ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(アルベーナ) Petrovic-Vratchanska, Albena
生没年 | 1965- | 国 | ブルガリア |
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辞書順 | 「ヘ」 | NML作曲家番号 | 265789 |
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Sanctuary - 聖域
ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):
歌曲集 [アンナ・ビネタ・ディオウフ(メゾ・ソプラノ)/エウジニア・ラドスラヴァ(ピアノ)]PETROVIC-VRATCHANSKA, A.: Melodies for Voice and Piano (Sanctuary) (Diouf, Radoslava)
発売日:2024年04月26日 NMLアルバム番号:SM448
CD価格:2,175円(税込)
ブルガリア系ルクセンブルクの作曲家アルベーナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカの歌曲集。 ルクセンブルク大公国から数多くの賞を受賞した彼女は平和を願い続けており、この「聖域」と題されたアルバムもその心から生まれたもの。20世紀初頭の表現主義の詩からインスピレーションを受けたという12の曲は、調性感はもたず、時には歌手とピアニストがパーカッションを演奏するなどの独自な表現が試みられており、彼女の様々なメッセージが込められています。
収録作曲家:
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ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-): Bridges of Love [プラメナ・マンゴヴァ(ピアノ)]
PETROVIC-VRATCHANSKA, A.: Piano Solo Music (Bridges of Love) (Mangova)
発売日:2020年04月24日 NMLアルバム番号:SM337
CD価格:1,950円(税込)
ブルガリア出身、ルクセンブルクを拠点に活躍する女性作曲家、ペトロヴィチ=ヴラチャンスカのピアノ作品集。彼女はインタビューで「ルクセンブルクのクラシック音楽は20世紀に始まったばかりでまだ歴史が浅いが、多様性を取り入れた文化背景が強みです」と語っており、オペラや管弦楽作品、室内楽、声楽にピアノ曲など、600以上の作品を生み出しています。また、2007年のルクセンブルク文化年には、エレキ・ギターと器楽アンサンブルの作品を委嘱され、文化賞を受賞しています。少しミステリアスな雰囲気の標題がついた曲が並ぶこのアルバムでは、アヴァンギャルドでありながら、美しいメロディがちりばめられ、エスプリに富んだ彼女の作風を楽しめます。 演奏は、ペトロヴィチ=ヴラチャンスカの同胞で気の合う音楽仲間であるピアニストのマンゴヴァが担当。マンゴヴァは2007年にエリザベート国際音楽コンクールで2位を獲得した実力派で、シュターツカペレ・ベルリンやBBCフィルのほか、ロッテルダムやフランス放送フィルハーモニー管、ルクセンブルクや東京でも演奏を行っています。
収録作曲家:
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THE VOYAGER - 航海者
ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ(1965-):
歌とピアノのための歌曲集 [ヴェロニク・ノスバウム/ロマン・ノスバウム]PETROVIC-VRATCHANSKA, A.: Voyager (The) / C'est un chant et une prière / Illusions / Le piano / Love Songs / Silence (R. and V. Nosbaum)
発売日:2019年04月26日 NMLアルバム番号:SM305
CD価格:2,080円(税込)
現在ルクセンブルクを拠点に活躍するブルガリア出身の女性作曲家アルベナ・ペトロヴィチ=ヴラチャンスカ。数多くの文化勲章を受章し、作品はヨーロッパを中心に演奏され高い評価を受けています。このアルバムにはヴェルレーヌや自作の詩を用いた色とりどりの歌曲を収録。独特の下降音形と神秘的な雰囲気が特徴的なユニークな作風をお楽しみください。 難しい旋律を歌いこなすヴェロニク・ノスバウムはルクセンブルクのソプラノ歌手。幅広いレパートリーを持ち、とりわけ現代作品を得意としています。ピアノを担当するロマン・ノスバウムはペトロヴィチ=ヴラチャンスカの良き理解者であり、これまでにもピアノ作品集を録音するなど、作品の普及に努めています。
収録作曲家:
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ラ・ファム
女性作曲家の旅 東方から西方へ [フラカ・ゴランチ(メゾ・ソプラノ)/コンスタンティノス・ディミナキス(指揮)/ワールド・チェンバー・オーケストラ 他]Vocal Music (Mezzo-Soprano) (La Femme - Journey of Female Composers) (Goranci, World Chamber Orchestra)
発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:8.551470
CD価格:1,900円(税込)
西欧(オクシデント)から東洋(オリエント、ここでは中東あたりまで)にいたる諸国の女性作曲家の作品を集めた1枚。伝承曲や有名なパラディスのシチアーノなどもありますが、20世紀後半から21世紀にかけて書かれた「今」の作品を多く含んでいるのが特徴です。収録作品のテイストは、民俗音楽の影響が濃いものや実験的な現代音楽風など様々で、「女性だから」とひとくくりには出来ない創作の多様性を聞かせます。 アルバムで中心的役割を成すフラカ・ゴランチはコソボ共和国出身、オーストリアで学んだメゾ・ソプラノ。《カルメン》などオペラハウスで活躍するとともに、多くの曲と詞を書き、女性のためのプロジェクトを企画。女性活躍の可能性を広げる活動を続けています。
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ブッフホルツ(1877-1953):
… 大きな憧れを抱いて
(ソプラノ歌曲・バラード集) [ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ)/クロード・ウェーバー(ピアノ)]Vocal Recital (Soprano): Sämann, Gerlinde - BUCHHOLTZ, H. / KONTZ, K. / ZELIANKO, T. (Und hab' so große Sehnsucht doch …)
発売日:2019年07月19日 NMLアルバム番号:SM309
CD 2枚組価格:3,200円(税込、送料無料)
ルクセンブルク生まれの知られざる女性作曲家、ヘレン・ブッフホルツ。裕福な醸造所の娘として生まれた彼女は、幼い頃から音楽の才能を表しましたが、プロの音楽家になることはありませんでした。36歳の時にドイツ人医師と結婚、ヴィースバーデンに移ったものの、夫が急逝。未亡人となった彼女はルクセンブルクに戻り、詩人や音楽家たちと親交を深めたことで、自身も本格的に作曲をはじめました。後期ロマン派の伝統を継ぐ彼女の作品は、演奏会で好評を博しましたが、いつしか忘れられてしまいました。 しかし、1999年に彼女のものであった250曲ほどの総譜が入った2つのスーツケースが発見されたことで、美しく端正な彼女の作品が再び注目されています。このアルバムには彼女の歌曲、バラードと、これらから触発を受けた現代の女性作曲家の作品が収録されています。
収録作曲家: