シュタイアー(アンドレアス)

生没年 1955-
辞書順 NML作曲家番号 80784
  • 商品番号:ALPHA1012

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    [アンドレアス・シュタイアー]

    Harpsichord Recital: Staier, Andreas - BACH, J.S. / COUPERIN, L. / FISCHER, J.C.F. / FROBERGER, J.J. / FUX, J.J. / STAIER, A. (Méditation)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:ALPHA1012

    CD価格:2,775円(税込)

    現代に息づくバロック的瞑想。
    自作含む名匠シュタイアーの精緻な音楽世界
    ルネサンスから19世紀に至る鍵盤音楽の素顔を、作品が書かれた時代の楽器と奏法によって弾き、深く追求してきたドイツの名匠アンドレアス・シュタイアー。今回ALPHAから初のソロ・アルバムでは、ドイツ語圏とフランスの17世紀鍵盤音楽を中心とした選曲に、その理念を受け継いだバッハと自作曲(!)を加え、「瞑想」と題した精妙なプログラムを組み上げました。 シュタイアーによれば、ここに収められた楽曲の多くには定旋律(ここでは13世紀にさかのぼる聖歌「パンジェ・リングァ」)と特定の音型を音高を変えつつ繰り返すゼクエンツの2つの技法が用いられており、彼の作品もこの技法に沿っているとのこと。アンクランゲ(こだま、余韻などの意味がある)と題された自作曲は、作曲家ブリス・ポゼとの対話から着想を得てスケッチしたものを、コロナ禍で演奏会が激減したのを機に完成させた作品で、全6曲から成り、演奏時間は30分を越える大作。2024年秋には日本でも披露する予定です。 アルバムを通して聴くと、圧巻というほかないシュタイアーの自然なタッチが紡ぎ出す解釈の味わいと相俟って、収録曲相互の連関性と作曲技法の伝統が静かに浮き上がります。 シュタイアーは今後もALPHAより数枚のアルバム・リリースを予定しています。