マイール(ジモン) Mayr, Johann Simon

生没年 1763-1845 ドイツイタリア
辞書順 NML作曲家番号 28448
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    マイール(1763-1845)
    ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ短調 詳細ページ
    [アンナ・ファイト/ボグナ・ベルナギエヴィチ/フレイア・アプフェルスタット/マルクス・シェーファー 他/フランツ・ハウク(指揮)/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス(古楽器オーケストラ)]

    発売日:2024年03月22日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ヨハン・ジモン・マイールの音楽を積極的に紹介するフランツ・ハウクとコンチェルト・デ・バッスス。今回のアルバムでは200年ほどの間、顧みられることのなかったマイールの「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)」を演奏しました。 この作品は、以前NAXOSからリリースされた「グローリア・ミサ」(8.574203)と同じく、17世紀イタリアで流行した「ミサ・コンチェルタータ」(各々の曲は連続せず、独立して奏される)の様式に根差しており、歌い手とオーケストラが巧みな掛け合いを聴かせ、とりわけ「オーケストラ・パートの優れた対位法の書法は当時の聴衆に強烈な印象を与えた」と、マイールの最初の伝記作家ジローラモ・カルヴィ(1791-1872)が書き残したほどです。 70作以上の歌劇を残したマイールの抒情的な旋律美は、これらの宗教的作品でも健在です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660511

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    マイール(1763-1845)
    歌劇《ラカデミア・ディ・ムジカ》 詳細ページ
    [ィリッポ・モラーチェ(バリトン)/セサル・コルテス(テノール)/エレオノーラ・ベッロッチ(ソプラノ) 他/ニコラ・パスコーニ(指揮)/クラクフ・パッショナルト管弦楽団]

    MAYR, J.S.: Accademia di musica (L') [Opera] (Morace, Cortés, Bellocci, Seguel, Passionart Orchestra Krakow, Pascoli)

    発売日:2022年10月14日 NMLアルバム番号:8.660511

    CD価格:1,900円(税込)

    ヨハン・ジモン・マイールの歌劇《ラカデミア・ディ・ムジカ(音楽の学校)》は1799年秋にヴェネツィアのサン・サムエレ劇場で初演されました。作品自体が短かったため別の作曲家のファルサ(笑劇)と組み合わされての上演で、少なくとも2回上演された記録がありますが、以降忘れられてしまいました。とはいえ、「劇中劇」やオペラの一環として行われるコンサートなど18世紀の伝統を継承する聴きごたえのある興味深い作品です。 この物語は、もともと1780年代に戯曲作家アルベルガーティ・カパチェッリが書いた同名の2幕のコメディを元にしており、息子のヴァレリオに財産を渡したくない金持ちの老人グリエルモが、自身が結婚しようと小間使いのヴェスピーナを誘惑するも、彼女は召使のチェッキーノと相思相愛の仲。一方、美しいヴェネツィア娘アンネッタと恋に落ちたヴァレリオは、結婚の許しを得るために彼女を「アカデミーの主催者」として父に紹介。一旦はアンネッタになびいたグリエルモですが、最後は2組の若者たちの結婚を認めるというもの。 ここではグリエルモ役のフィリッポ・モラーチェが強靭かつコミカルな歌を披露、老いても盛んなグリエルモを見事に演じました。また2018年国際ベルカント賞を受賞したエレオノーラ・ベッロッチも魅力的なコロラトゥーラを披露。会場を沸かせています。 音楽祭デビューとなるクラクフ・パッショナルト管弦楽団の熱演も聴きどころ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660483

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    マイール(1763-1845)
    歌劇《アルフレード大王》 詳細ページ
    [マリー・ルイーズ・ドレッセン(メゾ・ソプラノ)/マルクス・シェーファー(テノール)/ダニエル・オチョア(バス) 他/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/フランツ・ハウク(指揮)]

    発売日:2022年02月11日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ドイツで生まれイタリアで活躍した作曲家、ジモン・マイール。彼は70曲ほどの歌劇を遺しましたが、晩年に題材として選んだのは、その頃に彼が関心を抱いていた中世イングランドの物語でした。 この《アルフレード大王》もそのような作品の一つであり、デンマーク人戦士グートルーモが率いるヴァイキング軍の侵略を阻止するとともに、グートルーモに結婚を強要された最愛のアルスヴィータを救出するというアルフレード(英語名アルフレッド)大王の劇的なストーリーを、壮大な合唱と官能的な旋律で彩った歌劇。初演時も大きな成功を収めるとともに、次世代のベルカント・オペラの作曲家たちにも大きな影響を与えました。 ここで主役を歌うメゾ・ソプラノのマリー・ルイーズ・ドレッセンはライプツィヒで学び、2013年には“Opernwelt”誌の「Best Young Actress」賞に選ばれた若手。伸びのある美しい声が印象的です。 マルクス・シェーファー、ダニエル・オチョアらヴェテランの歌唱も聴きどころ。ジモン・マイールの権威であるフランツ・ハウクはこの作品でも全体を手堅くまとめた素晴らしい演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660462

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    マイール(1763-1845)
    歌劇《エレーナ》 全2幕 詳細ページ
    [ユリア・ソフィー・ワーグナー(ソプラノ)/ダニエル・オチョア(バス)/ミラ・グラツィク(ソプラノ) 他/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/フランツ・ハウク(指揮)]

