クラウス(ヨーゼフ・マルティン)
Kraus, Joseph Martin
生没年 | 1756-1792 | 国 | スウェーデン |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 21827 |
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クラウス(1756-1792):
序曲集 [クラウディオ・アストロニオ(指揮)/テレジア管弦楽団(古楽オーケストラ)]発売日:2023年12月22日
CD価格:2,475円(税込)
スウェーデンで活躍したドイツ生まれの指揮者、作曲家ヨーゼフ・マルティン・クラウス。若い頃からグルックに憧れていたクラウスは劇音楽を好んでおり、ストックホルムのグスタフ3世の宮廷作曲家となったのちに宮廷のために歌劇、劇音楽を数多く書き上げました。 添えられている序曲は各々の物語の内容を示す大きな役割を果たす魅力的な音楽です。なかでも、1790年に書かれた歌劇《カルタゴのアエネアス》には、3つの長大で劇的な序曲が書かれるほどに、クラウスにとって重要な作品でした。アルバムには彼が仕えたグスタフ3世のためのカンタータ用の3曲の序曲も含まれています。 テレジア管弦楽団は歴史的考証を踏まえた古典派作品の演奏実践を目的に2012年にEUと共同で創設されたユース・オーケストラで、28歳未満の楽団員で構成されます。CPOでは今後、クラウスの管弦楽作品の全集録音が予定されています。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
作品集[5枚組 BOX] [ヴェルナー・エールハルト(指揮)/ラルテ・デル・モンド/コンチェルト・ケルン 他]発売日:2019年05月24日
CD 5枚組価格:3,300円(税込、送料無料)
スウェーデンのモーツァルトと呼ばれた作曲家ドイツ、ミルテンブルク生まれのヨーゼフ・マルティン・クラウス。マンハイムをはじめドイツ国内の大学で音楽、法学、哲学を学び、作曲家、劇作家、画家として幅広い活躍をしました。1781年には彼の才能を認めたストックホルムのグスタフ3世の宮廷作曲家に召し抱えられ、4年間のイタリア留学の旅に派遣されることとなります。 当時の最先端の音楽に触れたクラウスは、自身の劇音楽にオペラ・セリアの様式を取り入れるなど、大きな影響を受けただけでなく、ハイドンやモーツァルトと知遇を得たことは彼の作品に新たな彩りをもたらしました。ストックホルムに帰国後は、宮廷のために劇音楽、歌劇を作曲し、その軽やかで品の良い作風から「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれるようになりました。 彼の12曲ある交響曲は、ほとんどが3楽章形式で書かれており、当時としては珍しく短調が用いられた曲が多いことが特徴。また、劇音楽やカンタータはイタリア風の華麗なアリアが要所要所に使われたドラマティックなもの。モーツァルト作品とは違った楽しさが感じられます。 このBOXには、エールハルトが振るコンチェルト・ケルンとラルテ・デル・モンドの演奏が中心に収録されており、これらは発売当時、クラウスの復興に一役買った名演揃いです。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
アリアと序曲集 [グループ/ヘルシンキ・バロック管/ハッキネン]KRAUS, J.M.: Arias and Overtures (Groop, Helsinki Baroque Orchestra, Häkkinen)
発売日:2014年10月22日
NMLアルバム番号:8.572865
CD価格:1,600円(税込)
奇しくもモーツァルトと同じ年に生まれるも、彼とは全く違う運命に翻弄されたヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)。彼は25歳の時にストックホルムのグスタフ3世に宮廷音楽家として召抱えられ、数々の音楽経験を経て、君主が暗殺された際には「追悼音楽」を捧げ、その後まもなく彼自身も病のためこの世を去ります。それはモーツァルトが早すぎる死を迎えたほぼ1年後のことでした。最近になって彼の作品が次々とリリースされ、その驚くべき才能に感嘆する人が増えてきましたが、まだまだ知られていない作品は多く、このアルバムの半分以上の作品も世界初録音となっています。 劇音楽を得意としたクラウスらしく、序曲のどれもが溌剌とした美しさを有しており、またコンサート・アリアも素晴らしいものです。注目すべきは、「私が小さな神を見るとき」VB5。これはクリスマスのための音楽で、牧歌的な雰囲気を湛えた木管楽器と、美しい独奏ヴァイオリンが、アルトの歌唱と絶妙な調和を見せています。モニカ・グループのつややかな美声でお楽しみください。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
