トムキンズ(トーマス) Tomkins, Thomas
生没年 | 1572-1656 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「ト」 | NML作曲家番号 | 23887 |
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ギボンズ、トムキンズ、ウィールクスの
合唱と器楽作品集 [ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団/ニュー・ヴィオールズ/オルフェウス・ブリタニクス・ヴォーカル・コンソート/アンドルー・アーサー(指揮)]発売日:2021年11月05日
CD価格:2,100円(税込)
15世紀から17世紀初頭のイングランドで栄えたテューダー朝と、14世紀後半から18世紀まで栄えたスコットランドを起源とするスチュアート朝。この時期に繁栄した宮廷文化は、英国音楽の歴史の中でも最も偉大な時代を育んだことで知られています。 このアルバムではジェームズ1世が統治した“ジャコビアン時代”に活躍したギボンズ、トムキンズ、ウィールクス、この3人の作品を紹介。神の言葉を主題にした魅力的な作品が採り上げられています。 演奏しているオルフェウス・ブリタニクス・ヴォーカル・コンソートは、指揮とオルガン演奏を担当するアンドルー・アーサーによって2002年に設立された古楽器と声楽のアンサンブル。アーサーはバロック期と古典派作品のスペシャリストとして知られ、英国を代表する古楽器オーケストラ“ハノーヴァー・バンド”のアソシエイト・ディレイクターを務める他、教育者としても数々の活動を行っています。
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トムキンス(1572-1656):
おお主に感謝せよ ~ 合唱作品集 [ハンプトン・コート宮殿聖歌隊/ルーファス・フロウド(オルガン)/カール・ジャクソン(指揮)]発売日:2020年01月17日
CD価格:2,100円(税込)
500年近くの歴史を誇るイギリスのハンプトン・コート宮殿聖歌隊によるResonus Classicsからの2作目のアルバムは、17世紀初期、イギリス音楽におけるルネサンス末期から初期バロック時代に活躍した作曲家、オルガニストのトーマス・トムキンスの合唱曲集。トムキンスが得意としたヴァース・アンセムをはじめ、2つの夕べの歌のカンティクルに詩篇歌と、トムキンスのイギリスの教会音楽への貢献度がわかる内容です。 ハンプトン・コート宮殿聖歌隊は、現在カール・ジャクソンが指揮をとり、聖歌隊のオフィシャルサイトの情報によると、プロの歌い手の男性6名と約18名の、7歳から13歳までの少年たちが所属しています。
収録作曲家:
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トムキンス(1572-1656):
アンセムとカンティクルTOMKINS, T.: Anthems and Canticles (Magdalen College Choir, Phantasm, Hyde)
発売日:2016年08月26日
CD価格:2,100円(税込)
ルネサンス音楽の末期からバロック音楽の初期、時代の橋渡しとして活躍したのがイングランドの作曲家トムキンズ(1572-1656)。オルガニストの父親を持ち、本人も王室礼拝堂のオルガニストに使命されるなど、目覚しい活躍をしたのですが、晩年は清教徒革命に巻き込まれて職を失い、演奏の機会も禁じられるなど悲しい末路を辿ったことで知られています。 そんなトムキンズ、数多くのマドリガルやアンセム(聖歌)の作曲を行い、イングランドの教会音楽に多大なる恩恵をもたらしています。彼の作品は極めて対位法的であり、ルネサンス音楽の伝統を遵守、半音階を多用した複雑なもので、当時のポリフォニー教会音楽の頂点に位置するものです。 これらを歌うのはオックスフォードの名門マグダレン大学の合唱団で、当時のスタイルを探求し、最もふさわしい形として作品の本質を提示しています。
収録作曲家:
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テューダー朝の教会音楽集
英国国教会のイースター典礼の音楽集 [オスカー・ピーター(ポジティヴ・オルガン)/ジョン・マッカーシー(指揮)/ロンドン・アンブロジアン・シンガーズ]Choral Music (Sacred) - BYRD, W. / GIBBONS, O. / TALLIS, T. (Tudor Church Music - The Easter Liturgy of the Church of England) (Ambrosian Singers)
発売日:2022年11月25日
NMLアルバム番号:TUDOR7210
CD価格:2,250円(税込)
