カッチーニ(フランチェスカ) Caccini, Francesca

生没年 1587-1641 イタリア
辞書順 NML作曲家番号 43021
  • 商品番号:RIC455

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    秘密のコンチェルト
    ~ルッツァスキの女声重唱のための声楽作品群~ 詳細ページ
    [ラ・ネレイード]

    LUZZASCHI, L.: Concerto segreto (Il) (La Néréide, Moulin, Papasergio, Rignol)

    発売日:2023年09月08日 NMLアルバム番号:RIC455

    CD価格:2,475円(税込)

    限られた知識人たちだけが味わった、精密な声楽芸術の粋ヨーロッパ最前線で活躍する気鋭の女性歌手3人が、巨匠ルッツァスキの作品を中心に、女声トリオというユニークな編成で歌われていた作品を集めたアルバム。物語の始まりは、教皇領として接収される17世紀初頭までに、名門エステ家の本拠として欧州屈指の高度な宮廷文化が花開いた古都フェラーラ。美術史でも重要な画家たちの活躍地として知られるその宮廷では、ルネサンス期からすぐれた多声音楽の担い手たちの至芸が聴かれました。 ジョスカン・デプレやオブレヒト、ヴィラールト、チプリアーノ・デ・ローレといった往年のネーデルラント楽派の巨匠たちとの縁を経て、この宮廷で16世紀末に高い名声を誇ったのが「コンチェルト・デッレ・ドンネ」と呼ばれる女性音楽家の集い。その技量の高さは他のイタリア諸都市の音楽家たちを嫉妬させたほどで、ローマでは「麗しのアマリッリ」の作曲家ジュリオ・カッチーニが自身の娘たちとともに同様のアンサンブルを組織したほど。 ここではフェラーラ宮廷のために数多くの名品を提供したルッツァスキの曲集からの音楽を軸に、カッチーニの娘フランチェスカの傑作オペラに含まれる女声三重唱や同時代の重要マドリガーレ作曲家マレンツィオとモンテヴェルディの曲も収録。同じ音域で重なり合うメロディが織りなす和声変化の妙を存分に楽しませつつ、この編成をよく生かしたルネサンス末期~バロック初期のユニークな音世界を探ります。 通奏低音にはRICERCARにソロ録音も多いヨアン・ムーランら実力派が集い、弦をはじく音と弓奏する音の交錯が歌の機微を的確にサポートしてゆくところも魅力的です。

  • 商品番号:8.551470

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    ラ・ファム
    女性作曲家の旅 東方から西方へ 詳細ページ
    [フラカ・ゴランチ(メゾ・ソプラノ)/コンスタンティノス・ディミナキス(指揮)/ワールド・チェンバー・オーケストラ 他]

    Vocal Music (Mezzo-Soprano) (La Femme - Journey of Female Composers) (Goranci, World Chamber Orchestra)

    発売日:2022年11月25日 NMLアルバム番号:8.551470

    CD価格:1,900円(税込)

    西欧(オクシデント)から東洋(オリエント、ここでは中東あたりまで)にいたる諸国の女性作曲家の作品を集めた1枚。伝承曲や有名なパラディスのシチアーノなどもありますが、20世紀後半から21世紀にかけて書かれた「今」の作品を多く含んでいるのが特徴です。収録作品のテイストは、民俗音楽の影響が濃いものや実験的な現代音楽風など様々で、「女性だから」とひとくくりには出来ない創作の多様性を聞かせます。 アルバムで中心的役割を成すフラカ・ゴランチはコソボ共和国出身、オーストリアで学んだメゾ・ソプラノ。《カルメン》などオペラハウスで活躍するとともに、多くの曲と詞を書き、女性のためのプロジェクトを企画。女性活躍の可能性を広げる活動を続けています。