Ekkozone
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レイノルズ(1934-):
木管のための協奏曲集 [ジャクリーン・ルクレア(オーボエ)/ケアスティン・ティーレ(フルート)/ハーヴェイ・ソルバーガー(フルート:コンピューター処理)/エスビェア・アンサンブル&ゲストマティアス・ロイメルト(指揮)]REYNOLDS, R.: Journey / Transfigured Wind III (Wind Concertos) (Esbjerg Ensemble, Reumert)
発売日:2024年04月26日 NMLアルバム番号:EKKOZONE04
CD価格:2,475円(税込)
アメリカの作曲家ロジャー・レイノルズとデンマークのミュージシャン兼プロデューサー、マティアス・ロイメルトのコラボレーションによるシリーズの第1弾。このアルバムでは世界初録音を含むレイノルズの木管のための協奏曲が紹介されます。 オーボエ協奏曲「JOURNEY」は2023年の最新作。ソリストのジャクリーン・ルクレアのために書かれた作品で、巧みな対位法が巡らされたオーケストラと、技巧的なオーボエが競い合うかのような緻密なアンサンブルを作り出していきます。 1984年の「Transfigured Wind III」は20世紀後半に書かれた名作。クリスティアン・ティーレのフルートと、レイノルズ作品を最初に演奏した奏者の一人、ハーヴェイ・ソルバーガー(1938-)の音を電気的に処理した響きを組み合わせ、ロイメルトが指揮するエスビェア・アンサンブルが伴奏、ユニークな音楽が生み出されています。
収録作曲家:
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EGUNGUN - 驚天動地のパーカッション
アギーレ(1968-):
パーカッション六重奏のための作品集 [SoXXI パーカッション・グループ]AGUIRRE, L.F.: Egungun: Ará Orun / Bembé / Toque a eggun (SoXXI Percussion Group)
発売日:2024年03月29日 NMLアルバム番号:EKKOZONE02
CD価格:2,475円(税込)
バレンシアを拠点とするSoXXI パーカッショングループと、ラテンアメリカの現代作曲家の一人ルイス・フランツ・アギーレ。彼らは10年にわたるコラボレーションを行っており、前作「Orula」(EKKOZONE03)はデンマークの音楽誌『Seismograf』の2023年ベスト・アルバムに選出されるなど高く評価されています。 このアルバム「EGUNGUN」はアギーレの宗教観が反映されたもので、伝統的なアフロ・キューバンのパーカッション音楽や、インド古典音楽、そしてクセナキスの書法など様々な要素が取り入れられており、数多くの打楽器や、時には電動ハンマードリルで穿孔するときの音、悲鳴までを用いて独特な音響世界を築いています。
収録作曲家:
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Argumenta
マヌリ(1952-)/ラヴェル(1875-1937):
作品集 [マティアス・ロイメルト(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション、ピアノ)/アンデシュ・エルテン(マリンバ、ヴィブラフォン、パーカッション)]MANOURY, P.: Argumenta / RAVEL, M.: Le tombeau de Couperin (Reumert, Elten)
発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:EKKOZONE01
CD価格:2,250円(税込)
世界的な活躍を誇るデンマーク出身の打楽器奏者、指揮者マティアス・ロイメルト。このアルバムには、彼が現代作曲家フィリップ・マヌリとタッグを組み、数年間にわたるコラボレーションから生まれた作品が3曲収録されています。議論などを意味する「Argumenta」はロイメルトとエルテンのために書かれた曲で、マヌリによれば「これまでにキーボードパーカッションのために書いた作品の集成」という作品。多くのテクニックとアイデアが組み込まれています。 ラヴェルの「クープランの墓」はロイメルト自身の編曲によるもの。バロック調のタイトルの中に、ラヴェルの思いが込められたピアノ曲をロイメルトはエキサイティングなパーカッション作品として生まれ変わらせることに成功しています。
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アギーレ(1968-):
作品集 [マティアス・ロイメルト・グループ]AGUIRRE, L.F.: Orula / Oriki ashangó: Kabiosile! / Oru a yemayá y obba (Mathias Reumert Group)
発売日:2023年12月08日 NMLアルバム番号:EKKOZONE03
CD価格:2,250円(税込)
キューバの作曲家ルイス・フランツ・アギーレの作品集。彼の作品は「地獄から来た」と評されるほどに、パーカッションによる強烈なリズムと複雑な対位法が特徴で、とりわけ「Oru a Yemayá y Obba」では効果的に用いられる微分音が呪術的な雰囲気を誘発します。 演奏はデンマークのパーカッショニスト、指揮者のマティアス・ロイメルトが率いるマティアス・ロイメルト・グループ。「これらの作品を学ぶためには時間がかかった」と語るロイメルトですが、彼は作品を完全に掌握し、そのユニークな音楽を聴き手に提示しています。
収録作曲家: