ルッツ(ルドルフ)
生没年 | 1951- | 国 | スイス |
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辞書順 | 「ル」 | NML作曲家番号 | 70412 |
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Bach im Fluss
バッハと時の流れ [ウルリケ・ホーフバウアー(ソプラノ)/アレックス・ポッター(カウンターテナー)/櫻田 亮(テノール)/ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス)/ルドルフ・ルッツ(指揮/チェンバロ)/バッハ財団合唱団/バッハ財団管弦楽団]BACH, J.S.: Cantata Arias and Chorales (Bach im Fluss) (Hofbauer, A. Potter, Makoto Sakurada, W.M. Friedrich, J.S. Bach Foundation Orchestra, Lutz)
発売日:2022年08月26日
NMLアルバム番号:BSSG-C089
CD価格:4,500円(税込、送料無料)
バッハ財団が行っている「Wort & Klang 言葉と響き」と題するシリーズ・コンサートのライヴ録音。 2011年は財団の5周年にあたり、「流れ」をテーマとしたプログラムが組まれました。バッハの膨大な作品から周到に選ばれた曲を、一部にはルドルフ・ルッツによる編曲を加えて間を空けずに(アタッカで)演奏することで、千変万化するリズムによってバッハの多彩で卓越した作曲のセンスを驚きをもって再発見すると共に、その歌詞を通じて時の流れの中における人間の生のはかなさと神の世界の永遠をかみしめる構成になっています。 ルッツとバッハ財団管弦楽団&合唱団のいつも通りのヴィヴィッドな演奏に加えて、バッハ・コレギウム・ジャパンをはじめ世界で活躍する櫻田亮ら歌手陣が歌詞と曲想にふさわしい共感のこもった歌唱を聞かせます。
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ルッツ(1951-):
ランツゲマインデ(青空議会)カンタータ [ルドルフ・ルッツ(指揮・チェンバロ)/バッハ財団合唱団/バッハ財団管弦楽団 他]発売日:2019年06月28日
CD価格:3,760円(税込、送料無料)
スイス北東部のアッペンツェル・インナーローデン準州では、年に1回、4月の最終日曜日に有権者が野外広場に集まり、法律改正の是非や州議員の選出を挙手で投票する伝統的な「ランツゲマインデ(青空議会)」が開かれます。この日は一年で一番大切な日とされ、人々は集い歌います。 この日のために歌われる伝統的なコラールがありますが、以前は女性に投票権がなかったため、歌うのは男性のみ。ほとんどの人はこのコラールに用いられている詩を女性詩人カロリーネ・ルドルフィが書いたことを知らなかったと言われています。 彼女の讃美歌には何度も曲が付けられており、最も知られているのはアッペンツェル州の首相を務めたヨハン・ハインリヒ・トープラー(1777-1838)のものです。今回、ルッツ自らがこの詩に曲を付け、カンタータに仕上げました。全曲は20分程度ですが、内容も演奏も力のこもったものになっています。
収録作曲家:
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J.S.バッハ(1685-1750):
カンタータ集 第16集 [バッハ財団合唱団&管弦楽団/ルッツ]BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 16 - BWV 9, 30, 158 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)
発売日:2017年08月25日
NMLアルバム番号:BSSG-B431
CD価格:3,760円(税込、送料無料)
ザンクトガレンのバッハ財団管弦楽団と合唱団によるカンタータ第16集。 BWV30は1738年に初演された「洗礼者ヨハネの祝日」のためのカンタータ。躍動感あふれる祝祭的な作品です。BWV158は復活祭第三日のためのカンタータで、復活したイエスが弟子たちに語った言葉「平安、汝とともにあれ」がタイトルに置かれた短い作品です。伝えられている形が完全ではない可能性があり、この演奏では前奏としてルッツ自身の手によるシンフォニアが演奏されています。三位一体節後第六日曜日用のBWV9は1732-35年の作品。ルターの教義を音楽にしたもので、第1曲から美しいコラールと旋律の絡み合いを聴くことができます。
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J.S.バッハ(1685-1750):
〈カンタータ 第31集〉
第43番 BWV 43
第145番 BWV 145
第17番 BWV 17 [ルドルフ・ルッツ(指揮)/バッハ財団合唱団/バッハ財団管弦楽団]BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 31 - BWV 17, 43 and 145 (J.S. Bach Foundation Choir and Orchestra, Lutz)
発売日:2020年06月26日
NMLアルバム番号:BSSG-B857
CD価格:3,525円(税込、送料無料)
ルドルフ・ルッツが指揮するバッハのカンタータ全集シリーズ。第31集には昇天節用のカンタータ第43番、復活節第3日用の第145番、三位一体後第14日曜日用の第17番が収録されています。 1726年に初演された第43番は、第7曲のバスによるアリアにトランペットのオブリガートが付いていますが、このアルバムには再演時に差し替えられたというヴァイオリンのオブリガート版も収録されており、それぞれの違いを楽しむことができます。 第145番についてはバッハの直筆譜は残されておらず、現在、C.P.E.バッハの複写譜のみで作品を知ることができます。旧全集版では7曲として登録されていますが、最初の2作は偽作(2曲目はテレマン作)であり、ピカンダーのテキストによる5曲のみが真作として新全集版に登録されています。この録音では、7曲版と5曲版を並べて演奏、5曲版にはルッツ自身が作曲したシンフォニアが置かれています。 第17番は2部構成からなる小さ目のカンタータ。『ルードルシュタット詩華撰』からテキストが採られており、明快な構成の中に、神への賛美を盛り込んだ華やかな曲です。