トレス(ヘスス) Torres, Jesús
生没年 | 1965- | 国 | スペイン |
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辞書順 | 「ト」 | NML作曲家番号 | 111180 |
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トレス(1965-):
ピアノと様々な楽器のデュオ作品集 [ホセ・ルイス・エステリェス(クラリネット)/マリア・スビメンディ(アコーディオン)/ミケル・ベルナート(パーカッション)/クララ・アンドラーダ(フルート)/ダビド・アペリャーニス(チェロ)/ロベルト・シッラ(オーボエ)/アルベルト・ロサド(ピアノ)]TORRES, J.: Chamber Music with Piano (Rosado, Estellés, Zubimendi de la Hoz, Bernat, Andrada, Apellániz, Silla)
発売日:2024年03月15日 NMLアルバム番号:IBS-212023
CD価格:2,475円(税込)
マドリード音楽院に学び、同時にフランシスコ・ゲレーロに作曲を師事。これまでに130を超える作品を書き上げた作曲家ヘスス・トレス。スペイン国民楽派の伝統を受け継ぎながらも、微分音の使用や独自の和声を用いた作風で知られます。 このアルバムには、20年にわたる作曲活動から生まれたピアノとさまざまな楽器との対話による6作品を収録しています。
収録作曲家:
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PARAULES
パーカッション作品集 [ノエ・ロドリーゴ・ヒスベルト(パーカッション)]Paraules - XENAKIS, I. / SCIARRINO, S. / DENISOV, E. / BORZELLI, S. / VALLEJO, P. (Gisbert)
発売日:2023年12月22日 NMLアルバム番号:IBS-142023
CD価格:2,250円(税込)
パーカッショニスト、ノエ・ロドリーゴ・ヒスベルトは、現代スペインにおける才能のあるミュージシャンの一人です。ヨーロッパとアメリカ全土のほとんどの主要なコンサートホールやフェスティバルで演奏し、これまでに20以上の国籍の作曲家による50作を超える作品を初演してきたという彼は、このアルバムでクセナキス、シャリーノ、マントヴァーニ、デニソフや、2015年に作曲されたボルゼッリの作品、初録音となるトレスとバレーホの作品を演奏。様々な楽器が発する音は、まるでそれぞれが意味をもつ言葉のように聴き手の耳を刺激します。
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Mosaicos
現代スペインのクラリネット三重奏曲 [トリオ・ムジカリス]Chamber Music - PARRA, H. / TORRES, J. / GRECO, J.L. / PAÚS, R. (Mosaicos) (Trio Musicalis)
発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:IBS-62023
CD価格:2,250円(税込)
タイトル通り、現代スペイン作曲界の多彩な方向性を集めたモザイクのような1枚。軽快なトレス、新古典派の様式を踏襲したグレコ、抒情的なパウスなど、各々の作曲家の持ち味が発揮された作品を収録しました。クラリネット奏者エドゥアルド・ライムンドはスペイン国立管弦楽団のメンバーで、室内楽奏者としても活躍しています。
収録作曲家:
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若いピアニストのための
前奏曲集 [ルイス・ゴンサレス・リャド(ピアノ)]Preludios for a Young Pianist
発売日:2022年12月23日 NMLアルバム番号:IBS-102022
CD価格:2,250円(税込)
2000年にマドリッドで生まれた若きピアニスト、ルイス・ゴンサレス・リャド。彼はスペイン、ポルトガル、ラテン・アメリカ諸国で活躍する作曲家たちに、自由なアプローチによる「プレリュード」の作曲を委嘱。その中から選ばれた19曲がここに収録されました。 静謐な音によるカムパーナの「Askein」やマルコの「神秘的な前奏曲」、タイトル通りの煌めく音色を 特徴とするカッロの「リオ・デ・クリスタル」、スペイン情緒が感じられるJ.L.トゥリーナの「リンダラハの前奏曲」など多種多様な音とイメージに満ちています。
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Alto Mystic
独奏ヴィオラのためのスペイン作品集 [アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ)]Viola Recital: Alonso, Ana María - BUSTAMANTE, M. / CARRO, M. / ERKOREKA, G. / LANCHARES, S. (Alto Mystic)
発売日:2020年02月07日 NMLアルバム番号:IBS-192018
CD価格:2,250円(税込)
スペインの今を生きる作曲家が1995年から2017年の間に作曲した作品を集めたヴィオラ・アルバム。 演奏は、スペイン現代曲を得意とし、作曲家と緊密なコラボを行いながら数多くの作品の初演を手掛けているアナ・マリア・アロンソ。15歳でデビューし、1998年から2009年にかけてマドリード交響楽団のメンバーとして、スペイン国内、アメリカやヨーロッパ・ツアーでも活躍する彼女、アルバム・タイトル「アルト・ミスティック」にはアルトの深みのある声をもつヴィオラという楽器の神秘性や無限の可能性を広めたいという気持ちを表しています。 アロンソの演奏は確かな技術の上に、情熱と使命感に満ちており、繊細で詩的な音色はもちろん、ヴィオラがどんな挑戦的な曲にも対応できる柔軟性をも備えた楽器であるかを教えてくれます。
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En la Alhambra
スペインのピアノ作品集 [ファン・カルロス・ガルバヨ(ピアノ)]Piano Recital: Garvayo, Juan Carlos - ALBÉNIZ, I. / DEBUSSY, C. / MONTSALVATGE, X. / TURINA, J. (En la Alhambra)
発売日:2020年02月07日 NMLアルバム番号:IBS-32013
CD価格:2,250円(税込)
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Cueurs Desolez - すべての人の心は乱れ
カウンターテナーとアコーディオンのための作品集 [カルロス・メーナ (カウンター・テナー)/イニャキ・アルベルディ(アコーディオン)]Vocal Music (Counter-Tenor) - JOSQUIN DES PREZ / TORRES, J. / ERKOREKA, G. / BACH, J.S. (Cueurs Desolez) (C. Mena, Alberdi)
発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:IBS-92019
CD価格:2,250円(税込)
カウンターテナーとアコーディオンという珍しい組み合わせ。どちらも現代と過去の作品を研究し、独自のレパートリーを拡大していく必要があるという共通点があり、その結果としてルネサンス期のジョスカン・デ・プレ、J.S.バッハから現代まで、幅広い時代の作品をとり上げ、「すべての人の心は乱れ」というタイトルが示すとおりの悲しみや憂いがもたらされるような、繊細で知的な感性を取り入れた独自の世界観が表現されています。 メーナは、バーゼル・スコラ・カントルムで学び、ルネ・ヤーコプスに師事、ラ・フォル・ジュルネTOKYOにも出演している歌い手。アルベルディはアコーディオン教育の最高峰といわれるグネーシン音楽院やシベリウス・アカデミーで学び、グバイドゥーリナやシュトックハウゼンなど現代作曲家とのコラボでも知られています。天上の声と、荘厳で、時に地を這うかのようなアコーディオンの対照的な響きに圧倒されます。
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TRUTHS
サクソフォン作品集 [アンヘル・ソリア(サクソフォン)]Saxophone Recital: Soria, Ángel - MAGRANÉ FIGUERA, J. / TORRES, J. / QUISLANT, J. / ESLAVA, J.J. / POSADAS, A. / BERNAL, A. (Truths)
発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:IBS-142017
CD価格:2,400円(税込)
1842年、ベルギーの音楽家、楽器職人アドルフ・サックスが持ち込んだ楽器に賞賛の声を上げたベルリオーズ。彼はこの楽器のすばらしさを新聞記事にしましたが、当時はまだ多くの賛同者を得るには至りませんでした。しかし20世紀後半になって、サクソフォンはジャズの分野で予想以上の人気を獲得、人々はこの楽器の新たな可能性を見出すこととなりました。 このアルバムではアバンギャルドと呼ばれる世代に属する作曲家たちによって書かれた6つの作品を聴くことができます。彼らの美学はどれも異なり、その表現方法は多様性に富むため、結果的に楽器のあらゆる表現力を引き出すことに成功しています。
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近現代のスペイン・ヴァイオリン作品集 [アレハンドロ・ブスタマンテ(ヴァイオリン)]
Violin Recital: Bustamante, Alejandro - HALFFTER, R. / GUINJOAN, J. / ABRIL, A.G. / BERNAOLA, C. / TORRES, J. (Contemporary Spanish Violin)
発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:IBS-162017
CD価格:2,400円(税込)
19歳でソリストとして舞台に立って以来、アレハンドロ・ブスタマンテはその誠実な演奏で世界的に活躍しています。コンクールの受賞歴も多く、また各国の批評家たちも彼に好意的な意見を寄せています。2010年からピアニスト、エンリケ・バガリアとデュオを結成し、ロマン派から近現代の作品を演奏していますが、このアルバムではスペイン近現代の無伴奏作品を演奏、幅広いスタイルによる多彩な作品を聴かせています。 アルフテルとパジーナ以外は、全てプスタマンテのために作品が提供されており、彼自身も作曲家たちの惜しみなき献身に感謝していると言葉を寄せています。
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〈21世紀のスペイン・ギター作品集 第2集〉
バラダ/卜レス/ゴドーイ
ガルシア・アブリル/デ・パブロ
ソウトゥーリョ/ドゥラン=ロリガ
カサブランカス/ルイス [レヴィン]21st Century Spanish Guitar, Vol. 2 - BALADA, L. / TORRES, J. / LÓPEZ GODOY, M. / GARCÍAABRIL, A. / PABLO, L. de / SOUTULLO, E. (A. Levin)
発売日:2016年10月28日 NMLアルバム番号:8.573409
CD価格:1,900円(税込)
全4集からなる「21世紀のスペイン・ギター作品集」シリーズの第2集。前作と同じく、数々の受賞経験を持つギタリスト、アダム・レヴィンの演奏です。1936年から1975年に渡って独裁体制を維持していたフランコ政権下、芸術家たちは圧政に苦しめられていましたが、フランコ政権終焉後からは、その遅れを取り戻すべく、スペインの音楽界は目覚しい復興を遂げます。 このシリーズでは、そんな苦難の時期を乗り越えた21世紀のスペインのギター作品を聴くことができます。どれも見事なもので、冒頭のバラダの「グラナドスへのオマージュ」は、まさにスペインのギター音楽の輝かしい歴史が感じられるものと言えるでしょう。バラダの才能ある学生の一人、カタロニアのロペス・ゴドーイの描写的な「秋のエレジー」、ヘスス・卜レスのモノローグ、NAXOSではすでにおなじみの作曲家カサブランカスの「3つの小品」など、アルバムのほとんどが世界初録音。