エーヌ(ジル・アンリ) Hayne, Gilles Henry

生没年 -
辞書順 NML作曲家番号 229400
  • 商品番号:MEW2201

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    『晩課のために』
    ランベール・ド・セーヴと16~17世紀のリエージュ楽派 詳細ページ
    [ファビアン・ムラール、アンサンブル・ポリアルモニーク、コンチェルト・インペリアーレ]

    SAYVE, L. de: Ad Vesperas (Ensemble Polyharmonique, Concerto Imperiale, Moulaert, A. Schneider)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:MEW2201

    CD価格:2,475円(税込)

    晩期ネーデルラント楽派の重要潮流、
    リエージュ楽派の栄華を味わう充実の選曲と演奏
    現在のフランス語圏ベルギー最大の都市、同国東部に位置するリエージュ。後にフランクやイザイ、グレトリーといった作曲家たちを生んだこの地は、昔からリエージュ司教を君主としながら地元の聖堂参事の発言力や市民の力も強く、西のフランドル地方とはやや違った歴史を歩みました。 ここではスペインのビクトリアやイタリアのG.ガブリエーリ、マレンツィオなどと同世代で、リエージュ司教領を離れ神聖ローマ皇室の人々に仕え大きな成功をおさめたランベール・ド・セーヴと、リエージュを拠点に長く活躍をみせたランベール・コーレンの作品を中心に、ネーデルラント楽派晩期から17世紀前半にかけて活躍したリエージュ育ちの作曲家たちの妙技を概観できる好企画。グレゴリオ聖歌をはさみながら晩課の音楽礼拝を再現する形で、フランス王太后マリー・ド・メディシスの葬送音楽で知られるオデモン(オドモン)、リエージュでの活躍の後ドイツのノイブルクに活路を見出したエーヌ、スペイン王室のネーデルラント楽派最後の栄光を飾ったロマラン(ロメロ)など、複合唱形式やコンチェルト様式が発展をみせてゆく末期ルネサンス~バロック初期に花開いたリエージュ楽派の古雅な魅力を堪能できます。 ヘレヴェッヘやリリング、ラーデマンらとの共演でも知られるシュナイダーやルッツェら名歌手が集い、RAUMKLANGに好企画盤多数のアンサンブル・ポリアルモニークと、多忙な活躍をみせる実力派古楽器奏者たちの充実解釈に、Musique en Wallonieレーベルならではの図版満載解説(仏・英・蘭・独語)も頼もしい1枚です。

  • 商品番号:ALPHA779

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    発売日:2021年10月22日

    CD 5枚組通常価格:4,425円特価!:2,690円(税込)

    名品が一堂に!
    欧州史に輝く名家の死者たちを見送った知られざる傑作群がAlphaのBOXで
    創設以来つねに歴史に埋もれた傑作の復権に大きく寄与してきた実績のあるAlphaレーベルならではの「レクイエムBOX」が登場。死者を見送るミサのための音楽=レクイエムやそれに類する葬送音楽には、有名曲に限らず驚くべき傑作がなぜか多く、隠れた名品に出会える可能性が高いのですが、今回のBOXにはその最高の実例ともいうべき秘曲が凝縮されています。 オケゲムやジョスカンが活躍した15世紀末の逸材フェヴァンによるフランス王家に捧げられたア・カペラ多声楽曲に始まり、前古典派世代の最重要人物の一人ヨンメッリのあまりに美しいレクイエム、革命の犠牲となった王と王妃をナポレオン戦争後に追悼すべく用意された三つの大作、リュリ前夜のフランス音楽史の間隙を埋める秘作にパーセルの重要曲、そして密かにファンが多いフックスの「皇帝レクイエム」。 ケルビーニのハ短調レクイエム(ニケならではの名演!)が辛うじて競合盤多数というくらいで、どれをとっても知名度は決して高くない曲にもかかわらず、初回リリース時に圧倒的な注目をリスナーや批評家勢から集めた音源ばかりが厳選されています。有名作が不在であるだけに聴覚体験の満足度の高さは嬉しい驚きとなるでしょう。 この10年内に出た録音が大半で、日本でも好評を博したヨンメッリ盤のような近作まで収録されている点もポイント。AlphaのほかZig-Zag Territoires、Ricercar、Arcanaの音源も含まれ、ニケや故マルゴワールなどの敏腕指揮者たちから、ル・ポエム・アルモニークやドゥース・メモワールなど最前線団体の活躍にまで触れられる充実度満点のBOXです。