Bru Zane

イタリアのヴェネツィアにありフランス音楽史の再発見を目指すパラツェット・ブリュ・ザーネと、マドリッドに拠点をおくセメル・プロジェクストス・ムジカレスは、2012年から共同でエディシオネス・シングラレス(EDICIONES SINGULARES)の名称でCDのリリースを行なってきましたが、この度、レーベル名をブリュ・ザーネ(BRU ZANE)に改名しました。フランス・ロマン派音楽文化財団の一部であるパラツェット・ブリュ・ザーネは、19世紀前後のフランス音楽史を再発見することに力をいれています。なかでも、フランス語と英語で作成されたCDブックは、コンサート会場やスタジオでの収録の様子から作品の解説、初演の状況までを多くの文献と豊富なビジュアルで解き明かし、楽しませてくれます。《フランス・ロマン派のオペラ》、《フランス・ロマン派の作曲家》、《「ローマ賞」受賞作曲家》の3つのシリーズがリリースされていきます。

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    マスネ(1842-1912)
    《ウェルテル》 (バリトン主役版) 詳細ページ
    [ジェルジ・ヴァシュヘージ、ハンガリー国立フィル、タシス・クリストヤニス、ヴェロニク・ジャンス、エレーヌ・カルパンティエ ほか]

    発売日:2024年05月24日

    CD 2枚組+BooK価格:5,550円(税込、送料無料)

    奥深い人間味が滲むバリトン版ウェルテル。
    仏歌劇界の名歌手たちと才人指揮者の名演!
    1892年2月にウィーンでドイツ語台本によって初演され、同年末にジュネーヴで仏語版初演を迎え、フランス近代歌劇史に不滅の地位を築いたマスネの傑作《ウェルテル》。評判はすぐ欧米諸国へ及び、ドビュッシーの歌劇《ペレアスとメリザンド》が初演を迎えた1902年には、作曲家の拠点パリから遠く離れたサンクトペテルブルクでも上演されています。 この時主役を歌ったのは「イタリアの栄光」の綽名で知られた名歌手マッティア・バッティスティーニ。しかし彼の声域はバリトンで、マスネはこの時バッティスティーニに合わせ、本来テノール向けのタイトルロールをバリトンに移し替えた特別版を作成しました。 その後ウェルテルを当たり役に持つテノールの名歌手たちが続々登場したためバリトン版は歴史に埋もれてゆきましたが、20世紀末にトーマス・ハンプソンなど何人かがこの稀少なヴァージョンを取り上げ、恋に悩む若者の思いを細やかに綴った19世紀音楽ならではのドラマが際立つその魅力に光を当てています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10466

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    サン=サーンス(1835-1921)
    歌劇《デジャニール》(全曲) 詳細ページ
    [山田和樹、モンテカルロ・フィル、ケイト・アルドリッチ、ジュリアン・ドラン、アナイス・コンスタン ほか]

    SAINT-SAËNS, C.: Déjanire [Opera] (Aldrich, Dran, Constans, Monte Carlo Opera Choir, Monte-Carlo Philharmonic, Kazuki Yamada)

    発売日:2024年04月12日 NMLアルバム番号:BZ1055

    CD 2枚組+Book国内仕様 日本語解説・歌詞全訳付き価格:7,260円(税込、送料無料)

    山田和樹の快挙!
    サン=サーンス最後のオペラ《デジャニール》世界初録音
    1898年、ルイ・ガレによる悲劇のための劇付随音楽としてベジエの野外競技場で初演された『デジャニール』でしたが、サン=サーンスはこれを音楽的に発展させ歌劇として再構成することを計画。劇音楽初演の年にガレが亡くなったことを受けて台本はサン=サーンス自らが手を入れ、1911年、歌劇《デジャニール》はモンテカルロで初演されました。 物語はギリシャ神話のヘラクレスの最期を題材としたもので、古代ギリシャのトラキスが舞台。トラキス地方の町オエカリアを征服したエルキュール(ヘラクレス)は、王の娘イオール(イオレ)を我が物にしようとするものの、妻のデジャニール(デーイアネイラ)の激しい拒否にあい、さらに友人のフィロクテート(ピロクテーテス)に裏切られイオールを奪われてしまいます。デジャニールはエルキュールが殺めたケンタウロスであるネッシュ(ネッソス)の血の付いた上着をエルキュールに着せると、その魔法の力で彼の心を変えられると信じて計画を練りますが…。 サン=サーンスが残した最後のオペラであるこの作品は、コーラングレ、バス・クラリネット、ソプラノ・サクソフォン、コントラファゴット、バス・トランペット、ハープ2台などを含む3管編成の管弦楽のほか舞台裏にブラスバンドを置くという大規模な編成で書かれており、スペクタクルな響きや美しいメロディ・ラインなどサン=サーンスらしい場面に溢れるほか、丁々発止のやり取りに添えられた鬼気迫る音楽などはワーグナーを思わせるところもあり、これまでほとんど顧みられなかったことが不思議なほどの充実ぶり。初演の地モンテカルロで山田和樹が持ち前の牽引力を発揮し、作品の魅力を十二分に引き出す素晴らしい演奏を披露しています。 原盤ブックレットは写真資料も豊富な145ページに及ぶもの(仏・英語)。国内仕様盤にはオペラ研究家岸純信氏による解説と、山下賢司氏による貴重な歌詞全訳が付属します。

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  • 商品番号:BZ1054

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    ベルタン(1805-1877)
    歌劇《ファウスト》 (全曲) 詳細ページ
    [カリーヌ・デエ、カリーナ・ゴーヴァン、アンテ・イェルクニツァ ほか クリストフ・ルセ、レ・タラン・リリク、フランダース放送合唱団]

    BERTIN, L.: Fausto [Opera] (Deshayes, Gauvin, Jerkunica, Darmanin, Axentii, De Damas, Flemish Radio Choir, Les Talens Lyriques, Rousset)

    発売日:2024年01月26日 NMLアルバム番号:BZ1054

    CD+BK 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ポスト=ロッシーニ世代の知られざる傑作、
    ルセ指揮の古楽器楽団と錚々たる歌手陣で!
    ベルリオーズの『幻想交響曲』がパリ音楽院で初演された数か月後の1831年3月、同じパリのファヴァール劇場(通称イタリア座)で、若き女性作曲家がゲーテの『ファウスト』を原作とした新しいイタリア語オペラを披露しました。 作曲者ルイーズ・ベルタンは同門のベルリオーズと同世代で、前年の革命でブルボン家を斥け誕生した七月王政に絶大な影響力を誇りV.ユゴーや作曲家グノーらとも親しかった文筆家ルイ=フランソワ・ベルタンの娘。ポリオの影響により移動が不自由だった彼女は、父の手配とピアニストだった母の手引きで申し分ない音楽教育を受け、早くからその才能で周囲を驚かせました。 名歌手マリブランのため1826年に書かれた『ファウストの最後の場面』を下敷きとし、イタリア語台本に作曲した《ファウスト》は4幕それぞれが「誘惑」「幸福」「罪」「罰」と題され、広く知られた不吉な物語展開の末ファウストが地獄に落ち、マルガリータ(グレートヒェン)が天国に迎えられる結末までが起伏に富んだ音楽で描かれており、驚くほど新鮮で耳を惹きつけてやみません。 デエ、ゴーヴァンら経験豊かな名歌手が多く参加しているうえ、ルセ指揮によるコントラスト鮮やかで彫琢の深い古楽器演奏は実に素晴らしいもの。そして劇的展開を精緻に盛り上げる管弦楽法は当時の流行を踏まえたメロディセンスを堅固に支えており、ロッシーニやドニゼッティの亜流には全く終わらないユニークな作風は、聴き深めるに足る魅力に満ちたもの。 ゲーテの『ファウスト』音楽化の歴史を踏まえつつ、女性作曲家ゆえの当時の困難にも言及しながら作品と背景について詳述した解説(仏・英語)は今回も読みごたえ充分。図版も多数掲載されています。

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    星々に
    フランスの交響詩集 詳細ページ
    [ニコライ・シェプス=ズナイダー、リヨン国立管弦楽団]

    Aux étoiles - BRUNEAU, A. / SAINT-SAËNS, C. / DUPARC, H. / HOLMÈS, A. / DUKAS, P. (Lyon National Orchestra, Znaider)

