ジェンキンス(ジョン) Jenkins, John
生没年 | 1592-1678 | 国 | イギリス |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 24531 |
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ジェンキンス(1592-1678):
ヴァイオル・コンソートのための
4声のファンタジアとパヴァーン [ファンタズム]JENKINS, J.: Four-Part Consorts (Hyde, Phantasm)
発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:CKD677
CD価格:2,475円(税込)
ルネサンスの美意識をパーセルの時代へと繋ぐジェンキンス、
本場英国発の新録音ルネサンスの音楽作法が17世紀に入っても根強く愛され続ける中、世紀半ばの清教徒革命による共和政時代に宮廷式の音楽が存亡の危機にさらされ、芸術音楽断絶のあと1660年の王政復古とともに急速なバロック流入を経験することとなった英国の音楽世界。この結果、革命前のルネサンス的な美意識による多声音楽が17世紀後半まで命脈を保ち、バロック的な新しい音楽と併存するという独特な状況が生まれました。 その過渡期ともいえる共和政時代を生き延び、王政復古とともに新たな活躍をみせた弦楽器芸術家ジョン・ジェンキンスは、ヴァイオリンを使った新機軸の音楽のかたわら、ヴァイオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の合奏によるルネサンス的な音作りが美しい多声器楽曲も残しています。 英国最前線のガンバ奏者たちが集う才人集団ファンタズムは、このジェンキンスのヴァイオル・コンソート作品の楽譜を徹底究明、新たな校訂譜を作成したうえで決定盤的録音を進めてきましたが、これまでの6声(BKD556)および5声(BKD557)のコンソート集に続く今回のアルバムは4声の作品を集め、この体系的録音の完結編を飾るところとなりました。 これらの大半は革命前の1620年代に書かれ、同時代のウィリアム・ローズのコンソートなどとは異なり厳格対位法の慣習を守りながらも、ユニークな和声で聴き手を飽きさせないジェンキンス随一の作風が光ります。 ヴァイオリンを使った後年の音楽とは一線を画す古雅な音世界。聴き深め甲斐のある19作を、LINN RECORDSならではの自然派録音で聴ける喜びが詰まっています。収録作曲家:
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ジェンキンス(1592-1678):
コンソート・ミュージック [アポロ・コンソート(アンサンブル)]JENKINS, J.: Consort Music (Apollo Consort)
発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:SOMMCD217
CD-R価格:2,160円(税込)
17世紀イングランドで活躍した作曲家、ジョン・ジェンキンスのコンソート・ミュージック集。若い頃からリュート奏者、リラ・ヴァイオルの奏者でもあった彼は、長年に渡り数多くの作品を書き、とりわけヴァイオル(ヴィオール)のためのファンタジアの発展に寄与しました。この時代のヴァイオル作品といえば、聖句を定旋律とする《イン・ノミネ》がほとんどでしたが、彼は積極的に新しい形式、「アルマンド」「クーラント」「パヴァーヌ」などを手掛け、古い形式に新風を吹き込んだとされています。 名鍵盤奏者カミングスを中心とする“アポロ・コンソート”の活気あふれる演奏でお楽しみください。
収録作曲家:
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『コンソートの記念碑』
- トーマス・メイス(1613-1706)著『音楽の記念碑』に基づく再現楽器による、コンソート・オブ・ヴァイオルズ黄金期の音楽 - [ラシェロン フランソワ・ジュベール=カイエ]Instrumental Ensemble Music - FERRABOSCO II, A. / MONTEVERDI, C. / WARD, J. (A Consort's Monument) (Joubert-Caillet, L'Achéron)
発売日:2020年04月10日 NMLアルバム番号:RIC413
CD価格:2,475円(税込)
凝った再現楽器が奏でる、瑞々しいヴァイオル合奏多彩な音楽家であり音楽理論家であったトーマス・メイスが1676年に著した『音楽の記念碑 Musick’s Monument』は、ヴァイオル(ヴィオール)の合奏が全盛期を迎えていた当時のロンドンで聴かれた様々な音楽の形がまとめられているほか、演奏にむけての練習法や楽器の作り方までが書かれた大変貴重な資料です。ジュベール=カイエ率いるラシュロンは、この記述に沿って1セット6挺のヴァイオルを作り、さらに今回新たにヴァージナルとコンソート・オルガンも新調し、ヴァイオル合奏黄金期の作品に取り組みました。 モンテヴェルディのマドリガーレ以外は、イタリア風の名前も含めて全て当時イギリスで活躍した作曲家たち。ともすると、しめやかな表現に終始してしまうコンソート・オブ・ヴァイオルズですが、ここでのラシュロンの演奏は時に躍動的なまでの動きが感じられ、鍵盤楽器も大変効果的で音楽の流れが実に鮮やか。これらの作品の新たな魅力を発見できる、美しくも楽しいアルバムです。
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発売日:2018年01月26日
CD価格:2,240円(税込)
英国の合唱団“エボア・シンガーズ”が歌うクリスマス音楽集。ここでテーマとして選ばれているのは17世紀の「イングランド内戦」です。国王派である「騎士党」と議会派である「円頂党」の戦いの末、勝利した議会派はプロテスタントを擁護していたため「聖なる日:クリスマス」を盛大に祝うことを禁止してしまいました。 しかしそれに納得できなかった騎士派の人々は、そっとクリスマスの行事を続行し、独自の曲集を作成します。議会派に配慮してか、ほとんどはプロテスタントの作曲家の作品ですが、中にはバードのようなカトリックの作曲家の作品が含まれているのは面白いところです。宗教戦争と内乱に明け暮れたイングランドで演奏されたであろう美しい曲集です。
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発売日:2017年11月29日
CD価格:2,100円(税込)