クヴァンツ(ヨハン・ヨアヒム) Quantz, Johann Joachim
生没年 | 1697-1773 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 18338 |
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クヴァンツ(1697-1773):
トリオ・ソナタ集 [アンサンブル・ラビリント・アルモニコ]QUANTZ, J.J.: Trio Sonatas (Ensemble Labirinto Armonico)
発売日:2022年07月15日 NMLアルバム番号:CDS7957
CD価格:2,325円(税込)
ドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツのトリオ・ソナタ集。プロイセン王フリードリヒ2世のフルート教師を務め、王のために300曲以上のフルート協奏曲を作曲。また晩年に著述した『フルート奏法試論』は現在でも多くの人に愛読されています。 このトリオ・ソナタは、王に仕える以前のドレスデン時代に作曲されたもので、これらはアルカンジェロ・コレッリによって体系化された、当時ヨーロッパで最も流行していた室内楽のジャンルに属するものです。クヴァンツは楽器間の優雅な対話に加え、フーガを思わせるパッセージを強調、のちの大規模な協奏曲を予見させるような独自の音楽語法が用いられています。 アンサンブル・ラビリント・アルモニコはヴァイオリン奏者ピエルルイジ・メンカッティーニが設立したイタリアの古楽器アンサンブル。数々の音楽祭に出演するなどイタリア国内外で活躍しています。
収録作曲家:
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クヴァンツ(1697-1773):
フルート協奏曲集 [エリジウム・アンサンブル]発売日:2019年12月13日
CD価格:2,100円(税込)
これまでのボワモルティエやテレマン作品で高い評価を得た「エリジウム・アンサンブル」。アンサンブルの主宰者であるフルート奏者グレッグ・ディクマンスが独奏を務めるクヴァンツの協奏曲集の登場です。クヴァンツはプロイセンのフリードリヒ大王のフルート教師として名声を獲得し、膨大な数のフルート協奏曲を作曲、そのほとんどがフリードリヒ大王の宮廷で演奏されたという恵まれた存在でした。また1752年に出版した教則本「フルート奏法の試論」は後世に大きな影響を与えました。 このアルバムではディクマンスと、ヴァイオリンのルチンダ・ムーンがイニシアティヴを執り、クヴァンツの工芸細工のような作品に新たな命を吹き込んでいます。
収録作曲家:
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クヴァンツ(1697-1773):
フルート協奏曲集 [オレスキェヴィチ/コンチェルト・アルモニコ/シュパーニ]QUANTZ, J.J.: Flute Concertos, QV 5:38, 5:81, 5:165, 5:238 (Oleskiewicz, Concerto Armonico Budapest, Spanyi)
■協奏曲
発売日:2013年08月21日 NMLアルバム番号:8.573120
CD価格:1,900円(税込)
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773)は18世紀における、最も偉大で革新的なフルート奏者であり、作曲家でした。彼はアマチュア・フルート奏者であったプロイセンの大王フリードリヒ2世の教師でもあり、宮廷コンサートはクヴァンツのフルート協奏曲の主要な演奏会場でもあったのです。王はクヴァンツがフルート作品を書くたびに特別の謝礼金を払うなど彼を厚遇。クヴァンツもそれに応えるために素晴らしい作品を何曲も書いたのです。また1752年には「フルート奏法試論」を著述、こちらは現代でも読み継がれるほどの名著であり、当時のスタイルを知るうえでも格好の資料となっています。 ここに収録された作品のうちイ短調の曲は、失われたとされていましたが、最近サンクトペテルブルクのロシア国立図書館から取得されたもので、ト長調のカデンツァとともに、貴重な資料となりうるものです。ハ短調の協奏曲はクヴァンツの死後、未完成だったものを王が補筆、完成稿としたものです。
収録作曲家:
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『シュポア・コレクション Vol. 2』
~18世紀製オリジナル楽器によるフルート作品集 [アシュリー・ソロモン、フロリレジウム]Flute Recital: Solomon, Ashley - BACH, C.P.E. / LECLAIR, J.-M. / QUANTZ, J.J. / VIVALDI, A. (The Spohr Collection, Vol. 2)
発売日:2023年03月24日 NMLアルバム番号:CCS45323
CD価格:2,475円(税込)
全て18世紀のオリジナル楽器!
6種の楽器から導き出される玄妙な音を生かして2020年3月にリリースされた先行盤(CCS43020)に続く、フランクフルトの歴史的楽器蒐集家ペーター・シュポアの名高い古楽器コレクションを使った新録音。イタリア、フランス、ドイツの重要作曲家たちがそれぞれ残した重要な作品と同時期、ないし各作曲家と何らかの関係を見出せる楽器を6本厳選し、それらを使い分けてその真相に迫ります。 ソナタを集めていたVol.1に対し、今回は6人の作曲家による協奏曲6曲をチョイス。18世紀の一般的な演奏習慣を踏まえ、名手ボヤン・チチッチをはじめとする弦楽器奏者たちは通奏低音以外1パート1人ずつで、俊才アシュリー・ソロモンの細やかな息遣いや闊達な吹奏を通じて真価を発揮する各銘器の味わいを殺さない、親密にして緊密なアンサンブルは企画の趣旨によく合致していると言ってよいでしょう。 有名なヴィヴァルディ「夜」の緩急あざやかな解釈もさることながら、クヴァンツ作品での艶やかなロココ情緒も、リコーダー作品で有名なウッドコックの協奏曲に聴く歌心の豊かさも、大西洋をまたいで活躍を続ける経験豊かなアシュリー・ソロモンとフロリレジウムなればこその瑞々しさ。 CHANNEL CLASSICSの創設者で名録音技師ジャレッド・サックスによる丁寧なエンジニアリングも彼らの妙技を克明に伝えてくれています。知る人ぞ知るリコーダー奏者ワルター・ファン・ハウヴェ(フランス・ブリュッヘンの高弟にして盟友)がプロデューサーとして名を連ねているのも見逃せません。 -
デュオ・プリマ
デュオイズム(礒絵里子、神谷未穂) [◇デュオ・プリマ Duo Prima(礒絵里子/神谷未穂)、 福田進一(ギター)、エマニュエル・ジラール(チェロ)]Violin Duo Recital: Duo Prima - BARTÓK, B. / MOZART, W.A. / PROKOFIEV, S. (Duoism)
発売日:2017年06月01日 NMLアルバム番号:MECO-1007
SACD-Hybrid価格:3,143円(税込、送料無料)
デュオ・プリマ=礒絵里子、神谷未穂の従姉妹同士のふたりから成るヴァイオリン・デュオのユニット。を表すはスペイン語での意味を持ちます。 デビュー10周年を記念したアルバムでは、古典から近代まで幅広くヴァイオリン・デュオの名作をセレクト、10年の時空を超えてその成果が今ここに結実しました。まさにのタイトルが示すとおりヴァイオリン・デュオの神髄を堪能できます。 ゲストアーティストとして、ギターの福田進一、チェロのエマニュエル・ジラールが参加、その馥郁たる薫り立つようなサウンドは、極上の室内楽ならではの愉悦です。