テイラー(マシュー) Taylor, Matthew
生没年 | 1964- | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「テ」 | NML作曲家番号 | 16493 |
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マシュー・テイラー(1964-):
〈室内楽作品集 第3集〉
管楽器のための音楽 [ウォルドグレイヴ・アンサンブル]TAYLOR, M.: Chamber Music, Vol. 3 - Music for Winds (Waldegrave Ensemble)
発売日:2018年08月24日
NMLアルバム番号:TOCC0486
CD価格:1,950円(税込)
マシュー・テイラーの音楽は「現代的な作曲語法と伝統的な形式を組み合わせた」聴き手に強く訴えかけるものです。ベートーヴェンやハイドンから連なる古典派の伝統を踏まえ、そこにシベリウスやニールセンの風味を隠し味にし、現代的な装いの音を描き出します。 この管楽アンサンブルはニールセンとその次の世代の作曲家ホルンボー作品からインスピレーションを得ており、シンフォニックな響きの中に、騒々しさとユーモアを融合させたユニークな作品に仕上がっています。
収録作曲家:
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PRESTEIGNE PREMIERES
プレスティン音楽祭の新作曲集 [エイミー・ディクソン(サクソフォン)/レベッカ・アフォニー=ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)/キャサリン・ベイカー(フルート)/スージー・ウィルソン=カヴァレク(ハープ)/プレスティン祝祭管弦楽団/ジョージ・ヴァス(指揮)]発売日:2021年06月25日
CD価格:2,100円(税込)
1982年からウェールズのラドノーシャーで行われている“プレスティン音楽祭”。地元の作曲家エイドリアン・ウィリアムズを含む音楽愛好家たちによって始められた40年近い歴史を持つ音楽祭は、現代音楽のプロモーションを目的にしており、作曲家とともに若いアーティストをサポート。設立当初から多彩なコンサートを開催することで、ウェールズの夏の風物詩の一つとして知られています。 初期には英国の作曲家の作品を紹介していましたが、1993年より指揮者ジョージ・ヴァスが芸術監督に就任、翌年からアーティスト・イン・レジデンス制度を設けることでレパートリーを広げ、2006年には初めてペトリス・ヴァスクスの作品を演奏しています。 2020年の音楽祭は中止になってしまいましたが、サポーターたちの支援で初の「デジタル音楽祭」が実現。民謡「愛らしいジョアン」を主題にした8人の作曲家による変奏曲など、その模様がこのアルバムに収められています。 2020年11月に延期されたリアル音楽祭も中止の憂き目を見ることになってしまいましたが、2021年には万全の対策を施し、夏の音楽祭を計画中とのことです。
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ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン・ソナタ集と現代の作品集 第2集 [クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン) /ダニエル・トン(ピアノ)]Violin and Piano Recital: Osostowicz, Krysia / Tong, Daniel - BEETHOVEN, L. van / SCHWERTSIK, K. / TAYLOR, M. / ASHWORTH, P. (Beethoven Plus, Vol. 2)
発売日:2019年07月26日
NMLアルバム番号:SOMMCD0197-2
CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)
ベートーヴェンの10曲のヴァイオリン・ソナタと、10人の現代の作曲家たちによる“ベートーヴェンからインスパイアされた作品”を併せた「BEETHOVEN PLUS」シリーズの第2集。ベートーヴェンの中期から後期に書かれた充実のソナタ4曲と、現代作曲家たちの思い思いの作品が収録されています。 シュヴァーツィクの崇高な作品からは、彼がベートーヴェンに対する思いを感じることができるでしょう。他にはクロイツェル・ソナタの最終楽章のアンコールの役割をなすテイラーの旋風のようなタランテッラ、抒情的なアシュワースのエア、ベートーヴェン作品を徹底的に研究して仕上げたというマシューズのソナチネを収録。これらはどれほど時を経たとしても、ベートーヴェン作品がその時代に与える影響の強さを知ることができる魅力的な作品です。