一旦は消滅します。第1次世界大戦後、1918年に独立しましたが、第二次世界大戦時に再びナチスとソビエトによって分割。1952年に人民共和国として国家主権を復活、1989年の民主化によって共和国となり、ようやく今の形になりました。 そんなポーランド、芸術面では非常に多くの実りをもたらしています。1956年に初めて開催された「ワルシャワの秋」音楽祭で、初めてこの国の音楽に触れた聴衆は、その驚異的な可能性に驚きを隠せませんでした。このアルバムでは、近現代ポーランドを代表する作曲家たちの合唱作品を聞く事ができます。
収録作曲家:
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ツィモン・バルト
パガニーニによる変奏曲と狂詩曲 [バルト/エッシェンバッハ]LISZT, F. / BRAHMS, J. / LUTOSŁAWSKI, W.: Paganini Variations / RACHMANINOV, S.: Rhapsody on a Theme of Paganini (Barto, Eschenbach)
■協奏曲
発売日:2014年03月26日
NMLアルバム番号:ODE1230-2D
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2CD価格:2,250円(税込)
「個性派」を売りにしているピアニストは数多くいますが、なかなか真の個性派になるには、それはそれは長い道のりが必要です。テクニックはもちろんのこと曲の解釈、デュナーミクの処理、そして作品への傾倒、これらを存分に満たした上で、作品を撚り上げ世に出さなくてはいけません。もちろんアルバムの選曲のこだわりも必須です。 そんな条件を全て満たしたピアニストがこのツィモン・バルト。あのチャイコフスキーのピアノ協奏曲の冒頭部分を劇遅で弾いてみたり、ラヴェルの「夜のガスパール」を気持ち悪く弾いてみたりと、それはそれは個性的。もちろん今回の2枚組も「個性的」の大盤振る舞いです。パガニーニをテーマにした曲集ですが、まさに悪魔的な音楽が並びます。まずはお馴染みの「ラ・カンパネラ」からどうぞ。想像以上にカッコいいルトスワフスキ(意外!)そして、エッシェンバッハの指揮がそのデモーニッシュさに拍車をかけたラフマニノフ。全部聞いてしまった夜には、悪夢にうなされるかもしれません。
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エボニー・アンド・アイヴォリー
クラリネットとピアノのための作品集 [サイモン]Clarinet Recital: Simon, Andrew - NICHIFOR, S. / HOROVITZ, J. / LUTOSŁAWSKI, W. / COOKE, A. / ARNOLD, M. (Ebony and Ivory)
■器楽曲
発売日:2014年01月22日
NMLアルバム番号:8.573022
CD価格:1,600円(税込)
20世紀から21世紀、新しい時代に書かれたクラリネット作品集です。ベルギーの作曲家ニチフォーによる冒頭の「2つの舞曲」からとんでもなく魅力的。ジャズ? 民謡? ジャンル分けは不可能。まるで音符一つ一つが躍り出すかのような楽しい音楽です。ウィーン生まれのホロヴィッツは、多くの作品を生み出した作曲家であり、映画音楽の分野でも名高い人です。「ソナチネ」はすでにクラリネットの標準的なレパートリーとして定着していますが、他の2つの作品も息を呑むほどに美しいものです。 ルトスワフスキの作品はもう少し前衛的でユニークなものです。ポーランド民謡を元にしながらも、各所に細密な音がはめ込まれています。「極めてヒンデミット風」なクックの曲、陽気で活発なアーノルドの曲と、様々なスタイルが楽しめるクラリネット好きなら外せない1枚です。
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Dialoghi- 対話 [フレイ]
Cello Recital: Frey, Elinor - FALLA, M. de / MAYUZUMI, T. / BACH, J.S. / ROUSE, C. / STUCKY, S. / BRITTEN, B. (Dialoghi)
■器楽曲(チェロ)
発売日:2013年03月20日
NMLアルバム番号:YAR78876
8)
CD価格:2,224円(税込)
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ディスカヴァー・ザ・シンフォニー(2008年版) [2008年版]
DISCOVER THE SYMPHONY (2008 edition)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2008年09月10日
NMLアルバム番号:8.558208-09
2CD
通常価格:1,300円→ 特価!:690円(税込)