ラモー(ラザール) Rameau, Lazare
生没年 | 1757-1794 | 国 | |
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辞書順 | 「ラ」 | NML作曲家番号 | 394291 |
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『ラモーの一族』
~ラモー家と18世紀フランスの鍵盤音楽~ [ジュスタン・テイラー]Harpsichord Recital: Taylor, Justin - RAMEAU, C.B. / RAMEAU, C.-F. / RAMEAU, J.-P. / RAMEAU, L. (La famille Rameau)
発売日:2021年04月09日
NMLアルバム番号:ALPHA721
CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)
南仏の古城にあるスコット・ロスゆかりの銘器で、
巨匠ラモーの知られざる一族の世界へ2021年1月、新型コロナ感染拡大のなか隔離待機期間を経て来日ツアーを成功させ、フランスをはじめとするヨーロッパでの注目度の高さを裏書きしたクラヴサンの名手ジュスタン・テイラー。ブリュッヘ(ブリュージュ)国際古楽コンクールで成功をおさめ、ALPHAレーベルで着実にリリースするアルバムの多くがフランス内外でも高評価を博す新世代の俊才が、新たに世に問うアルバムは「ラモーの一族」。啓蒙主義思想家として知られるディドロの対話劇風論考『ラモーの甥』でも知られる通り、ラモーは一族にも音楽家が幾人かおりましたが、ここでは大御所ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品に加え、古典派時代にいたる一族の系譜をたどりながら彼らの作品も併せて収録しています。 さらに、18世紀後半の重要な鍵盤音楽家タプレの作品や、19世紀末のピアノの銘器を使用してのドビュッシー作品をプログラムに編み込み、アルバムとしての面白さがひときわ多層的に(解説は演奏者自身が執筆)。クラヴサンは故スコット・ロスが愛奏したことで有名な南仏アサス城の18世紀の楽器。歴史的ピアノはパリのシテ・ド・ラ・ミュジークにある楽器博物館所蔵のオリジナル。 惚れ惚れするような美音と空間の響きをALPHA初期からの名技師ユーグ・デショーが鮮明に収録しており、テイラーの自然体から立ちのぼる音楽の味わいを空気感ともども伝えています。