ルモワーヌ(ジャン=バティスト) Lemoyne, Jean-Baptiste
生没年 | 1751-1796 | 国 | フランス |
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辞書順 | 「ル」 | NML作曲家番号 | 240840 |
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ルモワーヌ(1751-1796):
《フェードル》 3幕の叙情悲劇 [ユディト・ファン・ワンロイ(ソプラノ)、ユリアン・ベーア(テノール)、タシス・クリストヤニス(バリトン)、メロディ・ルーレジャン(ソプラノ)、ジェローム・ブーティリエ(バリトン)、リュディヴィーヌ・ゴンベール(ソプラノ)、パーセル合唱団、オルフェオ管弦楽団(古楽器使用)、ジェルジ・ヴァシェギ(指揮)]LEMOYNE, J.-B.: Phèdre [Opera] (Wanroij, Behr, Christoyannis, Purcell Choir, Orfeo Orchestra, Vashegyi)
発売日:2020年05月22日
NMLアルバム番号:BZ1040
2CD+BK 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)
グルックと同時代の知られざるオペラ、その真価を問う蘇演録音ドルゴーニュに生まれ、地方巡業の指揮者としてデビューしたルモワーヌは、1770年にその職を捨ててドイツへ向かい、ベルリンでグラウンやキルンベルガーなどと学んだ後、オペラ作曲家として再デビューを果たしました。 惚れ込んだオペラ歌手とフランスで一緒に生活を始めたのが1782年。グルックやサリエリといった外国出身の人気作曲家が全盛のパリで、ルモワーヌの作品は堅苦しいという評価でしたが、2作目の悲劇であった《フェードル》はまずまずの成功を見せたといいます。その後イタリアでさらに研鑽を重ね、帰国後にもいくつかのヒット作を飛ばしました。しかし今日その名前はすっかり忘れ去られてしまい、今回日の目を見た《フェードル》も世界初録音となります。 物語はギリシャ神話に題材を得たラシーヌの悲劇を元にしたもの。舞台はテゼーの王宮で、その妻フェードルは継子であるイポリートに恋をしてしまい、そこから悲劇が起こります。古楽系やフランスのレパートリーを中心に引っ張りだこのソプラノ、ワンロイのほか、旬の歌手たちが知られざる作品の魅力を浮き彫りにしています。
収録作曲家: