Tudor
スイスの演奏家を中心に古楽から現代、スタンダードから個性的な作品まで幅広いレパートリーを誇る、歴史あるレーベル。ジョナサン・ノット/バンベルク響の録音、ヨアヒム・ラフのシリーズなどは根強い人気を保っています。
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音楽の勝利
ヘンデルのオペラとオラトリオによる管弦楽組曲集 [ドミニク・キーファー、カプリッチョ・バロック管弦楽団]HANDEL, G.F.: Orchestral Highlights from Operas and Oratorios (Il Trionfo della Musica) (Capriccio Baroque Orchestra, Kiefer)
発売日:2024年09月13日 NMLアルバム番号:TUDOR7209
CD価格:2,475円(税込)
ヘンデルのオペラとオラトリオから抜粋した音楽で仕立てた管弦楽組曲集が登場。ヘンデルが作曲したオペラとオラトリオの大作から選りすぐった楽曲を組み合わせて3つの管弦楽組曲(フランス風序曲)として演奏し、ヘンデル好きなら聞き覚えのある旋律に満ちた新作であるかのように響かせると共に、フランスを拠点とすることのなかったヘンデルがフランス様式も見事に使いこなしていたことを実感させます。序曲やシャコンヌ、タンブーラン(タンブリーノ)といった典型的なフランス風の曲のみならず、英語・イタリア語・ドイツ語によるアリアも器楽で演奏するとフランス風のエア(アリア)に聴こえます。 古楽のメッカ、バーゼルを拠点とするカプリッチョ・バロック管は弦が3/3/2/2/1とコンパクトながら、教会の豊かな残響もあってしっとりした響きやここ一番での量感も備えています。管楽器には木下恵子(フルート)、福井美穂(ファゴット)といったスイスで活躍する日本人演奏家が参加しているのも注目です。
収録作曲家:
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ジェミニアーニ(1687-1762):
ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1 による
トリオ・ソナタ集(管弦楽版) [ドミニク・キーファー/カプリッチョ・バロック管弦楽団]GEMINIANI, F.: Trio Sonatas Nos. 1-7, 9 and 11 (after Violin Sonatas, Op. 1) (Capriccio Baroque Orchestra, Kiefer)
発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:TUDOR7213
CD価格:2,475円(税込)
ジェミニアーニのヒット作、ヴァイオリン・ソナタ集
作品1を作曲家自ら編曲したトリオ・ソナタ版の録音が登場!イタリアに生まれイギリスに渡って活躍したバロック期のヴァイオリニスト、作曲家フランチェスコ・ジェミニアーニ。彼の作品1は1716年に出版されると大きな注目を浴び、バルサンティ、エイヴィソン、ルーマンらの編曲も登場しました。 ジェミニアーニは後の1739年に多くの変更を加えた改訂版を出版、更に1757年にはトリオ・ソナタ版を出版します。2つのヴァイオリン・パートはオリジナルの旋律を重ねたり、パラフレーズしたり、あるいはまったく新規に作曲されたものとなりましたが、更に「ヴァイオリン・パートを複数の奏者で演奏する場合に加える第4のパート」つまりリピエーノ用の低音パートが加えられていました。このことから、このトリオ・ソナタ版はコンチェルティーノとリピエーノの対比効果を生かした合奏協奏曲という演奏形態も想定していたことがうかがわれます。原盤解説筆者は、それが70歳のジェミニアーニが第三者の編曲を自ら越えようとする挑戦だったと想像しています。 当ディスクでは9曲中7曲でジェミニアーニ作品全集の編集主幹であるルドルフ・ラーシュが校訂した楽譜(2020年出版)を使用。第5番のみリピエーノ・パートを加えず1パート1人のトリオ・ソナタとして演奏し、第1、2、3、6、9、11番は人数を増やして合奏協奏曲として演奏しています。更に一部の曲では、当時ジェミニアーニが活躍していたロンドンの嗜好を鑑みて木管楽器を追加するなど、楽譜に無い工夫も凝らしています。また第4番と第7番をエイヴィソン版で収録することで、ジェミニアーニとのオーケストレーションの違いを聴かせるという念の入れよう。 オーケストラのメンバーには朝吹園子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、菅間周子(ヴィオローネ)、木下恵子(フルート)、福井美穂(ファゴット)といったスイスで活躍する日本人演奏家が参加しているのも注目です。収録作曲家:
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AVE GENEROSA [ニコラ・フラニェール (指揮)/アマリリス・ド・ラ・グリュイエール合唱団]
発売日:2023年07月14日
CD価格:2,475円(税込)
