AAM Records

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  • 商品番号:NYCX-10460

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第6番&第8番
    3台のピアノのための協奏曲 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(タンジェント・ピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ローレンス・カミングズ(チェンバロ/指揮)/ボヤン・チチッチ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2024年03月15日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。第4集は1776年にザルツブルクで作曲された協奏曲を集めています。 注目は鍵盤楽器の選択。当時のザルツブルクではチェンバロまたはクラヴィコードという言葉が鍵盤楽器全般を指して使われていました。モーツァルトが「チェンバロ」と書いた曲に強弱記号があるのもそうした背景によります。 レヴィンはこれらの作品に取り組むにあたり「チェンバロとフォルテピアノの中間的な存在でクラヴィコード的な性格もある」タンジェント・ピアノ(タンゲンテンフリューゲル)を使用。フォルテピアノに比べると音質は軽くて音量も小さめですが、4/3/2/2/1の弦の編成とうまくマッチして俊敏な音楽を透明なテクスチュアで奏でています。 3台の鍵盤楽器のための協奏曲ではフォルテピアノとチェンバロを加えることで3種の音色が生み出す華麗な効果が生まれ、各パートの音の動きを追いやすくなりました。 今回も64ページのブックレット(英語のみ)に、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、製作スタッフの回想等を掲載し、充実した内容となっています。ジャケットにはこのシリーズ共通で、AAMの創設者ホグウッドが愛好したパウル・クレーの絵が使われています。 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10436

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第7番&第10番 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)/ローレンス・カミングズ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2023年11月10日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。第3集は複数楽器のための協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモーツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。 2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。 ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。120小節が遺されていますが、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。レヴィンはここでも、モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10404

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第5番
    教会ソナタ 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(チェンバロ・オルガン)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2023年06月23日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ロバート・レヴィンとアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック(AAM)によるモーツァルト:鍵盤楽器のための協奏曲全集、再開第2作はピアノ協奏曲第5番のソロを歴史的考証に基づいてオルガンで演奏。レヴィンが「復元」した協奏曲楽章の初録音も含む、注目の内容です。 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。 注目の1曲目は、モーツァルトの父レオポルトがモーツァルトの姉ナンネルの学習用に始めた『ナンネルの音楽帳』に書かれていた曲による「復元」。この曲は協奏曲の第1楽章のスタイルで書かれていますが、オーケストラ・パートがありません。書法に未熟さが見られることからレオポルトの作ではないとされたものの作者は特定されていませんでした。しかし2009年にモーツァルトの作と判定され、オーケストラ・パートを付けて協奏曲として復元する作業をロバート・レヴィンが担当しました。晴朗で快活な5分余りの曲です。 ピアノ協奏曲第5番として知られるK.175は、若きモーツァルトが旅先で好んで演奏したため改訂が重ねられ、最初のバージョンを完全な形で復元することはできません。ロバート・レヴィンは残された資料を基に、初稿にはピアノ曲に当然あるべき強弱記号が全く無く、当時のピアノやチェンバロの音域に照らすと不自然な点があることから、モーツァルトはこの曲をザルツブルク大学の付属教会のオルガンで初演したものと推定。それに近い環境を求めて、モーツァルト在世中の1760年に作られたオルガンで演奏・録音しました。レヴィンの演奏は俊敏で明快、AAMのサウンドと相まって、時にヘンデルのオルガン協奏曲を思わせます。 アルバムにはこのほかに、モーツァルトがヨハン・クリスティアン・バッハのソナタ3曲を鍵盤楽器のための協奏曲に編曲したK.107(ここでのソロ楽器はチェンバロ)と、ザルツブルク時代に完成した教会ソナタの最後の作品K.336(ソロ楽器はオルガン)が収録されています。 64ページのブックレット(英語のみ)は、曲目解説と演奏者のプロフィールに加え、使用楽器の詳細や、AAM楽団員へのインタビュー、録音エンジニアの回想と現場レポート等を掲載し、充実した内容となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10383

