レントヘン(レントゲン)(ユリウス) Rontgen, Julius
生没年 | 1855-1932 | 国 | オランダ |
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辞書順 | 「レ」 | NML作曲家番号 | 44768 |
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グリーグ/マイエル/レントヘン:
弦楽四重奏曲集 [シリアクス四重奏団]Chamber Music (String Quartet) - GRIEG, E. / RÖNTGEN, J. / RÖNTGEN-MAIER, A. (Zilliacus Quartet)
発売日:2023年03月17日 NMLアルバム番号:dBCD207
CD価格:2,250円(税込)
ヴァイオリニスト、セシリア・シリアクスを中心とするシリアクス四重奏団が演奏する3つの弦楽四重奏曲。 注目は、グリーグが1892年の銀婚式の際に着手したヘ長調の弦楽四重奏曲。グリーグ自身はこの曲の第2楽章までしか作曲しませんでしたが、グリーグ夫妻と親交が深かったユリウス・レントヘンが、後年創意の凝らされた聴き応えある後半楽章を作曲し、完成させていました。このレントヘン版についてはラファエル弦楽四重奏団の録音がOLYMPIAレーベルから出ていましたが、これはレントヘンによる第4楽章コーダをカットしており、また伴奏音型のトレモロを16分音符にするなど細部においてレントヘンの指定と異なる処理をされていたことから、レーベルではこの録音が「レントヘンの楽譜に忠実な世界初録音」と銘打っています。 またアルバムにはレントヘン自身の弦楽四重奏曲と、彼の妻でスウェーデン出身のヴァイオリニスト・作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルの弦楽四重奏曲(こちらも第1楽章と終楽章は未完のため、トミー・アンダーソンの補筆完成版を使用)が収録されています。 セシリア・シリアクスは、これまでにもアマンダ・レントヘン=マイエル作品をはじめとしたスウェーデンの作品を演奏し、その紹介に努めています。
収録作曲家:
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ブラームス(1833-1897)/
レントヘン(1855-1932)/
レントヘン=マイエル(1853-1894):
ヴァイオリン協奏曲集 [セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)/ヴェステロース・シンフォニエッタ/マルメ交響楽団/クリスティーナ・ポスカ(指揮)]Violin Concertos - BRAHMS, J. / RÖNTGEN-MAIER, A. / RÖNTGEN, J. (Zilliacus, Västerås Sinfonietta, Malmö Symphony, Poska)
発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:dBCD202
CD価格:2,250円(税込)
スウェーデン出身のヴァイオリニスト・作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、ロマンティックな美しい作品を生み出しました。このアルバムには、彼女とその夫となったユリウス・レントヘン、そして2人の友人ブラームスのヴァイオリン協奏曲が収録されています。 演奏はこれまでにもdB Productionsのアルバムでアマンダ・レントヘン=マイエル作品を演奏しているセシリア・シリアクス。ブラームスの協奏曲ではスウェーデンの現代作曲家マッツ・ラーション・ゴーテ(1965-)のカデンツァを採用するなどアイデアも満載。レーベルによれば、ブラームスのヴァイオリン協奏曲がスウェーデンでセッション録音されたのはこれが初とのことです。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
交響曲集
第7番・第14番・第12番・
第11番・第23番・第22番・第24番 [フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団/ヘルシンボリ交響楽団/ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)]RÖNTGEN, J.: Symphonies Nos. 7, 11, 12, 14, 22, 23, 24 (Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Helsingborg Symphony, D. Porcelijn)
発売日:2021年12月10日 NMLアルバム番号:777309-2
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
