ホミリウス(ゴットフリート・アウグスト) Homilius, Gottfried August
生没年 | 1714-1785 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ホ」 | NML作曲家番号 | 24196 |
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復活祭のカンタータ集
- アグリコラ(1720-1774)とホミリウス(1715-1785)の復活祭用カンタータ集 - [ハンナ・モリソン(ソプラノ) /ラーエル・マース(ソプラノ)/ベサニー・セイモア(ソプラノ)/エリザベート・ポピエン(アルト)/ゲオルク・ポプルッツ(テノール)/アンドレ・モルシュ(バス)/ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)/ケルン・アカデミー]AGRICOLA, J.F. / HOMILIUS, G.A.: Easter Cantatas (Kölner Akademie, M.A. Willens)
発売日:2020年04月24日
NMLアルバム番号:555332-2
CD価格:2,475円(税込)
バロック期の作品を得意とするケルン・アカデミーによるアグリコラとホミリウスの復活祭用カンタータ集。 アグリコラは当時最高の教会音楽家の一人と目されており、プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷作曲家を務め、数多くの教会音楽を作曲しました。このカンタータは1758年の復活祭初日に、ベルリンの聖ペーター教会で演奏された作品です。 かたや、ホミリウスはドレスデンの聖母教会を中心に活躍した作曲家。このカンタータは1767年にドレスデンで演奏された記録が残っています。これは10部からなる規模の大きな作品で、あまり対位法を用いることのない、古典派初期の様式を思わせる端正な筆致が魅力的です。 アグリコラのEin musikalisches Gedich=音楽的な詩は、自由な伴奏を持つレチタティーヴォ形式の作品。地震やイエスの復活となどの神秘的な内容が歌われています。
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ホミリウス(1715-1785):
アドヴェントとクリスマス・カンタータ集 [ハンナ・ヘルフトナー(ソプラノ)/フランツィスア・ゴットヴァルト(アルト)/ゲオルク・ポプルッツ(テノール)/マウロ・ボルジォーニ(バス)/ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮) /ケルン・アカデミー]HOMILIUS, G.A.: Christmas and Advent Cantatas (Siehe, der Herr kömmt) (Herfurtner, F. Gottwald, Poplutz, Borgioni, Kölner Akademie, M.A. Willens)
発売日:2019年11月22日
NMLアルバム番号:555278-2
CD価格:2,475円(税込)
ドイツ・バロック期の作曲家ゴットフリート・ホミリウス。J.S.バッハに師事し、1742年よりドレスデン聖母教会オルガニストに就任。1755年から没年までドレスデン十字架教会のカントルをはじめ、ライプツィヒの3つの教会で音楽監督を務め、数多くの教会音楽を作曲、広く尊敬を集めた人物です。 このアルバムは彼による4曲の「クリスマスと待降節」のためのカンタータの世界初演を収録した1枚。既に初期の古典派のギャラント様式が見られ、歌の扱いにもポリフォニック(対位法的)ではなく、旋律と伴奏が分かれるホモフォニックな形式が多く用いられています。 表現の自然さや迫力も満点。独唱者たちの熱唱に加え、ヴィレンズが振るケルン・アカデミーの渋い響きも聴きどころです。
収録作曲家:
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発売日:2016年02月24日
CD 2枚組価格:5,216円(税込、送料無料)
ザクセン出身の教会作曲家ホミリウス(1714-1785)の生誕300年を記念して、彼縁りの地ドレスデンで行われた「メサイア」のライヴ収録です。J.S.バッハの弟子であり、またドレスデンの教会オルガニストとして活躍したホミリウスは、その生涯に10曲以上の受難曲を始め、150曲以上のカンタータ、60曲以上のモテットなど夥しい数の宗教曲を書いています。近年になって研究が進み、そのどれもがバロックから古典派への移行時期の重要な作品として評価されるようになってきました。 この「メサイア」はそのタイトルにも拘わらずヘンデルのような「キリストの生涯」を描いたものではありません。18世紀当時のドイツの多くの場所で使われていた受難曲のテキストで、聖金曜日の礼拝のための作品と考えられています。
収録作曲家:
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〈Capriccioレーベル 40周年記念名演集〉
宗教作品集[10枚組 BOX] [ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/ヘルマン・マックス指揮 他]発売日:2022年02月25日
CD 10枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。 中でも力を入れていたのが宗教音楽のジャンルであり、東ドイツ(当時)の代表的な少年合唱団であるドレスデン聖十字架合唱団や西ドイツのテルツ少年合唱団、ウィーン少年合唱団をフィーチャーしたバッハやモーツァルトの作品や、ヘルマン・マックスが率いるライニッシェ・カントライとダス・クライネ・コンツェルトによるテレマン作品などが録音されカタログを彩っています。 今回の10枚組には、現在では入手できなくなった1980年代前半の録音も含まれており、レーベルの歴史を俯瞰するものとしても貴重なBOXとなっています。
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ホミリウス(1714-1785)
シュトルツェル(1690-1749)
ロッレ(1716-1785):
クリスマス・カンタータ集 [ヘアフルトナー/ポプルッツ/ギュンター/シュポーギス/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ]HOMILIUS, G.A. / STÖLZEL, G.H.: Christmas Cantatas (Herfurtner, Poplutz, C. Günther, Spogis, Kölner Akademie Choir and Orchestra, Willens)
発売日:2016年12月16日
NMLアルバム番号:555052-2
CD価格:2,640円(税込)
毎年リリースされる、ヴィレンズとケルン・アカデミーによる厳選されたクリスマスのため作品集。2016年のアルバムに収録された5つのクリスマス・カンタータはいずれも初録音の作品で、どれもJ.S.バッハの同世代から少し後の世代に属する作曲家たちによって書かれています。 どの作品も、ルター派の伝統を汲むプロテスタント教会の礼拝用のカンタータで、これらは華麗なオーケストラの伴奏と、美しいコラール、アリアが持ち味で、演奏される時期も厳密に定められています。コーラスは聖書からの短い引用に基づき、トランペットとティンパニが彩りを添えるという定型に沿って書かれていますが、各々の作曲家の持ち味も生かされており、どれもが実に味わい深く、またキリストの誕生を喜ぶ祝祭的な気分に満たされています。