ブルク(フリードリヒ) Bruk, Fridrich
生没年 | 1937- | 国 | ウクライナ |
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辞書順 | 「フ」 | NML作曲家番号 | 306504 |
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ブルク(1937-):
〈管弦楽作品集 第2集〉
交響曲 第19番/交響曲 第20番
交響曲 第21番 悪い予感 - アンネ・フランクの想い出に [マーリス・クプチス(指揮)/リエパーヤ交響楽団/アルヴィダス・カズラウスカス(バリトン・サクソフォン)/リトアニア国立交響楽団]BRUK, F.: Orchestral Music, Vol. 2 - Symphonies Nos. 19, 20, 21 (Kazlauskas, Liepāja Symphony, Lithuanian State Symphony, Kupčs)
発売日:2020年04月10日
NMLアルバム番号:TOCC0543
CD 価格:1,950円(税込)
1937年、ウクライナのハリコフで生まれ、現在はフィンランドに住むブルク。タンゴの作曲家として知られていますが、彼の作品の中で重要な位置を占めるのが、自身のルーツであるユダヤ教や、1974年に移り住んだ第2の故郷、フィンランドのカレリア神話などにインスパイアされた21作の交響曲です。 このアルバムに収録されているのは2018年に作曲された3つの交響曲。これは20世紀前半に起きたユダヤ人迫害についての三部作であり、ブルクの特徴である万華鏡のような色彩感や、表情豊かな旋律、そしてドラマティックな音楽語法で、自身も体験してきた壮絶なユダヤ人の歴史を描きだしています。 バルト諸国で最も古い歴史をもつラトビアのリエパーヤ交響楽団と、1989年に設立されたリトアニア国立交響楽団による演奏です。
収録作曲家:
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ブルク(1937-):
〈管弦楽作品集 第1集〉
交響曲 第17番「人生の喜びに」
交響曲 第18番「ダウガフピルス」 [リエパーヤ響/クプチス]BRUK, F.: Orchestral Music, Vol. 1 - Symphonies Nos. 17, "Joy of Life" and 18, "Daugavpils" (Liepaja Symphony, Kupčs)
発売日:2018年03月23日
NMLアルバム番号:TOCC0455
CD 価格:2,080円(税込)
ウクライナのハリコフで生まれ、1974年からはフィンランドに在住する作曲家ブルク。専ら「タンゴ」の作曲家として知られますが、彼の作品の中で最も重要な位置を占めるのは、18曲ある交響曲と、ユダヤ教のテーマに基づく作品、そして第2の故郷とも言えるフィンランドの神話「カレリア」に触発された作品群です。 このアルバムには2曲の交響曲を収録。ピアノを伴う交響曲第17番「人生の喜びに」は、度重なる障害を乗り越えた彼自身の自伝的な作品で、賑やかな終楽章が勝利を表しています。交響曲第18番はラトビアに伝わるユダヤの民謡がモティーフであり、ラトビアの家から追放されたという彼の祖父母に敬意を払って書かれた作品です。変奏曲形式による終楽章は神秘的な美しさに溢れています。
収録作曲家: