イェンゼン・アドルフ(アドルフ) Jensen, Adolf
生没年 | 1837-1879 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「イ」 | NML作曲家番号 | 27893 |
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イェンゼン(1837-1879):
〈ピアノ作品集 第2集〉
謝肉祭の18の情景 Op.56 第2巻
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.25
前奏曲とロマンス Op.19
回想(練習曲)/即興曲 Op.37 [エールリング・ラグナル・エリクセン(ピアノ)]JENSEN, A.: Piano Music, Vol. 2 (E.R. Eriksen)
発売日:2021年09月10日 NMLアルバム番号:TOCC0274
CD価格:2,175円(税込)
ドイツの作曲家アドルフ・イェンゼンは、フランツ・リストに注目された才能あるピアニスト。同時に音楽教師としてロシアからドイツで活躍、作曲家としてはシューマンの後継者と目されるなど、多彩な活動をしたことで知られます。100曲を超える歌曲と、サロン風の甘い雰囲気を持つ何曲かのピアノ曲が有名ですが、このシリーズでは甘いだけではない、イェンゼンの様々なピアノ曲を楽しむことができます。 この第2集に収録されている「ピアノ・ソナタ嬰ヘ短調」もシューマンを思わせる本格的な作品であり、イェンゼンが単なるサロン音楽の作曲家ではないことを物語っています。多彩な曲調を持ち、華麗な技巧が駆使された「謝肉祭の情景」第2巻も聴きごたえのある作品です。 演奏するエールリング・ラグナル・エリクセンは最近までスタヴァンゲル大学の舞台芸術学部、ピアノ科の教授を務めており、TOCCATA CLASSICSからは3枚のアルバムをリリースした他、NAXOSレーベルからはグリーグ、シンディング歌曲集の伴奏を務め、2000年にはグリーグ賞を受賞した北欧音楽のオーソリティです。
収録作曲家:
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Double Trouble
ピアノ・デュオ作品集 [ベンクト・フォルシュベリ&デイヴィッド・ファン(4手ピアノ)]Piano Duo Recital: Huang, David / Forsberg, Bengt - RÖNTGEN, J. / RÖNTGEN-MAIER, A. / HÄGG, J.A. (Double Trouble - Works for Piano 4 Hands)
発売日:2019年12月27日 NMLアルバム番号:dBCD189
CD価格:2,250円(税込)
1900年前後のチャーミングな4手ピアノ作品を集めたアルバム。アーンとシャブリエ以外は世界初録音となっています。
収録作曲家:
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SAGA
シューマン、レーヴェ、イェンゼン、シューベルトの伝説世界 [コンスタンティン・クリンメル(バリトン)/ドリアナ・チャカローヴァ(ピアノ)]Vocal Recital (Baritone): Krimmel, Konstantin - SCHUMANN, R. / LOEWE, C. / JENSEN, A. / SCHUBERT, F. (Saga)
発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:ALPHA549
CD価格:2,475円(税込)
1993年、ドイツ生まれの若手バリトン歌手、コンスタンティン・クリンメルが歌う「サーガ=神話・叙事詩」と題されたバラード集。どの歌も大きな起伏と劇的な展開を持ち、歌い手の技量を披露するにはぴったりの題材です。 冒頭に置かれているのはバラードの大家レーヴェの作品。詩人トムが妖精の女王に心惹かれる様子が、チャカローヴァが奏でる美しいピアノの伴奏で表情豊かに歌われるこの曲は、壮大な物語が詰まったアルバムの幕開けにはぴったり。幸せな結末を迎える作品からバッドエンドの作品まで、物語は多種多様。クリンメルは曲にあわせて絶妙に歌い方を変えながら音による物語を綴っていきます。 クリンメルとチャカローヴァは長年共演を重ねており、幅広いレパートリーを披露していますが、とりわけリートの演奏では高い評価を受けています。クリンメルは将来有望の若い歌手に与えられる権威ある「ヘルムート・ドイチュ賞」の2019年受賞者。最も将来が期待される歌手の一人です。
収録作曲家:
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エマヌエル・ガイベルの詩による歌曲集 [ベストライン/ムイジ]
Vocal and Piano Recital: Bästlein, Ulf / Mouissi, Sascha el - SCHUMANN, R. / WOLF, H. / BRAHMS, J. / BRUCKNER, A. (Songs to Texts by Emanuel Geibel)
発売日:2018年08月29日 NMLアルバム番号:Gramola99136
CD価格:2,475円(税込)
ドイツ・ロマン派の詩人エマヌエル・ガイベル(1815-1884)。ベルリンで学び、マクシミリアン2世の招きでミュンヘンに移り、若い詩人たちと共に詩作に励みました。ギリシャ語、ラテン語を得意とし、ロマンティックな詩の中に、古典的な語法を取り入れるなど折衷的な作風が特徴で、その詩は同時代の作曲家たちにも多大なる影響を与えています。メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、ブルックナーなど多くの作曲家がガイベルの詩に曲を付けており、このアルバムで歌われているのはその一部ですが、当時どれほど彼の詩が愛されていたのかが理解できるでしょう。