ヴィオラ協奏曲集 [カーペンター/ペソラ/タピオラ・シンフォニエッタ]KRAUS, J.M.: Viola Concerto, VB 153b and 153c / Concerto for Viola and Cello (D.A. Carpenter, Pesola, Tapiola Sinfonietta)
■協奏曲
発売日:2012年06月13日
NMLアルバム番号:ODE1193-2
CD価格:2,250円(税込)
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)は「スウェーデンのモーツァルト」として、一部のファンには既におなじみの存在です。ドイツで生まれ、モーツァルトと同時期に活躍するも、1781年にストックホルムのグスタフ3世に宮廷作曲家として召し抱えられ、以降はずっと、その地で活躍したことで知られます。形式は保守的なものを順守しつつも、内容はかなり先進的であり、この時代には珍しく「短調」を重用していたことも特筆すべき点でしょう。また劇音楽を得意としていたせいか、その音楽は起伏に富むものが多く、そこがまたファンの心を捉えているようです。 ルンドの大学図書館に保存されていたこの3つのヴィオラ協奏曲は、長らく作曲家が特定できませんでしたが、最近の研究結果で、250年近く失われていたとされるクラウスの作であろうと判定されました。これは彼の親友ホフシュテッター(オーストリアのアマチュア作曲家であり、本職はベネディクト会の修道士である)のために書かれたと推測され、ホフシュテッターがいかに素晴らしい技巧を有していたかの証明にもなるものです。ヴィオラを演奏するのは、ONDINEレーベルでおなじみD.A.カーペンターです。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):交響曲 ハ短調
フンメル(1778-1837):ピアノ協奏曲 ヘ長調
モーツァルト(1756-1791):交響曲 第29番 [ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団/ボルトン指揮]■交響曲/管弦楽曲
発売日:2011年02月01日
CD価格:1,824円(税込)
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クラウス(1756-1792):
歌劇「カルタゴのイーニアス」より管弦楽作品集 [シンフォニア・フィンランディア/ガロワ]KRAUS, J.M.: Aeneas in Carthage - Overtures / Ballet Music / Marches (Sinfonia Finlandia, Gallois)
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2010年03月17日
NMLアルバム番号:8.570585
CD価格:1,600円(税込)
こんなに凄い人を知らないの? モーツァルトやハイドンとは全く違った愉悦感最近、急速に知名度が上がってきている「北欧のモーツァルト」ヨーゼフ・マルティン・クラウスがとりわけ得意としていたのがオペラや劇音楽でした。この分野で彼がどれほどの偉業を成し遂げたのかは、このアルバムをお聴きいただければ即座にわかっていただけることと思います。この「カルタゴのイーニアス」は1781年に建立されたストックホルムの新しいオペラ・ハウスのこけら落としとしのためにと作曲を始めたものですが、負債を背負ったプリマドンナが、オーケストラのコンサートマスターである夫と共にスウェーデンから逃げてしまったという突然のアクシデントをきっかけに、クラウス自身が作品を見直し手を入れ続けたため、結局10年後の1791年になるまで初演されなかったという渾身の作品です。今や名指揮者として君臨するガロワの的確な演奏は、この曲の評価を揺るぎないものにしています。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
宗教作品集 [ブレシンク=ライハウゼン/プレガルディエン/アダム/ドイツ室内合唱団/ラ・スタジオーネ・フランクフルト/シュナイダー]KRAUS, J.M.: Miserere / Requiem / Stella coeli (Blessing-Leyhausen, Prégardien, Adam, German Chamber Choir, La Stagione Frankfurt, M. Schneider)
■宗教曲
発売日:2009年09月16日
NMLアルバム番号:777409-2
CD価格:2,608円(税込)
