ライヒャ(アントワーヌ)
Reicha, Antoine
生没年 | 1770-1836 | 国 | チェコ、フランス、ドイツ |
---|---|---|---|
辞書順 | 「ラ」 | NML作曲家番号 | 21017 |
-
ライヒャ(1770-1836):
〈ピアノ作品全集 第4集〉
幻想曲、大ソナタ 他作品集 [ヘンリク・レーヴェンマーク(ピアノ)]Reicha, A.: Piano Music (Complete), Vol. 4 (Löwenmark)
発売日:2020年03月13日
NMLアルバム番号:TOCC0273
CD 価格:1,950円(税込)
ハイドン、ベートーベンの友人であり、パリ音楽院の作曲家教授としてベルリオーズ、リスト、フランクを育てたことで知られるチェコ生まれの作曲家アントワーヌ・ライヒャ(アントニーン・レイハとも)。作曲家としてはオペラやカンタータをはじめ、あらゆるジャンルの作品を手掛けており、とりわけ木管楽器を用いた室内楽作品が知られていますが、ピアノ曲は最近までほとんど演奏されることがありませんでした。 TOCCATAレーベルではライヒャのピアノ作品全曲録音を敢行、これまでにソナタや変奏曲、練習曲などがリリースされています。第4集には2つの壮大なソナタを中心に、幻想曲やアンダンテなどの小品を、シリーズを通してライヒャ作品に取り組むレーヴェンマークの演奏で収録。バロックの様式を守りながら、新しい試みが取り入れられた端正な作品を楽しめます。
収録作曲家:
-
ライヒャ(1770-1836):
ピアノ作品全集 第3集
エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30 他 [ヘンリク・レーヴェンマルク(ピアノ)]REICHA, A.: Piano Music (Complete), Vol. 3 (Löwenmark)
発売日:2019年01月18日
NMLアルバム番号:TOCC0243
CD 価格:1,950円(税込)
チェコ生まれの作曲家ライヒャ(レイハとも)。24曲の木管五重奏をはじめとした数多くの「管楽器のための作品」など、管楽器作品のパイオニアとして知られますが、実はピアノ曲でも「フーガ」や「変奏の技法」など趣向を凝らした興味深い作品を残しています。 この「エチュード集またはエグゼルシス集 Op.30」はピアノを演奏する上で要求されるさまざまな技術を克服するために作曲された曲集。音階やトリル、三度重音などの基本的な練習に加え、ト音記号、ハ音記号などが入り組んだ「音部記号」の読み方、異名同音の読み方の練習などさまざまな仕掛けが施されています。ライヒャの独創性と魅力的な旋律を味わうことができる1枚です。
収録作曲家:
-
ライヒャ(1770-1836):
〈ピアノ作品全集 第2集〉
ピアノのための練習曲、または57の変奏曲 Op.102
6つのフーガ Op.81 [レーヴェンマーク]REICHA, A.: Piano Music (Complete), Vol. 2 (Löwenmark)
発売日:2017年10月27日
NMLアルバム番号:TOCC0017
CD 価格:1,950円(税込)
チェコに生まれ、ドイツ、フランスで活躍したライヒャ(レイハ)。同じ年に生まれたベートーヴェンとは少年時代に知り合い、生涯友情を結んでいたことでも知られています。マンハイム楽派からの影響を受けた管楽器のための作品が有名ですが、様々な趣向が凝らされたピアノ曲はほとんど知られていません。 このアルバムでは、作曲技法の習得を目的としたバロック様式の「6つのフーガ」と、驚くほど多彩な変奏技術が発揮された「57の変奏曲とロンド」の2作品を収録。知られざるライヒャを楽しむことができます。
収録作曲家:
-
ライヒャ(1770-1836):
〈ピアノ作品全集 第1集〉 [レウェンマーク]REICHA, A.: Piano Music (Complete), Vol. 1 (Löwenmark)
発売日:2016年08月26日
NMLアルバム番号:TOCC0008
CD 価格:2,080円(税込)
アントニン・ライヒャ(レイハとも 1770-1836)は、チェコ出身の作曲家。フランスとドイツで長く活動したため様々な名前で呼ばれます。彼はベートーヴェンの友人で、ベルリオーズ、リスト、フランクの師であったことでも知られます。木管を用いた室内楽作品が主に知られていますが、実は革新的なピアノ曲も何曲か書いています。Toccataレーベルではそんなライヒャのピアノ曲全曲録音に取り組み始めました。 この第1集の収録曲は古典的な形式によるソナタが中心ですが、彼の作品の中で比較的知られているのは、当時演奏困難とされた「変奏曲 Op.57」でしょう。1時間を越える長さといい、使われた技巧といい、当時としてはかなり先鋭的な作品で、今後のリリースが楽しみです。