イギリス・ルネサンス音楽の黄金時代とされるテューダー朝の教会音楽を集めた1枚。 この時代の最初期の作曲家とみなされるのはロバート・フェアファックスとヒュー・アストンとされています。この2人は後世の作曲家たちに強い影響を与え、とりわけジョン・タヴァナーは彼らの作風を引き継ぎ発展させました。その後はオルガン奏者としても名高いトマス・タリスが登場し、自身はカトリックでありながら、プロテスタント向けの英語の詞を用いた作品を書き上げています。 同じくカトリックであったウィリアム・バードはイギリス国教会からの弾圧を受けながらも、エリザベス1世の庇護の下、カトリック教会のための作品を数多く書いています。オーランド・ギボンズほか、バードの次世代の作曲家たちは更に国教会のために曲を遺しました。そして17世紀半ばまで生きたトマス・トムキンズは「テューダー朝の教会音楽」の最後の作曲家と見なされます。 ロンドン・アンブロジアン・シンガーズの歴史的録音です。
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エリザベス朝時代のオルガン音楽
~グスタフ・レオンハルト初期秘蔵音源復刻~ [グスタフ・レオンハルト]Organ Recital: Leonhardt, Gustav - BYRD, W. / FARNABY, G. / GIBBONS, O. / MUNDY, J. (Elizabethan Organ Music)
発売日:2022年06月24日
NMLアルバム番号:PA0019
CD価格:2,475円(税込)
巨匠レオンハルト幻の初期音源がCD化!
巧まざる若き才人の技量が十全に古楽器演奏の歴史に大きな貢献を果たした鍵盤楽器奏者グスタフ・レオンハルト(1928-2012)。2022年1月に歿後10年を迎えたこの 巨匠は早くからレコード録音にも取り組み、半世紀に及ぶ録音歴を通じて膨大な量の音源を残しています。初期録音も多くは DHMやTeldec/Warner、Vanguard ClassicsなどのレーベルからCD化され、深い味わいに満ちた後年の演奏にも通じる作品解釈の確かさ、入念な選曲からうかがわれる音楽学的慧眼で世界中の人々を驚かせてきました。しかし今回、彼の高弟の一人でもあるチェ ンバロ奏者スキップ・センペのレーベルParadizoで復刻されたこの1962年のオルガン録音は、これまでのどの復刻企画にも収録がなく、今回がCD初発売となります。 また11曲の収録作品のうちおよそ8曲が、その後再録音されることがなかったレパートリー。プログラムは17世紀の重要写本『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』の収録作を中心に、ルネサンス~初期バロックの英国鍵盤曲を厳選(一部は当時編纂が進められていた現代譜『ムジカ・ブリタニカ』を使用)。早くからヨーロッパの古楽器演奏に敏感な反応を見せたボストンの古楽関係者たちの尽力で、同市Cambridge Recordsが制作したレコードの一つであり、演奏にはレオンハルトの母国オランダのズヴォレ聖ミヒャエル教会に残る貴重なシュニットガー・オルガンが使われています。 残念ながらマスター・テープが失われており、状態の良いLPレコードからの復刻となっておりますが、その不利を全く感じさせない音質。ごく自然な佇まいで各曲の魅力を引き出してゆく若きレオンハルトの名演が、教会内陣の気配までよく伝えるエンジニアリングで収録されており、Paradizoの丁寧なレストア作業とマスタリングでその機微に触れることができる喜びは計り知れません。 当時の古楽復興事情や師の思い出を伝えるセンペの長大なライナーノート(英・仏語)も興味深く貴重な内容です。 -
コーデリア・ウィリアムズ(ピアノ)
Nightlight - 常夜灯 [コーデリア・ウィリアムズ(ピアノ)]Piano Recital: Williams, Cordelia - MOZART, W.A. / SCRIABIN, A. / LISZT, F. / SCHUBERT, F. (Nightlight)
発売日:2021年09月24日
NMLアルバム番号:SOMMCD0639
CD価格:2,025円(税込)
これまで、SOMMレーベルで3枚のアルバムをリリースしたピアニスト、コーデリア・ウィリアムズ。今回のアルバムは、孤独と不安の中で眠れぬ夜を過ごす人に寄り添う音楽をコンセプトに生まれました。ルネサンス期のトムキンスが作曲したメランコリックな「この混乱した時代のための寂しいパヴァーヌ」からビル・エヴァンスの「Peace Piece」までの多彩な曲を集めたものです。 夢と悪夢の入り混じるモーツァルトの「幻想曲」、夜の海の凪と嵐を表現するという2つの楽章で構成されたスクリャービンのソナタ第2番が続き、リストのコンソレーションで一息入れたあとには、漆黒の夜の闇の中を彷徨うようなスリリングな楽想を持つシューベルトのソナタ第19番が置かれています。 そしてトムキンスとエヴァンスが続き、最後は朝の気配を感じさせるシューマンの暁の歌」で幕を閉じるという考え抜かれた選曲には、夜の矛盾、混乱、恐怖と優しさ、そして光への憧れが端的に表現されており、「暗闇の中で孤独を感じる」多くの人に捧げられています。