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年6月号)★-

    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第21番&第24番 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)リチャード・エガー(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2023年03月31日

    CD国内仕様価格:3,300円(税込、送料無料)

    20年余りの中断を経て、注目の企画が再起動!モーツァルトのピアノ協奏曲には15,000種類もの録音があるそうだ。今さら新しい録音を出す意味があるのかと問う人がいるならば、この1枚については「ある」と断言する。
    ――ジョン・マクマン(アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック総裁) モーツァルトの演奏史に革命を起こしたクリストファー・ホグウッドとアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックが、モーツァルト研究家でピアニストのロバート・レヴィンを迎えて1993年に開始したピアノ協奏曲全集の録音。8枚をリリースして2001年を最後に途絶えていたプロジェクトが再開します。指揮者はホグウッドからリチャード・エガーに代わり、レヴィンの演奏は溌剌とした即興の精神に満ち溢れ、モーツァルトの神髄に迫るサウンドは一層の磨きをかけています。 2024年6月の完結を目指す全5枚の旅路は大注目です。

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  • 商品番号:AAM-11

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    ドゥシーク(1760-1812)
    荘厳ミサ曲 詳細ページ
    [ステファニー・トゥルー(ソプラノ)/ヘレン・チャールストン (メゾ・ソプラノ)/グウィリム・ボウエン(テノール)/モーガン・ピアース(バリトン)/リチャード・エガー(指揮)/エンシェント室内管弦楽団&合唱団]

    発売日:2021年08月27日

    CD価格:2,100円(税込)

    ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク(デュセック)は、ボヘミア出身の作曲家。パリでマリー=アントワネットの寵臣となり、フランス革命期にはベルリンやロンドンへ渡りフォルテピアノのための作品を数多く作曲したことで知られています。 このアルバムには彼の珍しい声楽作品「荘厳ミサ曲」を収録。この作品はイギリスからパリに戻った後の1811年に書かれたものですが、存命中には演奏された記録がなく、恐らくこのリチャード・エガーによる上演が世界初演となります。落ち着いた雰囲気を醸しだす冒頭のキリエに始まり、全体的に明るさを帯びた美しい曲で、どこかモーツァルトを思わせる軽やかさもあります。 100ページのブックレット(英語のみ)には作品についての詳細な洞察と多数の図版が掲載されており、ドゥシークの波乱万丈な生涯を辿ることができます。

  • 商品番号:AAM-12

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    エクルズ(1668-1735)
    歌劇《セメレー》 詳細ページ
    [アンナ・デニス(ソプラノ)/リチャード・ブルクハード(バリトン)/ヘレン・チャールストン(メゾ・ソプラノ) 他/ジュリアン・パーキンス(指揮)/エンシェント室内管弦楽団]

    発売日:2021年02月26日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    英国バロック期の作曲家ジョン・エクルズ(エックレス)。高名な音楽家ソロモン・エクルズの長男として生まれた彼は、幼い頃から音楽に親しみ、1693年にはドルーリー・レーン劇場の作曲家となり、その後もシェイクスピアやドライデンなどの劇音楽の作曲家として高く評価されました。後半生は悠々自適の生活を送り、多くの時間を趣味の釣りに費やしたと伝えられています。 この歌劇《セメレー》は当時人気の台本作家ウィリアム・コングリーヴの台本を用いたもので、ヘンデルも1744年、同じ題材に音楽を付けています。エクルズ作品は20世紀に至るまで演奏されることがありませんでしたが、エンシェント室内管弦楽団はこのような知られざる作品を発掘、演奏することで作品の真価を広めるために尽力しています。 指揮はバーゼル・スコラ・カントルムやロンドン王立音楽アカデミーで学び、鍵盤奏者としても知られるジュリアン・パーキンス。実力派の歌手たちをまとめ、見事な音楽を紡ぎ出しています。作品の成立から台本、学術エッセイなどを網羅した200ページのブックレット(英語)も貴重です。

