ツェンダー(ハンス)
生没年 | 1936- | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ツ」 | NML作曲家番号 | 31988 |
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-★『レコード芸術』特選盤(2019年9月号)★-
ツェンダー(1936-):
シューベルトの「冬の旅」再創造 -
テノールと小オーケストラのための [ユリアン・プレガルディエン(テノール)、ロベルト・ライマー(指揮)、ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]ZENDER, H.: Schubert - Winterreise (Prégardien, German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Reimer)
発売日:2019年05月17日
NMLアルバム番号:ALPHA425
CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)
若きテノール歌手の中で強い存在感を放つユリアン・プレガルディエン。父クリストフ・プレガルディエンも優れたリート歌手であり、ユリアンも宗教曲やリートの分野で大活躍しています。 彼がALPHAレーベルでの最初の録音に選んだのは歌曲集「冬の旅」。しかし、これはシューベルトが書いた曲集ではなく、後世の作曲家ハンス・ツェンダーが“まるでオペラか音楽物語のように”仕上げたオーケストラを伴う長大な歌絵巻です。 この作品は彼の父クリストフも歌い、作品の特異さを広く知らしめたもの。ツェンダー自身が「創造的な変容」と語るように、シューベルト作品の極限まで切り詰めた美しさ、深さとは一線を画した“表現豊かな性格”を与えられた曲集です。第1曲目の「おやすみ」から、歌手は歌い始めるまでに積もった雪の中を延々と歩かなくてはいけません。歌は時として叫び、嘆き、オーケストラは風景をとことん描写し、聴き手は目の前に迫る恐怖と諦念と戦うことになります。プレガルディエンの清冽な歌唱は苦悩に満ちた世界を浄めるかのようです。 今回新たにお届けする国内仕様では、ツェンダー自身による解題の日本語訳も添付されます。
収録作曲家:
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ツェンダー(1936-):
シューベルトの「冬の旅」再創造 -
テノールと小オーケストラのための [ユリアン・プレガルディエン(テノール)/ロベルト・ライマー(指揮)/ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]ZENDER, H.: Schubert - Winterreise (Prégardien, German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Reimer)
発売日:2018年09月28日
NMLアルバム番号:ALPHA425
CD価格:2,475円(税込)
若きテノール歌手の中で強い存在感を放つユリアン・プレガルディエン。父クリストフ・プレガルディエンも優れたリート歌手であり、ユリアンも宗教曲やリートの分野で大活躍しています。彼がALPHAレーベルでの最初の録音に選んだのは歌曲集「冬の旅」。しかし、これはシューベルトが書いた曲集ではなく、後世の作曲家ハンス・ツェンダーが“まるでオペラか音楽物語のように”仕上げたオーケストラを伴う長大な歌絵巻です。 この作品は彼の父クリストフも歌い、作品の特異さを広く知らしめたもの。ツェンダー自身が「創造的な変容」と語るように、シューベルト作品の極限まで切り詰めた美しさ、深さとは一線を画した“表現豊かな性格”を与えられた曲集です。第1曲目の「おやすみ」から、歌手は歌い始めるまでに積もった雪の中を延々と歩かなくてはいけません。歌は時として叫び、嘆き、オーケストラは風景をとことん描写し、聴き手は目の前に迫る恐怖と諦念と戦うことになります。プレガルディエンの清冽な歌唱は苦悩に満ちた世界を浄めるかのようです。
収録作曲家: