ロメロ(マテオ) Romero, Mateo

生没年 1575-1647
辞書順 NML作曲家番号 69948
  • 商品番号:MEW2201

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    『晩課のために』
    ランベール・ド・セーヴと16~17世紀のリエージュ楽派 詳細ページ
    [ファビアン・ムラール、アンサンブル・ポリアルモニーク、コンチェルト・インペリアーレ]

    SAYVE, L. de: Ad Vesperas (Ensemble Polyharmonique, Concerto Imperiale, Moulaert, A. Schneider)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:MEW2201

    CD価格:2,475円(税込)

    晩期ネーデルラント楽派の重要潮流、
    リエージュ楽派の栄華を味わう充実の選曲と演奏
    現在のフランス語圏ベルギー最大の都市、同国東部に位置するリエージュ。後にフランクやイザイ、グレトリーといった作曲家たちを生んだこの地は、昔からリエージュ司教を君主としながら地元の聖堂参事の発言力や市民の力も強く、西のフランドル地方とはやや違った歴史を歩みました。 ここではスペインのビクトリアやイタリアのG.ガブリエーリ、マレンツィオなどと同世代で、リエージュ司教領を離れ神聖ローマ皇室の人々に仕え大きな成功をおさめたランベール・ド・セーヴと、リエージュを拠点に長く活躍をみせたランベール・コーレンの作品を中心に、ネーデルラント楽派晩期から17世紀前半にかけて活躍したリエージュ育ちの作曲家たちの妙技を概観できる好企画。グレゴリオ聖歌をはさみながら晩課の音楽礼拝を再現する形で、フランス王太后マリー・ド・メディシスの葬送音楽で知られるオデモン(オドモン)、リエージュでの活躍の後ドイツのノイブルクに活路を見出したエーヌ、スペイン王室のネーデルラント楽派最後の栄光を飾ったロマラン(ロメロ)など、複合唱形式やコンチェルト様式が発展をみせてゆく末期ルネサンス~バロック初期に花開いたリエージュ楽派の古雅な魅力を堪能できます。 ヘレヴェッヘやリリング、ラーデマンらとの共演でも知られるシュナイダーやルッツェら名歌手が集い、RAUMKLANGに好企画盤多数のアンサンブル・ポリアルモニークと、多忙な活躍をみせる実力派古楽器奏者たちの充実解釈に、Musique en Wallonieレーベルならではの図版満載解説(仏・英・蘭・独語)も頼もしい1枚です。

  • 商品番号:IBS12020

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    Cancionero Sablonara
    スペイン初期バロックの声楽曲 ~ サブロナラ歌曲集 詳細ページ
    [バンダリア(アンサンブル)/アルス・アトランティカ(アンサンブル)]

    CANCIONERO SABLONARA - Spanish Baroque Vocal Music (Vandalia, Ars Atlántica)

    発売日:2020年06月19日 NMLアルバム番号:IBS-12020

    CD 2枚組価格:2,550円(税込)

    17世紀のスペイン音楽において、この「サブロナラ歌集」は特別な位置を占めています。この歌曲集は1625年から26年にかけてマドリッドの宮廷を訪れたドイツの貴族、ヴォルフガング・ヴィルヘルムのために用意されました。 この音楽愛好家の貴族は、宮廷で聴いた世俗的な歌曲に熱中し、旅の終わりに、私的な楽しみのために歌曲集をリクエストしました。編纂者が言うところの「この宮廷で歌われている最高の歌」を含む75曲の声楽曲が丁寧に編纂され、王宮の音楽隊の記録係で、写譜担当のクラウディオ・デ・ラ・サブロナラによる美しい文字で書き写されました。 この貴重なコレクションは、ミュンヘンのバイエルン州立図書館に保存されており、その詩は、スペイン語とイタリア語の韻律形式で書かれています。イタリア語の方は特に希少で、8作品のリラ(6行からなるスタンザ)や、ソネットなどが含まれています。一方、カスティーリヤ語の歌は、5つの繰り返しなしのロマンス(バラード)を始め、29の繰り返しありのロマンス、18の抒情詩、2つのセギディーリャなど多彩な作品が並びます。 演奏は、歌手の他、バロック・ギターやチェンバロ、ハープの調べでお楽しみ頂けます。