  • 商品番号:AAM-8

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    ヴァルス(1671頃-1747)
    ミサ・レガリス 詳細ページ
    [キーブル・カレッジ合唱団/アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック 他]

    発売日:2020年06月19日

    CD価格:2,100円(税込)

    スペインは16世紀にはイタリアと豊かな音楽交流を持ち、その恩恵を受けていましたが、17世紀になる頃にはその影響が薄れ、独自の音楽文化を確立していきます。ルネサンス期には多くの作曲家が知られていますが、バロック期の作曲家については、現在もあまり知られていません。 このアルバムでは17世紀後半から18世紀にかけて教会音楽の分野で活躍したフランシスコ・ヴァルスのミサ曲と、同時期の2人の作曲家アラウホとカバニリェスによるオルガン作品を紹介しています。 ヴァルスは、1702年に発表された「ミサ・スカラ・アレティーナ」の斬新な音楽語法がわずかに知られる作曲家。この「ミサ・レガリス」も宗教曲でありながら、当時の君主を称えており、冒頭のキリエから豊かな対位法を駆使した壮麗な音楽が展開されます。間に挟まれたオルガン曲「ティエント」は、15世紀に生まれたスペイン特有のジャンル。作曲家によってさまざまな工夫が凝らされた曲が書かれており、その違いを楽しむことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-7

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    ヘンデル(1685-1759)
    ブロッケス受難曲 HWV 48 詳細ページ
    [リチャード・エガー(指揮) エンシェント室内管弦楽団・合唱団 他]

    発売日:2020年02月28日

    CD 3枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    Gramophone Magazine誌 2019年11月 Editor's Choice!ドイツの文筆家バルトルト・ハインリヒ・ブロッケス(1680-1747)。彼が書いたイエスの受難のテキストは18世紀に高い人気を誇り、ヘンデルをはじめ、ラインハルト・カイザーやヨハン・マッテゾン、ゲオルク・フィリップ・テレマンらの作曲家が彼の詩を用いて受難曲を作曲、1719年にはこの4作品が相次いで演奏された記録が残っています。またJ.S.バッハも「ヨハネ受難曲」のいくつかの楽章でブロッケスの詩を用いています。 前述のとおり、ヘンデルも1716年頃にこのブロッケスの詩による受難曲を作曲しており、これは彼の生涯唯一の受難曲であるとともに、イギリス時代のヘンデルとしては珍しくドイツ語で書かれた声楽作品であることでも知られています。ただし、残念なことにドイツとロンドン間での楽譜送付のトラブルのため自筆原稿が失われてしまったこともあり、作曲された経緯などはあまりわかっていません。 2017年から2019年にかけてエンシェント室内管弦楽団(AAM=アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック)はこの作品に取り組み、その集大成となったのが、2019年の聖金曜日にロンドン、バービカン・ホールで開催された“「ブロッケス受難曲」初演300周年記念”の演奏会でした。エリザベス・ワッツ、ロバート・マレー、ティム・ミードを始めとしたバロック作品に定評のある歌手を起用し、リチャード・エガーの指揮による素晴らしい演奏がこのアルバムに収録されています。 演奏の素晴らしさもさることながら、とりわけ話題となったのがこの演奏に使用された、2年間の学術研究による「15の手稿」を取り込んだ新校訂版でした。この手稿は5か国、8つの都市の図書館のコレクションに所蔵されていたものを集め、ヘンデルの研究者であるルース・スミスをはじめ、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、キングスカレッジロンドンの研究者、音楽学者たちの協力を得て、ようやく演奏可能になったものです。これまで「ブロッケス受難曲」の演奏では1965年に出版された版が用いられてきましたが、この50年の間にヘンデルに関する研究が飛躍的に進歩し、ブロッケス受難曲についても次々に新しい原稿の存在が明らかになり、今回の新校訂版を作成するというアイデアが生まれました。もちろん発見された譜面をそのまま演奏するのではなく、既存のものと比較し、どれを採択するのが一番ふさわしいのかを議論しなくてはいけませんでした。優れたオーボエ奏者でもあるレオ・デュアルテは、エンシェント室内管弦楽団の音楽監督リチャード・エガーとともに、数多くの協力者の力を得て、この新校訂版を創り上げました。 アルバムには220ページのブックレット(英語)が付属。全ての曲の歌詞はもちろん、新校訂版が出来上がるまでの過程や、追加曲目の研究結果、ブロッケス受難曲が辿った経緯なと興味深い記事を始め、作品からインスパイアされた現代絵画が掲載されており、現在の「ブロッケス受難曲」における決定的なガイドとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-5

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    発売日:2016年10月21日

    CD価格:2,100円(税込)

    その生涯における詳細が全く伝えられていないヴェネツィアの作曲家、器楽奏者ダリオ・カステッロ(生年不祥-1630頃)。モンテヴェルディと同じ時代に活躍し、モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ寺院とも関わりがあったと推測され、カステッロが書いた革新的な“ソナタ”は当時強い影響力があったようです。17世紀当時、カステッロの作品はシェークスピアよりも広範囲で出版されていたとも言われています。 現在、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(AAM)の音楽監督を務めるリチャード・エガーは、カステッロの生涯研究の主唱者であり、この録音でもオルガン、ハープシコードを演奏しながら全体を指揮、カステッロの最も重要な作品である「現代的なソナタ・コンチェルターテ」第1巻の録音を行っています。全部で29曲残されているカステッロの作品、どれも演奏には高度な技術を要し、各々の独奏楽器の名人芸はもちろんのこと、レチタティーヴォでの自由な楽想も素晴らしく、当時の最先端を行ったであろうこの様式は、タイトルにある「現代的な」という言葉がふさわしいものです。 現在ではあまり耳にすることのない楽器「ヴィオレッタ」とは16世紀から18世紀ごろに使用されていた楽器ですが、ここで用いられているのは、恐らく「バス・ヴィオレッタ・ブラッツォ」でヴァイオリンより1オクターブ下の音域で調弦されます。奏者であるジョセフ・クラウチは「録音の2年前に好奇心のみで購入した楽器だったので、まさか使う機会があるとは本当に嬉しい」と語っています。 また「ドゥルシアン」というのはファゴットの原型で、17世紀イタリアでは「突出した技巧を要する楽器」として知られていました。奏者ベニー・アガッシは「この楽器をこれまで練習してこなかったけれど、今回の録音のために一生懸命練習しました。これは素晴らしい経験でした」と語っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-4

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    発売日:2015年04月29日

    CD 3枚組価格:4,080円(税込、送料無料)

    1727年4月11日、ライプツィヒの聖トーマス教会において初演されたバッハ(1685-1750)の最高傑作「マタイ受難曲」。その後何回かの改訂が加えられたため、現在ではいくつかの版が存在するこの大作ですが、リチャード・エガーが今回の演奏で用いたのは、1727年の初演版のスコアでした(自筆譜は現存していない)。一般的には1736年の改訂版で演奏されますが、エガーは「改訂稿などの以降の版からは数々の洞察力と説得力が失われてしまった」と考え、この初稿版を選定したのです。 これ以上ないと思われるほどのソリスト、合唱、そしてアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックの艶やかな響きが織り成す受難の物語は、一見柔らかい表情に見えますが、実は深遠、晦渋であり、クライマックスでは人間の罪深さを鮮やかに抉り出すなど、実に劇的な表現に満ちていることに気がつくのではないでしょうか。全ての人に贈る「マタイ」です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-3

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    発売日:2014年12月24日

    2CD価格:3,420円(税込、送料無料)

