AAM Records

  • 商品番号:AAM-8

    AAM Records

    ヴァルス(1671頃-1747)
    ミサ・レガリス 詳細ページ
    [キーブル・カレッジ合唱団/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック 他]

    発売日:2020年06月19日

    CD 価格:2,100円(税込)

    スペインは16世紀にはイタリアと豊かな音楽交流を持ち、その恩恵を受けていましたが、17世紀になる頃にはその影響が薄れ、独自の音楽文化を確立していきます。ルネサンス期には多くの作曲家が知られていますが、バロック期の作曲家については、現在もあまり知られていません。 このアルバムでは17世紀後半から18世紀にかけて教会音楽の分野で活躍したフランシスコ・ヴァルスのミサ曲と、同時期の2人の作曲家アラウホとカバニリェスによるオルガン作品を紹介しています。 ヴァルスは、1702年に発表された「ミサ・スカラ・アレティーナ」の斬新な音楽語法がわずかに知られる作曲家。この「ミサ・レガリス」も宗教曲でありながら、当時の君主を称えており、冒頭のキリエから豊かな対位法を駆使した壮麗な音楽が展開されます。間に挟まれたオルガン曲「ティエント」は、15世紀に生まれたスペイン特有のジャンル。作曲家によってさまざまな工夫が凝らされた曲が書かれており、その違いを楽しむことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-7

    AAM Records

    ヘンデル(1685-1759)
    ブロッケス受難曲 HWV 48 詳細ページ
    [リチャード・エガー(指揮) エンシェント室内管弦楽団・合唱団 他]

    発売日:2020年02月28日

    CD 3枚組 価格:4,650円(税込、送料無料)

    Gramophone Magazine誌 2019年11月 Editor's Choice!ドイツの文筆家バルトルト・ハインリヒ・ブロッケス(1680-1747)。彼が書いたイエスの受難のテキストは18世紀に高い人気を誇り、ヘンデルをはじめ、ラインハルト・カイザーやヨハン・マッテゾン、ゲオルク・フィリップ・テレマンらの作曲家が彼の詩を用いて受難曲を作曲、1719年にはこの4作品が相次いで演奏された記録が残っています。またJ.S.バッハも「ヨハネ受難曲」のいくつかの楽章でブロッケスの詩を用いています。 前述のとおり、ヘンデルも1716年頃にこのブロッケスの詩による受難曲を作曲しており、これは彼の生涯唯一の受難曲であるとともに、イギリス時代のヘンデルとしては珍しくドイツ語で書かれた声楽作品であることでも知られています。ただし、残念なことにドイツとロンドン間での楽譜送付のトラブルのため自筆原稿が失われてしまったこともあり、作曲された経緯などはあまりわかっていません。 2017年から2019年にかけてエンシェント室内管弦楽団(AAM=アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック)はこの作品に取り組み、その集大成となったのが、2019年の聖金曜日にロンドン、バービカン・ホールで開催された“「ブロッケス受難曲」初演300周年記念”の演奏会でした。エリザベス・ワッツ、ロバート・マレー、ティム・ミードを始めとしたバロック作品に定評のある歌手を起用し、リチャード・エガーの指揮による素晴らしい演奏がこのアルバムに収録されています。 演奏の素晴らしさもさることながら、とりわけ話題となったのがこの演奏に使用された、2年間の学術研究による「15の手稿」を取り込んだ新校訂版でした。この手稿は5か国、8つの都市の図書館のコレクションに所蔵されていたものを集め、ヘンデルの研究者であるルース・スミスをはじめ、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、キングスカレッジロンドンの研究者、音楽学者たちの協力を得て、ようやく演奏可能になったものです。これまで「ブロッケス受難曲」の演奏では1965年に出版された版が用いられてきましたが、この50年の間にヘンデルに関する研究が飛躍的に進歩し、ブロッケス受難曲についても次々に新しい原稿の存在が明らかになり、今回の新校訂版を作成するというアイデアが生まれました。もちろん発見された譜面をそのまま演奏するのではなく、既存のものと比較し、どれを採択するのが一番ふさわしいのかを議論しなくてはいけませんでした。優れたオーボエ奏者でもあるレオ・デュアルテは、エンシェント室内管弦楽団の音楽監督リチャード・エガーとともに、数多くの協力者の力を得て、この新校訂版を創り上げました。 アルバムには220ページのブックレット(英語)が付属。全ての曲の歌詞はもちろん、新校訂版が出来上がるまでの過程や、追加曲目の研究結果、ブロッケス受難曲が辿った経緯なと興味深い記事を始め、作品からインスパイアされた現代絵画が掲載されており、現在の「ブロッケス受難曲」における決定的なガイドとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-5