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Harpsifly
ゴードン・マレーと彼の楽器の物語 [ドゥビー・ゾーン/エーリヒ・トラクスラー/パウリナ・ジュムダ/シュテファン・ゴットフリート/アウレリア・ヴィショヴァン]Harpsichord Music - BACH, J.S / COUPERIN, L. / FRESCOBALDI, G. / HAYDN, J. (Harpsifly - A Story of Gordon Murray) (Gottfried, Traxler, Visovan)
発売日:2021年05月14日
NMLアルバム番号:Gramola99224
CD価格:2,250円(税込)
カナダ出身のチェンバロ奏者ゴードン・マレー(1948-2017)。彼はグスタフ・レオンハルトとケネス・ギルバートからチェンバロを学び、ヨーロッパと北アメリカを中心にソリスト、通奏低音の奏者として活躍、また1982年から1987年までグラーツ音楽大学の教授を、1986年からはウィーン国立音楽大学の教授を務め数多くの弟子を育てあげました。 このアルバムは2017年3月12日に不慮の事故でこの世を去ったマレーを偲び、5人の弟子たちがマレーがコレクションしていた1707年ニコラ・デュモン製の楽器をはじめ、1644年アンドレアス・ルッカース製や、1697年カルロ・グリマルディ製などの再現楽器で様々な作品を心を込めて演奏、恩師へのはなむけとしています。
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『貴い歌をうたおう』 [オックスフォード・モードリン・カレッジ合唱団 マーク・ウィリアムズ (指揮)]
Choral Concert: Magdalen College Choir Oxford - COCKER, N. / ROSE, B. / STAINER, J. / WILLIAMS, R. (Sing, Precious Music)
発売日:2020年10月23日
NMLアルバム番号:OACD9046D
CD価格:2,025円(税込)
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Audi, Audi
聞いて、聞いて
(ルネサンスのポリフォニー音楽集) [エクトル・E・マルケス(指揮)/ヌメン・アンサンブル]Choral Concert: Numen Ensemble - MASSAINO, T. / PALESTRINA, G.P. da / SENFL, L. / TOMKINS, T. (Audi, Audi)
発売日:2020年03月06日
NMLアルバム番号:IBS-52012
CD価格:2,250円(税込)
スペイン国内で活動する合唱団の精鋭を集め、2011年に結成された室内合唱団「ヌメン・アンサンブル」。基本的にルネサンス期のレパートリーに取り組んでいますが、時には現代スペインの作曲家の作品も手掛けるなど幅広い活躍をしています。 このアルバムは、彼らが得意とするルネサンスのポリフォニー音楽を集めた1枚。「Audi, Audi 聞いて、聞いて」のタイトル通り恋人や神へ語り掛ける親密で魅力的な作品が並んでいます。力強さと清冽さを併せ持つ美しい合唱をお楽しみください。
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発売日:2019年08月30日
CD 30枚組価格:6,880円(税込、送料無料)
ほぼ9世紀から10世紀にかけて成立したとされる「グレゴリオ聖歌」から17世紀末、バッハやヘンデルが登場する直前までの「西洋音楽の歴史」を辿る魅力的な30枚組BOXの登場。 NAXOS初期の時代から録音されていた各々のアルバムは、全て定評ある奏者たちによる優れた演奏によっており、とりわけ、1990年代にはまだ珍しかった「ルネッサンス期の音楽」リリースは、一般リスナーだけでなく、研究者たちにとっても貴重な資料になりました。演奏については、当時使われていた楽器そのままを用いるか、もしくは複製楽器を使用。入念な時代考証が行われています。 リュートやビウエラ、ヴィオールなど、現代ではあまり耳にすることのない楽器の音色にもご注目ください。
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「雲の柱」
オックスフォード500年のアンセムを集めて [オックスフォード モードレン・カレッジ合唱団、マーク・ウイリアムズ(合唱指導)、ウイリアム・フォックス(オルガン)、アレクサンダー・ポット(オルガン)]Choral Concert: Magdalen College Choir Oxford - BERKELEY, L. / DYKES, J.B. / LEIGHTON, K. / SHEPPARD, J. / TOMKINS, T. (The Pillar of The Cloud)
発売日:2019年07月26日
