バッケル・グレンダール(アガーテ) Backer Grøndahl, Agathe
生没年 | 1847-1907 | 国 | |
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辞書順 | 「ハ」 | NML作曲家番号 | 18992 |
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バッケル=グロンダール(1847-1907):
ピアノ作品集 [サラ・アイメー・スミセス(ピアノ)]BACKER GRØNDAHL, A.: Piano Works - Norwegian Folksongs and Dances, Opp. 30 and 33 (excerpts) / Études and Studies (Smiseth)
発売日:2022年03月25日 NMLアルバム番号:GP902
CD価格:1,950円(税込)
ノルウェーのピアニスト・作曲家アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)。オスロで学んだ後、フィレンツェでハンス・フォン・ビューロー、ワイマールでフランツ・リストに師事。優れたピアニストとして活躍を始めました。アイルランドを代表する文学者バーナード・ショーも彼女の演奏を称賛するなど、ロンドンとパリを中心に世界的な名声を博しましたが、聴力を失ったことで演奏活動から引退。以降は優れた教師として数多くの生徒を指導しました。 作曲家としての彼女は、声楽曲とピアノ曲を中心に400曲ほどを遺しており、親友であったエドヴァルド・グリーグと共に、ノルウェー音楽史の黄金時代の形成に大きな貢献を果たしています。美しい「セレナード」をはじめとする初期の作品にはショパンやシューマンなどのヨーロッパのロマン派の影響が感じられますが、晩年の作品には印象派のスタイルが採り入れられており、「青い山にて」はノルウェー作曲家による最初の印象派の作品とみなされています。 彼女の息子フリチョフ・バッカー=グロンダール(1885-1959)もピアニスト・作曲家であり、コンサートでは母の作品を積極的に演奏、宣伝に尽力しました。 演奏者のサラ・アイメー・スミセスはオスロ出身のピアニスト。ノルウェー音楽アカデミーと王立音楽院で学び、オスロ大学で音楽学の学士号を取得。米国とカナダで開催するレクチャーリサイタルは、その魅力的な演奏と絶妙なストリーテリングの組み合わせが高く評価されています。
収録作曲家:
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忘れられたミューズ II
〈歴史に埋もれた女性作曲家たちのピアノ曲集 第2集〉 [アントニオ・オヤルサバル(ピアノ)]La Muse Oubliée II
発売日:2024年05月03日 NMLアルバム番号:IBS-32024
CD価格:2,475円(税込)
ロンドン在住のピアニスト、アントニオ・オヤルサバルが紹介する女性作曲家のピアノ曲集第2集。このアルバムでも異なる時代と地域に生きた18人の作品が取り上げられています。 ナディア・ブーランジェやドーラ・ペヤチェヴィチ、フローレンス・プライス、ルイーズ・ファランクなど近年注目を集めている人もいますが、他の作曲家の名前を目にすることはほとんどありません(ちなみにトラック5のエリザベート・フォン・ヘルツォーゲンベルクはドイツの作曲家ハインリヒ・フォーン・ヘルツォーゲンベルクの妻、トラック18のオリティエ・スコーヴァはヨゼフ・スークの妻です)。 オヤルサバルは彼女たちが生きた時代を徹底的に調査し、実際に音にすることで彼女たちの存在を確かなものにしています。
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-★『レコード芸術』特選盤(2022年7月号)★-
女性作曲家の3世紀[10枚組](日本語解説付) [さまざまな演奏家]
発売日:2022年03月25日
CD 10枚組国内仕様 日本語解説付き価格:9,900円(税込、送料無料)
Grand Pianoレーベル10周年記念企画第一弾。
女性作曲家たちの作品集10枚組を3月8日の国際女性デーを前にリリース!20世紀中盤までクラシックの作曲界は圧倒的な男性社会でした。女性は作曲に向いていないとされ、発表の機会を与えられない、文化人のサークルから排斥される、家庭に入ることを強要される、まずは容姿で判断される、が当たり前だったのです。しかし、歴史上、作曲をした女性は6000人以上いたと言われています。彼女たちは彼女たちなりの闘いでその音楽人生を切り開いて行きました。音楽も嗜む良家の奥様であり続けたブリヨン・ド・ジュイ、侯爵夫人という恵まれた環境と夫をフランス革命で失うもその後を楽才を武器に生き抜いたモンジェロール、ピアノの腕と抜群の容姿でゲーテをも魅了したシマノフスカヤ、チェコ近代音楽の情熱的な推進者として注目されながら25歳で病没したカプラーロヴァー、ポップスや民謡の要素を取り入れて現代の調性音楽を書き続けるスリランカのエカナヤカなど19人の女性作曲家の生きざまがここに刻まれています。 ――吉池拓男(監修) *国内仕様盤には「知られざる音楽を広める会」の主宰・監修や『女性作曲家列伝』の共著のある谷戸基岩氏と小林緑氏による日本語解説が付属します。 -
PIONEERS 先駆者たち
女性作曲家たちのピアノ曲集 [石本 裕子(ピアノ)]Piano Recital: Ishimoto, Hiroko - BACKER GRØNDAHL, A. / BĄDARZEWSKA-BARANOWSKA, T. / BEACH, A. / BON, A. (Pioneers - Piano Works by Female Composers)
発売日:2020年09月11日 NMLアルバム番号:GP844
CD価格:1,950円(税込)
18世紀から現代までに於いて、女性作曲家たちがどのような活動をしてきたかを探るアルバム。クララ・シューマンやエイミー・ビーチ、三宅榛名などよく知られた女性たちの作品から、最近注目が高まるドーラ・ペヤチェヴィチ、セシル・シャミナードの作品までを紹介するだけでなく、フリードリヒ大王(プロイセン王)フルート・ソナタを献呈したことで知られるイタリアのアンナ・ボンを始め、マルティヌーに師事したヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー、「乙女の祈り」1曲のみが知られるテクラ・バダジェフスカ(テクラ・ボンダジェフスカ=バラノフスカ)、そしてほぼ歴史に埋もれてしまった他の女性たちの作品が随所に散りばめられたこのアルバムは、ピアニスト、石本裕子の長年の研究結果が反映される興味深い1枚に仕上りました。 石本は各々の女性作曲家たちの生涯を丹念に辿りながら、その作品を愛情を込めて奏でています。