    発売日:2021年06月25日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    世界初録音!
    あの《フィデリオ》を思わせるマイールの救済オペラ
    1813-14年、ナポリの謝肉祭シーズン中に、ジモン・マイールが書きあげた歌劇《エレーナ》。 主役を務めるのは、男装の麗人でリッカルドと名乗るエレーナ。彼女はタラスコンの王女で、コンスタンティーノ伯爵の妻ですが、現在夫コンスタンティーノには義父殺しの嫌疑がかけられており、追跡者エドモンドから逃げているところです。 周囲の人々の疑惑をはねのけ、最後は夫の潔白も証明されるというこの歌劇は、当時フランスからドイツにかけて流行していた「レスキュー=救済オペラ」と呼ばれるジャンルの作品で、その名のとおり、高尚な人道主義の理想を掲げ、危険から救助される主人公を描き、最後はハッピーエンドを迎えるというのが定石。ベートーヴェンの《フィデリオ》が代表作です。マイールは華やかなアリア、ロマンス、アンサンブルを用いて、複雑なあらすじを的確に描きました。 演奏はマイール作品のオーソリティ、フランツ・ハウク。素晴らしい歌手たちと、手兵コンチェルト・デ・バッススとともにメリハリのある音楽を創り上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574203

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    マイール(1763-1845)
    グローリア・ミサ ホ短調・ヘ短調 詳細ページ
    [ドロタ・シュチェパンスカ(ソプラノ)/アンナ・ファイト(ソプラノ)/マルクス・シェーファー(テノール) 他/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/フランツ・ハウク(指揮)]

    MAYR, G.S.: Messa di Gloria in E Minor / Messa di Gloria in F Minor (Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2021年04月23日 NMLアルバム番号:8.574203

    CD価格:1,900円(税込)

    ドイツで生まれ、イタリアで活躍した古典派の作曲家ジモン・マイール。近年作品の紹介が進み、NAXOSレーベルからも歌劇や声楽曲を中心に数多くの作品がリリースされています。 このアルバムに収録された2つのミサ曲は、マイールの存命当時、ヨーロッパ全土で高い人気を博した作品で、17世紀イタリアで流行した「ミサ・コンチェルタータ」(各々の曲は連続せず、独立して奏される)の様式に根差しています。 60分近い大作であるホ短調ミサ曲は、歌い手とオーケストラが巧みな掛け合いを聴かせる華麗な仕上がりを誇り、とりわけオーケストラ・パートの優れた対位法の書法が見事です。小振りの作品であるヘ短調ミサ曲は、時には憂いを帯びた旋律が現れる印象的な作品。どちらもマイールの後期のスタイルの優れた作例として長く認識されていたものです。 1955年生まれの指揮者フランツ・ハウクは教会音楽のスペシャリストとして知られ、2003年にジモン・マイール合唱団を設立。マイール作品を中心とした18-19世紀の合唱作品の紹介に尽力しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660422

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    マイール(1763-1845)
    歌劇《2人の公爵夫人、またはオオカミの狩猟》 詳細ページ
    [アン・ヨンジュン(テノール)/ジョ・ジェギョン(バス)/チェ・ウンヘ(ソプラノ)他/フランツ・ハウク(指揮)/コンチェルト・デ・バッスス(アンサンブル)]

    MAYR, J.S.: Due duchesse (Le) [Opera] (M. Schäfer, T.M. Herbert, Bavarian State Opera Chorus, Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:8.660422-23

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    すでにNAXOSではおなじみの作曲家ヨハン・ジモン・マイール。フランツ・ハウクが指揮するオペラや宗教曲などの一連の作品は、どれも高い人気を博しています。 今回の新譜は、中世イギリスの騎士道をテーマにした歌劇《2人の公爵夫人》。物語の舞台はエドガー王が統治する10世紀のイングランド。中世イングランドに魅了されていたマイールは、この作品の他にも“薔薇戦争”や“アルフレッド大王”をテーマにしたオペラを書いていますが、この《2人の公爵夫人》は、波乱に満ちた物語の台本とイタリア風の様式がうまく溶け合った野心的、かつ素晴らしい出来栄えを誇っています。 この世界初録音となる演奏では韓国の歌手たちが多数起用されており、若々しくかつ柔軟な演奏が楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574057

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    マイール(1763-1845)
    ミサ曲 変ホ長調 詳細ページ
    [フランツ・ハウク(指揮)/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス]

    MAYR, J.S.: Mass in E-Flat Major (Szczepańska, Krödel, M. Schäfer, Ochoa, Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2020年02月21日 NMLアルバム番号:8.574057

    CD価格:1,900円(税込)

    フランツ・ハウクが指揮するマイール作品、今回は「ミサ曲 変ホ長調」の登場です。1843年頃にキリエとグローリア、クレドの大部分が作曲されたこのミサに、フランツ・ハウクがマイールの既存の作品から色調のあう曲を選び出し、全曲に仕立てたもの。この方式は18世紀以来イタリアでは一般的に行われており、聴き手は必然的にマイールのさまざまな作品を耳にすることができるという利点も持ち合わせています。 全曲には17世紀頃に発祥したとされる「ミサ・コンチェルタータ」の形式を採用、レチタティーヴォはなく、合唱とソロは明確に分けられており、オーケストラ・パートも充実。なかでもグローリアに含まれる「Gratias agimus」でバス独唱のオブリガードを務める技巧的なホルンの旋律が聴きどころ。どの曲にも華やかで祝典的な雰囲気が漂う美しいミサ曲に仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660399

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    マイール(1763-1845)
    歌劇《ケルスキの人々》 詳細ページ
    [トロイタマルクス・シェーファー(テノール)/トゥスネルダイヴォンヌ・プレンツキ(ソプラノ)/タマーロアンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)/ツァラストアンドレアス・マッタースベルガー(バス)/エルチルダカタリーナ・コンラディ(ソプラノ) 他/バイエルン国立歌劇場合唱団のメンバー/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/フランツ・ハウク(チェンバロ&指揮)]