    発売日:2023年10月20日 NMLアルバム番号:BZ2007

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    貴重! フランスの知られざる交響詩を一挙に収める好企画1900年前後に主にフランスで活躍した作曲家によって作られた交響詩、あるいはそれに準ずる作品を集めたアルバム。収録曲のうちよく知られるのは「魔法使いの弟子」「スペイン」「死の舞踏」、そしてせいぜい「呪われた狩人」といったところで、ほかはあまり聞かない作品から、作曲家の名前すらほぼ知られていないものまでをCD2枚組のヴォリュームで収めているという、フランス音楽とオーケストラ作品のファンにとっては堪らない内容となっています。 演奏は、デンマーク出身の指揮者・ヴァイオリニストのニコライ・シェプス=ズナイダーと、彼が音楽監督を務めるリヨン国立管弦楽団。深い陰影とダイナミックな解放感、伸びやかで色彩感豊かな表現をもって、それぞれの作品に寄り添った演奏でその魅力を十二分に引き出しています。 作曲家と作品に迫る100ページに及ぶカラー・ブックレット(英・仏・独語)が付属。国内仕様盤には中西充弥氏による日本語解説付。

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    マスネ(1842-1912)
    歌劇《アリアーヌ》全曲 詳細ページ
    [アミーナ・エドリス、ケイト・オールドリッチ、ジャン=フランソワ・ボラス、ローラン・カンペローネ、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団]

    MASSENET, J.: Ariane [Opera] (Edris, Aldrich, Borras, Bou, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Campellone)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:BZ1053

    3CD+BK 3枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    初演の大成功にもかかわらず忘れられていたマスネ後期の傑作、初の全曲録音!《エロディアード》(1881)、《マノン》(1884)、《ウェルテル》(1892)など数々の成功作によりフランス近代歌劇の世界で不滅の名を築いたマスネが1906年に初演、大成功を収めながらも再演の機会に恵まれず忘れられていった大作《アリアーヌ》。理想的な演奏陣による初の全曲録音登場です。 迷宮の怪物ミノタウロスを退治した英雄テゼー(テーセウス)と心を通じ合ったはずの王女アリアーヌ(アリアドネ)が、テゼーの故郷アテネに向かう途中、ナクソス島に置き去りにされるまでの物語。アリアーヌは冥府に下り、王妃ペルセフォーヌに妹のフェードル(パイドラ)を返してくれるよう懇願しますが、そのフェードルがテゼーと恋仲になり、姉を残して二人は去ってしまうのでした。長大なストーリーが、豊かな管弦楽と圧倒的な旋律美の交錯のなか緻密な音楽を通じて描き出されています。 近代の稀少オペラ蘇演に確かな実績を持つカンペローネは、演奏機会の少ない作品でも抜群のパフォーマンスを聴かせるミュンヘン放送の楽団と共に充実した解釈を聴かせ、ミンコフスキのマイアベーア《悪魔のロベール》でも主人公アリス役で際立った存在感を見せたアミーナ・エドリスによる表題役を筆頭に、歌手たちの歌唱も実に見事。初演前からフォーレが絶賛していたという作品の魅力を存分に味わえる演奏の確かさと相俟って、今後の再評価が大いに期待されるところです。 Bru Zaneレーベルの常通り、ライナーノート(仏・英語)も図版満載の充実した内容となっています。

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    フランク(1822-1890)
    歌劇《フルダ》 詳細ページ
    [ジェニファー・ホロウェイ、ヴェロニク・ジャンス、ユディト・ファン・ヴァンロイ ほか ゲルゲイ・マダラシュ、ナミュール室内合唱団、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団]

    FRANCK, C.: Hulda [Opera] (Holloway, Gens, Lécroart, Namur Chamber Choir, Liège Royal Philharmonic, Madaras)

    発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:BZ1052

    3CD+BOOK 3枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    フランス近代屈指の巨匠による幻のオペラ、出身国ベルギーで満を持しての全曲録音!オランダ領時代のベルギーで生まれ、後年フランスに渡り同国のユニークな近代音楽の発展に大きな足跡を残したセザール・フランク。その代表作であるヴァイオリン・ソナタや交響曲とほぼ同時期、1885年に完成した大作オペラ《フルダ》の全曲録音が、満を持してフランス語圏ベルギーを代表するオーケストラと合唱団によって完遂されました。 同作は南西ドイツ放送の肝いりで2021年にもNAXOSから全曲盤が出ています(8.660480)が、フランス語圏、それも作曲家の故郷ベルギーにおいて、19世紀音楽の復権に意欲を注ぐロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)の全面協力のもと、Bru Zaneレーベルならではの充実記事満載のブックレット(160ページ/仏語、英語)を添えた最新録音が登場する意義は計り知れません。 フランスでも注目度が増しつつあったワーグナーの楽劇を横目に、中世ノルウェーの氏族間に起こった愛憎物語を全4幕で描き上げたこの大作、作曲家の生前には上演の機会を得られず、その歿後4年が過ぎた1894年にモンテカルロで初演された後も殆ど顧みられませんでした。 (以下、曲目・内容欄に記載)

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    スポンティーニ(1774-1851)
    抒情悲劇《ヴェスタの巫女》 詳細ページ
    [クリストフ・ルセ、レ・タラン・リリク、フランダース放送合唱団、マリナ・レベカ、スタニスラス・ド・バルベラック、タシス・クリストヤニス ほか]

    SPONTINI, G.: Vestale (La) [Opera] (Flemish Radio Choir, Les Talens Lyriques, Rousset)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:BZ1051

    CD+BOOK 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    スポンティーニの出世作、ルセによる充実古楽器演奏で登場!フランスの古楽復興を牽引し、18世紀に人気を誇りながら歴史に埋もれていたイタリアやフランスの傑作を数多く発掘・紹介して話題を呼んできたクリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。近年ではサリエリがパリで発表した三つのフランス語オペラの録音で毎回話題を呼んだほか、グノー生誕200周年の2018年には《ファウスト》初演時の版を古楽器初録音(BZ1037)、ロマン派時代の音楽にも高い適性のあることを印象づけました。 その彼らが今回、西洋歌劇史を辿れば避けては通れない19世紀初頭の重要作と正面から向き合います。作曲家はベートーヴェンと同世代のイタリア人作曲家ガスパレ・スポンティーニ。かの楽聖がウィーンで《フィデリオ》の原型となる《レオノーレ》の作曲と改作に腐心していた頃、フランス皇帝ナポレオンの妃ジョゼフィーヌの後押しを受けパリで世界初演された《ヴェスタの巫女》は大いなる熱狂をもって迎えられ、後にフランスとプロイセンをまたにかけ圧倒的名声を誇ることになるスポンティーニの出世作となった作品。 古代ローマを舞台に、絶やしてはならないとされてきた神殿の炎の鎮火をめぐる大事件を、革命期ならではのスリリングな音楽展開で描いた傑作ですが、この演奏はそのダイナミックな音作りもさることながら、独唱の細やかな節回しに適切に寄り添う古楽器オーケストラの音色も実に美しく、作品本来の魅力の諸相に迫った名演に仕上がっています。 バルベラック、クリストヤニス、ヴィチャクらフランス歌劇界の錚々たる男声歌手たちと共に、ラトヴィア出身の注目歌手マリナ・レベカが鮮やかな歌唱を聴かせ、ナチュラル・トランペットのマドゥーフやトロンボーンのクレア・マッキンタイアら大物ソリストから、クラリネット磯部礼奈のような新世代の俊才まで幅広い層が加わるレ・タラン・リリクの濃淡豊かな演奏の頼もしさも格別。 革命期のオペラの魅力を十全に堪能できる演奏内容に加え、Bru Zaneレーベルならではの150ページに及ぶ仏英語による充実解説も嬉しいところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ2006

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    発売日:2023年03月17日 NMLアルバム番号:BZ2006

    CD 8枚組価格:6,300円(税込、送料無料)

    精鋭の演奏陣で真価に迫る、不当に見過ごされてきた天才女性作曲家たち近年まで……いや今でも圧倒的に男性優位が続いているのが、クラシック音楽における「過去の作曲家の再評価」。脚光を浴びる機会を不当にも奪われ続けてきた女性作曲家たちの中に、どれほど豊かに音楽的な貢献を果たしてきた天才たちがいたか、ヨーロッパでは21世紀に入ってから急速に見直しが進んでいます。 19世紀音楽の真相探求と再評価に意欲的に取り組んできたロマン派フランス音楽センター(パラツェット・ブリュ・ザーネ)は今回、CD8枚にも及ぶ充実した音源(全て2019年以降の新録音!)を通じ、ベルリオーズやサン=サーンス、ドビュッシーといった有名作曲家たちの活躍した19世紀から20世紀初頭にかけてのフランスに焦点を当て、そこで活躍した重要な女性作曲家たち21人を特集。交響曲や交響詩、カンタータといった大規模編成の作品から室内楽、歌曲やピアノ曲に至るまで、さまざまな規模の名品を通じてその偉業の真相に迫ります。 ピリオド楽器楽団レ・シエクルを率いるフランソワ=グザヴィエ・ロト、気鋭のベルギー人指揮者ダヴィド・レラン、フランス歌曲の新たなスタンダードを打ち出しつつあるシリル・デュボワやヤン・ブーロンなど、フランスとイタリアなどの演奏陣による妥協ない解釈は、先入観抜きに作品そのものと対峙しても十分観賞の価値ある充実名演の連続! 19世紀初頭に活躍した鍵盤音楽家モンジュローに始まり、近年再評価めざましい初期ロマン派のファランク、ヴィアルドやジャエルら19世紀半ばの才人、メル・ボニやシャミナードら世紀転換期の多作な偉人に加え、新録音が驚くほど少ないオーギュスタ・オルメスや仏語版Wikipedia・IMSLPの解説すらない幾人かの稀少作曲家の作品など、このレーベルならではの新鮮な出会いにも事欠きません。 貴重な図版を多く含むブックレット(仏英独語)には各作曲家の適切な紹介も含まれ、資料的価値も計り知れないセットとなっています。 (ブックレットに歌詞の掲載はございません。)

  • 商品番号:NYCX-10371

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年4月号)★-

    『パリの夜』
    ミュージック・ホールとオペラからの舞曲集 詳細ページ
    [フランソワ=グザヴィエ・ロト、レ・シエクル]

    発売日:2023年01月27日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    心躍る! ロトが紐解くフランス19世紀フランスの知られざる舞曲集ロト率いるレ・シエクルによる、フランスのベル・エポック期周辺の舞曲を集めたアルバムが登場。『コッペリア』などのバレエ作品、《ファウスト》などオペラからのバレエ音楽、「フォリー・ベルジェール」に代表されるミュージック・ホールの音楽といった作品を収めています。有名な『スケートをする人々』や、いわゆる《天国と地獄》のカン・カンで盛り上がるストロースのカドリーユなどのほか、華やかながらほとんど知られていない作品を発見する喜びもあり、聴きどころ満載のアルバムとなっています。 60ページを超えるカラー・ブックレット(英・仏・独語)付き。

  • 商品番号:BZ1050

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    ケルビーニ(1760-1842)
    歌劇《アバンセラージュ族、またはグラナダの軍旗》(全曲) 詳細ページ
    [アナイス・コンスタンス、エドガラス・モントヴィダス、トマ・ドリエ、アルタヴァズド・サルグシアン ほか オルフェオ・オーケストラ、ジェルジ・ヴァシュヘジ]

    CHERUBINI, L.: Abencérages (Les) [Opera] (Constans, Montvidas, Dolié, Purcell Choir, Orfeo Orchestra, Vashegyi)

    発売日:2022年11月11日 NMLアルバム番号:BZ1050

    CD+BOOK 3枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ベートーヴェンの時代最大の歌劇作曲家による隠れ名作。
    古楽器による初の全曲録音で!
    フランス歌劇史上、ラモーとベルリオーズの間の革命期における最も重要な作曲家の一人で、創設間もないパリ音楽院の学長として圧倒的権威を誇ったフィレンツェ生まれの大家ケルビーニ。20世紀に入りマリア・カラスがイタリア語版を得意演目とした《メデ(メデア)》(1797)や、スリリングな救出オペラの傑作《二日間、または水運び人》(1800)をはじめ、20世紀以来たびたび注目されながらも決定的な再評価にはあと一歩という状況が続いてきましたが、その流れに転機をもたらしうる古楽器録音が登場! 1813年4月、ロシア遠征失敗の痛手も記憶に新しい皇帝ナポレオン臨席のもとに初演された《アバンセラージュ族》は、直後の王政復古により定番演目の座を失ったものの、ケルビーニが一人で仕上げた最後から2番目の作品であり(最後の作は20年後の《アリ=ババ》)初演時に圧倒的な高評価を得た傑作。20世紀にも蘇演され録音も複数あるものの、古楽器による全曲録音は今回が初。ラモーその他の18世紀フランス・オペラに通じたヴァシュヘジのもと、オルフェオ・オーケストラによるエッジの効いた演奏で聴けるのは嬉しい限りです。 イスラム統治時代末期のスペインの古都グラナダを舞台に、敵対する部族の計略で追放されそうになるアバンセラージュ族の若者アルマンゾールとノライム姫の恋路を、吟遊詩人に扮したキリスト教徒の戦士が救うスリリングな展開。レチタティーヴォに全編オーケストラを用い、パリ時代の経験の集成とも言える充実した音楽作りでケルビーニが編み上げた濃密な音楽を、コンスタンス&モントヴィダスという今をときめく名歌手二人を主役に、ロマン派音楽の予感をはらんだダイナミックな演奏で堪能できます。 ベートーヴェンも大いに刺激を受けた歌劇作曲家の真価に迫った名演。Bru Zaneレーベルならではの豪華ブックレット(仏語・英語)も常通りの頼もしさです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1049

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    マイアベーア(1791-1864)
    《悪魔のロベール》 詳細ページ
    [マルク・ミンコフスキ、ボルドー=アキテーヌ国立管弦楽団 ジョン・オズボーン、ニコラ・クルジャル、アミーナ・エドリス、エリン・モーリー ほか]

    MEYERBEER, G.: Robert le diable [Opera] (Edris, E. Morley, Osborn, Choeur de l'Opéra National de Bordeaux, Minkowski)

    発売日:2022年09月23日 NMLアルバム番号:BZ1049

    3CD+Book 3枚組価格:4,950円(税込、送料無料)

    ミンコフスキ&ボルドー国立歌劇場による待望の録音!
    フランス・オペラ史上屈指の傑作の真価が甦る!
    ワーグナーの音楽が多くの人々を虜にする前まで、イタリアのベルカント・オペラと並んで全欧州で人気だったフランスのグランド・オペラ。その最大の立役者の一人であるドイツ出身のユダヤ人作曲家マイアベーアは、1831年にパリで初演された《悪魔のロベール》で圧倒的な人気をわがものにし、その後の《ユグノー教徒》(1836)や《アフリカの女》(1864)で確固たる地位を得ました。 《悪魔のロベール》は19世紀を通じて絶大な人気を誇り、コルンゴルト《死の都》(1920)の原作となったロダンバックの小説『死都ブリュージュ』(1892)にも上演の場面が象徴的に出てくるほど。後にワーグナー称揚の機運が高まった結果、ワーグナーとその周辺が必死でネガティヴ・キャンペーンを張ったマイアベーアの音楽は20世紀にひとたび忘れられそうになりましたが、近年のフランス19世紀音楽復興の流れの中で再評価は急速に進展。知られざるフランス歌劇の復権に尽力する名匠ミンコフスキもその作品上演に熱心で、良好な関係を続けているボルドー国立歌劇場での象徴的傑作《悪魔のロベール》録音がついに実現しました。 ベルトランが呼び出す尼僧たちの亡霊のバレエや終幕の大きな場面転換など、見せ場に事欠かない全5幕の一大スペクタクルを、ミンコフスキの圧倒的なドライブと精緻な解釈のもと、厳選歌手陣による確かな解釈で聴けるのは画期的というほかありません。 演奏の充実もさることながら、BRU ZANEレーベルならではの図版満載充実解説(仏・英語)も頼もしく、マイアベーアとフランス19世紀オペラの真価を再認識してゆくうえで必携の決定的録音と言ってよいでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ2004

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    マスネ(1842-1912)
    管弦楽を伴う歌曲集 詳細ページ
    [エルヴェ・ニケ、シャンタル・サントン・ジェフェリ、ジョディ・デヴォス、ニコール・カー、ヴェロニク・ジャンス、シリル・デュボワ、エティエンヌ・デュピュイ、パリ室内管]

    MASSENET, J.: Songs with Orchestra (Devos, Dubois, Dupuis, Gens, Orchestre de Chambre de Paris, Niquet)

    発売日:2022年06月24日 NMLアルバム番号:BZ2004

    CD価格:2,475円(税込)

