黛 敏郎(まゆずみとしろう) Mayuzumi, Toshiro
生没年 | 1929-1997 | 国 | 日本 |
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辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 23742 |
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黛 敏郎(1929-1997):
曼荼羅交響曲
バレエ音楽「舞楽」
シンフォニック・ムード/ルンバ・ラプソディ [湯浅 卓雄(指揮) ニュージーランド交響楽団]MAYUZUMI: Bugaku / Mandala Symphony / Rumba Rhapsody
発売日:2020年09月18日 NMLアルバム番号:8.557693
CD国内仕様価格:1,980円(税込)
第二次世界大戦後の日本作曲界を代表する音楽家の一人、黛敏郎。彼は日本国内で約250本もの映画音楽を担当しただけではなく、ハリウッドに進出し、ジョン・ヒューストン監督の『天地創造』(1966)の音楽ではアカデミー賞にノミネートされました。また数多くの音楽団体や文化団体の運営に携わり、1964年からは30年以上もテレビの音楽番組「題名のない音楽会」の企画と司会を務めるなど、メディアでの幅広い活躍で知られています。 しかし彼自身の作品については、一部の有名作を除いて十分に紹介されてきたとはいえません。「シンフォニック・ムード」や、後にその一部に組み込まれ生前には演奏されることのなかった、ラテンのリズムが炸裂する「ルンバ・ラプソディ」などは、これが世界初録音となります。1958年の「涅槃交響曲」に連なる仏教(密教)の思想に触発された「曼荼羅交響曲」、彼の作品の中ではよく知られる「舞楽」も収録。どの曲も一聴すると異国風でありながら、じっくり聴くと日本人ならではの美意識が感じとれます。目を見張るばかりの鮮やかなオーケストレーションと、ふくよかな響きを生かした全4作品を湯浅卓雄の指揮でお楽しみください。 片山杜秀氏によるオリジナル解説も読みごたえ充分です。 ※解説、演奏者プロフィールは既発売商品[8.557693J]のブックレットから転載となります。
収録作曲家:
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黛敏郎(1929-1997):作品集
交響詩「輪廻(サムサーラ)」
フォノロジー・サンフォニック/饗宴 [香港フィル/福村芳一]MAYUZUMI, Toshiro: Samsara / Phonologie symphonique / Bacchanale (Hong Kong Philharmonic, Yoshikazu Fukumura)
発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:8.573916
CD価格:1,980円(税込)
20世紀日本を代表する作曲家の一人、黛敏郎。武満徹と並び、戦後の日本音楽界を牽引、映画音楽の分野でも功績を遺すとともに、東京藝術大学作曲科講師として後身の育成にもあたりました。1964年の東京オリンピックでは開会式の音楽と記録映画用の音楽を担当。また、長らくテレビの音楽番組の司会を務め、クラシック音楽の普及に力を尽くしたことで知られています。 このアルバムには、様々な楽器を駆使した初期の実験的作品である「饗宴」と梵鐘の響きを追求した「フォノロジー・サンフォニック」、“舞楽”と称するにふさわしい「輪廻(サムサーラ)」の3曲を収録。新装版発売に伴い、日本作曲家選輯シリーズでおなじみの片山杜秀氏の詳細な楽曲解説を添付、作品への更なる理解が高まる1枚です。
収録作曲家:
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Dialoghi- 対話 [フレイ]
Cello Recital: Frey, Elinor - FALLA, M. de / MAYUZUMI, T. / BACH, J.S. / ROUSE, C. / STUCKY, S. / BRITTEN, B. (Dialoghi)
■器楽曲(チェロ)
発売日:2013年03月20日 NMLアルバム番号:YAR78876
CD価格:2,224円(税込)