最近、日本でも大人気の作曲家、ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756-1792)の宗教曲集です。モーツァルトと同じ年に生まれ、モーツァルトの1年後に亡くなったクラウスは、やはり幼いころから類い稀なる才能を発揮、すばらしい作品をいくつも書いたのですが、その作品は長いこと忘れ去られていて、ようやく最近になって注目されるようになったのは御存知のとおりです。劇作家、著述家、画家としても活動し、1781年にストックホルムのグスタフ3世の宮廷作曲家として任用され、そこでも多くの経験を積み豊かな音楽を書きあげました。ここに聴く宗教作品はほとんど録音のない貴重なものばかり。力強く豊穣な響きを持った壮麗な作品です。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
ヴァイオリン協奏曲他 [西崎/ニュージーランド響/グロット]KRAUS: Violin Concerto / Olympie / Azire
■協奏曲
発売日:2008年02月06日
NMLアルバム番号:8.570334
CD価格:1,600円(税込)
聴けば聴くほど魅力に捉われる 、「北欧のモーツァルト」マルティン=クラウス人気沸騰、ヨーゼフ・マルティン・クラウスの作品集。今回は世界初録音となるヴァイオリン協奏曲をメインとし、付随音楽やバレエ音楽を併録した興味深い1枚です。独奏はNAXOSが誇る名手、西崎崇子氏。きめ細かく伸びの良い音色で余裕の歌心をたっぷり見せつけます。他には曲の配置が良く練られた「オリンピエ」、全曲をぜひ聞いてみたい才気あふれる「アジーレ」。このアルバムでクラウスの人気が更に高まることは間違いありません。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
バレエ音楽集 [スウェーデン室内管/スンドクヴィスト]KRAUS: Ballet Music
■バレエ・ダンス音楽
発売日:2007年12月12日
NMLアルバム番号:8.557498
CD価格:1,600円(税込)
“スウェーデンのモーツァルト”
時代を駆け抜けた天才作曲家クラウスのひたすらかっこいい舞曲集最近、指揮者スンドクヴィストが積極的に取り上げているのがこのクラウスの作品集。モーツァルトと同じ年にドイツで生まれたものの、スウェーデンで活動したという変わり種で、彼の色彩豊かな管弦楽法を駆使したドラマティックな音楽は本当に魅力的です。それを聴いたハイドンが心の底から驚愕し「私の知る天才は、モーツァルトとクラウスの2人である」と宣言したほどです。ここに収録された劇音楽はまさにクラウスの真骨頂。交響曲には舞曲を含めなかった彼の「別の顔」が見えてくるでしょうか。収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
交響曲集 第3集 [スウェーデン室内管/スンドクヴィスト]KRAUS: Symphonies, Vol.3
■交響曲/管弦楽曲
発売日:2000年11月01日
NMLアルバム番号:8.554777
9)
CD価格:1,600円(税込)
全楽章が遅い「葬送交響曲」に込められた深い悲しみ既出盤が世界の音楽ジャーナリスト絶賛の、「スウェーデンのモーツァルト」クラウスの交響曲全集、第3集は何と全曲短調、ただならぬ雰囲気が漂います。中でも特異なのが、快速楽章が無い「葬送交響曲」で、友人でもあった国王グスタフ三世の暗殺(作曲者も同じ年に没)への悲嘆の叫びとなりました。本家モーツァルトが大嫌いだった調性の嬰ハ短調を用いたベートーヴェン的世界の創出、序曲ニ短調9での押しの強いフーガの展開、ホ短調のフィナーレ12での一気呵成のたたみかけ、まさに本物の才能です。交響曲ファンの貴方には、一日でも早くクラウスを知っていただきたいのです。
収録作曲家:
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クラウス(1756-1792):
交響曲集 第1集
交響曲 変ホ長調・ハ長調・ハ短調
劇音楽「オリュンピア」序曲 [スウェーデン室内管/スンドクヴィスト]KRAUS: Symphonies, Vol.1
■交響曲/管弦楽曲
発売日:1997年07月01日
NMLアルバム番号:8.553734
5)
CD価格:1,600円(税込)
ハイドンが激賞した「スウェーデンのモーツァルト」の交響曲18世紀のスウェーデンに文化の華を咲かせたグスタフ3世は、自国では不足がちの音楽家を各国から呼び集めました。その一人でドイツ生まれのクラウスは、モーツァルトと生年が同じで没年も一年違いという短命に終わったことから「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれることもあります。彼の音楽には、モーツァルトというよりもハイドンやグルックと似た肌触りの感情のほとばしりがあり、ハイドンが褒めたのもうなずけます。残されている10数曲の交響曲から3曲と、劇音楽の序曲1曲をお届けします。
収録作曲家:
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〈Capriccioレーベル 40周年記念名演集〉