    稀代の歌劇作曲家が綴った知られざる佳品群。
    世界初録音多数、ニケと名歌手たちによる名演
    《ウェルテル》や《タイス》、《エロディアード》など、ベル=エポック期を代表する傑作歌劇で知られるマスネ。オペラ以外にも管弦楽のための組曲やピアノ協奏曲、無数の歌曲やピアノ曲など、その作曲分野は多岐にわたりますが、歌劇場での大成功が災いしたのか、オペラ以外の作品の多くは正当な評価を受けることなく、作曲家の歿後は忘れ去られたままになっていました。 19世紀フランスの知られざる音楽の復権に尽力してきたPalazetto Bru Zaneによりここに集められたのは、そうしたマスネ作品の未知領域でも特に光の当たる機会に恵まれていなかった管弦楽伴奏付の歌曲。オペラ偏重の過去を見直し芸術性の高い音楽会への嗜好が育まれつつあった19世紀末のフランスでは、オーケストラ演奏会に歌手が客演する時に好適なこの曲種の需要が急速に高まり、人気作曲家マスネもそれに敏感に対応したのでした。 彼が生前にオーケストラ編曲した自身の歌曲を中心に幾つかの管弦楽作品も交えた、収録曲の大半が世界初録音という嬉しい選曲を指揮するのは、古楽器演奏の最前線から世に現れ、最近はフランス19世紀作品でも注目すべき実績を上げ続けているエルヴェ・ニケ。歌手陣もフランス語圏を中心に欧州歌劇界を賑わせている俊英揃いの布陣で、精鋭パリ室内管弦楽団も精緻な音作りで個々のオーケストレーションの魅力を最大限に引き出してゆきます。 同レーベルの常通り充実したライナーノート(英・仏・独語)も魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1048

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    オッフェンバック(1819-1880)
    夢幻歌劇《月世界旅行》 詳細ページ
    [ピエール・デュムソー、ヴィオレット・ポルシ、シェヴァ・テオヴァル ほか モンペリエ=オクシタニー国立管弦楽団&合唱団]

    OFFENBACH, J.: Voyage dans la lune (Le) [Opera] (Polchi, Tehoval, Lécroart, Derhet, Choeur et Orchestre national Montpellier Occitanie, Dumoussaud)

    発売日:2022年05月27日 NMLアルバム番号:BZ1048

    CD 2枚組+Book価格:4,500円(税込、送料無料)

    オッフェンバック晩年の夢幻歌劇シリーズの白眉!俊才デュムソーのタクトも際立つ画期的全曲録音多作で知られるフランス19世紀オペレッタの王オッフェンバック。既に数多くの作品が録音されている一方、未だ全曲録音が現れないままの傑作もありますが、今回Bru Zaneレーベルが手がけた《月世界旅行》もまさにそうした作品の一つ。マルク・ミンコフスキ指揮ルーヴル宮音楽隊の古楽器演奏(Archivレーベル)による抜粋で、初めて接した方も多いかもしれません。 ビゼー《カルメン》と同じ1875年、つまりオッフェンバックが亡くなる5年前に発表されたこのオペレッタは、彼が晩年に模索していた「夢幻もの」の第5作にあたる意欲作。空想科学小説の祖ジュール・ヴェルヌの同題作品を参考にしながら自由に組み上げられた台本のもと、夢幻物語と近代的科学小説の要素をかけあわせた展開は大いに人気を博し、パリでも翌年・翌々年にかけ再演が相次いだほかウィーンやロンドンでも上演されました。 オッフェンバックの真骨頂ともいうべき華やぎと充実した構成の面白さを、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》(ALPHA752/NYCX-10240)の名演も記憶に新しい俊才デュムソーが鮮やかに表現。歌手陣の役作りも見事で、このレーベルならではの図版満載の充実したブックレット(仏語・英語)とともに作品の真価をじっくり堪能できます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ2003

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    フランク(1822-1890)
    歌曲/二重唱曲全集 詳細ページ
    [タシス・クリストヤニス、ヴェロニク・ジャンス、ジェフ・コーエン、エンリーコ・グラツィアーニ]

    FRANCK, C.: Songs and Duets (Complete) (Christoyannis, Gens, Cohen)

    発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:BZ2003

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    生誕200周年にふさわしい充実解釈の歌曲全集、
    クリストヤニス&コーエンの快挙!
    1822年12月10日、当時オランダ領だったフランス語圏ベルギーの大都市リエージュで生まれ、後年フランスに渡り1890年に亡くなるまで、同国の近代音楽の躍進に大きく貢献したセザール・フランク。天才児としてデビューし音楽家としての活動歴も長く作品も多岐にわたりながら、作曲家としての業績はごく限られた後期の管弦楽曲や合唱曲の他、彼自身が得意としたオルガン音楽の数々とヴァイオリン・ソナタ以外はなかなか顧みられる機会に恵まれません。生誕200周年となる2022年はその再評価の絶好の機会と言えるでしょう。 生涯にわたり作曲し続けた歌曲の全てを、磨き抜かれた演奏解釈で味わえるBru Zaneレーベルの新録音は、まさに時宜を得た待望のリリースと言ってよい内容。 演奏は近現代音楽と歌曲伴奏で敏腕を発揮してきたピアニストのジェフ・コーエンと共に、有名・無名にかかわらず19世紀フランスの重要な作曲家たちの歌曲やオペラを録音しているギリシャ出身の俊才バリトン歌手タシス・クリストヤニス。さらに、7曲ある二重唱曲ではフランス語圏の歌劇界と古楽シーンで圧倒的な存在感を放ち続けるヴェロニク・ジャンスが加わる豪華布陣。原典が消失した「犠牲者たちに」や唯一の手稿譜でのみ伝わる「この地では、人は~」など珍しい作品も漏らさず収録している点も見逃せません。 このレーベルの常通り充実の極みにあるブックレット解説の読み応えもさることながら、複数異稿も参照しつつ隅々まで丁寧な解釈を聴かせるクリストヤニス&コーエンは近年の録音歴からの期待値を満たして余りある頼もしさ。 普仏戦争を経てフランスという国が成立してゆく中、ドイツ音楽にも親しんできたフランクがフランス語歌曲という分野に果たした貢献をじっくり聴き確かめられるアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1047

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    サン=サーンス(1835-1921)
    歌劇《フリネ》
    アンドレ・メサジェ作曲による
    レチタティーヴォを伴う1896年版
    詳細ページ
    [エルヴェ・ニケ]

    SAINT-SAËNS, C.: Phryné [Opera] (Valiquette, Dubois, Dolié, Concert Spirituel Chorus, Orchestre de l'Opera de Rouen Haute-Normandie, Niquet)

    発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:BZ1047

    CD+BOOK価格:4,425円(税込、送料無料)

    忘れられたサン=サーンス晩年の傑作、
    歿後100周年の録音はニケ指揮による申し分ない仕上がり
    長命で多作ながら限られた作品ばかりが注目され、見過されている傑作も多いサン=サーンス。近年はヴェネツィアに本拠を置くロマン派フランス音楽センターPalazetto Bru-Zaneが、忘れられた彼の重要作品の復権に情熱を注ぎ、注目すべき成果を上げてきました。 作曲家歿後200周年の2021年に最新録音がなされた今回の新譜もその一つ。《フリネ》は古代ギリシャの伝説的娼婦フリネが不当な辱めまがいの裁判を経て救われる伝説をもとに、1861年に上り調子の大画家ジェロームが描いた有名な絵画にインスピレーションを得てまとめられた歌劇。1893年、台詞朗読を伴うオペラ=コミークとして上演され大成功を収めながら、20世紀以降は顧みられなくなった不遇の傑作です。 ここでは原作の台詞部分も音楽で埋めるべく、初演3年後に若手世代の人気作曲家アンドレ・メサジェがレチタティーヴォを追補したヴァージョンで演奏(この版での世界初録音)。台本の弱さを補って余りある見事さが特筆されるサン=サーンス自身の音楽も含め、才人エルヴェ・ニケのタクトはここでも本領を発揮。注目度の高いプロジェクトの数々で知られるルーアン歌劇場のオーケストラが、古楽器演奏を出発点としたニケの解釈を鮮やかに音にしてゆきます。 ヴァリケット、デュボワ、コンスタンスら最前線の名歌手たちも存在感たっぷり各登場人物の個性を演じ歌い、Bru Zaneレーベルならではの充実ブックレットとともに、当時のサン=サーンスの作風充実を知るにうってつけのアルバムとなっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1046

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    ルコック(1832-1918)
    喜歌劇《アンゴー夫人の娘》 詳細ページ
    [アンヌ=カトリーヌ・ジレ、ヴェロニク・ジャンス、マティアス・ヴィダル、アルタヴァスト・サルキシャン、マチュー・レクロアール、セバスティアン・ルーラン]

    LECOCQ, C.: Fille de Madame Angot (La) [Opera] (A.-C. Gillet, Gens, M. Vidal, Concert Spirituel Chorus, Orchestre de Chambre de Paris, Rouland)

    発売日:2021年10月22日 NMLアルバム番号:BZ1046

    CD+BOOK 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    19世紀末のフランスで活躍したオペレッタ作曲家、シャルル・ルコック最大のヒット作となった《アンゴー夫人の娘》が初演されたのは1872年のブリュッセル。翌1873年2月にはパリで上演され大きな評判となりました。1916年には《マダマンゴーの娘》として、浅草オペラのレパートリーにもなっています。 ストーリーは孤児のクラレットと裕福なランジェ、歌手のピトゥと床屋のポンポネ、銀行家ラリヴォディエールたちの恋のさや当てに、王党派と共和派の対立を絡ませたもの。 現代フランス・オペラの花形たちを惜しげもなく揃え、アダン《ロンジュモーの御者》の映像(NYDX-50098)で高い評価を受けた記憶も新しいセバスティアン・ルーランが、洒脱で躍動的な音楽を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1045

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    サン=サーンス(1835-1921)
    歌劇《黄色い王女》
    歌曲集『ペルシャの歌』(独唱と管弦楽版) 詳細ページ
    [ユディト・ファン・ワンロイ、マティアス・ヴィダル、アナイス・コンスタン、フィリップ・エステフ、ジェローム・ブティリエ、レオ・フセイン]

    SAINT-SAËNS, C.: Princesse jaune (La) [Opera] / Mélodies persanes (Wanroij, Vidal, Constans, Estèphe, Toulouse Capitol National Orchestra, Hussain)

    発売日:2021年08月27日 NMLアルバム番号:BZ1045

    CD+BOOK価格:4,425円(税込、送料無料)

    没後100年! サン=サーンスのジャポニズム歌劇初めて劇場に掛けられたサン=サーンスの歌劇である《黄色い王女》は、1872年にオペラ・コミック座で初演されました。当時ヨーロッパで始まっていたジャポニズムの影響を受けた作品ですが、サリヴァンの《ミカド》が1885年、ゴッホの「花魁(おいらん)」が1887年、プッチーニの《蝶々夫人》が1904年の発表ですので、その最初期の作品といえます。 舞台はオランダ。レナはコルネリウスに恋をしていますが、コルネリウスの方は絵に描かれた日本の女性に夢中で、「ミン」と名付け強く恋焦がれていました。ある日薬物を飲んで夢うつつとなったコルネリウスは日本にいるものと夢想し、レナをミンと勘違いします。これを強く咎められたコルネリウスは、正気を取り戻し、晴れてレナと結ばれるという物語。 初演は失敗に終わりましたが、5音音階の使用や和楽器を模した音色、洗練されたメロディなどの魅力にあふれています。また、万葉集巻二に収められた「うつせみし
    神に堪(あ)へねば
    離(さか)り居て~」といった和歌や、「こんにちは、良い天気でございます」などの日本語がそのまま登場するなど、日本人にとっては特に興味深い一面も。ワンロイとヴィダルという現在のフランス声楽界を代表する二人で聴けるのも嬉しいところです。 併せて収録された『ペルシャの歌』は元々独唱とピアノのための作品ですが、これを2人の独唱、合唱と管弦楽に発展させた『ペルシャの夜』Op. 26bをもとに、『ペルシャの歌』の6曲に前奏曲と間奏曲を合わせた形へと再構成した版が、ここには収録されています。現在フランスで注目されている歌手たちが1曲ごとに登場するという、気の利いた演出も聴き逃せません。こちらも当時のヨーロッパから見た、エスニックな魅力にあふれた作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1044

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    メサジェ(1853-1929)
    ミュージカル《情熱的に》 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、エティエンヌ・デュピュイ、ニコール・カー、エリック・ユシェ、シュテファン・ブルニア、ミュンヘン放送管弦楽団]

    MESSAGER, A.: Passionnement [Operetta] (Dupuis, Car, Gens, Huchet, C.S. Jeffery, Munich Radio Orchestra, Blunier)

    発売日:2021年06月11日 NMLアルバム番号:BZ1044

    CD+BOOK価格:4,425円(税込、送料無料)

    オペレッタの天才が晩年に放った傑作、その味わいを鮮やかに伝える快演!フランスの人々がワーグナーやドイツ音楽を強く意識していた時代に育ち、オペラ・コミック座の指揮者としてドビュッシー《ペレアスとメリザンド》やG.シャルパンティエ《ルイーズ》といった傑作の初演も手掛けながら、自身も舞台音楽の作曲家として時代の寵児になっていったアンドレ・メサジェ。オペレッタの傑作《ヴェロニク》(1898)やバレエ音楽の至宝《2羽の鳩》などでフランス音楽ファンを捉えていますが、他にもまだ数多くの名品が埋もれているのがいかに惜しいことか……と改めて実感させられるアルバム。 すでに歌劇作曲家としての名声を不動のものにしていた晩年、「狂乱の時代」と呼ばれた両大戦間に新作として世に送り出された《情熱的に》は、大西洋をヨットで横断してきたアメリカの大富豪と元女優の夫妻、その家政婦らが恋の国フランスでくりひろげる騒動を描くフランス語ミュージカル。打楽器なしの室内管弦楽編成オーケストラとともに、オペレッタの粋を知り尽くしたメサジェが1920年代の流行感覚をほどよく取り入れ織り上げた音楽は、徹底して優美でありながら機知に富み、ミュージカルの、というよりむしろ「フランス近代音楽の」傑作と呼びたい味わいに満ちています。 Bru Zaneレーベルならではの220ページにも及ぶブックレットには、音楽史的考察や当時の証言など盛りだくさんの記事、そして台本も掲載され全て英訳付き。 ジャンス、ジェフリ、ユシェらフランス最前線の名歌手たちによる歌唱演技の堂に入った素晴らしさは言うまでもなく、全体の流れを適切にまとめてゆくブルニアのタクトも絶品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1043

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    アーン(1874-1947)
    《未だ見ぬ人よ》 3幕のミュージカル 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス、オリヴィア・ドーリー、エレオノール・パンクラツィ、トマ・ドリエ、サミュエル・ジャン]

    HAHN, R.: Ô mon bel inconnu [Opera] (Gens, Doray, Pancrazi, Dolié, Orchestre Régional Avignon Provence, Jean)

    発売日:2021年02月12日 NMLアルバム番号:BZ1043

    CD+BK価格:4,125円(税込、送料無料)

    アーン壮年期の舞台作品は洗練の極致! ジャンスら歌手陣も絶好調『失われた時を求めて』の作家プルーストとの親交で知られる世紀転換期フランスの作曲家レイナルド・アーンは、大の社交家らしく、早くから舞台音楽でも成功を収めていますが、これはかなり後期の作品。 両大戦間の1933年、かつてオッフェンバックが自らのオペレッタ上演の牙城としていたブフ=パリジャン劇場で初演された際には、のちに『北ホテル』や『天井桟敷の人々』といった名画で銀幕を賑わせることになる名女優歌手アルレットも乳母フェリシ役で登場。台本は、こちらも後年映画監督として活躍をみせたサシャ・ギトリ。名作《シブレット》でタッグを組んで以来10年ぶりのアーンとの仕事は、ここでも大きな成功につながりました。 新聞広告で密かに浮気相手を募ったところ、数々の応募者の中に自分の妻、娘、娘の乳母らが含まれていると知り大慌てする帽子屋プロスペールの喜劇……荒唐無稽な内容でありながら、アーンはフランス近代音楽らしいオーケストラを使い(管楽器はフルート、クラリネット、サクソフォン、バスーン各1にクラリネット2本のみ)、彼の歌曲やピアノ曲に通じるような、親しみやすくも極めて洗練された音楽を付けています。 演劇の都としても知られる南仏アヴィニョンのオーケストラを鮮やかにまとめてゆくサミュエル・ジャンのタクトも絶妙なら、ヴェロニク・ジャンスをはじめとした歌手陣も、音楽の美しさと機微をとらえた歌唱で作品の味わいをじっくり引き出してゆきます。 Bru Zaneレーベルならではの200ページを超える充実したブックレットでは、いつも通りの口絵の多さと解説の充実に加え、録音では省略されている音楽抜きの台詞部分まで含めたギトリ執筆の台本全編も英訳付で読むことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1042

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    アーン(1874-1947)
    《夢の島》 ポリネシアの牧歌 全3幕 詳細ページ
    [エレーヌ・ギルメット、シリル・デュボワ、アナイク・モレル、アルタヴァスト・サルキシャン、リュディヴィーヌ・ゴンベール、トーマ・ドリエ、エルヴェ・ニケ、ミュンヘン放送管弦楽団、コンセール・スピリチュエル合唱団]

    HAHN, R.: Île du rêve (L') [Opera] (Guilmette, Dubois, Morel, Concert Spirituel Chorus, Munich Radio Orchestra, Niquet)

    発売日:2020年10月30日 NMLアルバム番号:BZ1042

    CD+Book価格:4,125円(税込、送料無料)

