クロイツァー(コンラディン) Kreutzer, Conradin
生没年 | 1780-1849 | 国 | ドイツ |
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辞書順 | 「ク」 | NML作曲家番号 | 21830 |
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C.クロイツァー(1780-1849):
〈室内楽作品集〉
七重奏曲 変ホ長調 Op.62
三重奏曲 変ホ長調 Op.43 [ヒンメルプフォルトグルン/コッホ]KREUTZER, C.: Septet, Op. 62 / Clarinet Trio, Op. 43 (Himmelpfortgrund, T. Koch)
発売日:2017年05月19日
NMLアルバム番号:555067-2
CD 価格:1,920円(税込)
ベートーヴェンとほぼ同時代に活躍しながらも、運命に抗って劇的に生きていくのではなく「身の回りの中に楽しみを見つけていく」ビーダーマイヤー様式に則った作品を書き続けたコンラディン・クロイツァーの作品集。若い頃は法律を学びながら、学生仲間の間で自作のジングシュピールを上演していたというクロイツァー、父の死をきっかけに音楽の道を志し、指揮者としても活躍、ヨーロッパ各地で自作のオペラを上演するかたわら、趣味の良い作品を数多く書きました。そのどれもが覚えやすいメロディと調和の取れたハーモニーに彩られています。時折、予想を覆す半音階的な響きが出現しますが、あくまでもそれは一時的なもの。どれも品の良い「上流家庭で演奏されるための」典型的な音楽であり、聴き手の心を穏やかにしてくれます。
収録作曲家:
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フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)
〈リート・エディション 第2集〉
ゲーテ、アイヒェンドルフ、デーメルの詩による歌曲集
ロマン派の歌曲集 [フリードリヒ・フィッシャー=ディースカウ]発売日:2020年06月26日
CD 4枚組 価格:2,250円(税込)
フィッシャー=ディースカウによる、ORFEOへの歌曲録音の集大成第2弾!ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。1951年には、伴奏ピアニストとして大きな名声を築いたジェラルド・ムーアと歌曲を初めて録音し、以降次々とアルバムをリリース、いずれも高い評価を得ました。 EMIやDGなどのメジャー・レーベルに膨大な録音を行ったフィッシャー=ディースカウですが、ORFEOレーベルにもライヴやセッション録音を数多く残しています。その中から、ドイツを中心としたリートの録音を集めたBOXの第2弾が登場。3人の大詩人に着目したアルバムを中心とし、フィッシャー=ディースカウのプライベート・アーカイヴからCD化されたエンゲルとのストックホルム・ライヴ、ORF(オーストリア放送協会)の協力でリリースされたサヴァリッシュとのザルツブルク音楽祭ライヴ、名手ブラッハーやクレッカーの参加など、興味の尽きない内容となっています。 <リート・エディション第1集…C992205>
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ベルリンに生まれ、ナチス・ドイツ時代のドイツで育った名バリトン歌手ヘルマン・プライ(1929-1998)。彼は常々「私はEU(European Union)の歌手だ」と語っていましたが、彼自身の活躍は決してヨーロッパ内だけに留まってはおらず、そのレパートリーもドイツ歌曲だけではなく、オペレッタ、ミュージカル、POPSと広い範囲をカバーしています。この5枚組は彼の多彩な面を知ることができるもので、ドイツ・オペラの様々なアリアから、歌曲、民謡、そしてキャバレー・ソングやポップスまで、魅力的な歌唱を聞くことができます。特にCD5の甘く官能的な歌唱は、これまで大抵の人が抱いていたプライのイメージを覆すほどに印象的なものです。