カッタネーオ(アウレリアーノ) Cattaneo, Aureliano

生没年 1974-
辞書順 NML作曲家番号 243024
  • 商品番号:NYCX-10161

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年12月号)★-

    『ヴィヴァルディ、その先に』
    ~パトリツィア・コパチンスカヤのヴィヴァルディ・アルバム、イタリアの“いま”との対話実験 詳細ページ
    [パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)、ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮&リコーダー)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ(古楽器使用)]

    VIVALDI, A.: Concertos (What's Next Vivaldi) (Kopatchinskaja, Il Giardino Armonico, Antonini)

    発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:ALPHA624

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ついに登場、コパチンスカヤ × アントニーニ!フィリップ・ヘレヴェッヘとともにベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をピリオド奏法で録音したかと思えば、現代作品満載のプログラムにマショーやビーバーといった古楽のレパートリーを忍び込ませ、時には民俗音楽のプロである両親と故郷モルドヴァの伝統に身を浸し、あるいはトルコの異才ピアニスト=作曲家ファジル・サイとの共演で他に類をみないアルバムを作ってしまう―― 21世紀に入って以来、私たちはパトリツィア・コパチンスカヤという桁外れのヴァイオリン奏者の存在によって常に目を見張らされ、まるで飽きることのない音楽体験を味わいつづけてきました。そんな彼女がヴィヴァルディと向き合ったアルバムを制作する……というとき、どうしてそれが平穏なバロック・アルバムに落ちつくはずがあるでしょう? ルーマニアに隣接する小国モルドヴァ(旧ソ連モルダヴィア共和国)で生まれ、さまざまな文化が交錯する世界で腕を磨いてきた奇才コパチンスカヤは、既存の作品像を問い直すアルバム制作でたびたび世界を瞠目させてきました。「ヴィヴァルディ作品と、イタリアの“いま”との対話実験」として構想された今回のアルバムでは、なんと結成以来数十年にわたって古楽シーンを騒がせてきたジャルディーノ・アルモニコとの共演! 現代作曲家5人の刺激的な小品を挟んでのヴィヴァルディ鑑賞体験は、この300年前の作曲家の音楽にたいする通念をどんな演奏よりも鮮烈に覆せずにおきません。バロック演奏の「その先」を問う、注目必至の問題作です。
    私たちはヴィヴァルディを、時代を越えた実験の場に引き込んでみました――いまのイタリアで聴こえる創作者たちの声と対話させてみようというわけです。 ――パトリツィア・コパチンスカヤ