    早熟の天才作曲家が初めて手掛けた歌劇、ニケによる世界初録音わずか12歳で作曲した「私の詩に翼があったなら」が最大の有名曲という早熟の天才、レイナルド・アーンが23歳の頃に手掛けた最初の歌劇。フランス19世紀の異国もの文学で絶大な人気を誇ったピエール・ロチがタヒチで書いた著作をヒントに、ポリネシアの島を牧歌的に描いたオペレッタです。 豪華なメンバーによる初録音。Bru Zaneならではの図版満載の英仏2言語ブックレットも充実しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1041

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    サン=サーンス(1835-1921)
    歌劇《銀の鈴》 詳細ページ
    [デヴォス、ギュメット、クリストヤニス、ロト]

    SAINT-SAËNS, C.: Timbre d'argent (Le) [Opera] (Guilmette, Devos, Montvidas, Yu Shaw, Christoyannis, Accentus Chamber Choir, Les Siècles, F.-X. Roth)

    発売日:2020年08月28日 NMLアルバム番号:BZ1041

    2枚組(2CD+BOOK)価格:4,500円(税込、送料無料)

    サン=サーンス初めての歌劇、ロトのタクトと豪華メンバーで世界初録音!サン=サーンスが1865年に初めて書いた歌劇《銀の鈴》は、紆余曲折を経て1877年2月23日にパリのオペラ・コミック座で初演されました。台本はオッフェンバックの《ホフマン物語》も手掛けた2人です。美しい魔女の愛を得るための金貨、それを手に入れるためには銀の鈴を鳴らさなけらばなりません。しかしその鈴を鳴らすたびに、周りの誰かが犠牲になっていきます。最初はコンラッドの義理の父、次は彼の親友の一人…そんな悪夢が描かれています。 ここで使用されているのは1914年の最終版で、作曲から50年の間、10回もの改訂が行われたと言います。目を引くのは豪華な歌手陣で、フランス・オペラと歌曲いずれも高い評価を得ているエレーヌ・ギュメット、バロックから19世紀まで幅広いレパートリーで近年急速に人気を高めているジョディ・デヴォス、現代オペラでも活躍するエドガラス・モントヴィダス、19世紀フランスの作品を特に得意としているタシス・クリストヤニスといった面々を、ロトが手堅くまとめています。 管弦楽はもちろん、19世紀以降の作品に古楽器を使ったピリオド奏法で申し分ない実績をあげてきた手兵レ・シエクル、そして合唱には少数精鋭でピリオド解釈への対応も高く評価される声楽アンサンブル、アクサンチェスを起用。サン=サーンスのキャリア初期の知られざる大作に光を当て、その魅力を鮮烈に表現しています。 フランス語のリブレットと英訳、ふんだんな資料画像を掲載した165ページにも及ぶカラーブックレット付き。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1040

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    ルモワーヌ(1751-1796)
    《フェードル》 3幕の叙情悲劇 詳細ページ
    [ユディト・ファン・ワンロイ(ソプラノ)、ユリアン・ベーア(テノール)、タシス・クリストヤニス(バリトン)、メロディ・ルーレジャン(ソプラノ)、ジェローム・ブーティリエ(バリトン)、リュディヴィーヌ・ゴンベール(ソプラノ)、パーセル合唱団、オルフェオ管弦楽団(古楽器使用)、ジェルジ・ヴァシェギ(指揮)]

    LEMOYNE, J.-B.: Phèdre [Opera] (Wanroij, Behr, Christoyannis, Purcell Choir, Orfeo Orchestra, Vashegyi)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:BZ1040

    2CD+BK 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    グルックと同時代の知られざるオペラ、その真価を問う蘇演録音ドルゴーニュに生まれ、地方巡業の指揮者としてデビューしたルモワーヌは、1770年にその職を捨ててドイツへ向かい、ベルリンでグラウンやキルンベルガーなどと学んだ後、オペラ作曲家として再デビューを果たしました。 惚れ込んだオペラ歌手とフランスで一緒に生活を始めたのが1782年。グルックやサリエリといった外国出身の人気作曲家が全盛のパリで、ルモワーヌの作品は堅苦しいという評価でしたが、2作目の悲劇であった《フェードル》はまずまずの成功を見せたといいます。その後イタリアでさらに研鑽を重ね、帰国後にもいくつかのヒット作を飛ばしました。しかし今日その名前はすっかり忘れ去られてしまい、今回日の目を見た《フェードル》も世界初録音となります。 物語はギリシャ神話に題材を得たラシーヌの悲劇を元にしたもの。舞台はテゼーの王宮で、その妻フェードルは継子であるイポリートに恋をしてしまい、そこから悲劇が起こります。古楽系やフランスのレパートリーを中心に引っ張りだこのソプラノ、ワンロイのほか、旬の歌手たちが知られざる作品の魅力を浮き彫りにしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1039

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    オッフェンバック(1819-1880)
    『ペロニラ親方』 3幕のオペラ・ブフ 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)、フランス放送合唱団、フランス国立管弦楽団、ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アントワネット・ダンネフェルド(メゾ・ソプラノ)、シャンタル・サントン=ジェフリー(ソプラノ)、アナイス・コンスタン(ソプラノ)、ディアナ・アクセンティ(ソプラノ)、エリック・ユーシェ(テノール)、タシス・クリストヤニス(バリトン)、フランソワ・ピオリーノ(テノール)、パトリック・カボンゴ(テノール)、ロイク・フェリックス(テノール)、ヨアン・デュブルク(バリトン)、マチュー・レクロアール(バリトン)、ラファエル・ブレマール(テノール)、ジェローム・ブーティリエ(バリトン)、フィリィップ・ニコラ=マルタン(バリトン)、アントワーヌ・フィリッポ(バリトン)]

    OFFENBACH, J.: Maître Péronilla [Opera] (Gens, Huchet, Dennefeld, Radio France Choir, Orchestre National de France, Poschner)

    発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:BZ1039

    2枚組+BOOK価格:4,500円(税込、送料無料)

    ジャンスが活躍!ポシュナーが描くオッフェンバック晩年のドタバタ喜劇1971年ミュンヘン生まれのマルクス・ポシュナーによる、オッフェンバック晩年の喜劇。ヴェロニク・ジャンスが重要な役回りで活躍するほか、シャンタル・サントン=ジェフリー、タシス・クリストヤニスなど、BRU ZANEレーベルやフランス・オペラで活躍する若手からベテランまでのメンバーが名を連ねています。 マドリードで名を馳せるチョコレート職人ペロニラの娘マノエラが、老人のドン・ガルドナと結婚することになりますが、ペロニラの妹レオーナ、兵士リパルドス、公証人の書記フリモスキーノらの策略により、若くて才能豊かな音楽家アルバレス(ソプラノが演じます)が新郎に差し替えられて現場は混乱。結局はマノエラとアルバレス、レオーナとドン・ガルドナが結婚してめでたしめでたし、といった奇想天外なお話。現在では序曲が時折演奏される程度のこの作品が、ここでは生き生きと魅力的に描かれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1038

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    フェルナン・ド・ラ・トンベル(1854-1928)の肖像
    室内楽、合唱作品、管弦楽作品集
    [3枚組+Book] 詳細ページ
    [ハンネス・ミンナール(ピアノ)、エルヴェ・ニケ(指揮)、ブリュッセル・フィルハーモニック、フランソワ・サルク、エルミーヌ・オリオ、アドリアン・ベロン (チェロ)、イ・ジャルディーニ、フランソワ・サン=ティヴ(オルガン)、フランダース放送合唱団、ヤン・ブロン(テノール)、ジェフ・コーエン(ピアノ)、エマニュエル・ベルトラン(チェロ)、パスカル・アモワイヤル(ピアノ)、ナビラ・シャジャイ(ハープ)]

    LA TOMBELLE, F. de: Portraits, Vol. 5 - Chamber, Choral and Symphonic Music (Amoyel, Bellom, Bertrand, Beuron, Cohen, Horiot, Minnaar, I Giardini)

    発売日:2019年12月20日 NMLアルバム番号:BZ1038

    CD 3枚組 + Book価格:4,800円(税込、送料無料)

    フランス音楽ファン垂涎!
    多彩な顔を持つラ・トンベルの作品集
    天性の強靭な気質と好奇心のため、フェルナン・ド・ラ・トンベルは、フランス・ロマン派の作曲家達の中でも特殊な立ち位置にいると言えます。彼は様々な様式の折衷のようでありつつ、どれとも異質であるというような作品を多く残しており、それらの曲自体の素晴らしさもさることながら、19世紀から20世紀への転換点のフランスにおける、社会的芸術的な動きを体現しているという点で再評価されるべき作曲家です。 今回のアルバムはその作品を多方面から鑑賞することが出来るもので、オペラのようなニュアンスを取り込んだ管弦楽作品から、内省的な室内楽作品や、ルネサンスのマドリガルを思わせるような合唱曲までを収録しています。最初に収録された、荘厳な「ピアノと管弦楽のための幻想曲」を聴くだけでも、トンベルのひらめきの素晴らしさを十分に感じることが出来るでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ2002