    J.S.バッハの「管弦楽組曲」はブランデンブルク協奏曲に並ぶ代表作ですが、最近は、この作品を「組曲」ではなく「序曲」と称する場合が増えています。もともとバッハ自身もこの作品を「組曲」とは呼ばず(バッハ自身の中で、組曲というものは別の定義があったため)、「フランス風の序曲から始まる作品」と位置づけていたようです。もともと「フランス風序曲」とはルイ14世の宮廷でバレエやオペラの開始の際に奏でられた音楽の形式で、ゆっくりとした開始部分と、速いフーガ風の部分の対照的な2部分からなる曲であり、これを通常の組曲の冒頭に取りいれたものが「フランス風序曲」と呼ばれ、このバッハの作品もそれに類するため、「序曲」と呼ぶのです。 最近のバロック・オーケストラによる革新的過ぎるバッハも良いですが、やはり「丁寧なバッハ」を聴きたいという人にこそ、このエガーとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックによる「管弦楽組曲」をオススメいたします。とは言え、エガーの演奏ですから普通のバッハではありません。この作品の背景を丹念に洗い出し、フランス風序曲の形式を重んじた上で、通常よりも更に低いフランス・ピッチを採用、落ち着いた雰囲気と名人芸が見事にマッチした名演を繰り広げています。また弦楽器パートは奏者が各一人、フルート、ファゴットも各一人、オーボエ、トランペットが3人、ティンパニとエガーのハープシコードという引き締まった編成によるすっきりとした響きも極めて魅力的です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-2

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    ■交響曲/管弦楽曲 ■合唱曲

    発売日:2014年04月23日

    2CD価格:3,420円(税込、送料無料)

    1973年に設立されたアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック(エンシェント室内管弦楽団)の創立40周年を記念して録音されたこの「ヨハネ受難曲」は、現在望み得る限りの最高のソリストを配し、入念に準備された素晴らしいアルバムです。早めのテンポを設定した文句なしの名演であり、全ての部分に祈りと愛が満ちています。この録音でエガーは1724年の「初稿版」を採用。 ところどころ耳慣れない部分も出てきますが、この粗削りなヴァージョンにふさわしい直接的なインパクトと、劇的な表現力こそが、作品の真の姿を洗い出すためにふさわしいものとなっています(オンラインでは、異稿版に含まれている2つのトラックを聴くことができます)。至高の名曲ゆえ、これまでも多くの演奏が存在していますが、今回のエガー盤は過去の名演ともまた違う独自の祈りの境地へと至った素晴らしいものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AAM-1

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    発売日:2013年10月30日

    CD価格:2,085円(税込)

    ホグウッドが設立し、その後マンゼ、エガーと音楽監督がかわっても、新古楽演奏をリードする「アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック」の自主レーベル第1弾です。このアルバムのコンセプトは、古典派交響曲が誕生するまでの「シンフォニー」の重要な作品を収録。この時代の音楽は絶えず実験と発展をし続け、新しい音楽を聴衆は求め作曲家らは新音楽を作曲していきました。 ヘンデルの「サウル」は、オペラとオラトリオが重なる頃に作曲されたもので、実にドラマティックなシンフォニア。リヒターが、マンハイムの宮廷に仕える以前のシンフォニーは、バロックから古典派へ移ろうという瞬間の端正にまとめられた美しい作品。明快なロココ風の作風をつぎ込んだマンハイム楽派を代表するシュターミッツ。そして新時代を迎えるにあたってモーツァルトが8才の時に書いた交響曲。ハイドンのシュトゥルム・ウント・ドラング期を代表する交響曲。 エガーは、この時代の典型的なエステルハーツィ宮のオーケストラ編成(3-3-2-1-1)によって、美しさや柔らかさだけでなく透明なテクスチュアを見いだし、音楽的勢いと感興を導いていきます。