エスケシュ(ティエリー) Escaich, Thierry
生没年 | 1965- | 国 | フランス |
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辞書順 | 「エ」 | NML作曲家番号 | 95536 |
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『CRIS 叫び』
エスケシュ(1965-):
声楽と器楽合奏のための作品集 [ミッコ・フランク、イサベル・ドゥルエ、ジュリアン・ルロイ、ロラン・ゴデ、フランス放送合唱団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 ほか]発売日:2021年03月26日
CD価格:2,475円(税込)
フランスで高い人気を誇る作曲家、オルガニスト、ティエリー・エスケシュが人の声と器楽合奏の共演のために書いた作品3曲を収録。30分を超える大作「叫び」には、この作品のテキストも書いたフランスの劇作家・小説家ロラン・ゴデが、語り手としても参加。 北アメリカ先住民のテキストによる「歌を辿る道」では、ミッコ・フランクがタクトを取っています。
収録作曲家:
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グレフ(1950-2000):
LES CHANTS DE L'ÂME - 魂の歌
パリの遊歩道
エスケシュ(1965-):
D'UNE DOULEUR MUETTE [マリー=ロール・ガルニエ(ソプラノ)/クレメンティーヌ・デクトゥール(ソプラノ)/パコ・ガルシア(テノール)/ヤン・ルヴィオノワ(チェロ)/フィリップ・アタ(ピアノ)]GREIF, O.: Chants de l’Âme (Les) / Les Trottoirs de Paris (M.-L. Garnier, P. Garcia, Decouture, Y. Levionnois, Hattat)
発売日:2020年02月21日
NMLアルバム番号:LBM024
CD価格:2,475円(税込)
2020年は、フランスの近代作曲家オリヴィエ・グレフの没後20周年。ルチアーノ・ベリオに師事しながらも決して前衛的な作風を採用することはなく、詩的な作品を350作以上も書き続けたグレフ。活動初期には認められなかった彼の作品が評価され始めたのは、1990年以降のことであり、中でも1992年に作曲されたチェロとピアノのための「ソナタ・ド・レクイエム」はいくつかの録音により広く親しまれています。 このアルバムには、1979年から1995年に渡って構想された歌曲集「魂の歌」を中心に、同じくグレフの「パリの遊歩道」と、1965年生まれのエスケシュの作品を収録。抒情的で豊かなハーモニーを持つこれらの曲を、名手アタの伴奏のもと若く優れた歌手たちが歌います。
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EVOCATIONS
ジョーダン/ペルト/ブローン/エスケシュ:
現代のオルガン作品集 [クリスティアン・フォン・ブローン(オルガン)]Organ Music (20th-21st Centuries) - BLOHN, C. von / BRANDMÜLLER, T. / ESCAICH, T. / JORDAN, B. / PÄRT, A. (Evocations) (Blohn)
発売日:2022年07月22日
NMLアルバム番号:8.579122
CD価格:1,600円(税込)
20世紀終わりから21世紀にかけて作曲されたオルガン作品を収録した1枚。 南アフリカ生まれのジョーダンの「賛美の歌」は1999年の作品で、西洋とは異なる文化における祈りの歌として書かれました。伝統的なアフリカの部族社会の儀式で歌われるという「賛美の歌」をモデルにしており、超絶技巧を要する激しいセクションは儀式を盛り上げるドラムをイメージしています。この録音は2018年の改訂版によるもの。 長年にわたりザール音楽大学作曲科の教授を務めたブラントミュラーの最後作品「星空の音」は、連作「Kosmogonia」の一部を独立させたもので、これが初録音。「地球」と「宇宙」に分けられた音の層を使い、その対話を描いています。 ペルトの「来る日も来る日も」は1980年にシュパイヤー大聖堂の定礎950年を記念して書かれました。大聖堂の建物を思わせる豪壮なサウンドが1分ほど続いたあと、ミサの典礼をイメージした進行の後に音楽は穏やかに消えてゆきます。 「星との対話」は当盤の演奏者で、パリのサン・テティエンヌ・デュ・モン教会のオルガニストを務めるクリスティアン・フォン・ブローンの作品。彼の師であり、今は亡きブラントミュラーとの音による対話をイメージしたものです。 エスケシュの「エヴォカシオン II」はアフリカのダンスのリズムに基づく低音の上で、グレゴリオ聖歌やポリフォニー音楽、バロック期の詩編曲など多彩な音楽の要素が万華鏡のように展開します。
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ラインホルト・フリードリヒ
ザ・トランペット・コレクション [ラインホルト・フリードリヒ]発売日:2018年12月07日
CD 10枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
ラインホルト・フリードリヒ(1958-)。7歳からトランペットを始め、エドワード・タール、ピエール・ティボーに師事。1986年に開催されたミュンヘン国際コンクールで優勝し一躍注目を浴びました。 1983年から1999年までフランクフルト放送交響楽団の首席トランペット奏者を務めるとともに、ルツェルン祝祭管弦楽団の創設時より同じく首席トランペット奏者を勤めるという華々しい経歴を持つフリードリヒ。インバル、キタエンコ、そしてアバドからの信頼も厚く、例えば、映像で公開されている2004年のルツェルン祝祭管弦楽団によるマーラーの5番での冒頭のトランペットの音色に胸を熱くした人は多いのではないでしょうか?現在、カールスルーエ音楽大学の教授職にあり、数多くの後進を指導していることでも知られています。オーケストラのメンバーとして、またソリストとしての来日経験も豊富で、日本でも多くのファンを持つ人気者です。 この10枚組は彼の豊富なレパートリーの一端を知らしめるもので、過去15年間の録音から特色ある演奏を選び出し、バロックから現代まで作曲年代ごとに収録したものです。どんな曲でも難なく演奏してしまうフリードリヒの、輝かしい音色と超絶技巧を存分にお楽しみください。