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    アーン(1874-1947)
    歌曲全集[4枚組BOX] 詳細ページ
    [タシス・クリストヤニス、ジェフ・コーエン]

    HAHN, R.: Songs (Complete) (Christoyannis, Cohen)

    発売日:2019年12月20日 NMLアルバム番号:BZ2002

    CD 4枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ベル・エポックの立役者の一人、アーンの独唱歌曲107曲を収録!フランス歌曲の世界で有名といえばまず、ショーソン、デュパルク、ドビュッシー、フォーレやプーランクなどが挙げられますが、それらの中でひときわ愛らしい個性が光り、控えめながらも一部で根強い人気を誇る作曲家といえば、レナルド・アーンであると言えます。「ロマン派の時代」と「狂騒の20年代」を繋ぐ「ベルエポック」を象徴する歌曲を書いた彼は、マルセル・プルーストの恋人であり、そして何よりも、わずか12歳の頃に作曲された彼の最も有名な作品「私の詩に翼があったなら」(DISC2-2)を初め、多くの親しみやすい歌曲を発表しています。 しかし、歌曲の専門家たちが口を揃えてアーンの作品が持つ素晴らしい個性を認めていながら、驚くべきことに彼の歌曲の3/4ほどはこれまで録音されたことがないか、ごく小さなレーベルに私的に録音されただけなのです。この状況を憂いたパラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)は、独唱とピアノのために書かれたアーンの歌曲の全曲録音を計画、タシス・クリストヤニスとジェフ・コーエンの積極的な協力を得、この素晴らしいアルバムが誕生することとなりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ2001

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    「フランス・ロマン派音楽への誘い」 [CD10枚組BOX/限定盤]
    オペラ、オペレッタ、声楽作品から管弦楽、ピアノ作品まで 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)ユディト・ファン・ワンロイ(ソプラノ)アルタヴァスト・サルキシャン(テノール)シリル・デュボワ(テノール)タシス・クリストヤンニス(バリトン)テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)パスカル・アモワイヤル(ピアノ)マルク・ミンコフスキ(指揮)エルヴェ・ニケ(指揮)クリストフ・ルセ(指揮)カンビーニ=パリ四重奏団 ほか多数]

    発売日:2019年11月22日

    CD 10枚組価格:5,775円(税込、送料無料)

    活動10周年!
    ロマン派フランス音楽センターが誇りを持っておくる、レーベルを越えた大コンピレーション!
    フランス文化人たちにとって重要な場所でありつづけてきたイタリアのヴェネツィアに本拠を置き、フランス音楽史の再発見を目指すパラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)は、文化史でいう「長い19世紀」(フランス革命から第一次大戦勃発までの期間)に生み出され、人々を熱狂させた後忘れられてしまったフランスのロマン派~近代音楽史を再発見することに力をいれています。 2009年より様々なレーベルとの共同作業でCDを製作してきた彼らの活動10周年を記念したBOXが登場。2012年からは、マドリッドに拠点をおくセメル・プロジェクストス・ムジカレスと共にエディシオネス・シングラレス(EDICIONES SINGULARES)の名称でCDのリリースを行なってきましたが、2018年よりレーベル名をブリュ・ザーネ(BRU ZANE)に改名しました。 このBOXセットには、自社以外にもこれまで協力してきたALHPA、RICERCAR、GLOSSA、APARTÉ、ERATO、TIMPANI、NAÏVEなど、数多くのレーベル音源を使用。他ではなかなか聴けない作曲家の作品を一堂に集めた収録内容は、曲目を見るだけでも圧巻といえます。ロマン派のフランス音楽を彼らならではの視点で俯瞰する、素晴らしいアルバムです。

  • 商品番号:ES1032

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    アレヴィ(1799-1862)
    『キプロスの女王』 詳細ページ
    [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、シリル・デュボワ(テノール)、エティエンヌ・デュピュイ(バリトン)、エリック・ユシェ(テノール)、クリストフォロス・スタンブリス(バス)、アルタヴァズ・サルジャン(テノール)、トミスラフ・ラヴォア(バス)、フランダース放送合唱団、パリ室内管弦楽団(一部古楽器使用)、エルヴェ・ニケ(指揮)]

    HALÉVY, F.: Reine de Chypre (La) [Opera] (Gens, Dubois, Dupuis, Huchet, Stamboglis, Flemish Radio Choir, Orchestre de Chambre de Paris, Niquet)

    発売日:2019年11月15日 NMLアルバム番号:ES1032

    CD+Book 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    ベルリオーズ、ワーグナー絶賛のオペラをニケが蘇演!中世十字軍の時代、キプロス王国に実在した女王カタリーナ・コルナーロを主人公とし、政治に翻弄された生涯に恋愛事情を掛けた物語。 1441年、ヴェネツィア共和国とキプロス王国が舞台。ヴェネツィア貴族アンドレア・コルナーロの娘カタリーナは、フランスの騎士ジェラールとの結婚を間近に控えながら、評議会の一員で政略的に立ち回るモチェニーゴの差し金によりキプロスの王リュジニャンのもとへ嫁ぐことになります。 命を狙われ身を隠したジェラールでしたが、彼を救ったのが実は身分を隠したリュジニャンその人であり、二人は正体を明かさぬまま兄弟の絆を結びました。カタリーナの婚礼の場で復讐を果たそうとしたジェラールでしたが、結婚相手の王に手を掛けようとしたその時、それが命の恩人リュジニャンであることを知ります。リュジニャンもまた驚きながら、捕らえられたジェラールの命を救い牢に繋ぎました。 2年が過ぎたころ、リュジニャンは原因不明の病に罹り、死が間近に迫っていました。彼は妃のカタリーナが、刑の執行を免れたジェラールをまだ愛していることを知っており、二人が今後幸せを掴むことを望むようになっていました。やがてジェラールがマルタ島の騎士として現れ、リュジニャンの病はヴェネツィアの謀略であること、今ならばまだ救う方法があることを告げますが、それを聞いたモチェニーゴは時既に遅しと、権力を自分に譲ることをカタリーナに迫ります。全てはヴェネツィアと彼の策だったのです。しかしカタリーナはジェラールの協力を得て、無事にヴェネツィアの侵攻を抑えることに成功し、モチェニーゴは捕らえられました。王は死の床でカタリーナに王冠を託します。キプロスの女王の誕生に、民衆は深く忠誠を誓いました。 1841年12月22日にパリ・オペラ座で初演された『キプロスの女王』。ベルリオーズは「アレヴィの出世作『ユダヤの女』に匹敵する大成功」と讃え、ワーグナーもまた「アレヴィの新しいスタイルは最も輝かしい形で成功した」と絶賛しました。ドイツではラハナーが『カテリーナ・コルナーロ』として同1841年、イタリアでもドニゼッティが同じタイトルで1843年に、ほぼ同じストーリーで歌劇を作るなど影響を与えましたが、アレヴィの作品自体はヨーロッパの歌劇場からいつの日か姿を消しました。 2017年にこの名作を蘇らせて大きな話題となったのが、ニケによるシャンゼリゼ劇場公演。その前後にセッション収録されたアルバムがこちらです。ニケの熱い統率に導かれた、作品の価値を圧倒的に知らしめる素晴らしい演奏となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1037

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    グノー(1818-1893)
    『ファウスト』 1859年 4幕のオペラ・コミック版
    [3枚組+ブックレット] 詳細ページ
    [クリストフ・ルセ(指揮)、レ・タラン・リリク、フランダース放送合唱団、ベンジャミン・ベルンハイム(テノール)、ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)、アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(バス)、ジャン=セバスチャン・ブ(バリトン)、ジュリエット・マルス(メゾ・ソプラノ)、アナス・セガン(バリトン)、イングリット・ペルシュ(ソプラノ)]

    GOUNOD, C.-F.: Faust [Opera] (Bernheim, Gens, Bou, Flemish Radio Choir, Les Talens Lyriques, Rousset)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:BZ1037

    CD 3枚組+ブックレット価格:4,800円(税込、送料無料)

