マイセダー(ヨーゼフ) Mayseder, Joseph
生没年 | 1789-1863 | 国 | オーストリア |
---|---|---|---|
辞書順 | 「マ」 | NML作曲家番号 | 18029 |
-
マイセダー (1789-1863):
ヴァイオリンとピアノのための作品集 [トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン)/ジーナ・クローケ(ピアノ)]MAYSEDER, J.: Violin and Piano Works (T. Christian, Kloke)
発売日:2024年03月29日
NMLアルバム番号:Gramola99290
CD 2枚組価格:3,750円(税込、送料無料)
Gramolaレーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダーのヴァイオリンとピアノのための作品集。 マイセダーは14歳の時にヨーゼフ・ハイドンのオラトリオ「七つの最後の言葉」の演奏に参加、その後、ベートーヴェン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を活かし、印象的なヴァイオリン作品を数多く残しています。これらは彼が活躍していた当時は盛んに演奏されましたが、20世紀以降はほとんど演奏されることがありませんでした。 しかし、21世紀になってウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となってマイセダーの作品の蘇演を進めており、このアルバムで演奏するトーマス・クリスティアンもこれまでに室内楽やヴァイオリン協奏曲の演奏に参加し、ミサ曲では指揮を執るなど作品の普及に尽力しています。 収録作品は全て世界初録音で、当時流行していた旋律による変奏曲やポロネーズ、二重奏曲など、どの曲も技巧的なヴァイオリンが映える華麗な雰囲気を持っており、クリスティアンとピアノのクローケが親密な演奏を披露しています。
収録作曲家:
-
マイセダー(1789-1863):
ミサ曲 変ホ長調
ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ短調 [トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン&指揮)/ウィーン少年合唱団/ウィーン・ホーフムジークカペレ・アンサンブルの男声合唱&アンサンブル]MAYSEDER, J.: Mass, Op. 64 / Violin Concerto No. 2 (Vienna Boys Choir, Vienna Hofmusikkapelle, T. Christian)
発売日:2020年04月24日
NMLアルバム番号:Gramola99200
CD価格:2,475円(税込)
「ビーダーマイアー=小市民文化」の全盛期に活躍したヴァイオリニスト兼作曲家ヨーゼフ・マイセダー。彼は数多くのヴァイオリン曲を含む室内楽作品の作曲家として知られていますが、今回のアルバムには珍しい声楽曲を収録。マイセダーの違った面を知ることができます。 このミサ曲は1848年にウィーンの王宮で初演され、以降は、1875年から1935年までの新年に演奏されたため「新年のミサ」というニックネームが与えられており、独唱は用いられておらず、全て合唱で歌われる壮麗な作品です。 ここでのヴァイオリニスト・指揮者トーマス・クリスティアンによる世界初録音となる演奏は、ウィーン少年合唱団とウィーン・ホーフムジークカペレ・アンサンブルの男声合唱団をフィーチャーし、忘れられてしまった名作を忠実に再現しています。
収録作曲家:
-
マイセダー(1789-1863):
〈室内楽作品集 第6集〉
ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.34
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 Op.42
ピアノ三重奏曲 第2番 変イ長調 Op.52 [ライムンド・リシー(ヴァイオリン)/マリア・グリュン(チェロ)/スレブラ・ゲレヴァ(ピアノ D)]MAYSEDER, J.: Chamber Music, Vol. 6 - Piano Trios Nos. 1 and 2 / Violin Sonata No. 2 (Lissy, Grün, Gelleva)
