ヴェラチーニ(フランチェスコ・マリア) Veracini, Francesco Maria
生没年 | 1690-1768 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ウ」 | NML作曲家番号 | 21134 |
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ヴェラチーニ(1690-1768):
序曲と協奏曲集 第3集 [ラルテ・デラルコ(ピリオド楽器使用)/フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)]VERACINI, F.M.: Overtures and Concertos, Vol. 3 - Overtures Nos. 4, 5 / Violin Sonata, Op. 1, No. 6 (Guglielmo, L'Arte dell'Arco)
発売日:2021年12月10日
NMLアルバム番号:555241-2
SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)
フェデリコ・グリエルモが指揮するラルテ・デラルコによるヴェラチーニの序曲と協奏曲集。シリーズの完結編となる第3集には、1721年に出版された作品番号1に含まれるソナタ第6番と1716年に出版された作品番号なしの曲集に含まれるソナタ第3番を収録。他、2曲の序曲を聴くことができます。 序曲の写本はヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院に所蔵されており、恐らく1716年にヴェネツィアで作曲されたものと考えられていますが、作品自体はドレスデンとロンドンで大成功を収めた可能性も指摘されています。
収録作曲家:
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ヴェラチーニ(1690-1768):
序曲と協奏曲集 第2集 [フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)/ラルテ・デラルコ(アンサンブル)]VERACINI, F.M.: Overtures and Concertos, Vol. 2 - Overtures Nos. 1, 3 / Violin Concerto in D Major (Guglielmo, L'Arte dell'Arco)
発売日:2019年11月22日
NMLアルバム番号:555220-2
SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)
イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々なエピソードが伝えられています。しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。 このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作であるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されています。 この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。
収録作曲家:
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ヴェラチーニ(1690-1768):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ [エンリコ・ガッティ/グイド・モリーニ/アラン・ジェルヴロー]発売日:2018年10月26日
CD価格:2,475円(税込)
ARCANAレーベル初期を代表する名盤ながら、長らく入手不能になっていたガッティのヴェラチーニが待望の再発売。バッハも憧れたドレスデン宮廷での活躍をはじめ、波乱万丈の生涯を送ったこのイタリア人作曲家が、まだヴィルトゥオーゾとして恵まれた日々を送っていた時期に作られた傑作を、心地よい推進力と艶やかな音色で伸びやかに歌い上げています。 チェンバロは今や「声の魔術師」マルコ・ビズリーと異能集団アッコルドーネをまとめる才人としても知られる知性派グイド・モリーニ、チェロのアラン・ジェルヴローは歴史的低音弦楽器の再現製作に独自の見識をみせるシャルル・リシェが手がけた楽器を弾いている点にも注目。名手3人の妙技をバランスよく拾った録音も素晴らしいものです。
収録作曲家:
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発売日:2017年08月25日
CD価格:2,100円(税込)
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ヴェラチーニ(1690-1768):
ヴァイオリンと通奏低音のためのアカデミック・ソナタ全集 Op.2 [トリオ・セッテチェント]VERACINI, F.M.: Sonate Accademiche (Complete) (Trio Settecento)
発売日:2015年06月24日
NMLアルバム番号:CDR90000-155
CD 3枚組価格:2,985円(税込)
シカゴを拠点として活躍する「トリオ・セッテチェント」は、レイチェル・バートン・パイン(バロック・ヴァイオリン)と、ジョン・マーク・ローゼンタール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、デイヴィッド・シュレーダー(鍵盤楽器)の3人で結成されたアメリカ有数の古楽アンサンブルです。 これまでのアルバムでは、イギリス、フランス、ドイツと様々な国の作品を演奏していますが、今回はイタリアの後期バロック時代の作曲家ヴェラチーニ(1690-1768)の作品を取り上げています。あのタルティーニも彼の演奏を聴いて自信を失くしたと言うほどのヴァイオリンの名手であり、数多くの演奏会に出演し、また数多くの作品を残した人です。人間的にも豪放な性格だったと言われ、多くの逸話が残されていますが、その音楽も華麗で奔放。このソナタも、技巧的なヴァイオリンと、それを彩る通奏低音との絡みがとても優美です。いつものように雄弁なバートンのヴァイオリンがとても魅力的です。
収録作曲家:
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ヴェラチーニ(1690-1768):
アカデミック・ソナタ Op.2 - 第5番・第12番
室内ソナタ Op.2, No.3
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 [ロッター/オベルリンガー/フォン・デア・ゴルツ/ワッツ]VERACINI, F.M.: Sonate accademiche, Op. 2, Nos. 5, 12 / Sonata a 3, Op. 1, No. 1 / Sonata da camera, Op. 2, No. 3 / Violin Sonata No. 1 (Lotter)
■室内楽
発売日:2011年02月01日
NMLアルバム番号:OC720
CD
通常価格:1,824円→ 特価!:390円(税込) -
-★『レコード芸術』特選盤(2023年7月号)★-
ヴェネツィア弓決戦
18世紀のヴェネツィア共和国とヴァイオリンの名手たち [シュシャーヌ・シラノシアン、アンドレア・マルコン、ヴェニス・バロック・オーケストラ]Violin Recital: Siranossian, Chouchane - LOCATELLI, P.A. / TARTINI, G. / VERACINI, F.M. / VIVALDI, A. (Duello d'archi a Venezia)
発売日:2023年05月26日
NMLアルバム番号:ALPHA935
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)
ヴィヴァルディと肩を並べた個性派続々!
豪華な顔合わせで聴く鮮烈バロック鬼才インマゼールとのデュオ・アルバムや古楽器によるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲録音で話題を呼び、その後もタルティーニ、ロンベルク、バッハと幅広い時代の音楽で痛快な名演を聴かせ続けるヴァイオリン奏者シュシャーヌ・シラノシアン。 タルティーニの協奏曲集に続くアンドレア・マルコン&ヴェニス・バロック・オーケストラとの新たな録音は「赤毛の司祭」ヴィヴァルディが自ら鮮やかなカデンツァまで書いた協奏曲「ムガール大帝」に、いずれ劣らぬ同時代の実力派作曲家3人の協奏曲をカップリングした充実企画! いずれもバロック期にしてはかなり長大と言ってよい力作ばかりで、ヴェラチーニの管楽器入り協奏曲、無伴奏カプリッチョをカデンツァ風に添えてのロカテッリ『ヴァイオリンの技法』からの1編、タルティーニの艶やかな旋律と和声に陶然とさせられるD 61と、それぞれの作曲家の個性の違いが明確になる選曲が絶妙。シラノシアンはますます冴えわたる弓さばきで18世紀イタリアならではの歌心とヴィルトゥオジティを縦横無尽に披露し、マルコン率いる合奏勢もこれに応えて地中海の情熱をはらんだ起伏豊かなドラマを聴かせてくれます。 バロック舞踏とヴィヴァルディ研究で注目されるオリヴィエ・フレの解説(国内仕様盤は日本語訳付)も的確かつ注目の情報を盛り込んだ読み応えある内容。多角的に生々しい18世紀へ引きずり込まれること必至の、ALPHAレーベルならではの突き抜けたイタリア・バロック・アルバムの登場です。 -
『ヴェネツィアへのグランド・ツアー』
ドレスデン宮廷楽団におけるヴェネツィア楽派の影響 [アルフレード・ベルナルディーニ、ゼフィーロ]Orchestral Music (18th Century) - HEINICHEN, J.D. / LOTTI, A. / PISENDEL, J.G. / VERACINI, F.M. (Grand Tour a Venezia) (Zefiro, Bernardini)
発売日:2022年09月23日
NMLアルバム番号:A534
CD価格:2,475円(税込)
18世紀ドレスデン宮廷楽団の華やぎの向こうに感じる、
本場ヴェネツィアからの“西風”かの大バッハが、ライプツィヒ聖トーマス教会の楽団よりはるかに確かな楽員たちの腕前を羨んだドレスデン宮廷楽団。その音楽活動の素晴しさは、ピゼンデルやゼレンカ、ハイニヒェンといった当時の宮廷作曲家たちの名作群からも推察されるところ。彼らは楽団に欧州随一の名声をもたらした稀代の演奏家でもありましたが、同時にヨーロッパ最先端の流行をふまえた作曲センスでも比類ない技量を誇っていました。 そのセンスが大きく伸びたのは1710年代半ば、後のザクセン王フリードリヒ・アウグスト2世のグランド・ツアー(主に学業や見分を広めるために、数年に渡って国外を旅行するもの)で音楽の本場ヴェネツィアを訪れた際、中心メンバーの何人かが同地で名匠ヴィヴァルディの教えを受けるなど意義ある刺激を受けてきたことと無縁ではありませんでした。 経験豊かなイタリアの古楽器奏者たちが集うゼフィーロは、そんなヴェネツィアからの“西風”をふまえ、ドレスデン宮廷を訪れたヴェラチーニやロッティらの作品も含め、この宮廷楽団が18世紀当時どれほどイタリア音楽に多くを負っていたかを解き明かす充実プログラムを届けてくれました。 主宰者アルフレード・ベルナルディーニをはじめ管楽器奏者たちを中心に、今回も味わい深く伸びやかな音作りが圧巻。バッハの同時代を知る上で一人として欠かせない実力派作曲家たちの妙技をご堪能ください。 -
Semina Rerum
イタリア・バロックのヴァイオリン・ソナタ集 [ロベルト・アロンソ(ヴァイオリン)/アグラヤ・ゴンサレス(ヴィオラ・ダモーレ)/ブライス・ゴンサレス(チェンバロ)]Violin Sonatas (Italian Baroque) - ALBERTINI, I. / CALDARA, A. / CORELLI, A. / VIVALDI, A. (Semina Rerum) (R. Alonso, A. and B. González)
発売日:2021年11月12日
NMLアルバム番号:IBS-182021
CD価格:2,250円(税込)
「Semina Rerum=物事の種」と題されたアルバム。イタリア・バロック期に活躍した8人の作曲家のヴァイオリン・ソナタが収録されています。8人とも全てヴァイオリンの名手で楽器の愛好家であり、この中には、当時アルプスを越えて出版されるほど高い評価を得た作品も存在しています。 このアルバムのポイントは「ニ短調」で書かれた作品を中心に収録していること(同主調のニ長調と、その属調のイ長調作品も含む)であり、この調性はヴァイオリンの弦の音をすべて含んでいるため、ヴァイオリンにとっては演奏しやすく、よく響くとされており、どの曲からも各々の作曲家の工夫もうかがえます。 また通奏低音にヴィオラ・ダモーレを用いていることにも注目。甘く美しい響きが華を添えています。 演奏するロベルト・アロンソは1983年、スペインのビーゴで生まれたヴァイオリニスト。6歳からヴァイオリンをはじめ、2001年にロンドンに移住。ユーディ・メニューイン音楽学校で研鑽を積んだ後、国際的に活動するとともに、現在は香港浸会大学(香港バプテスト大学)で後進の指導にあたっています。 使用楽器は1835年製のフランチェスコ・マウリッツィ。
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『人の声のごとく』 [13枚組 BOX]
エンリコ・ガッティ ARCANAレーベル全録音 [エンリコ・ガッティ]発売日:2021年08月27日
CD 13枚組価格:4,500円(税込、送料無料)
貴重な音源復活も!
イタリア古楽器界の大御所ガッティによるArcana録音を総結集20世紀後半のイタリアにあって、バロック奏法や古楽的作品研究のノウハウをいち早く徹底し、本場発の感性と、楽器・奏法ともに作品成立当時のスタイルで、昔日のイタリアに花開いていた豊かな音楽遺産の魅力を知らしめてきたバロック・ヴァイオリン奏者エンリコ・ガッティ。選びぬかれた音楽史上の傑作と共に知名度が低いながらも重要な作品・作曲家を厳選し、当時の姿をじっくり読み解きながら丹念に進めてきた録音の多くは、現在ミラノに拠点をおく古楽レーベルArcanaで制作されてきました。 今回はイタリアのバロックを代表する17から18世紀の大家たちの作品を中心に、いずれもリリース当時から世界各地で高い評価を博してきたArcanaでの名盤を13枚組BOXに結集。仕様変更で発売されるたび絶賛が再燃するコレッリのソナタ集や近年までプレス切れだったヴェラチーニやタルティーニの音源に加え、ナポリの巨匠たちの業績に迫ったアルバムや弦楽四重奏による対位法探求アンソロジーなど比較的近年の録音も惜しみなく投入。これも人気の高いバッハの『音楽の捧げ物』全曲盤や15年以上廃盤状態だったモーツァルトのソナタ集など、イタリア以外の作曲家たちの貴重な音源が収録されている点も見逃せません。 人間の歌声こそ最上の音楽とされていたバロック時代、それに最も近い表現ができるとされた楽器の一つがヴァイオリンだったことを改めて思い起こさせる演奏内容は、今回のBOXのタイトルにも表現されています。 ブックレットにはアーカイヴ写真が満載で、バンキーニ、レオンハルト、そして日本のアントネッロとのショットも見ることが出来ます。 -
スズキ・エヴァーグリーン 第7集 [西崎崇子]
Takako Nishizaki Plays Suzuki Evergreens, Vol. 7
■器楽曲(ヴァイオリン)
発売日:2010年07月14日
NMLアルバム番号:8.572494
CD
通常価格:1,600円→ 特価!:390円(税込)