Incises Records

【アンシーズ・レコード】 Alphaレーベル、Zig-Zagレーベルなどに携わってきたStéphanie FlamentとZig-Zagレーベルのアーティスティック・ディレクターFranck Jaffrèsによって設立されたレーベル。レーベル名はピエール・ブーレーズの作品「Sur Incises(シュル・アンシーズ)」から取られている。古楽の録音を中心にリリースしている

  • 商品番号:INC007

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    Impression Stream
    インプレッション・ストリーム
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    [Stéphane Guillaume ステファン・ギョーム]

    発売日:2024年11月01日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスのサクソフォン&フルート・プレイヤー、ステファン・ギョームがチェロやバスーンを編成に加え、室内楽の領域との融合を試みたアルバム。

  • 商品番号:INC006

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    室内楽編成による鍵盤楽曲・独奏曲集 詳細ページ
    [ディソナンティ]

    BACH, J.S.: Allein Gott in der Höh'sei Ehr' (arr. S. Marq) / Fantasia and Fugue, BWV 904 (arr. A. Torunczyk) (D!ssonanti)

    発売日:2024年06月07日 NMLアルバム番号:INC006

    CD価格:2,775円(税込)

    経験豊かな古楽器ソリスト続々!
    ポリフォニーの綾を明瞭に聴かせる音色の違い
    複数のメロディを同時進行させる多声書法に秀でていたバッハが、自身も巧みに弾いたチェンバロやオルガンのために書いた作品を中心に、曲を組み上げている声部毎に異なる楽器を割り当てる室内楽編成に移し替え、各曲の構造的魅力をわかりやすく味わわせてくれるアルバム。 演奏はカフェ・ツィマーマンやリチェルカール・コンソートなどの名盤群でも活躍してきた経験豊かなソリストたち。それぞれ複数の管楽器とヴァイオリンが通奏低音上で合奏する編成で臨んでおり、原曲の中声部をソプラノ音域に移し、トリオ・ソナタや四重奏ソナタのように各パートの音色対比を活かした解釈にしたり、バッハがオルガン独奏向けにアレンジしたルター派賛美歌(コラール)では元歌に該当するパートを歌手に歌わせるなど、過度の原曲尊重に陥ることなく18世紀音楽の流儀をよく踏まえたアプローチになっているのが頼もしい限りです。 各声部の動きが明瞭になるのはもちろん、冒頭トラックのように鍵盤向けの原曲に潜んでいたオペラ序曲風の音作りを浮き彫りにするなど、原作で前提になっていた楽器の制約を離れたからこそ可能になる解釈も続々。原曲ではヴァイオリン一つで何重ものポリフォニーを響かせる無伴奏シャコンヌさえ、この編成に移して全く過剰ではない豊かな音楽として再現され、改めてバッハ世界の深さも実感できることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:INC005

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    ルネサンス・フルート合奏による旅の歌 詳細ページ [マルク・モイヨン、レ・ジュユー・ド・トラヴェルス]

    TRAVELING SONGS (Mauillon, Rivet, Les Joueurs de Traverse)

    発売日:2024年05月10日 NMLアルバム番号:INC005

    CD価格:2,775円(税込)

    昔日の貴人たちの日々を彩った横笛の響き、その素顔に迫る充実企画キーシステムに頼らない簡素な構造で、自然素材の持ち味が映える独特の音色が魅力の古楽器、ルネサンス・フルート。15~16世紀に広く知識人たちの間で愛され、大小の楽器による合奏(コンソート)も好まれたことが知られています。 まとまった録音は今なお珍しいところ、自ら古楽器の再現製作も手掛けるセバスティアン・ヴィロワンらのスペシャリストが集うレ・ジュユー・ド・トラヴェルスによる充実プログラムのアルバムが登場。当時の主たるレパートリーだった声楽曲編曲はもちろん、仏独英蘭さまざまな地域にわたり15~17世紀初頭の広範な演目をルネサンス・フルートのコンソートならではの響きで味わるのは実に貴重。フランス語圏のモデルと南ドイツまたは北イタリアのモデル、2種の歴史的楽器を参考にした精巧な再現楽器2セットを使い分け、美しく掠れた音色の重なりがもたらす玄妙な響きの味わいをたっぷり楽しませてくれます。 harmonia mundi franceやArcana、Zig-Zag Territoiresなどの古楽器を使った録音で抜群の仕事ぶりを見せてきたアルバン・モローの的確なエンジニアリングも頼もしく、レパートリーや使用楽器について詳述したライナーノート(仏語、英語)も充実しています。 精妙な演奏解釈で、知られざる昔日の音響体験を十全にお楽しみください。

  • 商品番号:INC004

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    発売日:2021年02月26日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    「横笛」の祖ド・ラ・バルの真相に迫る、リコーダーとトラヴェルソでの画期的新録音バロック期にはイタリア音楽と並ぶ影響力を誇ったフランス音楽。その象徴ともいうべき横笛型のフルートは17世紀末からフランス宮廷音楽に登場しますが、その最初の名手のひとりがミシェル・ド・ラ・バルでした。オトテールやフィリドールよりも早くこの楽器のための楽譜を出版したのも彼ですが、当時は「フルート」と書いてあるだけでは横笛か縦笛(リコーダー)か判断ができなかったこともあり、その作品集は「横の笛」と明記されている場合まで含め、より古くからあったリコーダーで演奏されていたケースも珍しくはなかったはず……との観点から、当時のフルート(フラウト・トラヴェルソ)とリコーダーをどちらも使いド・ラ・バル作品を重点的に演奏したのがこのアルバム。 この作曲家が単体のアルバムで扱われた例はきわめて少なく、実に数十年ぶりの快挙であるとともに、楽器選択から調律にいたるまで最新の音楽学の知見が反映されていることもあり、画期的な2枚組ということができます。しかも演奏陣はレ・ザール・フロリサンやレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなどの名録音にも多数参加してきたトラヴェルソ奏者ヴァレリー・バルサと、同様にフランス古楽復興の流れのなか数々のアンサンブルで多忙な活躍をみせてきたエマニュエル・バルサを中心とする、フランスの積年の実力者たち。舞曲の数々には標題が添えられているものも多く、クープランの鍵盤作品と同じくフランス語文化を知っていればこその機微をとらえた演奏で聴けるのは貴重。 Zig-Zag Territoiresレーベルで多くの古楽器アルバムを収録してきた録音技師、フランク・ジャフレスの仕事ぶりもみごとな充実のフランス古楽新譜です。