    その生涯における詳細が全く伝えられていないヴェネツィアの作曲家、器楽奏者ダリオ・カステッロ(生年不祥-1630頃)。モンテヴェルディと同じ時代に活躍し、モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ寺院とも関わりがあったと推測され、カステッロが書いた革新的な“ソナタ”は当時強い影響力があったようです。17世紀当時、カステッロの作品はシェークスピアよりも広範囲で出版されていたとも言われています。 現在、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)の音楽監督を務めるリチャード・エガーは、カステッロの生涯研究の主唱者であり、この録音でもオルガン、ハープシコードを演奏しながら全体を指揮、カステッロの最も重要な作品である「現代的なソナタ・コンチェルターテ」第1巻の録音を行っています。全部で29曲残されているカステッロの作品、どれも演奏には高度な技術を要し、各々の独奏楽器の名人芸はもちろんのこと、レチタティーヴォでの自由な楽想も素晴らしく、当時の最先端を行ったであろうこの様式は、タイトルにある「現代的な」という言葉がふさわしいものです。 現在ではあまり耳にすることのない楽器「ヴィオレッタ」とは16世紀から18世紀ごろに使用されていた楽器ですが、ここで用いられているのは、恐らく「バス・ヴィオレッタ・ブラッツォ」でヴァイオリンより1オクターブ下の音域で調弦されます。奏者であるジョセフ・クラウチは「録音の2年前に好奇心のみで購入した楽器だったので、まさか使う機会があるとは本当に嬉しい」と語っています。 また「ドゥルシアン」というのはファゴットの原型で、17世紀イタリアでは「突出した技巧を要する楽器」として知られていました。奏者ベニー・アガッシは「この楽器をこれまで練習してこなかったけれど、今回の録音のために一生懸命練習しました。これは素晴らしい経験でした」と語っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-4

    AAM Records

    J.S.バッハ(1685-1750)
    マタイ受難曲 BWV 244(1727年版) 詳細ページ

    発売日:2015年04月29日

    CD 3枚組 価格:4,352円(税込、送料無料)

    1727年4月11日、ライプツィヒの聖トーマス教会において初演されたバッハ(1685-1750)の最高傑作「マタイ受難曲」。その後何回かの改訂が加えられたため、現在ではいくつかの版が存在するこの大作ですが、リチャード・エガーが今回の演奏で用いたのは、1727年の初演版のスコアでした(自筆譜は現存していない)。一般的には1736年の改訂版で演奏されますが、エガーは「改訂稿などの以降の版からは数々の洞察力と説得力が失われてしまった」と考え、この初稿版を選定したのです。 これ以上ないと思われるほどのソリスト、合唱、そしてアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックの艶やかな響きが織り成す受難の物語は、一見柔らかい表情に見えますが、実は深遠、晦渋であり、クライマックスでは人間の罪深さを鮮やかに抉り出すなど、実に劇的な表現に満ちていることに気がつくのではないでしょうか。全ての人に贈る「マタイ」です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-3

    AAM Records

    J.S.バッハ(1685-1750)
    管弦楽組曲 BWV 1066-69 詳細ページ

    発売日:2014年12月24日

    2CD 価格:3,648円(税込、送料無料)