    MAYR, J.S.: Cherusci (I) [Opera] (M. Schäfer, Prentki, A.L. Brown, Bavarian State Opera Chorus, Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2019年02月22日 NMLアルバム番号:8.660399-400

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    キリストが誕生した頃の古代ゲルマニア。この地で勢力を誇っていたのがケルスキ人です。族長であるアルミニウスの下、ローマ軍をトイトブルクの森の戦いで撃滅し、ローマのゲルマニア侵攻を挫折させたことは画期的なこととして知られています。 マイールが彼らを題材に歌劇《ケルスキの人々》を作曲したのは、ナポレオンの軍隊がヨーロッパを駆け巡っていた時のこと。不安な時代だからこそ、台本作家のロッシは勇敢な古代の人々に思いを馳せたのでしょう。家族の絆、ロマンス、嫉妬、愛国心、これらが描かれた勇壮な作品は当時の聴衆の心を奮い立たせました。この録音ではピリオド楽器を用い、1808年初演時の響きが再現されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573909

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    マイール(1763-1845)
    モテット 第2集 詳細ページ
    [アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)/ヨハンナ・クレーデル(アルト)/マルクス・シェーファー(テノール)/ダニエル・オコア(バス)/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/フランツ・ハウク(指揮)]

    MAYR, J.S.: Motets, Vol. 2 (A.L. Brown, M. Schäfer, Ochoa, Simon Mayr Chorus, Concerto de Bassus, I Virtuosi Italiani, Hauk)

    発売日:2019年01月18日 NMLアルバム番号:8.573909

    CD価格:1,900円(税込)

    指揮者フランツ・ハウクが精力的に演奏を重ねる作曲家ジモン・マイールの作品。モーツァルトより7歳若く、ベートーヴェンより7歳年上のマイールは当時としては長命を保ったため、作風はハイドンやケルビーニ、ロッシーニまでの影響を受けています。作品は明快な構成を持ち、高度に熟練した技術によって書かれており、21世紀になって彼の教会音楽やオペラなど次々に作品が演奏されたことで大きな注目が集まっています。 今回のアルバムに収録されているのはモテットで、第1集(8.573811)に続く第2集となり、全てが世界初録音という貴重なもの。ほとんどの曲について、作曲年代の詳細はわかっていませんが、資料によると恐らく1800年~1830年頃に書かれたとされています。この時代のマイールはレンツィの後継者としてベルガモ大聖堂の終身教会楽長に就任、この地の音楽界の中心人物として活躍しており、作品にも輝かしい力が溢れています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7811

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    発売日:2018年08月24日

    CD 2枚組通常価格:3,300円特価!:990円(税込)

    イタリアで人気を集める脇園 彩が出演する《ピグマリオーネ》と世界初録音となったマイールの傑作喜劇オペラ《ケ・オリジナーリ!》のダブル・ビル(2本立て)上演を収録。 《ピグマリオーネ》はドニゼッティが19歳、シモーネ・アントニオ・ソグラーフィの台本にわずか二週間という短い期間で作曲した最初のオペラ作品。話題のメゾ・ソプラノ脇園 彩はガラテイア役として出演。その魅力に富む声は、短い歌唱パートにもよくマッチし、素晴らしい歌を聞かせています。 《ケ・オリジナーリ!》はガエターノ・ロッシの台本に基づく一幕の喜劇。作曲された当時はジョヴァンニ・シモーネ・マイール(ドニゼッティの師匠)の最も成功したオペラの一つでした。音楽狂のドン・ファベオが自分の家族全員が、音楽を知り愛さねばならぬと無理強いをする話は、面白さの中に鋭い皮肉が隠されています。音楽教師、ファベオはブルーノ・デ・シモーネがその優れた演技とともに、細かく分節されたパッセージを見事に歌い上げました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573811

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    マイール(1763-1845)
    ヴェネツィアの独唱モテット集 詳細ページ
    [ブラウン/シェーファー/ミショク/ミショック/イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/ハウク]

    MAYR, J.S.: Venetian Solo Motets (A.L. Brown, M. Schäfer, Mischok, I Virtuosi Italiani, Hauk)

    発売日:2018年06月27日 NMLアルバム番号:8.573811

    CD価格:1,900円(税込)

    18世紀に活躍したフルート奏者ヨアヒム・クヴァンツが自身の論文の中で、イタリアのモテットについて簡単な定義を記していました。それによると「宗教的な内容のラテン語による2曲のアリアとレチタティーヴォ、最後はハレルヤ(神を讃えよ)で締めくくられる」とされていますが、実際にはレチタティーヴォが省略されたり、アリアが増やされたりと形は様々です。代表的な作品はモーツァルトの「エクスルターテ・ユビラーテ K165」ですが、他にもたくさんの作品は存在しています。 このマイールのモテットもその様式によって書かれており、作品の多くはヴェネツィアのオスペダーレ(慈善養育院)で暮らす女子たちのために作られました。マイールは各々の歌手たちの声のために細かい調整を行ったため、彼の作品は歌手たちの間で高い人気を誇っていたようです。ただし、最後に置かれたハ短調のモテットは、他作品を圧倒する迫力と暗さを持ち、後半は若干明るくなるとは言え、神を賛美するハレルヤもありません。マイールの研究家ハウクによる渾身の演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573782

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    マイール(1763-1845)
    ミゼレーレ ト短調
    ロレトの連祷 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団/バイエルン国立歌劇場合唱団/ハウク]

    MAYR, J.S.: Miserere in G Minor / Litaniae lauretanae de Beata Virgine Maria in G Minor (Simon Mayr Choir, Bavarian State Opera Chorus, Hauk)