40 GREATEST RECORDINGS [さまざまな演奏家]Capriccio 40th Anniversary - 40 Greatest Recordings
発売日:2022年01月14日
NMLアルバム番号:C5470
CD 2枚組価格:1,575円(税込)
Capriccioレーベル創設40周年企画第1弾!Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCapriccioは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。 代表的な録音にはヘルベルト・ケーゲル指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団のベートーヴェン: 交響曲全集や、シャーンドル・ヴェーグ指揮カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクのモーツァルト、ヘルマン・マックス指揮ライニッシェ・カントライによるドイツ・バロックの声楽作品、コンチェルト・ケルンによるバロックから古典派の作品、白井光子のドイツ・リート、ウィーン少年合唱団の一連のアルバムなどがあります。 その後NAXOS傘下に移りウィーンに拠点を移し、新ウィーン楽派から「退廃音楽」に至る時代の作品の録音を継続して発表。最近ではハンス・ロットの管弦楽作品全集(全2巻)の録音が高く評価されました。2021年からは国際ブルックナー協会と組んでブルックナーの交響曲の全ての版と稿を録音するプロジェクト“#bruckner2024”を開始するなど、「ウィーンのレーベル」として特色ある活動を意欲的に続けています。 この2枚組にはCapriccioの過去の録音からレーベル・プロデューサーが選んだハイライトを収録。レーベルの歩みを一望できる内容となっています。 2022年には「宗教作品」「交響作品」「器楽曲」「声楽曲」のジャンルごとに各10枚組のBOXが予定されています。
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モーツァルトの時代の巨匠たち
同時代の器楽作品を集めて
ロゼッティ、ベンダ、コジェルフ、ヴァンハル、ホフマイスター、ソレール、サリエリ、クラウス [クリストフ・カンペストリーニ ウィーン・フォルクスオーパー室内管弦楽団/アンドラーシュ・アドリアン ミラン・ムンツリンゲル/プラハ・アルス・レディヴィヴァ管弦楽団/コンソルティウム・クラシクム/ヴァーツラフ・ノイマン プラハ室内管弦楽団/ディーター・クレッカー ミラン・ラジック プラハ室内管弦楽団/マルティン・ジークハルト シュトゥットガルト室内管弦楽団]発売日:2019年04月05日
CD 2枚組価格:1,575円(税込)
ORFEOレーベルの名盤の数々から、モーツァルトと同時代の器楽作品を集めた企画盤。2枚組でたいへんお手頃価格なのが嬉しいところ。昨今ブームとなっているサリエリの作品は、歌劇の曲を管楽合奏に編曲したハルモニームジークのシンフォニア(序曲)のみですが、それ以外のあまり有名とは言えない作曲家のものまで幅広く収めているという点で、むしろ歓迎される内容といえるでしょう。 ペドロ・エティエンヌ・ソレールは当時のクラリネットの名手でスペインの出身。ここに収められた協奏曲のフィナーレでは、カスタネットとタンバリンが鳴り響く「ファンダンゴ」が登場します。
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コンチェルト・ケルン名演集 [コンチェルト・ケルン]
発売日:2019年03月15日
CD 10枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
1985年設立、ケルンに本拠を置くドイツ屈指の古楽器オーケストラ「コンチェルト・ケルン」の名演集。常任指揮者を置かず、2005年からはフルート、リコーダー奏者マルティン・ザンドホフが芸術監督を務め、17世紀から18世紀にかけての作品を中心に活発な演奏活動を行っています。 時代考証とテクニックを駆使し、アーティキュレーションに工夫を凝らすことで、曲が作られた当時の響きを蘇らせることを探求する彼らの演奏は、創造的で活気のあるものとして知られており、ヴィヴァルディやJ.S.バッハの有名曲だけでなく、設立当時はまだ耳なじみのなかったマルティン・クラウスや、バッハの息子たちの作品も数多く演奏、並み居る古楽アンサンブルの中でもひときわ優れた存在感を示しています。
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アダージョ 2
Adagio 2
■協奏曲
発売日:2010年06月16日
2CD
通常価格:1,300円→ 特価!:690円(税込)