収録作曲家:
-
フルート・ブリランテ
ロマン派のフルート作品集
(フンメル、ライヒャ、クーラウ、ウェーバー) [マグダレーナ・ピルヒ(ロマンティック・トラヴェルソ・フルート/Wilhelm Liebel, Dresden 1830年頃)、マレク・ピルヒ(スクエア・ピアノ/Pehr Rosenwall, Stockholm 1840年頃)、バルトス・ココーサ(チェロ/Antonio Stradivari, Cremona 1701年)]Flute Recital: Pilch, Magdalena - HUMMEL, J.N. / REICHA, A. / KUHLAU, F. (Flauto Brillante)
発売日:2020年01月31日
NMLアルバム番号:RecArt0003
CD 価格:2,175円(税込)
-
「フランス・ロマン派音楽への誘い」 [CD10枚組BOX/限定盤]
オペラ、オペレッタ、声楽作品から管弦楽、ピアノ作品まで [ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)ユディト・ファン・ワンロイ(ソプラノ)アルタヴァスト・サルキシャン(テノール)シリル・デュボワ(テノール)タシス・クリストヤンニス(バリトン)テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)パスカル・アモワイヤル(ピアノ)マルク・ミンコフスキ(指揮)エルヴェ・ニケ(指揮)クリストフ・ルセ(指揮)カンビーニ=パリ四重奏団 ほか多数]発売日:2019年11月22日
CD 10枚組 価格:5,775円(税込、送料無料)
活動10周年!
ロマン派フランス音楽センターが誇りを持っておくる、レーベルを越えた大コンピレーション!フランス文化人たちにとって重要な場所でありつづけてきたイタリアのヴェネツィアに本拠を置き、フランス音楽史の再発見を目指すパラツェット・ブリュ・ザーネ(ロマン派フランス音楽センター)は、文化史でいう「長い19世紀」(フランス革命から第一次大戦勃発までの期間)に生み出され、人々を熱狂させた後忘れられてしまったフランスのロマン派~近代音楽史を再発見することに力をいれています。 2009年より様々なレーベルとの共同作業でCDを製作してきた彼らの活動10周年を記念したBOXが登場。2012年からは、マドリッドに拠点をおくセメル・プロジェクストス・ムジカレスと共にエディシオネス・シングラレス(EDICIONES SINGULARES)の名称でCDのリリースを行なってきましたが、2018年よりレーベル名をブリュ・ザーネ(BRU ZANE)に改名しました。 このBOXセットには、自社以外にもこれまで協力してきたALHPA、RICERCAR、GLOSSA、APARTÉ、ERATO、TIMPANI、NAÏVEなど、数多くのレーベル音源を使用。他ではなかなか聴けない作曲家の作品を一堂に集めた収録内容は、曲目を見るだけでも圧巻といえます。ロマン派のフランス音楽を彼らならではの視点で俯瞰する、素晴らしいアルバムです。 -
ボニ・プエリ
ヨーロッパからの心 [ボニ・プエリ少年合唱団/クリスティーナ・ジョンストン(ソプラノ)/チェコ室内管弦楽団パルドビツェ/マレク・シュティレツ(指揮)]Choral Concert: Boni Pueri Boys Choir - HANDEL, G.F. / REICHA, A. / CACCINI, G. / FRANCK, C. / BACH, J.S. (From the Heart of Europe)
発売日:2019年02月15日
NMLアルバム番号:UP0179
CD 価格:1,650円(税込)
チェコを代表する合唱団「ボニ・プエリ」。東ボヘミアの都市、フラデツ・クラロヴェを本拠地とし、世界中で活躍。2000年には初来日し、以降、日本に何度もやってきて見事なハーモニーを披露しています。通常の少年合唱団とは違い、変声期を迎えたメンバーもそのまま在籍(23歳まで)することで、ソプラノ、アルト、テノール、バスまですべてのパートをカバー、厚みのあるハーモニーを紡ぎだすことで知られています。 このアルバムには、「アヴェ・マリア」や「G線上のアリア」など彼らの最も得意とするレパートリーと、イェレミアーシュによる“ボヘミア民謡”をもとにしたアレンジ作品など洗練された曲が収録されており、合唱団の魅力が存分に提示された魅力的な1枚となっています。