Incises Records

【アンシーズ・レコード】 Alphaレーベル、Zig-Zagレーベルなどに携わってきたStéphanie FlamentとZig-Zagレーベルのアーティスティック・ディレクターFranck Jaffrèsによって設立されたレーベル。レーベル名はピエール・ブーレーズの作品「Sur Incises(シュル・アンシーズ)」から取られている。古楽の録音を中心にリリースしている

  • 商品番号:INC004

    詳細ページを見る

    〈発売中〉在庫あり

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2021年02月26日

    CD 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    「横笛」の祖ド・ラ・バルの真相に迫る、リコーダーとトラヴェルソでの画期的新録音バロック期にはイタリア音楽と並ぶ影響力を誇ったフランス音楽。その象徴ともいうべき横笛型のフルートは17世紀末からフランス宮廷音楽に登場しますが、その最初の名手のひとりがミシェル・ド・ラ・バルでした。オトテールやフィリドールよりも早くこの楽器のための楽譜を出版したのも彼ですが、当時は「フルート」と書いてあるだけでは横笛か縦笛(リコーダー)か判断ができなかったこともあり、その作品集は「横の笛」と明記されている場合まで含め、より古くからあったリコーダーで演奏されていたケースも珍しくはなかったはず……との観点から、当時のフルート(フラウト・トラヴェルソ)とリコーダーをどちらも使いド・ラ・バル作品を重点的に演奏したのがこのアルバム。 この作曲家が単体のアルバムで扱われた例はきわめて少なく、実に数十年ぶりの快挙であるとともに、楽器選択から調律にいたるまで最新の音楽学の知見が反映されていることもあり、画期的な2枚組ということができます。しかも演奏陣はレ・ザール・フロリサンやレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなどの名録音にも多数参加してきたトラヴェルソ奏者ヴァレリー・バルサと、同様にフランス古楽復興の流れのなか数々のアンサンブルで多忙な活躍をみせてきたエマニュエル・バルサを中心とする、フランスの積年の実力者たち。舞曲の数々には標題が添えられているものも多く、クープランの鍵盤作品と同じくフランス語文化を知っていればこその機微をとらえた演奏で聴けるのは貴重。 Zig-Zag Territoiresレーベルで多くの古楽器アルバムを収録してきた録音技師、フランク・ジャフレスの仕事ぶりもみごとな充実のフランス古楽新譜です。