    ルセが誘う、ピリオド解釈でのグノー『ファウスト』誕生の姿ルセ率いるレ・タラン・リリクによる、グノーの『ファウスト』が登場。ベルンハイムとジャンスなどキャストも粒ぞろいですが、注目すべきは1859年初演時のオペラ・コミック版を収録している点といえます。この版では音楽のない台詞が入るほか、通常の5幕ではなく4幕となり、追加されたバレエ音楽も演奏されません。しかし後に音楽が足されたほか多くの改訂により、マルトのユーモアやメフィストフェレスの冷淡な皮肉さなどが薄れてしまうなど、初演版の方が優れていると考えられる点も多く、ルセは明快なスコア整理により、その価値を浮き彫りにしています。 BRU ZANEレーベルお馴染みのハードカバー書籍型の装丁で、ブックレットは180ページに及んでいます。フランス古楽シーンの躍進を支え、リュリやヘンデルなどバロック系作曲家はもとより、トラエッタやサリエリら古典派前後の知られざるオペラ作曲家たちを痛快な名演で甦らせてきたルセですが、彼がこれほどまで本格的に大管弦楽ありきの19世紀ロマン派音楽をとりあげたのも珍しいのではないでしょうか。ピリオド解釈の視点から見据えたグノー代表作の「生まれたての姿」、作曲家生誕200周年を飾るにふさわしい話題盤の登場です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10070

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    -★『レコード芸術』特選盤(2019年10月号)★-

    オッフェンバック(1819-1880)
    オペラ・ブッフ《ラ・ペリコール》 詳細ページ
    [オード・エクストレーモ(メゾ・ソプラノ)、スタニスラス・ド・バルベイラク(テノール)、アレクサンドル・デュアメル(バリトン)、エリック・ウシェ(テノール)、マルク・モイヨン(バリトン)、マルク・ミンコフスキ(指揮)、ボルドー国立歌劇場合唱団、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル]

    発売日:2019年07月12日

    CD+BOOK 2枚組国内仕様 日本語解説付価格:6,050円(税込、送料無料)

    オッフェンバック生誕200年、隠れた傑作にミンコフスキによる決定盤登場!ペリコールとピキーヨは歌手で恋人同士。ところがお祭りの日も稼ぎが無く、空腹のためまいっています。そこへ現れた医者(実は変装した総督)がペリコールに一目惚れ。腹いっぱい食べさせてあげるからと連れて行ってしまいます。しかし総督は、愛人を宮廷に引き入れるためには形式的な結婚をしていなければならないと伝えられ… オペレッタの巨匠オッフェンバックが1868年に完成させた《ラ・ペリコール》は、上演機会のそれほど多い作品ではありませんが、第1幕でペリコールが歌う「いとしい人よ(手紙の歌)」や「ほろ酔いの歌」などが有名なオペラ・ブッフ(風刺やパロディが効いた喜劇)。ミンコフスキが手兵レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルを従え、今が旬のフランスのキャストを揃えたボルドー国立歌劇場での公演が登場しました。オペレッタらしい高速の掛け合いも楽しい、この上なく華やかなアルバムに仕上がっています。 美麗168ページ、オールカラーブックレット付属。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1035

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    スポンティーニ(1774-1851)
    歌劇「オリンピア」(1826年改訂版) 詳細ページ
    [カリーナ・ゴーヴァン/ケイト・アルドリッチ/マティアス・ヴィダル/ヨゼフ・ワグナー/パトリック・ボレール/フィリップ・スヴァジ/ジェレミー・ロレール/フランダース放送合唱団/ル・セルクル・ドゥラルモニー]

    SPONTINI, G.: Olimpie [Opera] (1826 version) (Gauvin, Aldrich, Vidal, J. Wagner, Souvagie, Flemish Radio Choir, Le Cercle de l'Harmonie, Rhorer)

    発売日:2019年04月12日 NMLアルバム番号:BZ1035

    CD 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    イタリアに生まれたスポンティーニは30歳になる頃フランスへ移り、オペラ座などで成功を収め第一帝政時代に人気を博しましたが、1819年に初演された「オリンピア」の評判は芳しくありませんでした。その後求められるままにドイツへ向かい、1821年にはE.T.ホフマンのドイツ語訳にて改訂版をベルリンで上演、こちらはラストをハッピーエンドに改訂した上に、舞台に象を登場させるなどのスペクタクルな演出もあり、大きな成功を収めました。 さらに1826年、ハッピーエンドはそのままに、言語をフランス語に戻して改訂された版をパリで上演。こちらが今回収録された最終版です。のちにベルリオーズにも多大な影響を与えたスポンティーニの豪華なオーケストレーション、多彩な音楽が大きな魅力の作品です。
    舞台は紀元前300年のエフェソス。先のアレクサンドロス大王の娘オリンピアと王位を巡り、対立するカッサンドラとアンティゴネでしたが、オリンピアの失踪もあり、流血の事態を避けるために友情を結びます。オリンピアの代わりにアメナイスと結婚することにしたカッサンドラでしたが、実はアメナイスこそ姿を隠していたオリンピアであることを知ったアンティゴネは、カッサンドラへの復讐を誓います。しかしその半ば、アンティゴネは神の裁きを受け死去。カッサンドラは大王の亡霊とその妃スタティーラの許しを得、改めてオリンピアと結ばれるという物語です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1034

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    メサジェ(1853-1929)
    オペレッタ「可愛いミシュ」[書籍型ブックレット付] 詳細ページ
    [ヴィオレット・ポルシ (メゾ・ソプラノ)、アンヌ=オロール・コシェ (ソプラノ)、フィリッペ・エステフ (バリトン)、マリー・ルノルマン (メゾ・ソプラノ)、ダミアン・ビグルダン (テノール)、ボリス・グラッペ (バリトン)、アルタヴァスト・サルキシャン (テノール)、カロリーヌ・マング(メゾ・ソプラノ)、ロマン・ダイエ (バリトン)、ピエール・デュムソー (指揮)、ロワール地方国立管弦楽団、アンジェ・ナント・オペラ合唱団]

    発売日:2019年01月18日

    CD + ブックレット価格:4,500円(税込、送料無料)

    親しみやすいメロディに溢れるライト・オペラを多数残したメサジェによる、1897年ブッフ・パリジャン劇場で発表された愛らしい作品。当時のパリの人気歌手をキャスティングし、中で歌われたメロディはすぐにヒットソングとなる大成功でした。150回以上も上演されたのちに海外へも広がり、ブロードウェイにまで掛けられています。 双子として育てられたミシュ家の二人の娘。実はそのうち一人は、生まれたばかりで引き取られた侯爵の子でした。時は経ち17歳となった娘たちに、今や将軍となった片方の実の父親、育ての両親、いいなづけなどが絡み、それぞれを想う気持ちと自己犠牲の苦悩を経て、最後には二組のカップルが誕生してめでたしめでたし…といった内容の物語。フランス音楽、特に舞台作品に定評のあるデュムソーとナント・オペラが、作品の魅力を引き立てる素晴らしい演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1033

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    グノー(1818-1893)
    歌劇「ザモラの貢ぎ物」[2枚組+BOOK] 詳細ページ
    [ワンロイ/ホロウェイ/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/ニケ]

    GOUNOD, C.-F.: Tribut de Zamora (Le) [Opera] (Wanroij, Holloway, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Niquet)

    発売日:2018年09月28日 NMLアルバム番号:BZ1033

    CD 2枚組 + BOOK価格:4,500円(税込、送料無料)

    9世紀、イスラム帝国が支配するイベリア半島(のちのスペイン)。婚礼を目前にしたグザイマでしたが、イスラム王からの使者ベン・サイードに見初められ、多くの女性たちと一緒に貢ぎ物として王へ送られてしまいます。婚約者のマノエルは、彼女を取り戻すために首都コルドバへ乗り込みますが…。 ベン・サイードの兄弟ハジャール、狂女エルモサが絡む愛憎と母子愛の物語。グノー生誕200周年を機にここで新録音として届けられるのは、1881年に初演された最後の歌劇「ザモラの貢ぎ物」。初演は成功を持って迎えられましたと伝わりますが、「処女20人の貢ぎ物」など、現代では受け入れづらい時代性のせいか、今日ではあまり上演されません。しかしサザーランドがレパートリーとしたグザイマのアリア「サラセン人は言った」ほか、グノーらしい美しい旋律と鮮やかな色彩感に彩られた聴き応えのある作品です。 クリスティの「レ・ザール・フロリサン」への参加前からオペラ座の合唱指揮者を務めていたニケは、現在古楽界で高い信頼を得ているほか、知られざるフランス・オペラの発掘でも独自の活動を行っており、ここでも生気あふれる指揮で、祖国の知られざる名作を魅力たっぷりに聴かせます。175ページに及ぶオールカラー・ブックレット付の豪華仕様。4000組限定。

    収録作曲家: