カリージョ(イソリーナ) Carrillo, Isolina
生没年 | 1907-1996 | 国 | |
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辞書順 | 「カ」 | NML作曲家番号 | 81826 |
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MOZART y MAMBO
モーツァルトとマンボ
モーツァルト: ホルン協奏曲第3番、ロンド、ホルン協奏曲断章/キューバのマンボ・ナンバー [サラ・ウィリス (ホルン)、ハロルド・マドリガル・フリアス (トランペット)、ユニエト・ロンビーダ・プリエト (サクソフォン)、ホルヘ・アラゴン (ピアノ)、ハバナ・リセウム・オーケストラ、ホセ・アントニオ・メンデス・パドロン (指揮)、ザ・サラバンダ(THE SARAHBANDA)、ハバナ・ホーンズ]Horn Recital: Willis, Sarah - MOZART, W.A. / CARRILLO, I. / OLIVERO, E.P. / PRADO, D. / SIMONS, M. (Mozart y Mambo)
発売日:2020年07月10日
NMLアルバム番号:ALPHA578
CD国内仕様 価格:2,970円(税込)
ベルリン・フィルの名物ホルン吹きが魅せられた、モーツァルトとキューバの音楽ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍するホルン奏者、サラ・ウィリスのアルバムがALPHAレーベルから登場です。職人揃いのベルリン・フィルにおいて、その明るいキャラクターを生かした司会などの活動でも大活躍の彼女。以前から趣味でサルサなどに親しんでいたそうですが、初めてキューバを訪れた際、当地の音楽に直に接して天国だと感じたこと、またクラシックの素晴らしい音楽家たちがたくさんいるにも関わらず世界に知られていないこと、さらに当地の音楽家が「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」と語ったことがヒントとなり、この不思議な取り合わせのアルバムが誕生しました。 モーツァルト作品で共演するハバナ・リセウム・オーケストラは、ピアニスト、シモーネ・ディナースタインとの共演でソニーにも録音している実力派オーケストラ。サラ・ウィリスの高音から低音までむらなく安定した技術と豊かな表現力も相まって、素晴らしい演奏を聴かせます。そしてマンボの巨人ダマソ・ペレス・プラードなどによるキューバ音楽の数々は、まさに血の通った面白さ。センチメンタルなメロディで人気の「くちなしの花ふたつ」なども収録し、ラストは「ピーナッツ・ベンダー」という英名でも知られる名作「南京豆売り」のライヴで雰囲気たっぷりに締めています。モーツァルトもマンボも理屈じゃないんだと、とにかく楽しませてくれるアルバムです。