生没年 | - | 国 | |
---|---|---|---|
辞書順 | NML作曲家番号 | 453406 |
-
フレデリック・ローレンス(1884-1942)の音楽 [ジャック・リーベック(ヴァイオリン)/アンナ・ティルブルック(ピアノ)]
LAURENCE, F.: Violin and Piano Works (Liebeck, Tilbrook)
発売日:2024年04月19日 NMLアルバム番号:ORC100284
CD価格:2,175円(税込)
20世紀初めに脚光を浴びたイギリスの作曲家フレデリック・ローレンスの作品を集めた貴重なアルバム。ヘンリー・ウッドは彼のTristis(苦み、悲しみなどの意)を気に入り、1919年から23年まで5年連続でプロムナード・コンサートで指揮しました(ヴァイオリンとピアノのためのヴァージョンが当アルバムの最後に収録されています)。 ドイツ系の家庭に「フレデリック・ケスラー」として生まれたローレンスは先進的な作風で評価され、20代半ばで「一見難解だが良質な音楽」「輝かしい将来を予感させる」と高い評価を得ました。その後第1次世界大戦が勃発して反ドイツ感情が高まると姓をイギリス風に改め、クラシック音楽と映画音楽の作曲で注目されましたが、早世したこともあって歴史に埋もれてしまい、録音もほとんどありません。 このアルバムは彼の作品を音として知ることのできる貴重なリリースです。