アマリリス・ド・ラ・グリュイエールは、チーズで名高いスイスの山里グリュイエールにある男声合唱団。グリュイエール博物館の館長アンリ・グルモーとビュルの音楽教師アンドレ・コルボによって1955年に設立されました。 アンドレ・コルボは名指揮者ミシェル・コルボのおじで、ミシェルが音楽の道に進む上で大きな影響を受けた人物です。設立当時は16人のメンバーで主にスイス民謡を歌っていました。その後、一時活動を中断したものの、1976年に再開。今ではメンバーも36人に増えました。 このアルバムではグレゴリオ聖歌からルネサンスのポリフォニー、近現代の宗教曲を歌っています。ピンポイントで高精度に磨き上げられた歌唱とは少し雰囲気の異なる、あたたかみのあるハーモニーが魅力です。
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-★『レコード芸術』特選盤(2023年2月号)★-
ブラームス(1833-1897):
交響曲 第1番
ハンガリー舞曲集
ドヴォルザーク(1841-1904):
交響曲 第6番 [ヤクブ・フルシャ(指揮) バンベルク交響楽団]発売日:2022年12月09日
SACD-Hybrid 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:4,400円(税込、送料無料)
チェコのブルノに生まれた指揮者ヤクブ・フルシャが、2016年から首席指揮者を務める名門バンベルク交響楽団を指揮して録音を進めてきたドヴォルザーク&ブラームス・シリーズ、2作同時発売で一挙完結! バンベルク交響楽団は、チェコのプラハにあったドイツ系住民によるオーケストラを前身としています。第2次大戦末期にチェコを逃れて古都バンベルクに移り住んだ音楽家たちが終戦の翌年1946年にバンベルク響を旗揚げ。以後、重心の低いドイツ的なバランスと中欧的な音色を持つサウンドは、カイルベルト、ヨッフム、ホルスト・シュタインといったドイツ系マエストロの音楽作りと相まって人気がありました。近年はジョナサン・ノットの下で機能性を一段と向上させ、そのバトンを引き継いだフルシャと共に高い評価を得ています。 フルシャの発案でブラームスの4つの交響曲とドヴォルザークの最後の4つの交響曲を組みあわせるシリーズは、2017年にホ短調の2曲を組み合わせてスタートし、番号を遡ってリリースされ、コロナ禍を乗り越えて遂に完結します。フルシャは第1弾の原盤ライナーで、この二人の作曲家が自分自身とオーケストラにとって欠くことのできない存在であること、ブラ-ムスとドヴォルザークとの間には通じ合うものもあれば、似て非なるものもあり、二人の作品を対照させることでそれが浮き彫りになると語っていました。 バンベルク響のブラームス:交響曲全集はホルスト・シュタイン(1997年)以来となります。フルシャは楽団のあたたかな響きを活かしつつ、中庸のテンポを採って旋律をのびやかに歌わせ、楽団の伝統を尊重した音楽作りを展開。 ヴァイオリンを両翼配置にし、第1番と第2番では第1楽章のリピートを採り入れてスケールの大きな音楽に仕上げています。今作では8曲のハンガリー舞曲も収録。こちらも聴きどころです。 また、チェコゆかりのバンベルク響とはいえ、ドヴォルザークの交響曲の録音は一部を除くと決して多くない点でも注目です。今回のリリースでは、ブラームスの第2番から影響を受けたとされる同じ調性の第6番をブラームスの第1番と合わせるという意外性も魅力。牧歌的な旋律をたっぷりと歌わせます。 ※国内仕様盤には本田裕暉氏による日本語解説が付属します。
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ブラームス(1833-1897):
交響曲 第2番
ドヴォルザーク(1841-1904):
交響曲 第7番 [ヤクブ・フルシャ(指揮) バンベルク交響楽団]発売日:2022年12月09日
SACD-Hybrid 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:4,400円(税込、送料無料)
チェコのブルノに生まれた指揮者ヤクブ・フルシャが、2016年から首席指揮者を務める名門バンベルク交響楽団を指揮して録音を進めてきたドヴォルザーク&ブラームス・シリーズ、2作同時発売で一挙完結! バンベルク交響楽団は、チェコのプラハにあったドイツ系住民によるオーケストラを前身としています。第2次大戦末期にチェコを逃れて古都バンベルクに移り住んだ音楽家たちが終戦の翌年1946年にバンベルク響を旗揚げ。以後、重心の低いドイツ的なバランスと中欧的な音色を持つサウンドは、カイルベルト、ヨッフム、ホルスト・シュタインといったドイツ系マエストロの音楽作りと相まって人気がありました。近年はジョナサン・ノットの下で機能性を一段と向上させ、そのバトンを引き継いだフルシャと共に高い評価を得ています。 フルシャの発案でブラームスの4つの交響曲とドヴォルザークの最後の4つの交響曲を組みあわせるシリーズは、2017年にホ短調の2曲を組み合わせてスタートし、番号を遡ってリリースされ、コロナ禍を乗り越えて遂に完結します。フルシャは第1弾の原盤ライナーで、この二人の作曲家が自分自身とオーケストラにとって欠くことのできない存在であること、ブラ-ムスとドヴォルザークとの間には通じ合うものもあれば、似て非なるものもあり、二人の作品を対照させることでそれが浮き彫りになると語っていました。 バンベルク響のブラームス:交響曲全集はホルスト・シュタイン(1997年)以来となります。フルシャは楽団のあたたかな響きを活かしつつ、中庸のテンポを採って旋律をのびやかに歌わせ、楽団の伝統を尊重した音楽作りを展開。ヴァイオリンを両翼配置にし、第1番と第2番では第1楽章のリピートを採り入れてスケールの大きな音楽に仕上げています。 また、チェコゆかりのバンベルク響とはいえ、ドヴォルザークの交響曲の録音は一部を除くと決して多くない点でも注目です。ボヘミア民族色の強い第7番では全編にわたりフルシャならではの音楽が展開されています。 ※国内仕様盤には本田裕暉氏による日本語解説が付属します。
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ヘンデル(1685-1759):
オーケストラのための舞曲集 [ドミニク・キーファー(指揮)/カプリッチョ・バロック管弦楽団]HANDEL, G.F.: Overtures and Arias arranged for Orchestra (Ballo per Orchestra) (Capriccio Baroque Orchestra, D. Kiefer)
発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:TUDOR7197
CD価格:2,475円(税込)
歌劇やオラトリオの中に、サラバンドやリトルネッロなどの数多くの舞曲を組み込んだヘンデル。そんなヘンデルの“舞曲”を集めたコンセプト・アルバムが登場。ホルンが活躍する『サムソン』の序曲や、《ジュリオ・チェザーレ》のシンフォニアなどをまとめた第1部、初期の歌劇《テゼオ》の序曲に代表される、独奏楽器が活躍する曲を集めた第2部、歌劇《アタランタ》の序曲からはトランペットの華麗な響きが楽しめる第3部という3つの部分で構成されており、演奏者の妙技をたっぷりと楽しめます。 ピリオド楽器の名手たちを集めた小編成のカプリッチョ・バロック管弦楽団、このアルバムでのフルート・パートには木下恵子が参加しています。
収録作曲家:
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テューダー朝の教会音楽集
英国国教会のイースター典礼の音楽集 [オスカー・ピーター(ポジティヴ・オルガン)/ジョン・マッカーシー(指揮)/ロンドン・アンブロジアン・シンガーズ]Choral Music (Sacred) - BYRD, W. / GIBBONS, O. / TALLIS, T. (Tudor Church Music - The Easter Liturgy of the Church of England) (Ambrosian Singers)
発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:TUDOR7210
CD価格:2,475円(税込)
イギリス・ルネサンス音楽の黄金時代とされるテューダー朝の教会音楽を集めた1枚。 この時代の最初期の作曲家とみなされるのはロバート・フェアファックスとヒュー・アストンとされています。この2人は後世の作曲家たちに強い影響を与え、とりわけジョン・タヴァナーは彼らの作風を引き継ぎ発展させました。その後はオルガン奏者としても名高いトマス・タリスが登場し、自身はカトリックでありながら、プロテスタント向けの英語の詞を用いた作品を書き上げています。 同じくカトリックであったウィリアム・バードはイギリス国教会からの弾圧を受けながらも、エリザベス1世の庇護の下、カトリック教会のための作品を数多く書いています。オーランド・ギボンズほか、バードの次世代の作曲家たちは更に国教会のために曲を遺しました。そして17世紀半ばまで生きたトマス・トムキンズは「テューダー朝の教会音楽」の最後の作曲家と見なされます。 ロンドン・アンブロジアン・シンガーズの歴史的録音です。
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モーツァルト/マルティーニ/シュテルケル:
ピアノ協奏曲集 [ヨルク・クローネンベルク(フォルテピアノ)/ドミニク・キーファー(指揮)/カプリッチョ・バロック管弦楽団]MOZART, W.A.: Piano Concerto No. 20 / MARTINI, G.B.: Concerto No. 9 / STERKEL, J.F.X.: Piano Concerto, Op. 26, No. 1 (Kronenberg, Kiefer)
発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:TUDOR7211
CD価格:2,475円(税込)
古典派の3曲のピアノ協奏曲をピリオド楽器の演奏で収録した1枚。 18世紀に優れた音楽理論家として活躍したジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニはJ.C.バッハやミスリヴェチェク、モーツァルトらに厳格対位法を指導したことで歴史に名を残しており、彼の作品も当時高く評価されました。ここで聴ける彼のピアノ協奏曲は歌心に溢れています。 このアルバムに登場するヨハン・フランツ・クサーヴァー・シュテルケルもマルティーニの弟子の一人。ベートーヴェンやウェーバーと親交があったというシュテルケルの作品は当時高い人気を誇り、このピアノ協奏曲もベートーヴェンを思わせるエネルギーに満ちています。そしてモーツァルトの協奏曲はベートーヴェンが愛奏したことでも知られるドラマティックな名作です。 名鍵盤奏者ヨルク・クローネンベルクの闊達なフォルテピアノ演奏とバーゼル在住のファゴット奏者、福井美穂が参加するカプリッチョ・バロック管弦楽団の演奏で。
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J.S.バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ [ハンス・フォーレンヴァイダー(オルガン)]BACH, J.S.: Preludes and Fugues, BWV 539, 541, 543, 545, 546, 547, 548 (Vollenweider)
発売日:2022年03月18日 NMLアルバム番号:TUDOR7221
CD価格:1,950円(税込)
スイスの最も優れたオルガニストの一人と称えられるハンス・フォーレンヴァイダー(1918-1993)。9歳でピアノをはじめ、15歳の時にチューリッヒのオルガニスト、ヴィクトール・シュラッターの弟子になります。1936年から1943年までスイスの都市リュシリコンのオルガニストを務め、1943年から1969年まではタルヴィルの改革派教会のオルガニスト兼調律師を務めています。1961年にはミシガン大学で教鞭を執り、1970年には師であるヴィクトール・シュラッターの後を継いでグロスミュンスターのオルガニストに就任。1986年まで素晴らしい演奏で聴衆を魅了しました。フォーレンヴァイダーはとりわけインプロヴィゼーションで有名であり、その技術は彼の息子の人気ハープ奏者アンドレアス・フォーレンヴァイダーに引き継がれています。 このアルバムに収録されているのは、チューリッヒ近郊のオルガン工房メッツラー社が1960年に製造した大オルガンでの演奏。完成当時はオルガニストが挙って演奏を希望したと伝えられています。1970年からグロスミュンスターのオルガニストを務めたフォーレンヴァイダーは、数年をかけてJ.S.バッハの全オルガン作品を録音しました。この「前奏曲とフーガ」ではフォーレンヴァイダーのダイナミックで輝かしい演奏が楽しめます。
収録作曲家:
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J.S.バッハ(1685-1750):
5つのトリオ・ソナタ [ハンス・フォーレンヴァイダー(オルガン)]BACH, J.S.: Trio Sonatas Nos. 1, 2, 3, 4, 6, BWV 525, 526, 527, 528, 530 (Vollenweider)
発売日:2022年03月18日 NMLアルバム番号:TUDOR7222
CD価格:1,950円(税込)
スイスの最も優れたオルガニストの一人と称えられるハンス・フォーレンヴァイダー(1918-1993)。9歳でピアノをはじめ、15歳の時にチューリッヒのオルガニスト、ヴィクトール・シュラッターの弟子になります。1936年から1943年までスイスの都市リュシリコンのオルガニストを務め、1943年から1969年まではタルヴィルの改革派教会のオルガニスト兼調律師を務めています。1961年にはミシガン大学で教鞭を執り、1970年には師であるヴィクトール・シュラッターの後を継いでグロスミュンスターのオルガニストに就任。1986年まで素晴らしい演奏で聴衆を魅了しました。フォーレンヴァイダーはとりわけインプロヴィゼーションで有名であり、その技術は彼の息子の人気ハープ奏者アンドレアス・フォーレンヴァイダーに引き継がれています。 このアルバムには、チューリッヒのオルガン工房メッツラー社が1960年に製造したオルガンで演奏したバッハの「トリオ・ソナタ」5曲を収録。グロスミュンスターに設置されたこのオルガンは当時のオルガニストが挙って演奏を希望したという銘器で、1970年からグロスミュンスターのオルガニストを務めたフォーレンヴァイダーは数年にわたりJ.S.バッハの全オルガン作品を録音。オルガンの輝かしい音色が存分に生かされた演奏です。
収録作曲家:
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シューベルト(1797-1828):
ドイツ・ミサ曲
ブラームス(1833-1897):
四重唱曲 Op.92他 [イル・ディヴェルティメント(アンサンブル)/アンサンブル・エドワード・H・タール/ルツェルン・ヴォーカル・ゾリステン/ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)/フランツ・クサヴァー・ヤンス(指揮)]Choral Concert: Luzerner Vokalsolisten - SCHUBERT, F. / ROSSINI, G. / BRAHMS, J.
