シュナーベル(アルトゥル) Schnabel, Artur
生没年 | 1882-1951 | 国 | オーストリア |
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辞書順 | 「シ」 | NML作曲家番号 | 1287 |
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シュナーベル(1882-1951):
歌曲全集 [サラ・クーデン(コントラルト)/ジェニー・リン(ピアノ)]SCHNABEL, A.: Vocal Works (Complete) (S. Couden, Jenny Lin)
発売日:2023年01月13日
NMLアルバム番号:Steinway30208
CD価格:2,475円(税込)
ベートーヴェン弾きとして知られる名ピアニスト、アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)。実は作曲家としても精力的に活動し3曲の交響曲をはじめ、ピアノ曲や声楽曲を遺しました。 このアルバムは、彼の歌曲を全て収録したもので、台湾で生まれ現在はアメリカで活躍するピアニスト、ジェニー・リンと、同じくアメリカのコントラルト、サラ・クーデンの演奏によるもの。 ジェニー・リンはシュナーベルのピアノ作品全集(STNS-30074)を2019年にリリースしており、シュナーベル作品の紹介に取り組んでいます。
収録作曲家:
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シュナーベル(1882-1951):
ピアノ独奏作品全集 [ジェニー・リン]SCHNABEL, A.: Piano Solo Works (Complete) (Jenny Lin)
発売日:2019年08月16日
NMLアルバム番号:Steinway30074
CD 2枚組価格:3,600円(税込、送料無料)
大ピアニストの意外な一面を垣間見る、ピアノ・ソロ作品全集初のソナタ全集を完成させベートーヴェン弾きとして名を馳せたシュナーベル。3曲の交響曲を残すなど、作曲家としても精力的に活動していた彼が残した、ピアノ独奏のための作品を全て納めたアルバム。 ブラームスの時代までのドイツ・オーストリア作品がピアニストとしての彼のレパートリーでしたが、その作風は多分に現代的であり、複雑なリズムを持つものや多調・無調といったものも少なくありません。彼自身のピアノ表現と同様、精神性に負うところの大きな曲想ですが、同時に抒情的でもあり、またチャーミングな一面も持ち合わせています。ヨーゼフ・シュトラウスのワルツのエッセンスを1~2分という極端に短い曲に濃縮したアンコール・ピース、「古いウィーンからの4つのワルツ」も聴きものです。 Steinwayから既に7枚ほどのアルバムをリリースし、レーベルと強い信頼関係を築いているジェニー・リンは、台湾で生まれたのち若くして世界に学び、現在はアメリカで活躍するピアニスト。近現代作品を得意とする彼女が、持ち前の音楽性と安定の技量で大ピアニストが思い描いた世界を再現しています。
収録作曲家:
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シュナーベル(1882-1951):
作品集 [カンフェス/レルケ/ペッレグリーニ四重奏団]SCHNABEL, A.: Piano Quintet / Piano Sonata / Lieder (Kamphues, Roelcke, Pellegrini Quartet)
■室内楽
発売日:2013年06月19日
NMLアルバム番号:777471-2
2CD価格:3,648円(税込、送料無料)
伝説的なピアニスト、アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)の「作曲家としての一面」を探る興味深い2枚組です。幼い頃から「天才少年」として認められ、ブラームスからは「将来最も恐るべき天才」を絶賛されたシュナーベルですが、活動の初期の頃は室内楽ピアニストとして評価を高め、後にベートーヴェンのスペシャリストとして認められるという、一風変わった経歴を持っていることでも知られています。彼は演奏面では、前衛を手掛けることがほとんどなかったのですが、その作品は当時の最先端を行くもので、同時代のシェーンベルク作品をも凌駕するほどの進歩的で独自な作風を持ったものでした。ここで聴ける作品も恐ろしいまでの精度を持ったものです。また歌曲は、彼の妻テレーゼ・ベーアのために書かれており、アルト歌手であったテレーゼの声にあうような深い内容を持った音楽です。
収録作曲家:
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フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)
〈リート・エディション 第2集〉
ゲーテ、アイヒェンドルフ、デーメルの詩による歌曲集
ロマン派の歌曲集 [フリードリヒ・フィッシャー=ディースカウ]発売日:2020年06月26日
CD 4枚組価格:2,475円(税込)
フィッシャー=ディースカウによる、ORFEOへの歌曲録音の集大成第2弾!ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。1951年には、伴奏ピアニストとして大きな名声を築いたジェラルド・ムーアと歌曲を初めて録音し、以降次々とアルバムをリリース、いずれも高い評価を得ました。 EMIやDGなどのメジャー・レーベルに膨大な録音を行ったフィッシャー=ディースカウですが、ORFEOレーベルにもライヴやセッション録音を数多く残しています。その中から、ドイツを中心としたリートの録音を集めたBOXの第2弾が登場。3人の大詩人に着目したアルバムを中心とし、フィッシャー=ディースカウのプライベート・アーカイヴからCD化されたエンゲルとのストックホルム・ライヴ、ORF(オーストリア放送協会)の協力でリリースされたサヴァリッシュとのザルツブルク音楽祭ライヴ、名手ブラッハーやクレッカーの参加など、興味の尽きない内容となっています。 <リート・エディション第1集…C992205>