ショップ(ヨハン) Schop, Johann
| 生没年 | 1590-1667 | 国 | ドイツ |
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| 辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 24330 |
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ショップ(1590-1667):
宗教的コンツェルト集 第1巻(1643) [ジモーネ・エッカート、エルプグート、ハンブルク・ラーツムジーク]発売日:2025年10月24日
CD価格:2,775円(税込)
「主よ、人の望みの喜びよ」の旋律を作った作曲家ショップの宗教曲を
ドイツの気鋭の古楽アンサンブルが録音!1590年、ハンブルクに音楽家の息子として生まれたヨハン・ショップは、初めに父親から音楽教育を受け、後にデンマークのクリスティアン4世の宮廷に仕えたことで知られるウィリアム・ブレイドからヴァイオリンを学んだとされています。その後、ヴォルフェンビュッテル宮廷の楽団でヴァイオリニストとして活躍、その実力は楽団の指揮者をしていたミヒャエル・プレトリウスも賞賛するほどでした。1633年にクリスティアン4世が王子の婚礼の音楽を作曲・演奏させるべくハインリヒ・シュッツをコペンハーゲンに招いた際には、ヴァイオリンの名手としてショップも加わり、結婚式の音楽を演奏しました。その後は故郷ハンブルクで裕福な市民たちのための祝祭音楽や教会の典礼音楽を作曲、演奏する役割を担いました。 彼は在世中に作曲家・ヴァイオリニストとして大きな称賛を浴び、ドイツの初期バロック音楽に重要な貢献を果たしましたが、現在では彼の名前が挙がるとしても、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」の元になったコラール旋律(このアルバムには未収録)の作曲者として言及される程度となっています。 ショップの「宗教的コンツェルト集 第1巻」は、シュッツやプレトリウスらによってルター派の典礼音楽に導入された新しい様式による教会音楽集。イタリアのコンチェルト様式とドイツ語のテキストを結びつけた宗教的コンツェルトは、器楽合奏を伴う独唱や重唱のための音楽で17世紀のドイツの教会音楽の主流となりました。 ショップの作品は、独唱または重唱と通奏低音というシンプルな編成の作品が大半ですが、中には弦楽合奏を伴う二部合唱による比較的規模の大きな楽曲(トラック1および12)もあります。このCDでは「宗教的コンツェルト集」所収の楽曲の合間にショップの器楽合奏作品が加えられており、優れた技巧を称賛されたヴァイオリニストとしての腕前を感じさせます。 (...)収録作曲家:
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取り戻されたミューズ
~英国バロックの室内楽を集めて~ [レイチェル・ポッジャー、ブレコン・バロック]発売日:2024年05月24日
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)
ポッジャーと実力派古楽奏者たちが追求する、英国バロック室内楽の真髄バロック・ヴァイオリンの世界を席捲する英国の名手レイチェル・ポッジャーによる、17~18世紀初頭の英国室内楽を集めた充実プログラム。15世紀から16世紀にかけたエリザベス女王の時代に欧州最大級の洗練された音楽文化を誇ったイングランドは、17世紀半ばの清教徒革命による文化破壊でその伝統が途絶えかけたものの、1660年の王政復古を経て徐々にかつての活況と豊かさを取り戻し、フランスやイタリアの最先端の流行からも大きな影響を受けつつ新たな音楽世界を花開かせます。 本盤はその勢いの只中で活路を見出したドイツ人作曲家ヘンデルのソナタに始まり、王政復古期の新潮流の礎を築いた革命前夜の室内楽まで時代を遡った後、バロック期の英国人たちを惹きつけたスコットランドやアイルランドの伝承音楽にも触れながら、徐々に18世紀へと年代を追って英国音楽の変化を辿ってゆく流れ。ポッジャーのヴァイオリンはもちろんのこと、英国を拠点に幅広い活躍をみせてきたガンバ奏者の市瀬礼子や、ルネサンス・バロック2種のリュートを使いこなす撥弦奏者エリザベス・ケニーなど、全ての奏者が音楽的対話を通じみずみずしい存在感を示し続ける様子はさながら、自発性と高いコミュニケーション感覚で紡ぎ出されていった英国貴族たちの語らいのよう。 名技師ジャレッド・サックスならではの精妙なエンジニアリングもそれぞれの古楽器の味わいを最大限に伝え、やんごとなき人々の社交の嗜みの中で大きな意味を持った当時の音楽芸術の素顔がありありと蘇る奥深い1枚です。
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ハンザ同盟の結婚モテット集 [マンフレート・コルデス指揮 ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス]
HANSEATIC WEDDING MOTETS
発売日:2019年10月25日
NMLアルバム番号:999396-2CD価格:1,425円(税込)
16世紀から17世紀のハンザ同盟諸国では、結婚式は人々の生活において「特別な出来事」でした。都市の至る所にある教会では、ことあるごとに祝祭の音楽が演奏されていましたが、実は結婚する人たちの身分によって、結婚式で演奏する音楽への特別な取り決めがあったようですが、お金を持つ中流社会の人々は、この時とばかりに贅沢の限りを尽くす良い機会でもありました。彼らは友人の伝手を使い高名な音楽家に作品を依頼。演奏後は印刷して出席者への贈り物に使ったことで楽譜が残存するこれらの曲を、マンフレート・コルデスとブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスが、当時を彷彿させる素晴らしい演奏で聴かせています。
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「再びおいで!」 ~ ダウランドの旅
ジョン・ダウランドと同世代の作曲家の音楽&レセプションDOWLAND AND HIS CONTEMPORARIES
■交響曲/管弦楽曲 ■室内楽
発売日:2013年05月22日
NMLアルバム番号:777799-2CD価格:1,824円(税込)
1600年頃のヨーロッパにおいて、最も影響力の高い作曲家の一人であったジョン・ダウランド。彼は英国の宮廷リュート奏者の職を望むも、カトリック教徒であったためイングランド国教会から受け入れられず、しかたなく海外に出ることにしたのです。ニュルンベルク、ヴェネツィア、フィレンツェ、デンマークなど各地を遍歴し、その際知り合った地元の作曲家たちと交流し強い影響を与えたのでしょう。 このアルバムには、そんな当時の「ダウランドの友人たち」の音楽を交え、この時代の音楽を楽しめるような工夫が凝らされています。ヤン・コボウの美しいテノールが時を超えた旅へと聴き手を誘います。