NMLアルバム番号:OACD9045D
CD価格:2,025円(税込)
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発売日:2017年10月27日
CD価格:2,100円(税込)
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発売日:2017年09月22日
CD価格:2,240円(税込)
イングランドとアイルランドの女王として君臨したエリザベス1世。彼女が治世したイングランドは、政治的に極めて不安定でしたが、文学、演劇、音楽は著しい発展を遂げました。このアルバムに収録された世俗マドリガルは、いずれも王朝に仕えた作曲家たちの作品で、女王を称える曲から、大いなる自然界の神秘を歌った曲、愛と死を描いた曲などがテーマ別に収録されています。 演奏しているアンサンブル《クイーンズ・シックス》はウィンザー城のセント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーたち。「王国の音楽」(RES10146)でも素晴らしいハーモニーを披露しています。
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Music of the Realm
男声合唱のためのチューダー時代の音楽 [クィーンズ・シックス]発売日:2017年07月21日
CD価格:2,240円(税込)
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《時よとどまれ》 [シュレク]
Harpsichord Recital: Chylek, Friederike - BYRD, W. / DOWLAND, J. / FARNABY, G. / JOHNSON, R. / PURCELL, H. / TOMKINS, T. (Time Stands Still)
発売日:2017年01月25日
NMLアルバム番号:OC1864
CD価格:1,950円(税込)
ドイツ、シュタルンベルクで生まれたフリーデリケ・シュレクは7歳でピアノとリコーダーを始め、地元の中学を出たあと、ミュンヘンでハープシコード奏者ミヒャエル・エベルトに師事、本格的に古楽奏者の道に進むことを決意しました。2000年にはスコラ・カントルム・バジリエンシスでハープシコードと通奏低音をイェスパー・クリステンセン、即興演奏をルドルフ・ルッツから学んでいます。現在の彼女は、ドイツを始め、世界中のコンサートホールで演奏を行い、古楽フェスティヴァルにも頻繁に招かれています。 このアルバムは英国バロック期の音楽を集めたもので、ドイツ、フランス、イタリアなどに比べ、大作曲家が少なかったとされるこの時代の英国にも、これほど多彩で素晴らしい作品があったということを認識させてくれる1枚です。ここで取り上げられている「マリナー・ブック」は1547年頃から1570年の間に、トマス・マリナー(経歴不祥)によって編纂された、市井の人々の愛奏曲集です。121曲の鍵盤曲のうち、半分以上はカトリックの典礼歌、他、タリスやタヴァナーなどのパートソング、そして20曲ほどが作者不詳です。9曲はシターン(弦楽器)のための曲で、この楽器のための最も初期の作品として重要視されています。
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ジョン・ブル(1563-1628)と
その周辺の作曲家による鍵盤作品集 [フェインバーク]BULL, J.: Keyboard Works (Basically Bull) (Feinberg)
■器楽曲(ピアノ)
発売日:2014年02月05日
NMLアルバム番号:Steinway30019
CD価格:1,710円(税込)
グラミー賞にもノミネートされたピアニスト、アラン・フェインバーグは古典から現代までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに300以上の作品を初演するなど意欲的な活動を行っています。このアルバムは彼のSteinway & Sonsレーベルへのデビューとなるものですが、こちらもまた独創的。通常よくあるレパートリーではなく、あえて16世紀から17世紀、エリザベス朝時代の英国音楽をモダンピアノで演奏するという挑戦的なアルバムとなっています。インスピレーションとパワー、情熱に満ちたこのアルバムには驚くほどの名人芸と共感が溢れており、大胆で冒険的な試みもなされているものです。
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女王のための全ての男たち
エリザベス1世のための音楽集 [サルム・コンソート/マッケイ]All the Queen's Men - Music for Elizabeth I (Sarum Consort, Mackay)
■合唱曲 ■宗教曲
発売日:2011年05月18日
NMLアルバム番号:8.572582
CD価格:1,500円(税込)