ギデンズ(リアノン)
生没年 | 1977- | 国 | |
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辞書順 | 「キ」 | NML作曲家番号 | 229876 |
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But Not My Soul - 魂までは奪えない
プライス(1887-1953):
弦楽四重奏曲 第2番
ドヴォルザーク(1841-1904):
弦楽四重奏曲 第12番「アメリカ」
ギデンズ(1977-):
At The Purchaser’s Option [ラガッツェ四重奏団]PRICE, F.B.: String Quartet No. 2 / DVOŘÁK, A.: String Quartet No. 12 / GIDDENS, R.: At the Purchaser's Option (But Not My Soul) (Ragazze Quartet)
発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:CCS45724
CD価格:2,775円(税込)
アメリカと、その陰の歴史に光を当てた弦楽四重奏曲集オランダの弦楽四重奏団ラガッツェ四重奏団のCHANNEL CLASSICSから8枚目のアルバム。 アメリカ初の黒人女性作曲家とされるフローレンス・プライスによる弦楽四重奏曲第2番は、黒人霊歌や初期のジャズの影響がみられるもの。ドヴォルザークの人気曲「アメリカ」は、彼のアメリカ生活中に短期間で書かれたとされ、やはり黒人霊歌や先住民の歌などの影響が顔を出します。 アメリカのシンガー・ソングライター、フィドル奏者リアノン・ギデンズによる「At The Purchaser’s Option」は、22歳の女性奴隷とその9か月の赤子をオプションとして売り出す19世紀の広告から着想を得た曲で、「あなたは私の体を奪うことが出来る
骨を奪うことが出来る
血を奪うことが出来る
だが、魂までは奪えない」と歌われます。 ここで演奏されるのはジャズ・トロンボーン奏者のジェイコブ・ガーチクが、クロノス・クァルテットのために編曲した版。ラガッツェ四重奏団はそれぞれの作品に深く寄り添い、多彩な表情を聴かせています。