発売日:2020年01月17日
NMLアルバム番号:Gramola99197
CD価格:2,475円(税込)
Gramolaレーベルが力を注ぐ作曲家ヨーゼフ・マイセダー。彼の室内楽作品集の第6集となるこのアルバムはマイセダーの2曲のピアノ三重奏曲とヴァイオリン・ソナタ第2番という組み合わせです。 もともとヴァイオリンの名手であったマイセダーは、ハイドンやベートーヴェン、シューベルトの指揮のもとで演奏した経験を持ち、印象的なヴァイオリン作品を数多く残しています。彼の作品は900作以上も出版されましたが、現在ではほとんど演奏されることがなく、それを残念に思ったウィーン・フィルのヴァイオリニスト、ライムント・リシーが中心となりマイセダーの全作品の録音に踏み切ったというものです。 作品はどことなくシューベルトを思わせますが、やはりヴァイオリンの使い方が技巧的で、ひときわ目立つ役回りが与えられています。
収録作曲家:
-
マイセダー(1789-1863):
〈室内楽作品集 第5集〉
技巧的な小品集 [トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン)/アンサンブル・ヴィオリッシモ]MAYSEDER, J.: Chamber Music, Vol. 5 - Polonaise Brillante / Rondeau brillant (Virtuoso Pieces) (T. Christian, Ensemble VioLissymo)
発売日:2019年09月13日
NMLアルバム番号:Gramola99194
CD価格:2,475円(税込)
19世紀半ばのウィーンは“ビーダーマイアー=小市民文化”の中心地であり、数多くの音楽文化が花開いた地でもありました。ヴァイオリニスト兼作曲家ヨーゼフ・マイセダーもその立役者の一人であり、1835年にウィーン帝国の室内楽ヴィルトゥオーゾに任命され、1836年にはホーフブルク宮殿のヴァイオリニストに就任、以降、数多くの名誉ある賞を獲得し、1862年にはフランツ・ヨーゼフ1世から「騎士の十字架賞」を授けられるほど高く評価されました。 しかし、これほどの業績と人気を誇ったにもかかわらず、現在では彼の作品を耳にすることはほとんどありません。このシリーズでは、知られざるマイセダーの作品を復刻、これまでに弦楽四重奏曲やヴァイオリン協奏曲など、さまざまな作品がリリースされていますが、今回は彼が優れたヴァイオリニストであった証ともいえる「技巧的な作品」を楽しめます。どれも華やかな技巧がふんだんに用いられており、当時流行していた旋律も存分に盛り込まれた聴きごたえのある曲(全て世界初録音)ばかり。 ウィーン・フィルのメンバーで、マイセダー作品の復刻に力を注ぐライムント・リシーをはじめとしたヴィルトゥオーゾたちが素晴らしいアンサンブルを聞かせます。
収録作曲家:
-
マイセダー(1789-1863):
〈室内楽作品集 第4集〉
弦楽四重奏曲 第2番
弦楽五重奏曲 第2番 [ウィーン・マイセダー・アンサンブル]MAYSEDER, J.: Chamber Music, Vol. 4 - String Quartets, Opp. 6 and 51 (Wiener Mayseder Ensemble)
発売日:2019年03月29日
NMLアルバム番号:Gramola99184
CD価格:2,475円(税込)
ウィーン・フィルのメンバーであるライムント・リシーによるヨーゼフ・マイセダーの4枚目の作品集。今作ではマイセダーの弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲の2曲を聴くことができます。 イグナツ・シュパンツィヒに師事したマイセダーは、ウィーンの伝統を受け継ぐ作曲家、教師であり、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンストを始めとする数多くの弟子を育てながら、自身も優れたヴァイオリニストとして活躍しました。残念ながら、彼の存命中に愛された作品の多くは忘れられてしまいましたが、幸いなことにリシーの手によって発掘され、現在少しずつ演奏会のプログラムに載せられるようになってきました。 弦楽四重奏曲と五重奏曲は、マイセダーのヴァイオリニストとしての力量が存分に発揮された作品であり、リシーは第1ヴァイオリン奏者としてアンサンブルを完全に掌握、納得の演奏を披露するとともに、マイセダーの魅力を力強く語っています。
収録作曲家:
-
マイセダー(1789-1863):
〈室内楽作品集 第3集〉
ヴァイオリン協奏曲 第1番-第3番 [ライムント・リシー/ヘルムート・ツェートナー/ヨーゼフ・マイセダー管弦楽団]MAYSEDER, J.: Violin Concertos Nos. 1 and 3 / Violin Concertino No. 2 (Lissy, Joseph Mayseder Orchestra, Zehetner)
発売日:2018年11月16日
NMLアルバム番号:Gramola99181
CD価格:2,475円(税込)
ウィーン・フィルのメンバーであるライムント・リシーは、オーストリアの知られざる作曲家ヨーゼフ・マイセダーの作品の復刻に尽力しています。11歳で公開コンサートを開くほどに若い頃から才能を認められていたマイセダーは1836年にホーフブルク宮殿のヴァイオリニストとして活躍しました。教師としても有能で、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンストを始めとする名手たちを育てています。数多くのヴァイオリン作品を残しましたが、残念なことに現代ではほとんど演奏される機会がなく、リシーの手によって作品が蘇演されることで、現代の聴き手も彼の名に目を留める機会が増えてきました。 これまでに弦楽四重奏曲(GRAM99148)、ヴァイオリン小品集(GRAM99103)がリリースされましたが、ついに華麗なヴァイオリン協奏曲集の登場です。この録音のために結成された「ヨーゼフ・マイセダー管弦楽団」をバックにリシーが納得の演奏を聴かせています。
収録作曲家:
-
〈ヴァイオリンにおけるウィーン楽派 第1集〉
ヴァイオリン二重奏曲集(1820-1869)
マイセダー、ヤンサ、ベーム、ヘルメスベルガー、
グルチュ、ドント [アデラ・フラジネアヌ、ライムント・リッシー(ヴァイオリン)]Violin Duo Recital: Frasineanu, Adela / Lissy, Raimund - MAYSEDER, J. / JANSA, L. / BÖHM, J. (The Viennese Violin School, Vol. 1)
発売日:2021年02月12日
NMLアルバム番号:Gramola99230
CD価格:2,475円(税込)
19世紀ウィーンの音楽界に脈々と息づくヴァイオリン音楽の系譜を辿るシリーズ。第1集では1820年から1869年に6人の作曲家によって書かれたヴァイオリン二重奏曲を採り上げます。 1819年から1849年までウィーン音楽院の教授を務めたヨーゼフ・ベーム、彼からヴァイオリンを学んだヘルメスベルガー、ベームとヘルメスベルガーの2人から教えを受けたドント、1816年からアン・デア・ウィーン劇場のヴァイオリン奏者を務めたグルチュ、1824年からウィーン宮廷管弦楽団の奏者を務めたボヘミア出身のヤンサ、そしてこのアルバムの演奏者の一人リッシーが熱心に研究を続けているマイセダー。彼らが伝えた官能的な音色と、完璧かつエレガントなステージマナーは、21世紀の現代でもしっかり受け継がれています。
-
ジュリアーニ、カルッリ、キュフナー、
ベートーヴェン、クランマー:
19世紀の室内楽作品集 [ペトリ/ハンニバル]Chamber Music (19th Century) - GIULIANI, M. / CARULLI, F. / KUFFNER, J. / BEETHOVEN, L. van / KRAHMER, E. (Cafe Vienna) (Petri, Hannibal)
■室内楽
発売日:2010年05月26日
NMLアルバム番号:6.220601
SACD価格:1,988円(税込)
ミカラ・ペトリの演奏家生活40周年記念! 長年のパートナーであるラース・ハンニバルと共に18世紀から19世紀のウィーンの心地良い音楽を録音した1枚です。さて、17世紀末のウィーンで最初にカフェを開いたのは、コルシツキーというポーランド系のハプスブルクの兵士だと言われています。彼は当時ウィーンを包囲していたオスマントルコを撃退するのに一役買い、その褒美にトルコ軍が残していったコーヒー豆を賜り、カフェを開店したと言うのです。今では、その逸話は伝説とされていますが、なんとも夢のある話です。このカフェ、またたく間にウィーン中に広まり、芸術家たちの憩いと議論の場になったことはご存じの通りです。もちろんそこで流れる極上の音楽も忘れてはいけません。1杯のコーヒーを手にしながら聴いてみてください。