レガメイ(コンスタンティン) Regamey, Constantin
生没年 | 1907-1982 | 国 | |
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辞書順 | 「レ」 | NML作曲家番号 | 217126 |
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シェーンベルク(1874-1951):
弦楽三重奏曲
レガメイ(1907-1982):
クラリネット、ファゴット、
ヴァイオリン、チェロとピアノのための五重奏曲 [ニコラ・アルトシュテット、イリヤ・グリンゴルツ、アレクサンダー・ロンクヴィヒ ほか]SCHOENBERG, A.: String Trio / REGAMEY, C.: Clarinet Quintet (Gringolts, Power, Altstaedt, Bieri, Sambeek, Lonquich)
発売日:2023年03月24日 NMLアルバム番号:ALPHA948
CD価格:2,475円(税込)
アルトシュテットとロッケンハウス音楽祭のメンバーによる、
シェーンベルクの名作と知られざるレガメイの注目作1946年、心筋梗塞で倒れ生死をさまよったシェーンベルクがその直後に書き始め、身体的心象的状況を反映させた弦楽三重奏曲は、通しても20分に満たない演奏時間ながら、3挺の弦楽器のみによる表現の限界に挑むかのような起伏の激しい難曲。クリンゴルツ、パワーそしてアルトシュテットの3人が、息もつかせぬ緊張感の高い演奏を聴かせています。 1907年、現ウクライナのキーウにスイス・ポーランド系のユダヤ人として生まれたコンスタンティン・レガメイは、作曲家のほか、ピアニスト、音楽評論家としても活躍し、1936年からはワルシャワ大学でインド言語学の講師も務めていたという多才な人物。収録された五重奏曲は彼がポーランドのレジスタンス運動に加わった1942年に作曲が始められ、ノルマンディー上陸作戦当日の1944年6月6日、秘密裏に初演されました。特異な編成であることも含めてメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を連想させますが、時代の重い空気を帯びているものの動きある作品で、メンバーの妙技が随所で発揮されています。