    発売日:2017年12月22日 NMLアルバム番号:8.573782

    CD価格:1,900円(税込)

    ドイツで生まれ、イタリアで活躍した古典派の作曲家ジモン・マイール。NAXOSからはこれまでに歌劇や宗教曲など多数の作品がリリースされています。マイールは182年にベルガモのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の終身教会楽長に就任しましたが、その時にはすでに「教会音楽の大家」としてヴェネツィアで高く尊敬されていました。 この「ミゼレーレ - あわれみたまえ」と「ロレトの連祷」はこの時期に作曲されたものと推測されます。「ミゼレーレ」は合唱とソロとの親密な対話を包む、控え目ながらも美しいオーケストラ伴奏が特徴の大作。「ロレトの連祷」は全編悲痛な表情が貫かれた悲し気な作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8573781

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    マイール(1763-1845)
    スターバト・マーテル ヘ短調
    さあ、御母よ/めでたし海の星 詳細ページ
    [ユン・ジェウォン/ホルツハウザー/ゼリアー/ハーマン/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/ハウク]

    MAYR, J.S.: Stabat Mater in F Minor (ed. F. Hauk and M. Hößl) (Jaewon Yun, Holzhauser, Sellier, Hamann, Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2017年09月29日 NMLアルバム番号:8.573781

    CD価格:1,900円(税込)

    13世紀に生まれたスターバト・マーテル(悲しみの聖母)は、17世紀から18世紀にかけてイタリアと南ドイツを中心に数多くの作曲家がこの悲痛な詩に曲を付けています。とりわけ有名なのはペルゴレージやロッシーニの作品であり、19世紀にはドヴォルザークやシマノフスキ、20世紀にはペルト、ペンデレツキら、数多くの名作が生まれています。 このマイールの「スターバト・マーテル」は一部が失われていますが、マイール研究家ハウクの手によって、不足している部分が埋められています。マイール自身はこの作品を気に入っており、後のレクイエムでも一部が転用されているなど、折りに触れこの作品に手を加えていたようです。悲痛な内容でありながらも、全体的に明るさに満ちており、最後に置かれた賛美歌はとりわけ清冽な美しさを湛えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660388

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    マイール(1763-1845)
    音楽劇《テレマーコ》 詳細ページ

    MAYR, J.S.: Telemaco [Opera] (S.K. Thornhill, A.L. Brown, Jaewon Yun, Bavarian State Opera Chorus, Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2017年03月24日 NMLアルバム番号:8.660388-89

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    古代ギリシャの長編叙事詩「オデュッセイア」(ホメロス作と伝承される)の最初の部分に登場する、オデュッセウスの息子テレマーコ(テレマコス)を主人公とした物語。遺産目当てに母ペネロペに群がる男たちを排除するために、死んだとされる父オデュッセウスを探す旅に出るテレマーコ。彼に付き添う父の友人メントーレ(実は女神アテナが姿を変えている)。彼らは旅の途中で嵐に遭い、海岸に漂着。そこで美しいカリプソと出会うのです。 この冒険物語は様々なオペラの主題に取り入れられて人気を博しており、マイールの作品も初演当時高く評価されました。しかし、物語がハッピーエンドでなかったためか、人気が衰えてしまい、以降演奏されることもなく歴史の片隅に埋もれてしまっていました。マイール研究家であるハウクの尽力によってようやく甦った作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573605

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    ドニゼッティ&マイール:
    グローリア・ミサとクレド ニ長調 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団/バイエルン国立歌劇場合唱団/コンチェルト・デ・バッスス/ハウク]

    DONIZETTI, G. / MAYR, J.S.: Missa di Gloria and Credo in D Major (Simon Mayr Choir, Bavarian State Opera Chorus, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2016年12月21日 NMLアルバム番号:8.573605

    CD価格:1,900円(税込)

    ドイツの合唱音楽の伝統では「宗教的作品では楽しい旋律を避ける」と「世俗作品ではどんな旋律でも構わない」と各々を厳密に区別していましたが、19世紀のイタリアでは、ミサ曲がまるでオペラのように華やかな雰囲気を持ち、独唱も二重唱も、アリアのような美しい旋律で書かれたものが多く、あまり厳格な区別はなされていませんでした。これら「ベルカントの教会音楽」は19世紀に南ドイツで起こった“セシリア運動=教会音楽を堕落から救い、グレゴリオ聖歌もしくはパレストリーナの音楽に立ち返ろう”により排斥されながらも、イタリアの作曲家たちは美しい宗教曲を作り続けていました。 オペラ作曲家として知られるドニゼッティ(1797-1848)も、学生時代から数多くの宗教曲を書き、時には小品を組み立てて大きなミサにすることもあり、それらを全て合わせると150曲以上が数えられます。この「グローリア・ミサとクレド」は1837年11月にナポリで初演された作品ですが、その後、自身で曲を組み替えたり、彼の師マイール(1763-1845)がその中の曲を自作に組み込んだりと、原曲は様々な形で素材として使われ、現在に至っています。 これらを研究者フランツ・ハウクが当時の状況を熟考し、復元して演奏しました。単なる研究結果を超えた普遍的な美しさが宿るミサ曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660361

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    マイール(1763-1845)
    歌劇「愛は反対されることなく」 詳細ページ
    [カセッリ/レッシュ/リヒテネッガー/ガイザー/ファイク/イース卜・ウエス卜・ヨーロッパ祝祭管]

    MAYR, J.S.: Amor non soffre opposizione [Opera giocosa] (Caselli, Resch, Lichtenegger, Gaiser, Faig, East-West European Festival Orchestra, Hauk)

    発売日:2016年10月28日 NMLアルバム番号:8.660361-62

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    娘ジェルミーナの幸せな結婚を望むポリカルポ、息子エルネストの結婚相手を探すアルガンテ、ジェルミーナとアルガンテが結婚すれば話は早いのですが、しかし両家の思惑通りにはいきません。その鍵を握るのがポリカルポの家政婦であるゼフェリーナ。彼女は以前エルネストと何かがあったようなのです。さて、このお話の結末は… マイール(1763-1845)の歌劇「愛は反対されることなく」は、1810年2月24日、ヴェネツィアのサン・モイゼ劇場で初演されました。その2日後の26日には第2回目の上演があり、当時の名歌手たちがこの上演に花を添えたのです。この劇場はヴェネツィアの貴族ジュスティアーニが代々受け継ぐ私設の劇場で、18歳のロッシーニも作曲家としてのデビューを飾ったのがこの劇場でした。 当時のイタリアではすでに1幕物のファルサの流行は廃れており、このマイールの作品も2幕構成になっています。当時、この劇場への入場料はとても高価でしたが、謝肉祭の時期にはこぞってこの劇場に出かけ、オペラを見るのが貴族たちの楽しみだったのです。劇場は資金不足めために1818年に閉鎖されてしまいましたが、この作品にまつわる幾つかの資料は残されており、この復活上演にも大きく役立ったことは言うまでもありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DYNDVD37775

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    発売日:2016年08月26日

    DVD 2枚組日本語字幕なし価格:3,760円(税込、送料無料)

    ロッシーニのライバルとも見做されたマイールは(1763-1845)、もともとドイツ、バイエルンの出身でありながら、イタリアに留学し、ベルガモ大聖堂終身教会楽長に上りつめた作曲家。生涯に70作のオペラを作曲、一時は忘れられるも、最近復興の兆しが見えてきています。 復讐のためには手段を選ばない強烈な女性を主人公にしたこのギリシャ悲劇「メディア」は、古くから広く愛されており、マイールだけでなくシャルパンティエやケルビーニ、現代ではライマンら数多くの作曲家がオペラにしています。物語の粗筋は、前妻であるメディアを棄てて、権力のためにコリントス国王の娘クロイサと結婚しようとしているジアゾーネ、それを知ったメディアは復讐心にかられ、クロイサに心を寄せるエゲオと共にジザゾーネに復讐を誓います。最終的にはクロイサだけでなく、ジアゾーネとの間に生まれた二人の子供までを手にかけてしまうという救いのない物語ですが、音楽はとても美しいものです。 人気急上昇中のソプラノ、ロドリゲスの強靭な声と、ロッシーニ・テノールとして名を挙げたスパイラス、2015年にロイヤル・オペラで華々しくデビューを飾ったスカラ。この2人のテノールの戦い。そしてファビオ・ルイージの強烈なアプローチが光るこの演奏、P.ロッシーニによるG.リコルディ社の最新比較校訂版が用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573484

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    マイール(1763-1845)
    〈序曲集〉
    「クレクィの殿様ラウール」
    「ナクソス島のアリアンナ」
    「メンノーネとツェミーラ」
    「ラウソとリディア」 詳細ページ
    [バイエルン・クラシカル・プレイヤーズ/コンチェルト・デ・バッスス/ヴィルトゥオージ・イタリアーニ/ハウク]

    MAYR, J.S.: Overtures (Bavarian Classical Players, Concerto de Bassus, Virtuosi Italiani, Hauk)

    発売日:2016年07月27日 NMLアルバム番号:8.573484

    CD価格:1,900円(税込)

    ジモン・マイール(1763-1845)はドイツで生まれ、イタリアで活躍した作曲家。数多くのオペラを書き、それらは当時のイタリアで愛好されました。この時代の序曲は、観客たちのおしゃべりを抑止するのが目的で、ヴェネツィアでは2部形式、ナポリでは3部形式のシンフォニアが置かれていましたが(後に交響曲に発展する)マイールはそこにウィーン風の序曲(あらかじめ劇全体の粗筋や雰囲気を味わえるようにまとめた曲)の形式を取り入れ、時には楽器のソロで、本編で使われるアリアのメロディを奏するなど、一層劇本編への期待が高まるように工夫したのです。現在では彼のオペラ本体を聴く機会はほとんどありませんが、序曲を聴くだけでも楽しいものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7735

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    マイール(1763-1845)
    歌劇「コリントのメディア」 詳細ページ
    [ロドリゲス/スパイレス/ロレンツィ/スカラ/マルク/カウテルッチョ/イタリア国際管/ルイージ]

    MAYR, G.S.: Medea in Corinto [Opera] (D. Rodriguez, Spyres, R. Lorenzi, E. Scala, M. Marcu, Cauteruccio, Orchestra Internazionale d'Italia, F. Luisi)

    発売日:2016年07月27日 NMLアルバム番号:CDS7735

    CD 2枚組日本語字幕なし価格:3,300円(税込、送料無料)

    ロッシーニのライバルとも見做されたマイールは(1763-1845)、もともとドイツ、バイエルンの出身でありながら、イタリアに留学し、ベルガモ大聖堂終身教会楽長に上りつめた作曲家。生涯に70作のオペラを作曲、一時は忘れられるも、最近復興の兆しが見えてきています。復讐のためには手段を選ばない強烈な女性を主人公にしたこのギリシャ悲劇「メディア」は、古くから広く愛されており、マイールだけでなくシャルパンティエやケルビーニ、現代ではライマンら数多くの作曲家がオペラにしています。 物語の粗筋は、前妻であるメディアを棄てて、権力のためにコリントス国王の娘クロイサと結婚しようとしているジアゾーネ、それを知ったメディアは復讐心にかられ、クロイサに心を寄せるエゲオと共にジザゾーネに復讐を誓います。最終的にはクロイサだけでなく、ジアゾーネとの間に生まれた二人の子供までを手にかけてしまうという救いのない物語ですが、音楽はとても美しいものです。 人気急上昇中のソプラノ、ロドリゲスの強靭な声と、ロッシーニ・テノールとして名を挙げたスパイラス、2015年にロイヤル・オペラで華々しくデビューを飾ったスカラ。この2人のテノールの戦い。そしてファビオ・ルイージの強烈なアプローチが光るこの演奏、P.ロッシーニによるG.リコルディ社の最新比較校訂版が用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660367

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    マイール(1763-1845)
    歌劇「サッフォー」 詳細ページ
    [ブラウン/シェーファー/ユン・ジェウォン/バイエルン州立歌劇場合唱団/ジモン・マイール合唱団/コンチェルト・デ・バッスス]

    MAYR, J.S.: Saffo [Opera] (A.L. Brown, M. Schäfer, Jaewon Yun, Bavarian State Opera Chorus, Simon Mayr Choir, Concerto de Bassus, Hauk)

    発売日:2016年02月24日 NMLアルバム番号:8.660367-68

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ドイツで生まれ、イタリアで活躍した作曲家ジモン・マイール(1763-1845)。彼は生涯に70曲ほどのオペラを残しましたが、この「サッフォー」は彼の記念すべき最初の歌劇とされています。1787年に生まれ故郷のバイエルンを離れ、ベルガモからヴェネツィアに移った彼は、この地でオペラが生活の一部に溶け込んでいることに驚いたようです。その頃、火災で焼失(1773年)したサン・ベネデット劇場の後継として建設されたフェニーチェ劇場が1792年に完成し、マイールもここでヴァイオリンを弾いていたという伝説もあります。 この歌劇「サッフォー」は1794年に完成、初演はこのフェニーチェ歌劇場で行われ、熱狂的な成功を収めました。以降マイールはこの劇場のために数多くの作品を書くことになるのです。この「サッフォー」。曲には幾分モーツァルト風な趣きもありますが、テキストと音楽の力強い結びつきや木管の使い方などが印象的で、また不幸な愛を描きつつも最後はハッピーエンドを迎えるなど、かなり独創的な部分もあり、とても興味深い作品となっています。マイール作品の普及に尽力するハウクの的確な演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573419

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    マイール(1763-1845)
    レクイエム ト短調 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/ハウク]

    MAYR, G.S. / DONIZETTI, G.: Gran messa di requiem in G Minor (Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)

    発売日:2016年01月27日 NMLアルバム番号:8.573419-20

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    古今東西、多くの作曲家たちが手掛ける「レクイエム」。煉獄で苦しむ魂に慰めを与えるだけでなく、今を生きる人にも安らぎを与えるための曲として、今も世界中のどこかで演奏されています。 このマイール(1763-1845)の知られざるレクイエムは、恐らくベルガモで活躍していた画家テルツィの葬儀のために演奏された曲で、実はもともと彼の弟子であったドニゼッティがいくつかの小さな部分を作曲したものにマイールが改訂と補正の手を加えたことが研究でわかっています。 この録音ではドニゼッティの手によるとされる「わが祈り(Preces meae)」と「呪われたもの(Oro supplex)」は、この稿を使用しています(マイヤーによる同曲のスケッチもベルガモの図書館に存在します)。全体的に派手さのない素朴で美しいレクイエムですが、時にはっとするほどの美しさがあり、何度も聴きたくなるような魅力を持っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573237

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    マイール(1763-1845)
    オラトリオ「ラバンからのヤコブの逃亡」 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団/ハウク]

    MAYR, J.S.: Iacob a Labano fugiens [Oratorio] (Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)

    発売日:2015年03月25日 NMLアルバム番号:8.573237

    CD価格:1,900円(税込)

    NAXOSが精力的にリリースを続けているジモン・マイール(1763-1845)の新作は、1791年にヴェネツィアで初演されたオラトリオ「ラバンからのヤコブの逃亡」です。この作品は旧約聖書のエピソードを元にして書かれています。ヤコブはヘブライ人の族長であり、現代のユダヤ人は全て彼の子孫とされています。ラバンは彼の母リベカの兄弟であり、ヤコブが双子の兄弟エサウと長子の権利を巡って争った際に、ラバンの元に身を寄せました。しかし、ラバンはヤコブを自分の美しい娘ラケルと結婚させると称して、7年間の労働を要求し、7年後にその条件を満たした時には、ラケルではなくもう一人の醜い娘レアと結婚させたのです。それに抗議したヤコブに言い渡した条件は「もう7年間働いたらラケルと結婚させる」という無茶なものでした。その上、ヤコブが帰郷したいと申し出た際も、それをうまく利用して家畜を増やすなど、もうヤコブとしては耐え切れず、果ては家族を連れてラバンの元から逃亡を図るのです。最終的にはラバンとヤコブは和解したというこの物語を、マイールは羊飼いという新しい人物を加えてオラトリオに仕上げました。 演奏はいつものジモン・マイール合唱団とアンサンブル。そしてマイールにかけては右に出る者のないハウクが丁寧にまとめています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573236

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    マイール(1763-1845)
    カンタータ・オペラ「パルテノペの夢」(1817) 詳細ページ
    [ミュンヘン州立歌劇場合唱団/ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/ハウク]

    MAYR, J.S.: Sogno di Partenope (Il) [Cantata Opera] (Munich State Opera Chorus, Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)

    発売日:2015年01月28日 NMLアルバム番号:8.573236

    CD価格:1,900円(税込)

    最近、復興の兆し著しい作曲家ジーモン・マイール(1763-1845)。オーバーバイエルンのメンドルフに生まれ、インゴルシュタット大学で神学を学んだ後、イタリアに留学し、カルロ・レンツイやフェルデイナンド・ベルトーニに師事。1802年からはベルガモに移り、レンツィの後継者としてベルガモ大聖堂の終身教会楽長に就任し、この地の音楽界の中心人物となり、ベートーヴェンの作品を紹介したことでも知られています。 彼は70作ほどのオペラを作曲しましたが、いくつかの作品が最近になってようやく上演されるようになってきました。彼の作品のほとんどは、当時、高貴な身分の人の誕生日などを祝うために、彼らを神話の登場人物に置き換えて、そのエピソードに基づいて曲を書き、これを上演するという「特定の行事」のためだけに書かれ、それは一度演奏されたら、もう忘れられてしまうという「使い捨て」のような音楽だったのです。 この「パルテノペの夢」も、通常カンタータのジャンルに分類されており、人のためではなく、1816年2月に火災で焼失したナポリのサンカルロ劇場の再建のために書かれた曲です。しかし存分にドラマティックであり、当時の他のオペラと比べても全く遜色のない素晴らしい出来栄えです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.572719-20

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    マイール(1763-1845)
    宗教的オラトリオ「イェフタの犠牲」 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/ハウク]

    MAYR, J.S.: Sagrifizio di Jefte (Il) [Oratorio] (Bassenz, Iranyi, Sellier, Kupfer, Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)

    ■声楽曲 ■合唱曲 ■宗教曲

    発売日:2013年04月24日 NMLアルバム番号:8.572719-20

    2CD価格:2,900円(税込)

    ここ数年のジモン・マイール(1763-1845)復興の陰には、指揮者フランツ・ハウクの活躍に負うところが大きいことは言うまでもありません。この「イェフタの犠牲」もそんな作品の一つであり、このアルバムが世界初録音となります。この作品は作品年などの詳細は不明でありながらも、完全稿とは言えない程度の自筆譜が存在するため、数多くの人々が復元に力を注いでいて、研究もかなり進んでいるものです。序曲こそ明るく軽快ですが、内容はとても深刻であり、聖書の「エフタの悲劇」(ギレアドの指導官エフタは、戦いに勝利するために神と約束をする…勝利して帰宅した時に最初に出迎えたものを生贄にする…悲しきことに、彼を出迎えたのは一人娘のセリアであった)を丁寧に描いています。オラトリオとされていますが、まるでオペラのように、各々の登場人物の心理が描写されたドラマティックな作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.572492

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    パエール(1771-1839)
    オラトリオ「聖なる墓碑」 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/ハウク]

    PAER, F.: Santo Sepolcro (Il) (The Holy Sepulchre) [Oratorio] (Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)

    ■声楽曲 ■合唱曲 ■宗教曲

    発売日:2013年01月23日 NMLアルバム番号:8.572492

    CD価格:1,900円(税込)

    フェルディナンド・パエール(1771-1839)は1771年にパルマで生まれ、彼の父から最初の音楽の手ほどきを受け間ました。彼は同時代に活躍したシモン・マイールとともにその時代の「重要なオペラ作曲家」に位置付けられ、数多くのオペラを残しています。 この作品はオペラではなくオラトリオであり、しばしば2つの作品であると伝えられているものです。1803年にウィーンで初演された時は、ぶっきら棒にキリストの死から始まり、天使たちの合唱が続きます。受難の部分ははりつけの描写、復活、最後の審判に協力で表現的な音楽が与えられています。この盤では、マイールの書いた序曲を付けることで、この音楽を比類なき物語へと昇華させています。 演奏はマイールの一連の演奏でおなじみのフランツ・ハウク。共感と緊張に満ちた名演を聴かせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573065

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    マイール(1763-1845)
    カンタータ「ナクソス島のアリアドネ」 詳細ページ
    [ホーラク/アレン/ジモン・マイール合唱団/インゴルシュタット・グルジア室内管/ハウク]

    MAYR, J.S.: Arianna a Nasso [Cantata] (Horak, T.M. Allen, Simon Mayr Choir, Ingolstadt Georgian Chamber Orchestra, Hauk)

    ■声楽曲 ■合唱曲

    発売日:2012年11月21日 NMLアルバム番号:8.573065

    CD価格:1,900円(税込)

    最近、何かと話題の作曲家ジモン・マイール(1763-1845)。ヨーロッパでは彼の作品が次々と蘇演され、その精緻な音楽は古典派の音楽好きたちを唸らせています。このカンタータの素材は有名な「ナクソス島に置き去りにされうも、バッカスに助けられるアリアドネ」で、このカンタータも、アリアドネが不安を抱えながら船に揺られる場面から、最後はバッカスと愛を語り合うまでが描かれています。このアリアドネ役は、後にロッシーニ夫人となる当時の名手、イザベラ・コルブランが歌うことを前提として書かれているためか、劇的かつ超絶技巧を要求されるものですが、ホーラクは難なく歌いこなしています。演奏はマイールにかけては右に出るものなし、おなじみのフランツ・ハウクです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.572710-11

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    マイール(1763-1845)
    オラトリオ「ジオアス」 若き王ヨアシュの王への即位 詳細ページ
    [ブラウン/フレイ/セリアー/ブルクハルト/ジモン・マイール合唱団&アンサンブル/ハウク]

    MAYR, J.S.: Innalzamento al trono del giovane re Gioas [Oratorio] (Brown, Frey, Sellier, Burkhart, Simon Mayr Choir and Ensemble, Hauk)

    ■オペラ

    発売日:2012年10月24日 NMLアルバム番号:8.572710-11

    2CD価格:2,900円(税込)

    最近、ヨーロッパを中心に復興が進む作曲家、マイール(1763-1845)のオラトリオ「ジオアス」です。バイエルンに生まれ、イタリアで活躍した作曲家マイール(マイヤー)は、オペラやオラトリオを数多く作曲しましたが、そのほとんどは最近まで忘れられていました。しかし、モーツァルトを凌駕するほどの見事な作品の数々は、蘇演の度に話題を集めています。このオラトリオはユダ王国第8代の王「ヨアシュ(ジオアス)」の物語。ユダ王国の実権を握るべく、女王アタルヤの迫害からヨアシュを守る大司祭、ヨアシュの実母、そして彼女の親友を軸に、神秘的なエピソードが描かれます。オラトリオとされていますが、実質はオペラであり、歌手たちの声の見せ所もたっぷりと用意されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC954

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    マイール(1763-1845)
    歌劇「ロドイスカ」 詳細ページ
    [ミュンヘン放送管/ペトロウ]

    MAYR, J.H.: Lodoiska (La) [Opera] (Petrou)

    ■オペラ

    発売日:2011年07月27日 NMLアルバム番号:OC954

    2CD通常価格:3,975円特価!:790円(税込)

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC920

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    マイール(1763-1845)
    歌劇「フェードラ」 詳細ページ
    [キアウダーニ/ブラウンシュヴァイク州立管/シャラー]

    MAYR, S.: Fedra [Opera] (Chiaudani)

    ■オペラ

    発売日:2011年02月01日 NMLアルバム番号:OC920

    2CD通常価格:3,975円特価!:790円(税込)

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.570926

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    モーツァルト(1756-1791)
    荘厳ミサ曲 ハ長調 K C1.20
    マイール(1763-1845)
    テ・デウム ニ長調 詳細ページ
    [ジモン・マイール合唱団/インゴルシュタット・グルジア室内管/ハウク]

    MAYR, S.: Te Deum / MOZART, W.A.: Missa solemnis (Simon Mayr Choir, Ingolstadt Georgian Chamber Orchestra, Hauk)

    ■宗教曲

    発売日:2010年08月18日 NMLアルバム番号:8.570926

    CD価格:1,900円(税込)

    「Mozart」・・・、スコアにその名前を記しただけで永遠の謎が一つ生まれた「荘厳ミサ曲 ハ長調」…ジーモン・マイールは1802年にこの曲を書き写した時に「モーツァルト作」と表紙に記しました。この作品が本当にヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト、あるいは彼の父親レオポルドの作品であるのかは永遠の謎になってしまいましたが、いずれにしても、この曲がマイールによって上演された時には聴衆から大絶賛を浴びたのです。一方、マイール自身による祝祭的なテ・デウムは、1805年のミラノ大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式のために書かれたもので、マイールの伝記作家ジローラモ・カルビは、この曲を傑作と宣言したほどの魅力的な作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.570366-67

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    マイール(1763-1845)
    オラトリオ「エンゲディの洞穴のダヴィデ」 詳細ページ
    [ハウク]

    MAYR, J.S.: David in spelunca Engaddi (David in the Cave of Engedi) [Oratorio] (Hauk)

    ■声楽曲 ■合唱曲

    発売日:2008年07月16日 NMLアルバム番号:8.570366-67

    2CD価格:2,900円(税込)

    このところ再評価の高まる、バイエルン生まれのイタリアで活躍した作曲家マイールですが、今回はオラトリオをお届けいたします。1795年ベニスの慈善団体のために書かれた4連作の最後の曲で、聖書のエピソードの一つダヴィデとサウルの対立を扱ったものです。ソロも合唱も全て女声というのも興味深いところでしょう。この演奏には日本の才能溢れる期待の若手ソプラノ市原愛さんも参加、熱唱を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660198-99

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    ■オペラ

    発売日:2008年06月11日 NMLアルバム番号:8.660198-99

    2CD価格:2,900円(税込)

    バイエルンに生まれイタリアで活躍したジモーネ・マイール。ロッシーニのライバルとして活躍しましたが、その作品は現在ではほとんど耳にする機会はありません。このオペラ「愛の勝利」は、舞台こそポーランドですが、あのベートーヴェンのフィデリオと同じ題材を用いた作品です。愛する夫を牢獄から救うため主人公が男の子に変装して看守の助手を務めるなど設定はほとんど同じ。聴き比べとしても興味津々です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7766

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    〈イタリアのオペラ序曲集 第2集〉
    19世紀初期の作品集
    詳細ページ

    Opera Overtures (19th Century) - MAYR, S. / ROSSINI, G. / BELLINI, V. / DONIZETTI, G. / ARRIETA, P.E. (Italian Operatic Overtures, Vol. 2)

    発売日:2016年12月16日 NMLアルバム番号:CDS7766

    CD価格:2,325円(税込)

    DYNAMICレーベルが誇る様々な歌劇全曲録音から、各々の序曲を3つの時代にわけて収録したシリーズの第2作。あまり耳にすることのない作品が多かった第1集に比べると、この第2集にはお馴染みの演目が並び、この時代、いかにイタリア・オペラが全盛を誇っていたかを知ることができる楽しい1枚となっています。 最近人気の高いマイール、ロッシーニの諸作品から、ベッリーニ、ドニゼッティと、有名曲、知られざる曲も含めたラインナップ。どの作品もイタリア・オペラの達人たちによる演奏で、序曲だけでも大満足です。【第1集】CDS7761