cpoレーベルが力を入れている作曲家の一人がユリウス・レントヘン。ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化し たピアニスト・作曲家で、ブラームスと交流がありました。1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第2番」のソリストを務めています。そのためか初期作品にはブラームスやシューマンの影響も見られますが、晩年にはここから脱却し、かなり独創的な作品を書いていました。 この2枚組はダヴィッド・ポルセラインの指揮による一連の交響曲シリーズの続編で、今作にはレントヘンの最後の3つの交響曲が含まれています。 交響曲第7番以外の6曲は、全て10分から15分程度の単一楽章で書かれており、凝縮された形式の中に多彩な音楽が詰まっています。なかでも第12番「バビロンにて」ではティンパニ、スネアドラムとバスドラム、シンバル、トライアングルによる「トルコ風音楽」の使用と壮大なオルガンの響きが全体を印象付けています。 第7番の「エディンバラ」のみ4楽章。1930年12月4日にアッシャーホールで初演され大好評を博しました。
収録作曲家:
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レントヘン=マイエル(1853-1894):
〔作品集 第1集〕
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ピアノ四重奏曲 ホ短調
スウェーデン民謡と舞曲集 [グレゴリー・マイタン (ヴァイオリン)、ベルント・リュセル (ヴィオラ)、サラ・ヴィーク (チェロ)、アン=ソフィ・クリングベリ (ピアノ)、アンドレアス・シュテーア (指揮)、ヘルシンボリ交響楽団]RÖNTGEN-MAIER, A.: Violin Concerto in D Minor / Piano Quartet in E Minor (Amanda Maier, Vol. 1) (Maytan, Lysell, Helsingborg Symphony, Stoehr)
発売日:2019年12月27日 NMLアルバム番号:dBCD174
CD価格:2,250円(税込)
スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、ロマンティックな美しい作品を生み出しました。ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年に結婚しています。 dB Productions が力を入れているその作品集第1集には、単一楽章ながらも楽器を知り尽くしたメイエルのインスピレーションが詰め込まれた、聴き応えのあるヴァイオリン協奏曲、ドラマティックなオープニングと展開が聴く者を引き付けるピアノ四重奏曲、夫との共作による愛らしいスウェーデンの民謡集などを収録。
収録作曲家:
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レントヘン夫妻のピアノ作品集 [ベンクト・フォシュベリ、セシリア・シリアクス 、ハンナ・アベリ]
発売日:2019年12月27日
CD価格:2,250円(税込)
アマンダ・レントヘン=マイエルとユリウス・レントヘンの夫婦によるピアノ作品集。お互いを認め合うおしどり夫婦だったようで、共作も含まれています。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
ヴァイオリンとピアノのための作品集 第2集 [クリストフ・シッケダンツ(ヴァイオリン)/エルンスト・ブライデンバッハ(ピアノ)]RÖNTGEN, J.: Violin and Piano Works, Vol. 2 - Violin Sonata, Op. 20 / Violin Sonata in F Major / Swedish Melodies and Dances(Schickedanz, Breidenbach)
発売日:2019年11月22日 NMLアルバム番号:777769-2
CD価格:1,800円(税込)
ドイツ・ロマン派の作曲家レントヘンはブラームスの親友として知られますが、実はグリーグ夫妻とも親交を持ち、お互いに影響を与えています。彼はグリーグ亡きあと、未完成となっていた「弦楽四重奏曲 第2番」を補筆、完成させただけでなく、グリーグの作品の持つ独特の抒情性も自作に取り入れることで独自の作風を練り上げていきました。 このヴァイオリンのための作品集は、彼がグリーグ自身への献身と、グリーグを通して知った北欧音楽の魅力が存分に示されており、中でも「ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調」は明らかにグリーグへのオマージュとなっています。 「ノルウェー民謡と変奏曲」は、7分程度の短い曲ですが、ヴァイオリンの様々な技巧が盛り込まれた楽しい作品で、第1集(777768)と同じシッケダンツとブライデンバッハが今作でも見事な演奏を聴かせます。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
〔ピアノ協奏曲集 第2集〕
ピアノ協奏曲 第3番・第6番・第7番 [オリヴァー・トリンドル(ピアノ)/ヘルマン・ボイマー(指揮)/クリスチャンサン交響楽団]RÖNTGEN, J.: Piano Concertos Nos. 3, 6 and 7 (Triendl, Kristiansand Symphony, Bäumer)
発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:555055-2
CD価格:2,475円(税込)
リストとシューマンから影響を受け、ブラームスと親交を結んだドイツ生まれの作曲家レントヘン。生涯に600作を超える作品を残しましたが、優れたピアニストでもあり、7曲あるピアノ協奏曲はどれも高度な技巧が要求されています。初期の作品はブラームスやシューマンを思わせるロマンティックな作風に拠っていますが、次第に彼の関心が新古典派の作品に移ったため、晩年の作品にはヒンデミットやウィレム・ペイペルからの影響を受けたと思われる複調が取り入れられるなど、前衛的な技法を用いたモダンな雰囲気が目立ちます。 このアルバムには初期の第3番と、晩年の第6、第7番が収録されており、時代の流行を上手く取り込んでいったレントヘンの作風の変遷がよくわかる1枚になっています。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
交響曲 第9番&第21番
セレナード [フランクフルト・ブランデンブルク州立管/ポルセライン]RÖNTGEN, J.: Symphonies Nos. 9, "The Bitonal" and 21 / Serenade in E Major (Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Porcelijn)
発売日:2017年04月21日 NMLアルバム番号:777120-2
CD価格:2,640円(税込)
ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘン(レントゲン)。ヘルツォーゲンベルクを通じてブラームスと交流を持ち、1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第2番」を演奏したほどのピアノの腕を持っていたことで知られています。そのためか、作品にはブラームスの影響も見られますが、晩年にはかなり独創的な作品を書いていました。この交響曲第9番は1930年の作品。レントヘンの生前には出版されなかった作品で単一楽章で書かれています。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
ヴァイオリンとピアノのための作品集 第1集 [シッケダンツ/ブライデンバッハ]RÖNTGEN, J.: Violin and Piano Works, Vol. 1 (Schickedanz, Breidenbach)
発売日:2016年01月27日 NMLアルバム番号:777768-2
CD価格:1,824円(税込)
ブラームス、リストと親しかったというオランダの作曲家ユリウス・レントヘン(1855-1932 レントゲンとも)。cpoレーベルではレントヘンの作品を継続的にリリースしていますが、今回の新しいリリースは、彼の本領とも言えるヴァイオリンの作品集となります。なんと言っても、彼の父エンゲルベルトは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のヴァイオリニスト(第二コンサート・マスターを務めていた)であり、やはり幼い頃から美しいヴァイオリンの音色に親しんでいたことは間違いなく、彼の祖父クレンゲルも幼いレントヘンにヴァイオリンを学ばせるように示唆したといわれています。 そんなレントヘンのヴァイオリン・ソナタにはやはりメンデルスゾーンやシューマンの影響が色濃く反映されているのは時代の流れでしょうか。伸びやかに歌うメロディと豊かなピアノ・パートにはこの時代ならではの豊潤な色彩が感じられます。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
後期弦楽三重奏曲集
弦楽三重奏曲 第13番-第16番 [オッフェンブルク弦楽三重奏団]RÖNTGEN, J.: String Trios Nos. 13-16 (Offenburg String Trio)
■室内楽
発売日:2014年08月27日 NMLアルバム番号:8.573384
CD価格:1,900円(税込)
1855年、ライプツィヒで生まれたユリウス・レントヘン(1855-1932)。父エンゲルベルトはオランダ生まれで、ゲヴァントハウス管弦楽団のヴァイオリニストを務め、母パウリーネは才能あるピアニストでした。そんな音楽的な家庭で育ったユリウスは幼少の頃から徹底した音楽教育を受け、数多くの高名な師の元で学び、8歳の時には最初の作品「ヴァイオリン・デュオ」を書き上げるなど、その天分を遺憾なく発揮したのです。長じてからは数多くの友人と交流、中でもブラームス、グリーグ、グレインジャー、ニールセンからは多大なる影響を受け、自らの創作の糧とし、生涯に650曲ほどを書き上げました。 この弦楽四重奏曲集は、どれも彼の晩年の作品であり、まだまだ穏健な第13番に比べると、第15番、第16番はかなりユニークな曲。特に第15番には彼が新車( Fiat 509A Torpedo, 990cc)を購入した時のエピソードが紐付けられており、曲自体は車の運転手エンゲルに捧げられたというもので、ドライブ自体は危険だったようですが、多忙な作曲家が休暇を楽しんでいる様子が伺える興味深い作品です。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
チェロ協奏曲 第1番 - 第3番 [ホルシュ/オランダ響/ポルセライン]RONTGEN, J.: Cello Concertos (Complete) (Horsch, Netherlands Symphony, Porcelijn)
