レインヴェーレ(ユーリ) Reinvere, Juri
生没年 | 1971- | 国 | |
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辞書順 | 「レ」 | NML作曲家番号 | 182823 |
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Ship of Fools
レインヴェレ(1971-):
管弦楽作品集 [パーヴォ・ヤルヴィ、エストニア祝祭管弦楽団、マーリカ・ヤルヴィ、モニカ・マティエセン]REINVERE, J.: Orchestral Music (Ship of Fools) (Estonian Festival Orchestra, P. Järvi)
発売日:2024年06月07日 NMLアルバム番号:ALPHA1056
CD価格:2,775円(税込)
パーヴォ・ヤルヴィが強い共感を持って描く、エストニアの俊英ユリ・レインヴェレの管弦楽作品1971年エストニアのパルヌに生まれた作曲家ユリ・レインヴェレの作品集。彼は、パーヴォ・ヤルヴィが設立しエストニアの同時代音楽の紹介に力を入れているパルヌ音楽祭で、かつて同国の文化大臣を務めた作曲家レポ・スメラの名を冠した賞を2019年に受賞しています。また2021年には、「隣の部屋で目覚めたアンナ・マリア」がアンドリス・ネルソンスの指揮でベルリン・フィルの公演で取り上げられ、好評を博しました。 そしてこのアルバムに収められた「2つのフルートのための協奏曲」は同じソリストにより、2019年日本でも紹介されています。詩人でもあるレインヴェレの音楽の多くは詩的な言葉に触発されたものですが、その音楽はドビュッシーのような美しさを湛えた室内楽的な響きから、大音量のカオス、ブルックナーを思わせる輝かしい金管楽器、多彩な打楽器の野性的なリズムを伴うものまでさまざま。 アルバムのタイトルにもなった「Ship of Fools(阿呆船)」は16世紀のベストセラー小説にあったラテン語のフレーズ「Mundus vult decipi, ergo decipiatur (世界は欺かれることを願っている、故に欺かれる)」からインスピレーションを得たもので、SNSを通じて常に欺き合っているような現代人に対する風刺が含まれているということです。
収録作曲家: