パンドルフィ(ジョヴァンニ・アンオニオ) Pandolfi Mealli, Giovanni Antonio
生没年 | 1620-1669 | 国 | イタリア |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 16129 |
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Semina Rerum
イタリア・バロックのヴァイオリン・ソナタ集 [ロベルト・アロンソ(ヴァイオリン)/アグラヤ・ゴンサレス(ヴィオラ・ダモーレ)/ブライス・ゴンサレス(チェンバロ)]Violin Sonatas (Italian Baroque) - ALBERTINI, I. / CALDARA, A. / CORELLI, A. / VIVALDI, A. (Semina Rerum) (R. Alonso, A. and B. González)
発売日:2021年11月12日
NMLアルバム番号:IBS-182021
CD価格:2,250円(税込)
「Semina Rerum=物事の種」と題されたアルバム。イタリア・バロック期に活躍した8人の作曲家のヴァイオリン・ソナタが収録されています。8人とも全てヴァイオリンの名手で楽器の愛好家であり、この中には、当時アルプスを越えて出版されるほど高い評価を得た作品も存在しています。 このアルバムのポイントは「ニ短調」で書かれた作品を中心に収録していること(同主調のニ長調と、その属調のイ長調作品も含む)であり、この調性はヴァイオリンの弦の音をすべて含んでいるため、ヴァイオリンにとっては演奏しやすく、よく響くとされており、どの曲からも各々の作曲家の工夫もうかがえます。 また通奏低音にヴィオラ・ダモーレを用いていることにも注目。甘く美しい響きが華を添えています。 演奏するロベルト・アロンソは1983年、スペインのビーゴで生まれたヴァイオリニスト。6歳からヴァイオリンをはじめ、2001年にロンドンに移住。ユーディ・メニューイン音楽学校で研鑽を積んだ後、国際的に活動するとともに、現在は香港浸会大学(香港バプテスト大学)で後進の指導にあたっています。 使用楽器は1835年製のフランチェスコ・マウリッツィ。
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『恋人よ、あなたは美しい』
~17世紀イタリアの器楽作品にみる愛の形~ [イル・リチェルカール・コンティヌオ]Instrumental Ensemble Music (Italian) - BERTOLI, G.A. / CASTELLO, D. / FALCONIERI, A. / ROGNONI TAEGGIO, F. (Pulchra es)
発売日:2020年11月13日
NMLアルバム番号:A118
CD価格:1,425円(税込)
縦笛、ダブルリード、低音弦……
イタリア17世紀の器楽文化を独特の編成で網羅ルネサンス以来の多声合唱を離れた独唱芸術が大いに発展するとともに、その独唱技法をまねるようにして独奏楽器のための音楽が飛躍的に発達した17世紀のイタリア。さまざまな曲集や手稿譜の断片が見つかっている中、ここではイタリア最前線で活躍する気鋭古楽器奏者3人が入念な選曲と楽器選択を通じ、世紀初頭から後期バロックにさしかかる頃にいたるまでの多彩な作品を紹介します。 大小3種のリコーダーのみならず、ドゥルツィアン(ルネサンス期から用いられていたダブルリード楽器、ファゴットの前身)も高音部用から低音部用まで3種を使い分ける、ジュリア・ジェニーニのメロディアスな歌い口。そして、音楽史上最初期のチェロの名手のひとりG.B.ヴィターリ(「ヴィターリのシャコンヌ」で有名なT.A.ヴィターリの父で、生前はこちらの方が圧倒的に有名)の作品をはじめ、貴重な17世紀チェロ作品をとりあげるアレッサンドロ・パルメーリの弓奏も見事。 あえて鍵盤を使わず、ミケーレ・パゾッティの撥弦が唯一の和音通奏低音楽器として用いられているところも特徴的で、親密なアンサンブルのなか躍動感あふれる音楽を体感できる1枚に仕上げられています。 -
「17世紀の酔狂者」
ハプスブルク宮のヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ [ジランドーレ・アルモニケ]Chamber Music (Baroque) - ALBERTINI, I. / BIBER, H.I.F. von / PANDOLFI MEALLI, G.A. / SCHMELZER, J.H. (Extravagantes seicento) (Girandole Armoniche)
発売日:2019年02月13日
NMLアルバム番号:A113
CD
通常価格:1,425円→ 特価!:1,190円(税込)2013年にオーストリアで行われたH.I.F.ビーバー国際コンクールにおいて、日本出身のヴァイオリニスト鷲見明香と共にロマヌス・ヴァイヒライン賞を受賞したアンサンブル、ジランドーレ・アルモニケによる初CD。コンクールでの演奏された5曲(トラック1、2、5、6、12)を中心に、バロック期のイタリアとオーストリアで書かれた弦楽器のための作品を、沸き立つような若々しい感性で聴かせてくれます。 バロックの本分とも言える「逸脱」を変則調弦などの書法で体現した弦楽芸術の数々が、イタリアの古楽器奏者たちの鮮烈な感性でどう料理されるのか聴きどころです。