発売日:2022年03月18日 NMLアルバム番号:TUDOR7503
CD価格:1,950円(税込)
1970年、ルツェルン音楽祭でアレッサンドロ・スカルラッティの「聖チェチーリアの夕べの祈り」の世界初演をきっかけに、フランツ・クサヴァー・ヤンスとハンス・イェルク・ヤンスの2人によって創設された声楽アンサンブル「ルツェルン・ヴォーカル・ゾリステン」。ペーター・マークやヴォルフガング・サヴァリッシュ、ミシェル・コルボら錚々たる指揮者たちとも共演し、バロックから近現代まで幅広い演目を歌いましたが、出発点となったアレッサンドロ・スカルラッティには特に注力、1983年から88年まで毎年ルツェルン音楽祭の期間中に、聖レオデガー教会でハンス・イェルク・ヤンスの指揮のもと演奏を重ねました。 1980年に録音されたこのアルバムには、2つの器楽アンサンブル“イル・ディヴェルティメント”と“アンサンブル・エドワード・H・タール”との共演による、シューベルトの「ドイツ・ミサ曲」を中心にしたプログラムが収録されています。絶妙に溶け合う美しい声の饗宴が繰り広げられます。 ブラームスの四重唱曲にピアノ伴奏で参加しているのは名手ミェチスワフ・ホルショフスキ。この時点ですでに88歳という年齢にもかかわらず味わい深い演奏を聞かせます。 *既発のLPより復刻となります。
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O MAGNUM MYSTERIUM
おお、大いなる奇跡 [ルツェルン・ヴォーカル・ゾリステン/フランツ・クサヴァー・ヤンス(指揮)]Choral Concert: Luzerner Vokalsolisten - MONTEVERDI, C. / SCARLATTI, A. / VERDI, G. (O Magnum Mysterium)
発売日:2022年03月18日 NMLアルバム番号:TUDOR7504
CD価格:1,950円(税込)
1970年、ルツェルン音楽祭でアレッサンドロ・スカルラッティの「聖チェチーリアの夕べの祈り」の世界初演をきっかけに、フランツ・クサヴァー・ヤンスとハンス・イェルク・ヤンスの2人によって創設された声楽アンサンブル「ルツェルン・ヴォーカル・ゾリステン」。ペーター・マークやヴォルフガング・サヴァリッシュ、ミシェル・コルボら錚々たる指揮者たちとも共演し、バロックから近現代まで幅広い演目を歌いましたが、出発点となったアレッサンドロ・スカルラッティには特に注力、1983年から88年まで毎年ルツェルン音楽祭の期間中に、聖レオデガー教会でハンス・イェルク・ヤンスの指揮のもと演奏を重ねました。 このアルバムにはモンテヴェルディ、アレッサンドロ・スカルラッティ、ヴェルディの教会音楽を収録。3人ともオペラ作曲家として知られ、宗教的作品にもそのドラマティックな感覚が生かされています。ルツェルン・ヴォーカル・ゾリステンは、作品の持つ敬虔な宗教性を生かし、重厚なアカペラで歌い上げています。 *既発のLPより復刻となります。