    J.S.バッハの「管弦楽組曲」はブランデンブルク協奏曲に並ぶ代表作ですが、最近は、この作品を「組曲」ではなく「序曲」と称する場合が増えています。もともとバッハ自身もこの作品を「組曲」とは呼ばず(バッハ自身の中で、組曲というものは別の定義があったため)、「フランス風の序曲から始まる作品」と位置づけていたようです。もともと「フランス風序曲」とはルイ14世の宮廷でバレエやオペラの開始の際に奏でられた音楽の形式で、ゆっくりとした開始部分と、速いフーガ風の部分の対照的な2部分からなる曲であり、これを通常の組曲の冒頭に取りいれたものが「フランス風序曲」と呼ばれ、このバッハの作品もそれに類するため、「序曲」と呼ぶのです。 最近のバロック・オーケストラによる革新的過ぎるバッハも良いですが、やはり「丁寧なバッハ」を聴きたいという人にこそ、このエガーとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックによる「管弦楽組曲」をオススメいたします。とは言え、エガーの演奏ですから普通のバッハではありません。この作品の背景を丹念に洗い出し、フランス風序曲の形式を重んじた上で、通常よりも更に低いフランス・ピッチを採用、落ち着いた雰囲気と名人芸が見事にマッチした名演を繰り広げています。また弦楽器パートは奏者が各一人、フルート、ファゴットも各一人、オーボエ、トランペットが3人、ティンパニとエガーのハープシコードという引き締まった編成によるすっきりとした響きも極めて魅力的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-2

    AAM Records

    J.S.バッハ(1685-1750)
    ヨハネ受難曲(1724年版) 詳細ページ

    ■交響曲/管弦楽曲 ■合唱曲

    発売日:2014年04月23日

    2CD 価格:3,648円(税込、送料無料)

    1973年に設立されたアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)の創立40周年を記念して録音されたこの「ヨハネ受難曲」は、現在望み得る限りの最高のソリストを配し、入念に準備された素晴らしいアルバムです。早めのテンポを設定した文句なしの名演であり、全ての部分に祈りと愛が満ちています。この録音でエガーは1724年の「初稿版」を採用。 ところどころ耳慣れない部分も出てきますが、この粗削りなヴァージョンにふさわしい直接的なインパクトと、劇的な表現力こそが、作品の真の姿を洗い出すためにふさわしいものとなっています(オンラインでは、異稿版に含まれている2つのトラックを聴くことができます)。至高の名曲ゆえ、これまでも多くの演奏が存在していますが、今回のエガー盤は過去の名演ともまた違う独自の祈りの境地へと至った素晴らしいものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-1

    AAM Records

    BIRTH OF THE SYMPHONY(交響曲の誕生)
    ヘンデルからハイドンまで 詳細ページ

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2013年10月30日

    CD 通常価格:2,224円特価!:990円(税込)

    ホグウッドが設立し、その後マンゼ、エガーと音楽監督がかわっても、新古楽演奏をリードする「アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック」の自主レーベル第1弾です。このアルバムのコンセプトは、古典派交響曲が誕生するまでの「シンフォニー」の重要な作品を収録。この時代の音楽は絶えず実験と発展をし続け、新しい音楽を聴衆は求め作曲家らは新音楽を作曲していきました。 ヘンデルの「サウル」は、オペラとオラトリオが重なる頃に作曲されたもので、実にドラマティックなシンフォニア。リヒターが、マンハイムの宮廷に仕える以前のシンフォニーは、バロックから古典派へ移ろうという瞬間の端正にまとめられた美しい作品。明快なロココ風の作風をつぎ込んだマンハイム楽派を代表するシュターミッツ。そして新時代を迎えるにあたってモーツァルトが8才の時に書いた交響曲。ハイドンのシュトゥルム・ウント・ドラング期を代表する交響曲。 エガーは、この時代の典型的なエステルハーツィ宮のオーケストラ編成(3-3-2-1-1)によって、美しさや柔らかさだけでなく透明なテクスチュアを見いだし、音楽的勢いと感興を導いていきます。