■協奏曲
発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:777234-2
CD価格:1,710円(税込)
cpoレーベルが精力的にリリースを続けている作曲家の一人、レントヘン(1855-1932)のチェロ協奏曲集です。彼の全作品を網羅するためには、この作品は欠かせないものです。彼はユリアス・クレンゲルという名チェリストの友人であったため、チェロへの思い入れはかなり強く、1870年から1930年までの長きに渡り、ソナタや小品、そして協奏曲など数多くのチェロ曲を作曲しています。 この3つの協奏曲もパワフルな管弦楽と、技巧的なチェロ・パートが見事に調和したものであり、生半可な奏者では太刀打ちできない力作となっています。現在コンセルトヘボウ管の首席チェリストを務める名手ホルシュによる完璧な解釈による演奏は、このコレクションにおける重要な位置を占めることは間違いありません。
収録作曲家:
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レントヘン(1855-1932):
交響曲 第6番・第5番・第19番 [オランダ・フィル/ポルセライン]RONTGEN, J.: Symphonies Nos. 5, "Der Schnitter Tod", 6, "Rijck God, wie sal ic claghen" and 19, "B.A.C.H" (Porcelijn)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2012年05月16日 NMLアルバム番号:777310-2
CD価格:2,608円(税込)
20世紀前半に活躍したオランダの作曲家、レントヘン(1855-1932)の「合唱付き」交響曲集です。cpoファンにとって、すっかりおなじみとなったレントヘンですが、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているようです。今回ご紹介するのは1926年に書かれた、古いイギリスの讃歌をテキストにした混声合唱付きの第5番、1928年に書かれたフラマン語のテキストの伝統的な讃歌のメロディを用いた第6番、そして1931年に書かれたバッハのソナタからメロディを転用した第19番です。この第19番は、若い頃から心酔していたバッハへの敬意を表すために、たった2週間で完成された作品で、冒頭のテーマが次々と繰り返され、壮大なフーガへと発展するという、まさにバッハへのオマージュ。これは聴きごたえたっぷりです。
収録作曲家:
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『Couples in Love & Music』
スウェーデン系ドイツ人の夫婦2組が残した歌曲集
(インゲボルク&ハンス・フォン・ブロンサルト夫妻、アマンダ&ユリウス・レントヘン夫妻) [ザビーナ・ビショルト、ベンクト=オーケ・ルンデン]Vocal Music - BRONSART, I. von / BRONSART, H. von / RÖNTGEN-MAIER, A. / RÖNTGEN, J. (Couples in Love and Music) (Bisholt, Lundin)
発売日:2020年02月28日 NMLアルバム番号:dBCD192
CD価格:2,250円(税込)
スウェーデン系ドイツ人の作曲家夫妻2組による歌曲集!スウェーデンのレーベルdB Productionsが力を入れている、スウェーデン出身のヴァイオリン奏者・作曲家のアマンダ・(レントヘン=)マイエル作品集のスピンオフのような企画が登場。彼女と、その夫でドイツ人作曲家ユリウス・レントヘン、そしてやはりドイツ出身のハンス・フォン・ブロンサルト(ハンス・ブロンサルト・フォン・シェレンドルフ)と、その妻でスウェーデン系ドイツ人インゲボルク。ドイツとスウェーデンにルーツを持つ2組の作曲家夫婦による歌曲集です。 スウェーデンで今最も注目されるソプラノの一人、ザビーナ・ビショルトにとって初めてのソロ・アルバム。高い技術と声量、奥行きのある歌声で、これらの歌曲が持つロマン性を豊かに表現しています。伴奏を務めるのは既に多くのCDをリリースしているピアニスト、ベンクト=オーケ・ルンデン。今回の収録曲のうちアマンダ・マイエルの4曲は、その作品集第3巻(DBCD182)にもビショルトの歌唱で収められていましたが、今回ルンデンと再録音しています。
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Double Trouble
ピアノ・デュオ作品集 [ベンクト・フォルシュベリ&デイヴィッド・ファン(4手ピアノ)]Piano Duo Recital: Huang, David / Forsberg, Bengt - RÖNTGEN, J. / RÖNTGEN-MAIER, A. / HÄGG, J.A. (Double Trouble - Works for Piano 4 Hands)
発売日:2019年12月27日 NMLアルバム番号:dBCD189
CD価格:2,250円(税込)
1900年前後のチャーミングな4手ピアノ作品を集めたアルバム。アーンとシャブリエ以外は世界初録音となっています。
収録作曲家: