レイヴンズクロフト(トマス) Ravenscroft, Thomas
生没年 | 1590-1633 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「レ」 | NML作曲家番号 | 16917 |
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英国ルネサンスの
リコーダー・コンソート集 [レゾナンス・コンソート、スキップ・センペ、オリヴィエ・フォルタン、エマニュエル・フランケンベルフ]発売日:2023年02月24日
CD価格:2,475円(税込)
意外に少ないリコーダー・コンソート音源に、
痛快な英国古楽の新録音登場ルネサンス期の英国で、ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴァイオル)と同じように合奏を愉しむ楽器として愛されていたリコーダー。高音部から低音部まで大小さまざまな同属楽器を集めた合奏は「ホール・コンソート」と呼ばれ、多くの作曲家たちの作例が当時そのような編成で実演されていたにもかかわらず、リコーダーのホール・コンソートを集めたアルバムは意外に多く出てきません。 その渇を癒してあまりある新録音が、21世紀最高のチェンバロ奏者のひとりスキップ・センペのプライベートレーベルParadizoから登場。名手ジュリアン・マルタンを筆頭に、センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテをはじめフランス語圏の一流アンサンブルで活躍をみせてきた俊才5人が聴かせるサウンドは、リコーダー同士の音が溶け合うコンソートならではの響きの妙もさることながら、各パートの動きが活発な曲ではそれぞれの個性や個々の音色の温もりが自由闊達に際立ち、平穏な古楽のイメージを良い意味で覆すスリリングな聴き応えに事欠きません。 センペらが古雅な鍵盤の音色を響かせるトラックとの対比も絶妙のプログラムは、音楽ほか諸芸術の嗜みで知られる英国王ヘンリー8世やクリストファー・タイが手がけた16世紀の佳品の数々から「処女王」エリザベス1世の治世末期を彩った巨匠たちの有名作まで名品続々。この分野をよく知るリスナーも古楽ビギナーも必ずや惹かれるであろう要素がそこかしこに秘められた好企画です。 -
SWRヴォーカル・アンサンブル
クリスマス・コンサート [マーカス・クリード(指揮)/SWRヴォーカル・アンサンブル]発売日:2022年11月25日
Blu-ray価格:2,550円(税込)
「世界の合唱曲」を集めたCDシリーズが好評を博したSWR(南西ドイツ放送)ヴォーカル・アンサンブルと、2020年をもって17年に渡る首席指揮者の地位を退いたマーカス・クリードによる2017年と2018年のクリスマス・コンサートを収録した映像作品。 クリスマスを迎えるまでの期待に満ちたアドヴェント、そして喜びにあふれた生誕祭を盛り上げる荘厳な合唱が、シュトゥットガルトの教会空間を埋め尽くします。
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『クリスマス・キャロル』
クリスマスにまつわる名曲集 [マーカス・クリード、SWRヴォーカル・アンサンブル]Choral Music (Christmas Carols) - BYRD, W. / PARSONS, R. / BRITTEN, B. / HOWELLS, H. (South West German Radio Vocal Ensemble, M. Creed)
発売日:2020年10月23日
NMLアルバム番号:SWR19094CD
CD価格:2,175円(税込)
磨き上げられたアンサンブルによる、美しいキャロルの世界SWRヴォーカル・アンサンブルと、17年間務めたその音楽監督の座を2020年で去るマーカス・クリードによるクリスマス・キャロル。ルネサンスから現代まで幅広い年代から名曲ばかりを収めており、様々な層の音楽ファン、合唱ファンに喜んでいただける内容となっています。クリードとアンサンブルの篤い信頼が生んだ、美しいハーモニーをお楽しみいただけます。 『世界の合唱作品』9枚組(SWR19100CD)も好評発売中。