アッバティーニ(アントニオ・マリア) Abbatini, Antonio Maria

生没年 1595-1679 イタリア
辞書順 NML作曲家番号 122889
  • 商品番号:NYCX-10093

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    -★『レコード芸術』特選盤(2020年1月号)★-

    アッレーグリの「ミゼレーレ」
    ANAMORFOSI
    ローマと北イタリアのバロック声楽芸術
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    [ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)、デボラ・カシェ、マルト・ダヴォ(ソプラノ)、エヴァ・ザイシク(メゾソプラノ)、アナイス・ベルトラン(アルト)、ニコラス・スコット、ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)、マルク・モイヨン、ブノワ・アルヌー(バリトン)、ヴィルジル・アンスリ(バス)]

    ALLEGRI, G.: Miserere / MONTEVERDI, C.: Sí dolce è'l tormento / Maria quid ploras ad monumentum (Anamorfosi) (Le Poème Harmonique, Dumestre)

    発売日:2019年09月27日 NMLアルバム番号:ALPHA438

    CD国内仕様 日本語解説付価格:2,970円(税込)

    同時代作品とともに解き明かす、バロック本来の「ミゼレーレ」Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタリア・バロック新録音です。 中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』――モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったことで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきたてる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。 録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも! アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目のプログラムです。